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おやすみ。
・・・
メルヴィ。
[にこ]
[微笑もうとしたが溢れたのは涙だった。
耐え切れない現実に心が悲鳴をあげそうになるが、
それと同じくらい、目の前のメルヴィも愛おしかった。]
愛してる。
[唇が触れた。]
[メルヴィの唇へ震えるようにキスをする。
お伽噺なら、真実の愛は呪いを解くものなのに。
熱く甘く火傷しそうなくちづけは内側から身を焦がす。
そのすぐ後に痛みすら灼く凍れる炎を感じた。
まるで死神の鎌のように容赦なく。**]
[真実の愛は呪いを授ける。
触れた唇は葉巻の香りがした。
それなのに甘く、熱く、涙が零れそうになる。]
愛してる……。
[隙間で囁かれた言葉は、彼の心に届いただろうか。]
― 壺の中・鏡張りの世界 ―
じゃあ、壺の中を見るよ。
[荷物袋と残雪に触れながら、壺を覗き込む。きらりと光が走った。
気づくともはや「いつもの通り」と言っていいだろう鏡張りの空間にいた。
無事に荷物袋と残雪も一緒に鏡張りの空間に来れたようだ。]
(うう、自分の姿はあんま見ないことにしよう!)
[と入る前にえらそうなことをいっておきながら、最初から逃避して自分の姿は凝視しない。
荷物袋から全部の荷物を出し、音響装置を自分の真ん前に出した。]
よし、では行きます!
[音響装置を作動させながら喋りだす。]
Ladies and gentleman
Boys and girls
tsubo presents
dreams and fantasy
エレクトリカル・スターライナー・パレード!
[声をかけると例の音楽が流れ出した。
音楽に合わせるようにプリズム爆弾をひとつもってふわりと浮かび上がると鏡に投げつける。
ぱぁん、と軽い音がして、きらきらと光が落ちる。
鏡に反射して、世界全体がプリズムの虹色で輝くようだ。
ちなみに鏡はやはり、全く傷つく気配がない。]
[箱はプリズム爆弾のほかに、7色火花ぱちぱちのものもある。
1箱に結構一杯入っているようだ。
次から次へと投げてみる。
ぱぁん、ぱぁんと煌びやかな光と、激しかったり、儚かったりする火花が散り、鏡がそれを反射していく。
同行者がいたら、一緒に投げることをお勧めするだろう。]
もうっ 時間がたつの早すぎるよっ!
[いいながら7色火花ぱちぱちを壁に投げつけた。
ぱあん、と線香花火の激しく燃えているときのような火花が散った。]
(完全に憂さ晴らしだよね。700年も生きといてこれだもの。)
[ちょっと自嘲した。]
そして次はこれだ!
[しばらくのち、割れると大きな音がする6角シャボン玉の液と、しゃぼん玉50連製造機を設置しはじめた。
がーっと機械が動き始める中、少し離れた上空にふわりと浮く。]
来るなら来いーー
[その瞬間、ナッツの方をめがけてしゃぼん玉が一斉に飛んできた。
スピードはそこまで速くないが数はやはり50連だ。]
凝… そして絶!
[使えるわけがない。
しかしナッツは奇跡的にきれいにすりぬけていく。
なんと第一陣を見事に避け切り、一瞬の後、しゃぼん玉は後ろの鏡に当たってぱぱぱぱん!と破裂した。]
おおおおお、あたし、かっこいい!!
Smokin' Sick Style!
かもーん!
[と後ろの鏡の様子を見て、調子に乗って挑発しながら振り返った瞬間第二陣のしゃぼん玉が目の前で爆発する。]
ぐはぁ…ださー…
雑魚だー…
[ひゅーっと落ちていったところに残雪が待ち構え、ぽとりと虫のように背中の上に落ちた。]
…最後は、これだね。
[しばらくぼーっとした後、残雪の上でぽつりと呟くと、背中から飛び降りてイリュージョン装置をセットした。
装置は宙間ネットワークに繋がっており、希望のイリュージョンを投影してくれる。]
670年前くらいの夜空が見たい。
宙港123-D1番直近、地球の…
[地名を挙げると、イリュージョンは周りの風景を変えた。
ちょうどイメージのとおり、空を飛んでいるような状態の夜景が投影される。
さらに鏡は投影を反射し、夜景はどこまでも続いているように見えた。]
[眼下には、はるか昔の街並みが広がる。
国では中央都市といわれながらも、まだまだ田舎の都市だった。
ゆらめく家々の明かり、酒場の煌々とした明かり、
定期的に光る灯台と、波間に浮かぶ小さかったり大きかったりする光。
本当に小さな飛行場の頼りない誘導灯に、郊外を少しずつ走る車両の光。
街灯の下で酔っ払いたちが笑いあって酒瓶を持っている姿まで見える。
窓ぎわで、星を眺めている子どもの姿も。
みんな明日への活力が満ち溢れていた。彼も、わたしも。
空を飛ぶ姿をイメージすると、少しずつ、風景は移動してゆく。]
ね。残雪とわたしでそらを飛んでいるみたいだね。
わたし、昔はこんなところを飛んでいたんだよ。
[残雪の背中に埋まりながら語りかけた。
もし同行者がいれば、その人にも投影したいイメージがないか聞いてみたことだろう**]
[ハンスが眠りにつけば、ソファに横たわらせ、膝に頭を乗せたのだったか。
髪をすき、優しく頭を撫でただろう。]
Twinkle,twinkle,little star――
[透き通った声で歌うのは、幼い頃母が歌ってくれた子守唄。]
どうか今は、安らかな夢を。
[乞うように額へキスをする。
そして静かに、歌を紡いだのだったか。]
―Café(姉妹の客室)―
………元手、はそうね…。
[姉の言葉>>263に、小さく微笑む。花と同じように、自分の左手と引き換えに生みだした、レプリカの姉。
花を見ることで色々思い出すのではないだろうか、と少しだけ申し訳ないような探るような視線で、見つめ返してしまう。けれど、姉の方は気にした様子はないので、少しだけほっとして]
……そういえば、初めて会った時、メルさんが、
ご親切に、何でも言ってね、力仕事でも…(>>0:85)
と仰って下さったの。
髪から花を作っているので、
力仕事はあまりなくて…と答えたら、
さすがに吃驚させちゃうだろうな、と思ったっけ……(>>0:91)
[力こぶのできない細い腕、初めて会った時のメルの親切な申し出を思い出して、小さく微笑んだ]
(……そういえば、あの時>>0:107>>0:124、
メルさんは、リアの方が姉だとは
思ってなかったみたいだった…)
[ケーキ生地を作るのに一生懸命になっている姉の横顔を、そっと覗き見る。生まれる前から隣にいた片割れ。同じ顔、同じ色の髪と瞳の、そっくりな半身。
けれど、ロワン・ディシーの大地の色と保護色化したままの髪と瞳の色を除いても、二人は少しずつ違っていく…。
自分の一年分伸びた髪、少しだけ高くなった身長、大人びてくる顔つきを思う。レプリカである姉は、成長しないのに…(>>1:253)]
…お父さんと、連絡さえ取れたら……。
[この数年、ずっと呟いていきた言葉を、もう一度、ぽつり]
[ロワン・ディシーの資源で、ロワン・ディシーを豊かに。
そう望んでいた両親。
レアメタルの持つ可能性を、医療領域にも適用できないかと、
リザディアンの特殊な体や、作り出されたレプリカについて、
様々な研究や実験を行っていた。]
お父さん、元気でいるのかな……。
オオサーカから送った通信にも、
返事はなかったし…。
[もし父と連絡が付きさえしたら、レプリカであっても、レリアの延命や成長も叶うかもしれないのに……。と思う。
けれど、ロワン・ディシーにいる間も、旅を始めてから大きな駅で通信を送った時も、返信は得られなかった。父のことが心配でたまらないのと、レリアのことを相談したくて、父を探す旅を続けている]
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