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《...特異点の亀裂...》
《...可能性の夢|選択肢の夢...》
《...枝葉の先に宿る...》
《...裏側...》
《...観測者の不在...》
《...雫...》
[言葉ではないにせよ、そんな'意味'なる'もの'に触れた。]
[深緑色の揺らめき(目で見えているのに、見えているようにも思えない)は、一条が呆気にとられて居る間に、
…消える。]
………え…。
[ぽつん。
気付けば、其処には何も無かった。
黒い船も揺らめきも何も無かった。
唯、広がる空と荒野だけが在った。]
……………。
[それでも、不思議な事に記憶があった。
「何時何処」へ行けば、曾爺さんが会いたかった人物と会う事が出来るのか。
まるで枝分かれした先の、どれかの未来を見て来た様に。]
桂川君、こんなおなごの手にかかって死ねるなら本望じゃ。
[すでにあきらめの境地に・・・]
大山崎『ちょっとまって、初対面の相手にいきなり殺そうとはしないわ。
この銃を使ってあなた達を気絶させれば元の駅に戻れると思うわ。
私はむしろ帰りたいとかやり直したいという意識が引き金となって、逆にこの星に魂を釘付けにさせ、やがて永遠にこの星をさまようという仮説を立ててるわ。
だから意識がなくしてしまえば、元に戻れるんじゃないかと思うの。
でもあくまでも仮説は仮説。
本当に上手くいくかは正直わからないわ。
でも本来逢えるはずのない私達がこうして出会えた。
もうひとつくらい奇跡が起きても不思議ではないわ。
もし無事に戻れたら、すぐにあの列車の中に戻る事ね。
さっさとしないと今度こそ本当にこの星に囚われてで一生ここで過ごす事になるわ。
多元世界の研究のためには非常に残念だけど、同一個体を見殺しにはできないわ。』
[研究の事は口惜しそうに・・・]
もし運良く助かれば、またどこかで会いましょう。
もっとも別の次元の事になるかもしれないのだけれど・・・。
あなた達が宇宙を航海する限り、きっとどこかで・・・。
この石があれば、きっと感じあえるはずよ。たとえ幾百幾千幾億光年離れていても、たとえ違う次元に生きようと・・・、そうだわ、さゆりあの石を出して・・・。』
北白川『ああ、あれか?今出すぜ。』
[と言って、教授は胸元からペンダントを取り出す。助手の北白川も、ペンダントを取り出す。二人とも竜の涙石を持っていたのだ。共鳴作用で激しく輝いている。
そういえば、キャプテンに教えてもらったおまじないの事を思い出す。]
おお、そうじゃ、桂川君もあの石持っとるじゃろう。
はよう出すのじゃ。
あ、はいっ!
[博士も石を取り出したので私もあの石を小瓶に入れていたので取り出す。4つの石はこれまでにない輝きに満ちている。]
これはすごい輝きですね。
桂川君、この石を重ねるのじゃ。
[それはキャプテンから教えてもらったおまじない、船乗り達の間ではこの涙石を重ねる事でお互いのこれからの航海の無事安全と再会を願うのである。
離れ離れとなった船乗り達の魂が再び出会えるよう願をかけるのだ。
まるで共鳴作用でその魂を感じるように。
これを知っているという事は、やはり彼女達も・・・。]
これで多分大丈夫じゃ。
さあ、遠慮なく撃ちたまえ。
大山崎『わかったわ。
最後にあなた達と短い間だったけれど会えてほんとにうれしかったわ。
またどこか出会いましょう。
そしてさよならはいらないわ。Bon Voyage!(良き旅を!)』
北白川『私も会えてとってもうれしいぜ。じゃあな、別の世界の私達。またどこかで会おうぜ。ではいくぜ!』
[光線銃の引き金が引かれ、我々の意識が遠くなる。]
― 駅 ―
うーん。
はっ。ここはどこじゃろう?
そうじゃ列車は・・・ちゃんとある。
[気がつけば、私はホームのベンチに座っていた。
桂川君も・・・無事に隣で寝ているようだ。
あまりにも突拍子のない出来事なのでまさか本当に夢をみていたのだろうか・・・。]
しかし、妙にリアルな夢じゃったな。
[実際、痛みが残っていないところを考えれば、本当に撃たれたのか疑問に思える事なのだろう。
ただ、本人達は気づいていないが、いきなりホームに現れたのでホームに他の乗客がいればびっくりするかもしれない。]
― 駅 ―
うーん。はっ。
ここはどこ・・・?
私は・・・桂川 啓・・・。
[何が起こったのかは、良くわからないが目の前に見慣れた列車が停まっている。]
(そうだ、博士は・・・いた。
やっぱりあれは夢だったのかなあ?
夢にしてはいろいろリアリティありすぎるけれど・・・。)
― 駅ホーム ―
あら、あれは……博士とアキラさん?
[視界の隅に急に何かが現れたような気がして、そちらを向いた。
ベンチに座ったふたりの姿にきょとん、と首を傾げる。
桂川は一条から名を聞いた>>1:1013せいか、ファーストネームが口から出た。]
何だかお疲れ、というよりも呆然としているようだけど、大丈夫かしら?
[ふたりが心配で、ゆっくりと近寄ったのだったか。]
[スッチーからもらった壺の中に少し似ていただろうか。
そこは、今いた荒野とは異質というか。異次元みたいな感じがした。]
お母さん、お父さんは食堂で待ってるの?
[そこでは自分はもっともっと小さな姿で。
少しおめかしした母と手をつないで、デパートのエスカレーターを昇っていた。]
[最上階に着くと、ショーケースにはメニューのサンプルが所狭しと飾られており。
ツヤツヤピカピカしたそれをジッと見て。]
俺、お子様ランチにする!
[結局、いつもと同じものに決めるのだ。
その様子を見て、母はクスクスと笑いながら、先に来て席を取ってる父の所へ自分を誘う。]
博士、こんなところで眠ってしまったのですか?
私、夢の中で博士と一緒に自分と同じ存在だとか言ってた二人の少女たちと会って、変な銃で撃たれたところで目が覚めたんですよ。
確か・・・名前は・・・。
[父の待つ席にたどり着き、3人でテーブルを囲む。
母と同じく、よそ行きを着た父。]
いただきま〜す!!
[専用のプレートに盛られたお子様ランチは。
旗を立てたチキンライス
ホイップの上に赤い缶詰のさくらんぼを乗せたプリン
仲良く並んだ尻尾つきエビフライがふたつ
くるりんとまとめられたスパゲッティ
半分に切られたプチトマトが1(3)個ころん
添えられたカップのポタージュスープをコクリと飲んで。
どれから食べようか、ワクワクしながら迷う。]
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