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[しかしそれは数秒のこと。
すぐにそばにあったコーラを手に取り、上半身を起こした。]
やめなよ。
誰だか知らないけど、死人に鞭を打つような行為、とてもよくないよ。
それにあのとき、確かに僕は断腸の思いでコーラを捨てたのは間違いない。でも僕は悔いは無いし、今ではそれは過去のことだ。
[ボトルの蓋を開ける。
いつぶりか、しかし泡が出ないようにあける方法は体が覚えている。]
僕がさっき見たものはこれじゃない、違うものだ。
僕はそんなものを確かめに来たんじゃ無いんだ!
[ボトルのコーラを口に流し込む。瞬間、体が拒否反応を起こし勢い良く吐き出した。]
ぶほっ!
[周囲が明るくなっていき、それについて次第に意識が掻き消えた。]
― 荒野 ―
[気づけば辺りは元の荒野に戻っていた。
けれど、そんなことは関係ない。
今隣にいるのは、ずっと心焦がれていた人なのだから。]
母様、気づけなくてごめんなさい。
こんなに近くにいたのに。隣にいてくれたのに。
『メル。これからはずっと一緒よ?』
[からりと笑う声に、涙が次々と溢れる。
そっと両手を伸ばすと、温かな胸に飛び込んだ。
大好きな、お日様みたいな母様の匂い。]
― 客室 ―
[自室に戻り、ベッドに倒れ込む]
…疲れた…
[しかしそれは、不快な疲れではなく、心地良い疲れ。
手の中の小さな壺を眺めて…微笑んだ。]
『メルがいてくれるなら、私は寂しくないよ』
[遠いどこかで聞いたような言葉。
今はもう、思い出す必要を感じないけれど。]
私も、母様ともっと一緒にいたかったの……!
[体が淡い光を放つ。
それは空に浮かぶ星のように小さな球となり、空へと昇っていく。]
[荒れ果てた地に、ポシェットだけが残っていた。**]
[そのまま出て行こうとするが、
屈強な執事によって取り押さえられた。
テーブルに押さえつけられ、頭を付けられる。]
・・・っ!
[屋敷の中は物音一つなく静かだった。
この先の未来は分かる。
反抗が封じられて軟禁か、もしくは諭される。]
ふぅ。
[重い溜息を一つついた。
こんなものが見たい訳ではない。]
― 通路 ―
[>>3:270>>3:371
リコリスと一条の話を聞いて。
サプライズの香りを感じ取る。]
(プレゼントを選ぶ話?)
[目はキラキラ、口元にはいたずらめいたほほ笑みを。]
>>3:233
面白そうね、その話乗ったわ!
[驚かせるのは大好き、それでみんなが楽しくなるのはもっと大好き。
楽しい食事は(生気的な意味で)美味しくいただけるので格別だし。
という、理由もあったり。]
>>3:233
えっと〜、あたしは次の星は用ないし大丈夫よ♪
反省はするけど、後悔はしないもの。
今楽しくいられるのも、その時の選択のおかげでしょ?
後悔したら、その時の自分に超失礼よ。
それに、後悔なんてしてるのがもったいないわ。
もししても、跳ね返せる方法を考える方が好き。
だって、その方が……後でもっと楽しくなるもの。
その時に出来るだけのことしたってね♪
[うふふと、笑った。]
― 教授のサスケハナ号・船長室 ―
[私たちは船長室に通される。
教授と呼ばれる赤い服の少女が話し始めた。]
『改めて多次元航行宇宙船サスケハナ号にようこそ歓迎するわ。
私たちはこの船でさまざまな宇宙を旅行・・・いや、彷徨っているというのが正確な言い方ね。
時間もないから早速本題にはいるわ。
どうやら私と私の助手・・・あのセーラー服を着た子ね、この私たちとあなたたちとは別次元の同一の存在らしいのよ。
あなたたちはどういう状況かはちんぷんかんぷんかもしれないけれど、私たちも自分自身の別次元の存在にこうやって会えるのは初めてなのよ。』
[どうやら博士と教授と呼ばれる人物と私とセーラー服の助手が別次元の同一の存在といいたいらしい。
私には何がなんだかよくわからなくなっている。
もし仮にそうだとしても彼女たちが一体何をしようとしているだろうか、なぜ私たちの目の前に現れたかなぞである。**]
[一族の起源は、地球移民と言われている。
大開拓時代に宇宙に伝播したヒューマン種は瞬く間に、異系人達が繁栄する地へ降り立ち、平和裏にも争乱の内にも新たな種族として認められるに至った。
一族の祖となる初代が、烏黒ダイヤの鉱山の採掘で隆盛して以後は、その財力を元に新たなダイヤの鉱脈を探り当て財貨を蓄え様々な事業に投資も行っている。
それが何の力であれ、何不自由ない生活が保証されているのは、庶人の羨む所ではあろう。]
・・・。
[憂鬱な溜息をついた。
所詮同じなのか?
それとも、まだ選んでいない未来があるのか。]
― ??? ―
[ふわり、ふわり。
体が自然と浮き上がっていく感覚。]
『大丈夫? メル』
ええ。母様がいるから怖くないわ。
[ずっと、ずっと会いたかった。
"家族"はいたけれど、私にとって母は誰よりも大切な存在だったから。
隣にいる微笑みを湛えた姿を見る。
それだけで、心が満たされていくようだった。]
母様、これからどこに行くの?
『私たちがずっと一緒にいられるところ』
[楽しそうに母はからりと笑って。
風が吹くまま、より高く舞い上がっていく。]
[行き当たりの扉を認証後に開いた。
そこにあるのは、烏黒ダイヤの塊と群れ。
こんな”小さな原石”とは比較にならない程の大きさ。
宇宙カジノで見たダイヤも大きかったが、
飾られたこの場の烏黒ダイヤも心を擽る。甘い声で囁く。]
>>3:361
じゃあ、後でね♪
>>3:357>>3:211
穴場の件もありがと♪
[去りゆく一条に手を振ってしばらくして。
列車が停まるくらいの頃には、リコリスとも解散して。]
うふふ、楽しみ楽しみ。
[そのまま、通路を歩いてサロンの方へ行った。
今は列車の探検の方が楽しい。**]
……?
[どこかで綺麗な音が聞こえた気がした。
あれは、何の音だっただろう。]
あ、鈴……。
[遙か下になってしまった、地面を見る。
そこにあるポシェットが、小さな点として見えた。
中にしまっておいた鈴。
出発の直前に受け取った――]
……そうね。
本当は全部分かっていたの。
[瞼を伏せながら苦笑して、小さく息を吐く。]
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