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[近づくと、それは壺を背負ったスッチーだった。(>>408)]
??
スッチー今光ったりした?
キューちゃんと一緒かと思ったよ。
…この星どうだった?
わたしは、すごくいいものもらっちゃった。
この星に降りて良かったわ。
[まだ泣きはらした目が少し赤い中、もう一度胸元のネックレスを見た。]
『ま、いいワ、無事に戻ってこれたお祝いよ』
[星型のドロップがたくさん入った缶をくれた。]
あ、ありがとうございます。
でも、折角ですし…
[そこにあった、せんべいや、クッキーを買い込んで、
列車に乗り込んだ]
[バタン!]
[扉が大きく開かれた。]
っ ?
[過去のシグネットリングに触れる前に、
奪うように手が掴み取って行く。]
こんなもの・・・!
[声を掛けて制止する前に窓から投げられた。]
あ・・・。
こんなもの、
くそくらえだ!
[肩で息をしている。]
[どこかすっきりとした表情をしたスッチーを見て、(>>416)今なら聞ける!と思った。]
ところでさ、スッチーの壺のことなんだけどね。
わたし前、多分、壺に吸い込まれて、一面鏡張りの世界に行ったことがあるんだ。
あそこって、また行けるのかな?
もう一度、行って見たいな、と思ったんだ。
[とスッチーに問いかけた。
もう一度いけるものなら、列車に戻って、鏡張りの世界に行ってみたいと思っていた。**]
そういえば、一条さん……
俺まだサロンでカードやってないんだ。
[乗って早々次の星まで爆睡していたからなので。
自業自得だとは思うけど。]
みんなが帰ってきて落ち着いたら……
一緒に遊ぼう!!
[時は短し、遊べよこども。
そんなことを生前の祖父もいっていたなと思い出す。]
せっかく、一緒の列車に乗ったんだし。
俺、みんなと遊びたいな。
[ポツンとそんなつぶやきを残して列車に戻った。**]
「寂しかったでしょう。私は、メルがいてくれたから大丈夫」
[聞きたくない。
耳を塞いだ。]
「もう、泣かなくていいの」
[聞きたくないの。
目を閉じた。]
「私はずっと、メルの傍にいるから」
[それでも言葉は心に入り込んできて。
――そして、世界を見失った。]
寂しかったのは、孤独に震えていたのは――私だ。
[静かに、淡々と囁いて。真実を告げる神の声。
花が枯れ散るように、その場へ崩れ落ちた。]
ああ、今からだっていけるさ。
[ひょいっとナッツのほうへ壺を渡す]
私にとっちゃ巣みたいなもんだよ。それに
[少しもったいぶって]
文字通りの意味で、故郷だって分かったからね。**
父上、兄上。
俺はこれを受け取らない。
呪いが解けないなら、
その時までは普通に生きてやる。
ダイヤの囁きがどんなに聞こえても、
もう少し良い生き方が出来る筈だ。
[後から入って来た父と兄へ睨みつけながら話す。]
・・・。
[当時、そんな言葉を言う気はさらさら無かった。]
[記憶が蘇る。]
これは、忘れない選択をした未来……。
[本当は、寂しかったなんて言われていなかった。
記憶を捻じ曲げないと孤独に押し潰されてしまいそうで、心を守るために。
分かれば簡単なことで、不意に笑いが込み上げてくる。]
ふふふ。馬鹿ね、私。
[病室の床に寝転んで一頻り笑った後、深く深く息をつく。]
本当、ばか。
そのためにも、今は現状維持に努めよう。
車掌さんの言うことを真に受ければ、これが僕が選ばなかった世界なのか。って何故何も無い真っ暗闇なの、なんでさ?
[寝たまま右手を振り下ろし、ぎょっとする。
床があると思った右手は空振りし、何かを掴んだ。]
この形は、コーラのペットボトルか!
ってことは、僕の選ばなかった未来はあの星の出来事か…。
[ドンナコトダイ?と声が聞こえた気がした。どうせ一人、喋っても何も変わらないだろうと自嘲気味に笑いながら]
『――ル、メル』
え……?
[大好きな、声が聞こえる。
はっと起き上がってベッドを見ると、淡い光が空に舞い上がっていくところだった。
涙が零れそうになるけれど、それよりも驚いたのは。
泣き崩れる幼い自分の隣に寄り添う、母の姿だった。]
『メル、メル。私はここにいるよ。ひとりにはしないから』
[優しく背を撫でる温もりに、どうして気づけなかったのだろう。]
母様は、ずっと一緒にいてくれたのね。
[そう言って、自分の横を見上げる。
そこには以前と変わらない、母の太陽のような笑みがあった。]
何年前だったか忘れていたんだけど。
僕の乗っていた船がこんな暗い星に掴まったのを覚えているんだ。
僕のほかにも沢山の乗客がいたっけ。
ヒトクイソウのお友達のような、ヒトクイボシ。
知能を有した生命体を捕獲しては一つの質問を出す、凶悪な星。
「此方が提示した大事なものを捨てるか、ソレと共に我に食われるか。」
当時僕はコーラが命だった。専ら、体はコーラで出来ていると豪語していたんだ。常時からだのいたるところにコーラを仕込み、食べ物の代わりとしてまで使った自転車すらコーラを補助動力にすることができる機能があった。
星は僕にコーラを捨てるか、コーラと共に食われるかを選ぶよう強制された。熟考の末、僕は手持ちのコーラを捨て、自転車は一部のフレームを残して食われた。
コーラとともに食われることを選ばなかった。当たり前の、ただそれだけの話だろう。
…ヒッ!
[話を終える頃から、徐々に周囲に影が浮かんできた。
見回してみると、皆々恐怖に口を開けた顔をしている人影の群れ。
その群れに、不自然に穴が開けられている。
タダソレダケトハドウイウコトダ。オレタチハギセイニナッタノニ。そう、怒りを口にしているようだった。]
きっと食われた人たち…!
あの穴は僕が居る場所だったと言いたげだね。
[その群れは徐々に近づいて、自分を取り巻いていく。
ゲームのゾンビの群れのようで、背筋が凍る。]
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