人狼物語(瓜科国)


1035 【銀河間特急便スターライナー】


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スッチー

自分は誰なのか、きっとみんなも一度は思ってるよね。
私は、誰でもなかったんじゃない。誰でもあったんだね。

[ついさっきまで自分そのものだった光の渦を眺めると、少し微笑んだ]

キューちゃん。

[誰にも教えなかった、自分の名付け親の名前を呼ぶ]

これであんたが、私の生みの親だよ。やっぱり家族だ。
キューちゃんの思い、受け取ったからね。

( 396 ) 2012/12/25(火) 23:00:39

流離いの伊達男 マルセー

[ぐらりと景色が揺れて]

 (あぁ…ここは師匠の家…)

[自分が過ごした時代。師匠が大怪我をして寝ている]

 (お金がなくて、あのケチな薬屋から薬が買えなくて…)

[無意識のうちにポケットに手を入れると…]

 (……!!)

[思い出した。]

 ……これを、ディーンさんのところに持って行ってくだださい。「龍の涙」といえば、高く買い取ってくれるでしょう。

[師匠の枕元に桂川から受け取った龍の涙を置いた。]

( 397 ) 2012/12/25(火) 23:03:52

スッチー

[いつの間にか、手元には新しい壺が置いてあった]

結局、私に壺をくれたのは師匠だったんだね。

《昔は壺を使って星屑を集めてたもんだ》

自慢気に話していたあれは、私がこの世に現れた原因となっていたんだ。

[大切そうに壺を撫でる]

やっぱり、壺って不思議だね。

( 398 ) 2012/12/25(火) 23:04:27

流離いの伊達男 マルセー

[師匠から、夢枕に立った男性にこう言われたと、そして、その通りになり、師匠の怪我を治すことができたこと…]

(……こんなところで繋がってたんですか)

[師匠の家を出て、しばらく歩くと、景色が今まで以上に揺れて…]

( 399 ) 2012/12/25(火) 23:06:15

スッチー、メモを貼った。 メモ

( A154 ) 2012/12/25(火) 23:07:45

そらとぶようせい ティンカー・ナッツ

『…わたしは、とても幸せだった。
最期まで君がそばにいてくれて。
わたしが君の最期にそばにいられないことが悔しいよ。
今日はわたしばっかり幸せだ。

…でも、君は、わたしのことを忘れてほしい。
これからの何百年、こんな風なこと全てを覚えていたら、君がつぶれてしまう。

わたしを他の、もっと楽しい、いろんな事で上書きするんだ。
変わらず空を、飛び回っていて欲しいんだ。

君の最期のときが、私と同じくらい幸せであることを祈って…
これを…』

[どこから出してきたのだろうか。
彼の手のひらの上には、小さな、二連のネックレスがあった。]

( 400 ) 2012/12/25(火) 23:08:51

流離いの伊達男 マルセー

― 駅 ―

[見慣れた駅舎が見えた]

 ……戻って…これました…ね。

[安堵のためなのか、今まで見た光景のせいなのか、物凄い疲労感が襲って来た。]

( 401 ) 2012/12/25(火) 23:10:07

そらとぶようせい ティンカー・ナッツ

[サイズはナッツにあわせてある。細工は彼の手によるものだろう。まるで売り物のように丁寧に作られており、二連のそれぞれの先には、本当に小さなものだけど、ダイヤがはめ込まれているように見えた。
感情を抑え切れなかった。]

うぅ…
あああああああ…!
忘れられないよ、
いやだよう、死なないで…

[大声で泣いた。老人は何も言わずに彼女をずっとなでていた。]

『君は私の人生の翼だった』

[しばらくの後、老人はそう呟いて、長い息を吐き、目を閉じた。
ナッツはその頃には、泣きつかれて、老人の手の中でネックレスを握ってじっとまるくなっていた。]

(ありがとう。あなたも私の40年の翼だった。)

( 402 ) 2012/12/25(火) 23:10:08

お忍びお嬢様 メルヴィ

― 母の病室 ―

[母が眠っている。
過ごしてきた過去と変わらない姿で。]

 これが……選ばなかった未来?

[声を震わせながら、ベッドへ近づいていく。
傍らには先程より大きく、それでも今より幼い自分の姿。
跪いて、母の手を握っている。
これは。]

 最期の、日……。

[母が消えてしまった、あの日。
あの言葉を聞いてしまった、あの日。]

( 403 ) 2012/12/25(火) 23:10:38

靴磨き キリト、メモを貼った。 メモ

( A155 ) 2012/12/25(火) 23:11:34

資産家の三男坊 ハンス

・・・。

来る前で母上が持ちかけようとしたのは、
確かマリアという名前だったな。

[*12殿様蛙*味の葉巻を取り出して火をつけた。
話を聞かずに列車に乗ったが、
その時断っても断らなくても、
今の状況が然程変わりはしないだろうと分かっていた。]

( 404 ) 2012/12/25(火) 23:13:15

そらとぶようせい ティンカー・ナッツ

[ふと気づくと空を飛んでいた。
あたりは真っ暗で先が見えない。
泣きながら暴風雪の中を飛んだ夜を思い出した。

でも、胸元を覗き込むと、そこには確かにきらきらと細かく光るネックレスがあり、ナッツに不思議な心強さを与えてくれた。

遠くにぼんやりと、あたたかい橙色の光が見えてくる。
スターライナーの明かりだ。
その揺らめく光は、昔見た商船の明かりを思い出させた。]

( 405 ) 2012/12/25(火) 23:14:54

そらとぶようせい ティンカー・ナッツ

ん、あれは…

[ふと、列車とはまた別の方向にきらりと光がはしったように見えた。(>>394)]

なんだろ?

[周りは元の荒野に戻っている。
光の方に向かってふわふわと飛んでいった。]

( 406 ) 2012/12/25(火) 23:16:03

お忍びお嬢様 メルヴィ

 「母様、寒くない?」
 「ああ、寒くないよ」

[握り締めていた指先が少しずつ透明に近づいていく。]

 「母様、苦しくはない?」
 「ああ、苦しくないよ」

[優しい微笑みを湛えた声が、少しずつ遠くなっていく。]

 「母様、母様。大好きよ」
 「私もメルが大好きだよ」

[大好きな笑顔が、少しずつ消えていく。]

( 407 ) 2012/12/25(火) 23:16:53

スッチー

[荒野を壺を背中に乗せて歩いていく。遠くの岡に1匹の獣がいる]

もう、大丈夫だから。

[重い言葉は要らない。自分が受け止めたから。幻獣としての姿を失い、すっかり老いた獣は、景色に溶け込むかのように姿を消した]

( 408 ) 2012/12/25(火) 23:19:38

資産家の三男坊 ハンス

[次の部屋に置かれていたのはシグネットリング。
冷たい輝きを持つ金色の指輪。
彫られているのは双頭の烏。
烏黒ダイヤの会議に出席するようになってから送られたもの。]

・・・。

[一族の正当なる一員として歩む事を定めづける。]

・・・・・・。

[左手に嵌めたシグネットリングが、
まるで共鳴するように冷たい光を反射した。]

( 409 ) 2012/12/25(火) 23:21:03

幻獣 キューちゃん

久しぶり。

[もう忘れかけていた自分の本当の姿、それを最後に取り戻した]

[そして静かにその目を閉じる。新しい運命を信じながら]

( 410 ) 2012/12/25(火) 23:22:16

靴磨き キリト

 ― 駅→列車 ―

>>3:364
 オイッス、一条さん……駅の外にはいかねえの?

[>>3:360
シリルと別れてから、ホームに立つ一条を発見した。]

 調度よかった。
 さっき、お土産買えたから……好きなのいいよ。

[>>3:319
あの謎の売店で買ったお菓子を全部出した。

もし、どこで買ったか聞かれたら。
>>3:319>>3:326>>3:328
謎の店主のいた謎の売店の話をするだろう。
今では影も形も残らないあの店の。]

( 411 ) 2012/12/25(火) 23:25:14

お忍びお嬢様 メルヴィ

 母様……。

[大切な人が消えてしまう瞬間は、何度見ても胸が押し潰されるように痛む。
それにこれが通ってきた道と同じだとするのなら、もうすぐ。]

 「メル」
 「なあに、母様」

[聞きたくない。
耳を塞ごうとしたけれど、指一本動かすことができなかった。
聞きたくない。
音に近い声だけが微かに漏れる。]

 大丈夫なんて、そんなの。

[吐き通せもしない、嘘を吐いた。]

( 412 ) 2012/12/25(火) 23:25:45

流離いの伊達男 マルセー

― 駅の売店 ―
[体を引きずるように歩いていると、売店の店主に声をかけられた]

 『あらぁ〜おにいさぁ〜ん。お帰りかしらぁ〜』

[口調と声の違和感を感じて振り返ると、>>319]

 え、ま、まぁ…

[引きつった顔で答えると、オネェな店主は嬉しそうに微笑んだ]

 『よかったわぁ〜、ここは帰れない人も多いのよぉ。
おにいさん、運がよかったのねぇ。』

[と言いつつ、いたずらっぽく「うふっ」と笑って]

 『想い人がいると、帰って来られる率が高いみたいよぉ?
 おにいさんにも、想い人がいるのね、そうでしょ。』

[疲れが100倍に膨れ上がる。曖昧に笑って聞いていた。]

( 413 ) 2012/12/25(火) 23:26:06


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そらとぶようせい ティンカー・ナッツ
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流離いの伊達男 マルセー
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たむら よしお
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靴磨き キリト
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