1035 【銀河間特急便スターライナー】
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― ??? ―
[目を開けば、元の場所に戻っていると思っていた。]
え……ここ、は。
[愕然と目を見開く。
手足は震え、立っているのがやっとだった。]
ど、して……。
[先程までの家より、ずっと綺麗で白くて広い。
綺麗な花が咲き乱れ、甘い香りに満ち溢れている。
母は、綺麗なものと甘いものが大好きだったから。
見覚えのあるこの場所は、]
かあさま……?
[選んだはずの未来――病室。
そこに眠る母の姿があった。**]
( 348 ) 2012/12/25(火) 18:31:10
―駅―
あの…車掌さんにこんなことをお願いするのは、
心苦しいのですが、この手紙を…
少しの間、預かっていただけませんか?
[ポケットから先ほど書いた、畳まれた紙>>338を取りだし、
ププモアに差し出す。]
……行って来ます。
[ホームを歩き出すが、ふと心細げに列車を振り返る。
傍らに佇むププモア>>#9の見守っているかのような姿に、
少しだけ安心したような表情を浮かべると、
最後の停留駅駅に向かって歩き出した]
( 349 ) 2012/12/25(火) 18:38:17
[過去にどんな選択をしても間違っていない。
そんな思いはあの時届いただろうか。
メルヴィの姿が遠ざかり、ハンスも歩き始めた。
荒野は白っぽくも赤茶けている。]
・・・。
[選択はあったのだろうか。
違う未来を見れるのだろうか。]
( 350 ) 2012/12/25(火) 18:44:31
双子の妹 シリルは、メモを貼った。
( A142 ) 2012/12/25(火) 18:47:57
[誰もいない荒野を歩く]
キューちゃんも、未来、ある?
[何も考えられず、ただその先の世界へ向かって歩くだけだった]
( 351 ) 2012/12/25(火) 19:17:18
資産家の三男坊 ハンスは、かつんと硬い床を踏んだ。
( A143 ) 2012/12/25(火) 19:23:57
― 駅→列車 ―
>>3:349
あれ、シリル姉ちゃん?
[列車に戻る途中、ププモアと話し何かを渡すところに出くわす。]
ひとりで? レリア姉ちゃんは留守番?
[気になったので聞いてみる。]
気をつけて。何かあったら、これで呼んで。
[抱えた壺を指さして、いった。]
( 352 ) 2012/12/25(火) 19:26:52
[>>321>>322>>323>>325>>327>>32>>330
話を、目を開いて、じっと聞いていた。]
ということは。
リアさんは渦中の大統領の娘さんなんだ。
僕じゃとても想像つかない、大変な状況にあったんだね…。
[少なくとも武力的には全く平和な中で育ってきた自分とはとても離れていて、今のカナンに纏わる紛争だって、遠い世界の話―それはかつての僕も同じだった―で。]
( 353 ) 2012/12/25(火) 19:36:02
会いたい気持ちは、よくわかる。
僕だって同じだ。もう何百年も会ってない。
[肉親に会いたいという気持ちは、もう何百年も会えて居ない自分がよく分ってるつもりだった。]
でも、でもでもさ、リアさん父親さんに会いたい理由は…他にもあるの?
[もしかしたら、などと思ってしまう。
ソレを聞いてどうしたいのか、わからぬまま。]
( 354 ) 2012/12/25(火) 19:36:17
[今はうまく表情から読み取りきれない、が、彼女が何かを探している―それだけはわかった。]
あとさ甘ちゃんなことを言うかもしれないけど…。
例えば、だよ?>>327悲しい出来事があって、故郷が無くなった。でも、新しい場所で1からやり直すというのは、できないのかな。
[ぐっと体が前のめりになりながらも、自分の頭の中で慎重に言葉を重ねる。彼女と自分の境遇に駆け離れた差があっても、少しでも埋めたくてもがく。
少しでも明るく振舞おうと思えば思うほど滑稽に見えてしまうことだろう。]
( 355 ) 2012/12/25(火) 19:36:33
>>328両方…は多分其の質問には贅沢だよね。
だから其の回答は、きっと未来があるほうを選ぶ、と思う。選びたい。
[質問の答えは、これは願望でもあった。本当にそんな場面にあったら、自分本位に逃げてしまうかもしれない―そう過ぎった。]
( 356 ) 2012/12/25(火) 19:36:43
―通路>>212>>213―
[サッキュんがハンスが凶暴と言えば、肩を竦めて見せ。]
まァ、飽きないし可愛いと言えばそうだねェ。
パクっと食べちゃわないように?
[惚れているならばの文脈らしい返事。
生気的な意味だと、
一条が察していたか否かは一条のみぞ知る。]
そう、穴場。
星をじっくり眺めたり、
誰にも邪魔されずに話すには、あそこが一番なんじゃない。
( 357 ) 2012/12/25(火) 19:37:28
>>330リアさんはじゃあ…え?
あ、うん―。
そんなことない、なかったよ。
[言葉は途中で笑顔に遮られ此方も言葉を失う。
それが眩しくて、同時に切なさを覚えた。]
ありがとう。
僕にそんな大切なことを教えてくれて―。
[僕には何もできなくてごめんと、唇の左側の僅かな空間から流れ出たかもしれない。]
( 358 ) 2012/12/25(火) 19:37:33
>>#6とりあえずチャリを取ってくるよ。
どんな星かはよくわかってないけど。
とりあえず外に出てみてみる。
[と言って、チャリを取ってくる。
時間はかからない、すぐだろう。]
( 359 ) 2012/12/25(火) 19:38:44
あ、これちょっとからいかもだけど。
スッとすると思うよ、どうぞ。
[シリルに>>3:319floralwhiteのドロップ型キャンディの缶(薄荷味)から1(2)粒手渡して、別れた。]
( 360 ) 2012/12/25(火) 19:42:20
―通路>>270>>271―
ええ。
仲間みたいなものと言われてる所も。
[一応。]
ははァん。なるほどねェ。
ま、俺は青汁詰め合わせも嫌いじゃないケドね。
[不味くても体に良いものなら飲む一条であった。
そんな頃に丁度、車掌のアナウンスが流れただろうか。]
そうだな。
じゃ、話はまた後で。
またサロンか食堂ででも会いましょ。
[ひらと二人に手を振って別れた。
そうして暫ししてから、列車は駅へ到着したか。**]
( 361 ) 2012/12/25(火) 19:44:22
ディーラー 一条は、駅に到着した頃は、自室でのんびり中。
( A144 ) 2012/12/25(火) 19:45:18
さて、一度降りますか。
[一条としては、軽い散策気分。
別に何をどう見たいという希望は持っていなかった。]
( 362 ) 2012/12/25(火) 19:46:31
―駅―
あ、キリトくん…。
うん。リアは…後からくるかなと思うわ。
[ププモアに手紙>>3:349を渡した直度、
キリトが通りかかれば>>3:352、少し微笑んで]
これ…? あ…壺?
そういえば、わたしも…スッチーさんから一つ貰っていたわ。
[気をつけて、と言ってくれた言葉に、その気持ちが嬉しいという表情で微笑み返し、スターライナーに乗り込んですぐ、スッチーから小さな光る壺>>0:358>>0:374>>0:380>>0:391を貰っていたのを思い出した]
ありがとう。何かあったら、呼ぶかもしれないわ。
[最近よく中の何かに触れてた方とは逆のポケットに手を入れて、
その小さな壺の存在を確かめる。着替えはしても、無意識に中の物は移していたらしい]
( 363 ) 2012/12/25(火) 19:46:52
―駅―
見事にまあ。
何もないな。
…。
[駅に降り立ち、
スティック付きの平たい宇宙鯨飴キャンディーを舐めた。
本当は、スティック付の辛口キャンディーが一番好きなのだが。]
( 364 ) 2012/12/25(火) 19:48:08
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