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……。
[メルダース、目に入ったシグネットリングの双頭の烏。
覚えのある響きだった。たしかその一族の噂を聞いたことがある。
これでも旅を続けてきた年数は短くない。
でも今はそのことを考えようとは思わなかった]
ハンス、じゃあ頼んだ。
[アクセルが限界っぽい音をたてる。
そこに安全運転という単語が重ねられても表情がひきつるのだが。
ああもうこれは腹を括るべきなのか。
仕立てのよさそうなハンスの服。
こうなったら遠慮なく皺になろうが掴ませてもらおう]
(これは一体何キロ出ているんだろう……?)
[景色が横を高速で流れていく。
振動が身体全体に伝わる。
風圧でうまく話せないし、声が出せてもエンジン音に負けてしまうだろうし、今更速度を落とせというつもりは毛頭なかった]
(おおー、あの鳥大きい)
[慣れれば空を見上げる余裕も生まれる。
なんだかんだ、楽しくなってきたのだ]
綿毛!?
[ハンスからいきなりすぎる要求。
なんて無茶なとは思うが、こうなったらもう意地だ]
っ、よし!
[ハンスの肩を思いっきり片手で掴ませてもらい、
腰を浮かして立つ状態に、そして空へと手を精一杯伸ばす。
生まれつき反射神経などは優れている。
自分でも驚いたが、手には綿毛が握られていた]
[着陸はどうにか柔らかいキノコの上へ。
いまだに心臓が忙しない、まったくなんていう冒険だろう。
おかしくなって笑みが声とともに零れた。]
あはは、お疲れ様。
[ハンスの感想はどんなものなのだろう、と思いつつ。
見るからに傷だらけになったバイクを店へ]
修理代、半額頼んだ。
[肩をぽん、と。
大破まではいかなかったためそう大した金額ではないのだが、
ここは連帯責任ということでいこう*]
― スターライナー ―
[車窓から見える樅の木>>#3
綺羅びやかなイルミネーションは壮観で、見る者を圧倒する。誰しもその大きさに息を飲むというクリスマスツリーを…
男は無言で見つめる。その光景に何を思う…――**]
― 回想/巨大な家の前 ―
日常こそが幸せなのだと、どうして気づけないのでしょうね。
[一条の話>>2:617は、家の外まで届いていた。
さわり。再び風が表情を隠す。
風に溶かすように、そっと呟いた。]
だからこそ、人は自分の意思で選ばなければ……。
そうでなければ、心はどこにあるというの?
[囁かれた疑問は、風に運ばれて、遙か彼方へと舞い上がっていく。]
― 列車内 ―
はぁ・・・・・
[幽鬱そうにため息をつく]
とうとう挨拶もできずに出発しちゃったなぁ・・・
いいさ、その気になればいつだって会えるんだから。うん、そうだよ。
[寂しい気持ちを紛らわすかのように大声で言った]
どこに行ったらいいの?
[知識としてある程度の物はあるが、実際に列車に乗ったのは初めてだ]
・・・歩こう。
[廊下をずんずんと進んで行った]
― 回想了/自室 ―
ん……。
私、寝てた?
[ふわり。意識が浮上する感覚。
しかし眠った記憶がない。
不思議そうに体を起こして辺りを見回すと、見覚えのあるスターライナー内の自室が目に入った。]
どう、してここに……。
[自力で帰ったのか、誰かに連れてきてもらったのか。
何にしても、車に乗って、無事時間内に乗車できていたようだった。
窓の外を見ると、ちょうど景色が動き出した>>#0ところで。]
わ、あ……!
[大きな大きな樅の木>>#3が着飾られていた。
夜空に瞬く星のような、柔らかな光や大きな綿毛、その他特産品であろう果物や鈴で彩られたそれは、きらきら輝いていて。
窓辺に手を当てて覗き込むと、より一層美しさを楽しむことができた。]
ありがとう。
楽しかったわ。
[ところどころ記憶が薄いけれど、たまにはこんな旅もいいだろう。
ふわり。微笑むと、大きなツリーが小さな粒になるまで、ずっとその姿を眺めていた。]
あら?
これが、冒険の成果なのかしら?
[満足するまで景色を楽しんだ後、振り返ると、テーブルに蒼い石>>2:678が置いてあるのに気付いた。
手に取って、星空の光に透かして見る。
星の瞬きに応えるようにきらきら輝くそれに、柔らかく目を細めた。]
まるで、水の中を覗いているみたい……。
どうやって手に入れたのか、是非お話を伺いたいわ。
どなたなら、ご存知かしら……?
[うっとり目を細めたまま、思案に暮れる。]
あ、鈴……。
キリトくんに聞いてみるのもいいかもしれないわね。
[ふと思い出したのは、優しい音色を持った鈴のこと。
家の中に留まっていた彼なら、何か知っているだろうか。
ついでに鈴も見せてもらおうと、楽しげに微笑んだ。]
[星の裏側の暗闇の中、見る人の気持ちまで
暖めてくれそうな、柔らかな明るい煌めきを放つ
そのツリーは、色とりどりの果物や花々や動物、
雪のようなふわふわの綿毛達、星を象った煌めく飾り
など、数えきれない程の飾りで綺麗に飾られていて]
・・・ツリーって、あたたかいね。
懐かしい・・・。
[思い出の中。比べられないくらい、ささやかな物だったけれど、
こんなツリーを囲んで過ごした楽しいクリスマスもあった。
ぽつり、呟くと、こちらを振り向いた妹の瞳の中にも、
同じ思い出のかけらが光っているようだった]
[砂煙を巻き上げてバイクが疾走する。
ゴーグルだけは付けているが、
当たるものがあればビシバシ痛い。
悠然と飛ぶ大鳥を頭上に、
葉っぱと小石のサバイバルオフロード。]
[ふわり]
[小枝をジャンプ台に随分な重量があるバイクが、
綿毛の浮力を受けて急速に舞い上がる。
前のめりになりながら、一時の空の旅。
綿毛の群れの中にも飛び込んだ。]
あ。
(これはいかんなあ。)
[目の前に迫る綿毛と車輪に巻き込まれる綿毛。
一時、綿毛と共に大空を旅したものの空中でアクシデント発生。]
[まともに、ふわふわした綿毛に突き進んだ。]
わぷっ
[綿の中で後ろのリコリスを振り返った。
どんな顔をしていただろう。]
[気付くと柔らかいキノコの上に着地していたらしい。]
・・・・・・。
っは、ふはは、ふっ
[キノコの上に転がって乱れきった髪の毛を
撫でつけながら声がもれる。
リコリスがバイクを店まで押して行った。]
半額?
全額出してやる。
[ぽんとリコリスに札束を差し出した。]
残りは歌の代金だ。
悪くなかった。
[返却は受け入れないとばかりに、
*07手長猿*味の葉巻を切り火を付ける。]
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