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それではネクストゲームに。
[今使用したカードはディスカード。
先程と同じように右席からカードを配り始める。
フェイスカードは、1(4)10(13)。]
いい機会だから、リルもやってみたら?
負けちゃったけど、面白かったわよ。
ありがとう、ディーラーさん、皆さん。
・・・というわけで、選手交代♪
[一条がシリルに笑いかけるのを見れば、これ幸いといった様子で、妹から何か言われる前に、右手をひっぱって自分の代わりに椅子に座らせた。]
[クラブのQと4、ダイヤの3、スペードの3。合計20。]
ステイ。
[テン・ファクター。
ディーラーに10点札が重なる確率は高い。]
え、え??
ちょっと待って、わたし、ルールわからないし…
[心配していた姉に、お小言の一つも言おうかとしていた時、
手を引かれて半ば無理やり椅子に座らせられれば、]
あ、一条さん、メルさん、こんにちは。
[習慣からか、思わず笑顔で見知った人に挨拶をして、
そのまま、ついうっかり、配られたカードを受け取った。
カードは、
2(4)12(13)
1(4)3(13)] ]
またのご参戦を。
[レリアへにっこりと微笑んで、
次のプレイヤーのシリルを迎え入れる。
丁度、2枚のカードがシリルの元へ送られた。]
あ、じゃあもう一枚、ヒットって言って。
[よくわかっていないらしいシリルの代わりに、
勝手に判断。
姉と違って慎重派のシリルにルールがわかっていたら、
サレンダーしそうなので。]
18か、うーん。
もう一回ヒットする? 目指せ21?
[掛け金がかかってないのもあり、
人の札には好き勝手言えるものである。]
ブラックジャック。
21を目指すゲームだ。
22以上になったらアウトだから気をつけて。
[片手の掌を表にして、にこやかにシリルに告げる。]
・・・やめておくわ。
リアがそういう言い方するときは、
やめて正解なことが多いもの。
[姉の物言いから、首を横にふった。これで終わりと言いたいらしい、合計18]
それでは皆さん宜しいですね。
では、伏せカードをオープンしましょう。
[面々が頷けば、ディーラーの伏せカードが開かれた。
フェイスカードは「ハートの10」+3(4)7(13)。]
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