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探究者 エドワーズ は能力(食事)の対象決定を天に任せた。天はいい加減に 煙草売り ヌァヴェル に決めた。
機巧使い ロッテ は 煙草売り ヌァヴェル に投票してみた。
煙草売り ヌァヴェル は 沈黙の ヘロイーズ に投票してみた。
スカウト ウィル は 煙草売り ヌァヴェル に投票してみた。
沈黙の ヘロイーズ は 煙草売り ヌァヴェル に投票してみた。
探究者 エドワーズ は 煙草売り ヌァヴェル に投票してみた。
煙草売り ヌァヴェル に 4人が投票した(らしい)。
沈黙の ヘロイーズ に 1人が投票した(らしい)。
煙草売り ヌァヴェル は村人達によってたかってぶち殺された。
機巧使い ロッテ は、スカウト ウィル を覗き込んだ。
人狼は食い損ねてお腹が空いているようだ。
《★占》 スカウト ウィル は白だった……ような気がする。
しぶとい奴は機巧使い ロッテ、スカウト ウィル、沈黙の ヘロイーズ、探究者 エドワーズ の 4 人だと思っておこう。
なんで!?
[どう見ても、広げた資料の上で考え事を書き残したようにしか見えない]
ええええ〜
[かき集めた資料を捲る]
これの続き、どこ?
[資料室か。思いつく。
詰め所の方に足を向け、ようとして、まだ子猫がこちらを見上げているのに気が付いた]
―中央広場―
[ヌァヴェルと会話を終え、後ろを見送る...]
これで最低限の事は済んだかのう。
エルバン、お疲れじゃのう…。しかし、これからが本番じゃ。
その前に何か冷たい物を買って来よう。ワシの驕りじゃ。
[...は先程の薬草と装備を持って買いに出かけた。戻ってきたら…4(7)の商品が無い?売り切れたんじゃな!]
エルバン、店番してる間、これだけ売れるとは…ワシもまだまだじゃな。
「アブラハムさん…ごめんなさい!違うんです!実は…」
[どうやら泥棒に盗まれた模様。エルバンは実力は確か…足もそれなりに早い…。だが、泥棒の方が一つ上だったとの事…。]
もういい…もう誤らなくていいんじゃ。
商品は盗まれただけじゃが…依頼として張っておこう…
この張り紙を貼ったらお主の仕事はおしまいじゃ。ゆっくりしてくれたまえ。
「いや…僕はまだ…」
心配するのではない!報酬は支払う!
[...は新たな張り紙を書き、エルバンに貼り付けを頼んだ。**]
/*
ダ村村村村占霊狼狼
9>8>6>4>2
9>8>7>5>3>1
9>8>7>5>4>2
↑
今ここ
奇数進行だから吊りは増えないっと。
て言うか襲撃ログ一回もないまま終わる気がしてきたwww
ひどい狼もいたもんだ。
ほんとすみませんorz
*/
………あぁ、そういえば。
あの時はクラットの御仁も、猫に顔を掻かれて大変なものだったな。
思い出した。
[本当に忘れているのは、未だウエストポーチの中にある謎の木箱のことだったのだが。
ふいに思考に浮かんできたことに(先程のウィルとの話の影響だろう)、納得したように一人ごちていた]
―自警団詰め所内―
こん、にちはー…
[こそこそと顔を出す。ここにも薬草を収めているので顔見知りはいる。そんな一人に声をかけられ、なんといっていいか首を傾げて考えていたが]
ちょっと、表の依頼書のことで、お話が、あります…
[そういうと、依頼を受けにきたのかと思ったのか驚いた顔をされた]
あ、いえ。ええと…
[言いあぐねていると、奥に通されて少し上の人に取り次いでもらえた]
…北の割れ谷のお話、聞いておられます、よね?近く討伐隊が組まれると…
私、それに行くつもりだったんです。けど、兄が…
[そこまで言って言葉を切ると、何事かを悟ったのか、同情した顔を向けられた。ヴェルは酒場に行かないので知らなかったが、酒場では「妹を割れ谷に行かせるな」「妹に怪我をさせないように護衛しろ」という張り紙が張られている。もしかしたら、それを見ていたのかもしれない]
………あの。西の開拓地への張り紙、見ました。あれ…私、が、行ったことにできませんか?
[勝手なことを言っているのは承知の上。断られたらその時でそう持ちかけた]
討伐隊には入りません。けど…私、単独で。北に、行こうと思うんです。
―自警団詰め所前―
[少しの間だけ辺りを見回したり何か思い出して呟いていたりしたところで、詰め所に向かってくる人影を見つけた。
そちらを注視する――近づけば近づく程に、その姿が詳細に見えてくる]
………やぁ、ヴェル殿。
丁度、今北の割れ谷の異変の状況を聞いたところだったのだが。
まさかヴェル殿も―――、
[先日薬草採りに来ていたヴェルの言葉。巨大化刻印の異変。
ヴェルの表情を見て、「なんとなく」感じ取った気がしたもの。
ロッテの思考にあったのは、彼女が一人ででも北の割れ谷に向かおうとしているのでは、ということだったのだが]
/*
Σ割れ谷解決してなかった!?
あー、いや、時間軸的にはそれがそーでこれがこーでああしてこうしてちょいちょいちょーい!ってことになるのか。
要約すると、地上時間軸→ヴェルさん時間軸→オレら時間軸。
いや、流石に乗りかかった船だからとかなんとか言っておきながらほったらかしで町出てっちまったら後味わるぃべよー
/*
クラットさんがお土産をもってきてくれるなら、
北の荒野のくもの巣にしよう。くもの巣みたいな、硝子のような樹脂のような不思議なもの。それで、パズルみたいなものをヘロイーズは作っているんだけど、なかなか見つからなくて、見つけたらお願いしますと頼もう。
―――ヴェル殿?
[まさか、彼女から薬の扱いに関して指南を受けることになるとは考えもしなかった。
概要は知識として得ていても、実践に必要な専門的な知識まで持っていた訳ではない。
ロッテも初めは慣れないものだったが、それでも次第に判ってきたような気がした]
………あい分かった。
向こうの異変に関しては、僕も助力する心算だ。
薬のこと、被害者の治療も、力を尽くすよ。
[己の方から、ヴェルが何処に向かうのか問うことはしなかった]
[―――聞かずとも、一度だけ、引き留めていた]
先日は、君のくれた煙幕が役に立った。
感謝する、ヴェル殿。
その借りを返すという訳ではないが、これを持って行け。
多少ではあるが、身に着けておけば魔法全体に対する抵抗力を強めてくれるものだと、博士――僕の知り合いが言っていたものなのだがね。
[やや強引に手渡したのは、ロッテが頭につけていた黒いリボン。
この「機巧使い」が冒険者となると言い出した時、それが魔法の察知に疎いことを知っていたその人が付けさせたものだった。
受け取りを断られたとしても、意地を通すような様で押し付けていたことだろう]
― 詰め所 ―
[どれくらい町を歩いていたのかよくわからない。
ただ顔に等間隔に開いたひっかき傷を付けた青年は、その傷をつけた張本人を抱えて詰め所に戻ってきた]
戻りました〜
[何となく顔が上げづらいので、少し前の床を見ながら歩く……歩きづらいけど。
にゃあ、と機嫌良さそうに子猫が鳴いたら、深く深くため息をついた]
機巧使い ロッテ は、なんとなく 誰でもいい を能力(透視)の対象に選んでみた。
―街のどこか―
[自警団での話を終え、大急ぎで店へと向かう。途中見知った顔を見かけた気がして立ち止まり、やはり彼だと思うと声をかけてみる]
エドワーズさん?
[こちらを振り向けば、近いうちに街を離れて西に行くと告げるものの、少し視線が泳いでいる。
そして、もしかしたら>>3:*2を申し込まれたなら、余計に戸惑った顔になるだろう]
あ、ウィリアムさん。おつかれさまです。
[反射的に顔を上げて細身の姿を認めると、ぺこりと頭を下げる。
子猫といえば、伸ばされた手の匂いをふんふんかいだ後、ぴょいとウィルの方へ飛び移った]
また、降りられなくなっていたんで、成りゆきで。
[どこまでも調子の良い子猫にため息をついて、情けなく眉毛を下げて言った]
―中央広場・朝―
[アブラハムの露店の前には三輪自転車に荷物を積んだ赤い髪の女性の後姿>>4:61があった]
やあ、昨日は世話になったな。
品揃えが変わったようだが、お勧めはあるかね?
[やけにてきぱきと荷物を抱えて離れて行った女性にちらりと目をむけるが、店主が裏から出てきて説明を始めた>>4:27ので向き直る]
……通常より効果が高いということか?成分は何が……
コロモグモの毒にも効くのかね?
[孫の手を少し試してみた後、異国製毒消し草をいくつか購入することにした。
さて、自警団はどちらの方向だったか。道を確かめようとぐるりと見回すと、空色の塊>>4:74が転がっているのが目に入った]
……?
[目を瞬かせて、もう一度見直してみる]
……どう見ても、小型翼竜だな……
[上げられた顔に引っ掻き傷を認めれば、なーんだ、と悪いと思いながらも笑ってしまった]
おっと。
[飛び移って来た子猫を受け止め]
なるほど。子猫に危ないことするな、って言っても、言う事きかないだろうしなぁ。
[再犯のこの子は特に好奇心が強いのかもしれない。
そっと頭を撫でてやりながら]
そういえば、北の割れ谷に行ってたんだって?
[と、話を向ける。
こちらからも巨大化魔法について知っていそうな老学者について、話をするつもり**]
―街のどこか―
[名前を呼ばれて振り向くと、樹海の案内をしてくれた煙草屋の店主がいた>>+2]
やあ、ヴェル。今日は店は開けていないのかね?
ああ、薬の配達かな。
[西へ行くと告げられたが、どこか落ち着かない様子が気になった]
西へ?それはまた急な……一人で行くのか?
[街道が整備され、乗り合い馬車>>4:+7>>4:+8もあるとは言え、道中危険種や物盗りが出ることもあると聞く。店のための買出しか何かであろうが、若い女性の旅先としては危険すぎるように思えた。まさか一人では行くことはないであろうが、一応確認をしようと尋ねた]
― 中央広場 ―
[三輪の自転車を置き、ポコを後ろに。
様子を見ていたが、少しここで待っててとジェスチャーした。
露店の影から影へと渡り、そろ〜っと再び噴水の方へ近づく。
ちらっ、ちらちらっ。
時々、物陰から顔を出して様子を伺う。]
/*
やばい。エドワーズさんが忙しそうなまっただなかに話振っちゃった。
ちょっと前後するけど、ロッテさんに先に返そう…返していいんだよね?
[空色の小型翼竜種の幼生はこちらに気づかず、飽きずに噴水を眺めている。
いつからここにいたのだろうか。恐らく冒険者のオトモだろうが、主人らしき姿は見えない]
これは、どうしたものか……
[迷子ならば放置しておく訳にもいかない。
竜族のボディサインでも覚えていればよかったが、冒険者につくものならある程度の人語は解するだろう]
おい、そこの小さいの。お前の親だかご主人はどうした?
[結局普通に話しかけてみることにしたようだ。
人間の子供と話す時のように、膝をついて視線の高さを下げる。
そもそも人間の子供が苦手なので多少言葉はぎごちなかったが]
―少し前・自警団詰め所前―
[考え事をしながら歩いていると、響きだけ硬質な声に名を呼ばれた。びくりと顔を上げると、樹海の中で分かれたロッテ>>4の姿が見える]
ロッテさん!無事だった、んですね!
[ロッテを信用していなかった訳ではないが、やはり無事な姿をみると安心する。駆け寄って確かめるように手に触れれば、手に暖かさは伝わるだろうか。そうして安堵していると、ロッテの口から出たのは北の割れ谷の言葉。今しがた安心で緩んだ顔が、びくりとまた固まる。
言いかけて止まった言葉の先がどう続くのか、緊張してじっと待つけれど、その先の言葉はロッテからは出てこなかった]
え、と…
[西へ行く、と。そう告げるべきと頭では分かる。けれど彼女のまっすぐな目を向けられると、その言葉は出てこずに]
あの、ロッテさん。お時間、ありますか?
[そう聞くと、多少強引なのを承知で自分の店にロッテを招いた]
― 中央広場 ―
「みゅ、みゅっ」
[リトは、綺羅綺羅跳ねる噴水に興味津々。
エドワーズのことなど、てんで構わない様子で盛り上がっている。]
「みゅ?」
[リトが気付くと、見知らぬ人間が目の前に居た。
成長しないと人語も解さない様子。ぴゃっ、とぷよぷよした丸っこい手足を、ころころ腹這いになったまま、ぱたぱたさせた。]
[じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・]
[そんなリトとエドワーズを、
ヘロイーズが物陰から凝視する。]
―煙草屋・奥―
[自分でも強引だったと思うのだが、ロッテはそれ以上聞いてくることもなく素直についてきてくれた。そして薬の説明、見分け方、使い方などを事細かに説明していく。
機巧というのがどういう仕組みなのか。それがどんな力を持っているのかは分からないものの、ヴェルの説明を聞いたロッテは実に飲み込みが早く、思っていたよりも早くに全部の説明をすることができた。
話し終わってお茶でも淹れるというと、声も表情も硬いままだけれど、どこか困ったように遠慮の言葉を述べられる]
……。
[どう話していいものか。迷って視線を泳がせていると、こちらをまっすぐに見る視線>>7。見返すと、ロッテが髪を結んでいたリボンをしゅるりと外すのが見えた。戸惑いながらみていると、こちらにリボンを差し出される]
そん、な大事なの、受けとれな…っ
[ロッテが魔素の感知が苦手なことなど、ヴェルは知らない。それがロッテにとってはどれだけ大事なものなのかも。けれどロッテを見かける時は、常にそのリボンが彼女の髪にあったことは知っている。慌てて辞退するけれど、引くつもりはないようだ]
………。
[彼女はどう思っているのだろう。いきなりこんな、本来ならばする必要のない行動を取っている自分を。けれど、聞けない]
……、
[何を言う前に。
また会おう、とそう言うと、彼女の姿は街に溶けこんでいった]
[人間の言葉が分からない様子から、オトモとしての友好種ではないと、察せられたかもしれない。
まだまだ、本当に雛のようだ。]
せっかくだから、沈黙の ヘロイーズ は スカウト ウィル に投票するぜ!
[注意は引けたようだが、こちらの意思は伝わって果たしているのだろうか。ぷよぷよぱたぱたしている様子を見るに、どう見てもNOだ。]
いや、そうでは無くてだな。お前はオトモだろう?
何でこんな所に一人でいるんだ。
[それとも好事家のペットか何かなのか。自警団にでも連れて行けば飼い主が見つかるまで保護して貰えるのだろうか]
……本当に、これはどうしたものか……
流石に野良ということは無いだろうが。
お前、一人で餌は取れるのか?家はどこだ。
こんな所で転がっていても踏み潰されるか、下手をすると冒険者に捕まって食料にされるぞ。
[樹海で危険種を捕らえて捌いていたジェスロや、食材を調達しに来たと言っていたロッテの姿を思い出していた]
―現在・街のどこか―
え、ええと…うん、一人じゃない、ですよ。ええと、自警団で、張り紙が出てるじゃないです、か。西の荒野の調査、って。あれに、参加することに、なったんです。だから、他の冒険者の方も、おられ、ますよ…
[言葉の後半は、だんだんと小声だ。短い付き合いであるとはいえ、彼がいい人だと思っているからこそ、嘘をつくのが心苦しい]
今作りかけの薬草が、もうちょっとで、できるから…そしたら、出発する、つもりです。帰ってきた頃には、エドワーズさんはもう、旅立たれてる、かも、しれないです、ね…
[ここは本当なので、素直に寂しく思う]
― 中央広場 ―
[本来なら、まだ親がいてしかるべきと思えただろうか。]
[ヘロイーズは一旦引っ込むと、両手でそれぞれ拳を作り、気合いを入れた。それから、物陰から姿を現し、噴水の方へ向かって歩き始めた。]
「ひゅい」
[リトが、ヘロイーズの姿に気付いて、
ぱたぱた、ちっちゃな翼を動かした。]
…っ
[北の割れ谷へ行くと思っていた、と。正に思っていたことを言われて、体が固まった]
………。
[どこまでばれてるんだろう。伺うようにそろりと様子を伺うが、こちらを見ているエドワーズの顔には驚きと意外さはあるものの、疑っている訳ではなさそうだ]
…え…と…
[言葉を続けようとするものの、真っ白になった頭は上手いいいわけが出てこない]
も、とから…西には、興味が、あったから…
[そんな言葉が出てきたのは、かなり不自然な間があった後だ]
[小型翼竜種の幼生が何かに気づいたように首を上げ、ぱたぱたと翼を動かした]
うん?今度はどう……
[どうした、といい終わる前に横合いから手が伸びてきた手が小型翼竜種を抱き上げる]
む……君のところの子供か?
[片膝をついたまま、どこかで見たような赤い髪を見上げた]
― 中央広場 ―
[リトを抱きかかえると、ぷよっとした、肉球をもっと柔らかくしたような、不思議に気持ち良い手触りがする。
ほっと安堵をした。
そして、振り返ると片膝を立てている紳士を見つめた。
間違いない。間違いないけれど……、]
[じぃぃぃぃぃぃ]
[まじまじとエドワーズを見つめる。
君のところかと尋ねられれば、こくんと一つ頷いた。]
[膝の土埃を払って立ち上がる。身体を少し捻ってコートの裾の土を払い、改めて目の前の女性と腕の中の動物に目をやる]
ああ、そうか。迷子か何かかと思ったが、保護者が見つかって良かったな。
[この鮮やかな色の髪にはどこかで見覚えがある……と思ったが、それよりも無言でまじまじと見つめられているのはどうしたことか]
……そんなに珍しい顔かね?
別に取って食おうとしていた訳では無いのだが。
[こっそり、と覗いているもう一体のオトモには気づくだろうか**]
うん?
[西に行く、と聞けば頭をよぎるのは>>3:*2の件だが……
儀式に必要な品物は昨日使ったばかりでまだ準備が済んでいない。
よしんばすぐに渡せる状態だったとしても、若い女性に
「人気の無い場所を探して怪しげな儀式をして欲しい」と頼むのは非常識にすぎる。
固まって言葉を捜すヴェルを前に>>+7そんな事を考えていた]
ふむ、興味が?何か良い薬でもあったのかな。
私はしばらくはここに滞在するつもりだから、余程長い調査でなければまた会えよう。
気候も変わるだろうし、風邪などひかぬようにな。
[意外に思う気持ちは変わらないものの、そんな風に解釈をしてみた]
……。
[西に、とはいったものの、かなり不自然だと自分でも思う。けれどエドワーズ>>*2はそれ以上聞いてくることはなく。
こっそりと様子を伺うが、彼が信じてくれているのか、信じてはいないけれど話を合わせてくれているのかはヴェルには分からない]
………。
[かけられた言葉は気遣いのこめられたもので。
信じて、くれているならば、だからこそ余計に嘘をつき辛くなる。本来ならできるだけ大きく『西に行く』とアピールしておくべきだと思うのに、どうしようもない]
…エドワーズさん、は、嘘をつくのって得意です?
[エドワーズが否定すれば、慌てたように突然変なことを聞いたことを謝罪する。
肯定的であれば、本当は北にいくのだけれど、もし聞かれるようなことがあったら、西にいったと答えてほしいとお願いした]
……。
[エドワーズと分かれた後、小さくため息をつく。]
と、メモ。鳩でここまで書いたけど、箱いこう
[エドワーズが否定すれば、慌てたように突然変なことを聞いたことを謝罪する。
肯定的であれば、本当は北にいくのだけれど、もし聞かれるようなことがあったら、西にいったと答えてほしいとお願いした]
……。
[エドワーズと分かれた後、小さくため息をつく。会って数日のエドワーズが相手でさえこの調子だ。もっと付き合いの長いジェスロとかが相手だと、はなから嘘をつける気がしない]
――あ。
[>>13顔を上げれば笑う顔がある。
でもまあ、下手に慰められるよりはその方が断然いい。同じようには笑えないけど]
猫ですしね。ま〜 無事だったし良かったです。
[友好種のオトモでもあれば、言うことを理解するのだろうが、猫は猫だ。まあそこが良いところでもある、と、気の抜けた笑いを返す]
はい。過去の資料にあった刻印の場所を見に行ったんですが、報告どおりちゃんと壊されていたので原因は別のようですね。しばらくはあっちとこっちと行ったり来たりになりそうです〜
[北の割れ谷について聞かれれば、困ったように眉を下げて、進展がなくてすみません、と、付け加えた]
巨大化魔法について研究している学者さん、ですか?
[子猫を抱くウィルに断って、子猫にあげるご飯を作ろうとしていた手を止める。
ナリヤ図書館で会った老学者。魔素を利用して農作物の品種改良の試み。そして実験の制限]
……なるほど。
その魔法が危険種の巨大化に関わっているのはありそうです。その学者さんのお名前――
[行って聞いてくる、と言おうとしたら、ウィルから既にその老学者が詰め所に来てくれる手はずになっていると聞く。通りがかった自警団員に聞けば、まだそれらしい人は訪ねてきていないようだ]
僕が出した依頼のこと覚えていてくれたんですね。
いつもありがとうございます。
[口元ほころばせて、ぺこりと頭を*下げた*]
[騒動から一夜明け、二人はバラク村への道を急ぐ。
ジェスロが魔力泉から助け出された後も、好奇心から話を聞こうとする者、自分たちが見積もった時間よりはるかに速くミスリルワームを捕獲した事から村に引き留めようとする者、単に理由を付けて酒盛りがしたいだけの者によって、半日の予定が丸一日モクジュの村にとどまる事になってしまったのだ。
細かい期間を指定されたわけではないが、急ぐに越したことはない。
ものはついでと、モクジュの村からは壁材運搬用の馬車に乗せてもらう事になった]
―― モクジュの村からバラク開拓村までの道
…………はあ
[ジェスロはモクジュの村を発ってから何度目かの溜息をつく。その理由を知る木工職人は苦笑し、その原因である鍛冶師の青年は馬車内に石でラインを引いていた]
「ジェスロ、お前こっからこっち来るなよ?お前がそっからはみ出したら俺出ちゃいけないもん出ちゃうからな」
[念の為と計測してみたところ、強い水属性の魔素溜まりに長時間使っていた為か、ジェスロの属性は強い水を示していた]
「昔ぐらいだったらまだ頑張れるけど、今のは無理!計器ぶっ壊れそうな勢いで針ふれたし!!」
[壁材に隠れる姿は小動物を彷彿とさせたかもしれない]
フレイメア相手にするなら好都合じゃんか……
[そう声をかけても態度を硬化させたままの旧友に、ジェスロはほとほと困りはて、頭を掻くのだった]
[“昔ぐらいだったら”鍛冶師の青年の言葉にもある通り、今の体質になる前のジェスロの魔素は、突然変異か先祖がえりか、火山という強い火属性の環境に生まれながら強い水の色を持っていた。
反属性を持って産まれた為に環境に対応しきれず、村一番の虚弱体質であった彼が、如何にして今の体質になったのか――…
それは彼が、魔素吸収型危険種フレイメアによる魔素喰らいを受けた事が発端となる]
―酒場―
[ヴェルと別れてから向かった先で、また昨日のように「豆茶のような」火薬をオーダーする。
そんな中で、張り紙に記された依頼を眺め――そのうちのひとつが目に留まる]
失せ物探し?
[探し物は木の箱という。
落とした心当たりだという場所、それは丁度、昨夜通り掛かった道だった。
――ぱちり、瞬いて]
あぁ。
忘れていた。そういえば僕はあの箱のことを、
……まさかこの依頼の品、これのことか。
[ウエストポーチから出した木箱を手のひらに乗せ、しげしげと眺めた]
[依頼内容そのものの他に、引っかかったこともあった。それは依頼主のフルネーム。
もう一枚張り出されている依頼内容も、同じ名前で届けられていたものだった。其処には聞き覚えのある名前も記されてあった――護衛依頼だ]
………かの御仁、今は冷静に話ができる状態なのかね。
まぁ、とりあえず届け出ておこう。
水中呼吸薬……は僕には必要ないものだが。
割れ谷へ討伐隊が組まれる折には、或いは薬の一つとして携えても良いやもな。
[酒場のカウンターに、失せ物探しの依頼品であると思しきものを見つけた旨を話し、木箱を手渡した。
直接依頼主に会って届ける、という行動は取らなかった。
一先ずは、依頼人が結果を確認するのを待つことになる]
しかし。
何処にでも、心配性の兄というものは居るものだね。
まぁ、心配性という点は、僕に言える台詞ではないやもしれぬが――。
[彼の「可愛い妹」の行方については、敢えて、何も言伝することは*なかった*]
せっかくだから、機巧使い ロッテ は 探究者 エドワーズ に投票するぜ!
[...は残った品物で商売を続ける。ヌァヴェルとヘロイーズから薬草を見ながら。
すると酒場から戻ってきたエルバンが突然何か言い出した。]
「アブラハムさん!私はこの依頼を受けたいです。」
[何と泥棒確保を挑んできたのだ。悩む...にエルバンは…]
「泥棒ごときに負ける様じゃ、冒険者として失格になります。
このまま誰かに任せたらいつまでも冒険者になれません。今一度…お願いしたいのです。」
[「何か悪い物を食べたのか?」と思いつつ、...は…]
この依頼、別に誰が引き受けても良い。例え誰であろうとな…。他の依頼でもそうじゃよ!
では、報酬は………である。引き受けるかね?
[エルバンは首を縦に振る。そして*見送った*]
どうやらエルバンは勇気を持ったそうじゃが…やっぱり持ってない気もするのう…。
−西の荒野の結構行った先のバラク開拓村のちょっと手前の駅屋と言う名の掘っ立て小屋−
タウン・ナリヤの近況がぃ?
そぉなぁ…
[物々交換の合間に、世間話のように互いの情報を交換する。
なにやら魔素がらみの怪しげな積荷が町に入り、ひと悶着あったらしいこと。
ナリヤの漁師が北の割れ谷で襲われる事件があったこと。
南の樹海で、未知の危険種らしき鳥と、その鳥が関係しているらしい奇妙な現象が、黒い湖で起こっているらしいこと。などなど。
そこそこにきな臭い事件もあったが、相手の反応は、なんだいつものことかと暢気なものだ。流石に筋金入りの開拓民は年季が違う。
オノンが知る限りのタウン・ナリヤの情報と引き換えに、オノンが問うたのは]
こごらにゃ危険種って出んのがぃ?
[付近の危険種の、傾向と分布。
その情報から、これから向かう先。泥と山の中の道なき道の道中で出会うかもしれない危険に、なんとなく想像を巡らせておく。
とはいえ来たばかりの大陸だし、見も知らない土地だ。
見ず知らずの土地で予想を裏切られることなど、いくらでもあった。だから、結局のところは出たとこ勝負の成り行き任せ。
依頼の内容が【調査】であれば、守るものは己の身一つ。気楽なものだ]
おぉ、あんがどなぃ
これもオマケでつげとぐがらよ
馬っこがへそ曲げたとぎにでも食わせでやんなぁ
[話を切り上げ、腰を浮かせる行商人に手渡したのは、馬が好んで食すマゴノカイナと呼ばれる根菜だ。
種を問わず草食動物に真っ先に食われてしまうため、どこにでも生える草であるのに見つけることができるのは割りと幸運な部類に入る。
タウン・ナリヤを拠点に、旧大陸の物資を開拓村に送り届けて回るこの行商人の情報は、その草を渡してもおつりが来るだけ有益な情報だった。と、思う]
したら気付けの草ば置いてぐがらよ、余っちまったら駅屋に置いてってぐれな
ま〜、誰か使うべよぉ
[どのみち、眠気覚ましも酔い覚ましも自分には無縁の代物だ。
物々交換のネタになるかと思って、種を採りがてら葉の方も多少集めておいたが、少しばかり採りすぎたかもしれない。
ついでにと、化膿止めやら咳止めやらの草やら、あれもこれも、と、少々かさばる草葉の類を駅屋においていく。
ここから先は人の通らぬ道なき道だ。物々交換の当てもないなら、余分な荷物は置いていくに限る]
そんじゃぁ、オレはこれで
いい旅になるといいべな
[お互いに。笑みを残して、駅屋を発った]
―― 昔話
[たたら部の村では16歳になれば成人と認められ、火山での立ち回りを覚えさせられる。だが、よく体調を崩し伏せる事が多かったジェスロは16歳になっても、火山へ行く事を許されなかった。
そんな彼を不憫に思ったのか仲間外れと感じたのか、彼のたった一人の友人である鍛冶師見習いは、彼を火山に連れて行ってやる為に、大人達に内緒で魔素吸収に関する知識と、火山に出る危険種の活動期を頭に叩き込んだ。
そして決行の日、魔素吸収の印を掘った魔法銀の護符をジェスロに渡し首から下げさせる。よっぽど護符の出来がよかったのだろう、ジェスロが体調を崩す事も鍛冶師の少年が影響される事もなく、二人で火山を登る事が出来た。
行動していたのが彼ら二人のみであったなら、危険種は現れず、事故も起きず、二人は無事に帰路に着く事が出来たのだが――…]
―ジェスロの自宅前―
[いつ帰ってこれるか分からない状態で、まったくなんの挨拶もしないというのも何だ。あれから数日かけて必要な薬は作り上げ、そろそろ出かけるという段階になって、やっとここを訪れる]
(でも、ほら、出かけてるかも、だし)
[こそこそと。ノックをしてみる。本来なら家人に聞かせるためにするノックであるはずなのに、家人に聞かれるのを避けるような、小さな音。しばらくそのまま様子を伺う]
……。
(いな、い?)
[小さく首を傾げる。時間も冒険者であるジェスロが出かけていてもおかしくない昼間だ。いないものは仕方がないと、それだけ顔を合わせない条件を揃えた癖に、いないことを寂しく思いながら家の前を離れようとした]
――きぃ
[微かに聞こえた音。不思議に思って振り返ると、先程はきっちりと閉まっていた扉がほんの僅かに開いている]
……ジェスロ、さん?
[いるのだろうか。それにしては、普段の彼らしくない。そろり、と近寄ってみるけれど、扉の向こうからは何の音も聞こえてはこない]
…?
[微かに開いた扉の隙間から、小さな紙片が差し出された]
え、と…私、が受け取っていいの、かな…
[自信なさげに聞いてみるが、小さな神は依然としてそこにある。ダメなら引っ込むだろうとそれを抜き出すと、扉の隙間がそっと音もなく閉じた]
………???
[一体なんなのだろう。訳が分からないながら、手の中に残った小さな紙――カード?を見た]
『家のものはしばらく留守にします。御用がありましたら、後日に願えますでしょうか。 “屋根裏の怪盗”』
……。
[それを見たヴェルの顔は、心底不思議そうなものだった]
−回想・酒場にて−
そぉなぁ…必要経費っつっでもよ、ほれ、これから行くとごってあんま人のたくさんいねぇとごだべ?
[開拓村よりも、旅の道中の冒険者や行商人と取引する機会の方が多くなるだろう。
そういった場所では、貨幣通貨よりも物々交換の方が何かと便利で確実なことが多い。
それそのものだけでは使い道がない硬貨よりも、即座に使い道のある現物の方が好まれるためだ]
ま、そっちの話は後でいいべよ
ブツでも話でも、言い値で売るがらよ
[経費がどれほどのものか分かるわけでなし、何より物珍しげな場所と種の情報が十分すぎる報酬になっていることもあり、エドワーズからの報酬の申し出>>*4は、暢気に曖昧にはぐらかせた]
もし、その学者さんが考えた魔法が利用されているなら、刻印をみてもらったらわかるんでしょうか。
……壊れちゃってますけど。
[猫のご飯皿を持ったまま、思案げに視線を巡らせた]
魔法に詳しい人なら解るのかな〜 って、ちょっと君、待って、ほら。
[子猫がせがむように前足を伸ばしてくるから、ひっくり返されないうちに、ご飯皿を床に置く]
モーリッツさん、と。
魔素で作物を大きくする、か〜 そんな身近な魔法の使い方もあるんですね〜
[感心しつつ、持っていた資料の端に、名前をメモする。
礼をして、頭を上げると手を振るウィルがいて]
あ、ごめんなさい。
[つい、頭を下げてしまうのもこの青年の性分。
けれどその性分で、ちょいちょいウィルを困った顔にさせている気もしている]
でもウィリアムさんには、いいえ、冒険者のみなさんにですけど。本当にありがたいと思っているんですよ。
[なんとなく、それは伝えた方が良いと思った。
肯定するように子猫がにゃーと鳴いた]
f〜〜f〜f〜〜〜〜♪
まぁ、行商人さんに『エドワーズさんにツケで〜』とが頼むわげにもいがねしなぁ
[風に乗って山の峰を目指す盾の上で呟いた。
物々交換のネタ用に集めた薬草をたんまりと置き去りにしたことを思えば、エドワーズさんの申し出を受けておいてもよかっただろうか?
などと思い出しつつ。まぁ、その薬草にしたって元手のかかったわけで無し。経費を金額にするならば0だ。気を取り直して、空飛ぶ盾を飛ばしていく。
折りしも、周囲には疎らながら立ち上がる木々の姿が、ちらほらと増え始めていた]
/*
今見直したら盛大に勘違いしていたことに気付いたのでした。
ヴェルが受けたのは自警団からの依頼なのに、何故か酒場で依頼書見たのかと思い込んでいたという。
ごめん、ね!
[鍛冶師見習いの少年は、己を狙う黒い感情に気付かなかった。彼に手を引かれる少年は、自分が生き抜く事に精一杯で、鍛冶師の少年がどのような立場なのかを知らなかったし知ろうとしなかった。
そんな2人が“調子に乗っている奴にちょっと痛い目を見せてやろう”そんな理由で休眠中の危険種を起こそうとする者がいるなどと、予想が着くはずもはず――…結果、その瞬間がやってくる。
一通りのまわった後、適当な岩に腰かけ干し肉を齧っていた二人の耳に、悲鳴が飛び込んでくる。その方向をみやると村の少年らがフレイメアに襲われている。
痛い目を見せてやろうとフレイメアを叩き起したまではいいが、目的である鍛冶師の少年の隣には吸収の護符を持たされているとはいえ、強い反属性を持つ少年がいた為に、自分達が襲われてしまったのだ]
どうだろうなー、オレも魔法には詳しくないし。
……っと。
[前足を伸ばしてじたばたする子猫。
ご飯皿が置かれたのを見計らって、そっと床に下ろしてやる。
子猫は物凄い勢いで皿に駆け寄り顔を突っ込んだ]
ま、これ以上この件について知ってそうな人は思い当たらないし、手掛かりがある方に賭けるしかないな。
[ヴェルはどう答えただろうか。
>>+9本当は北へ行くこと、西へ行ったと答えて欲しいとお願いされれば]
そうか。よっぽどの事情があるのだろうな。
危険は承知の上ならば、止めはしまい。
そうだな……君のお願いを聞く代わりに、私の頼みも聞いてくれるか?
[トランクを探り、小さな包みを取り出して差し出した]
これは「水を生む石」……の、模造品だ。
モニターを頼むよ。
[旧大陸のある地方で産出される「水を生む石」は大気中の水分を引き寄せ、凝集させて真水を滴らせる。実験的に作られた模造品なので造水能力は本物よりは低いが、真水を得るのが難しい場所なら役立つこともあるだろう]
ああ、まだ研究途中の段階のものだから遠慮は不要だ。
帰ってきたら使った感想を聞かせてくれればいい。
また店に行くのを楽しみにしているよ。
[気をつけてな、と手を振った**]
探究者 エドワーズ は、なんとなく スカウト ウィル を能力(食事)の対象に選んでみた。
[最も、2人がその事を知るのは後の話、助けないなどという選択肢が浮かぶはずもない。鍛冶師見習いと少年は顔を見合わせると、フレイメアの方へと駆けだし――…
3人の鍛冶師見習いと2人の精錬師見習い、そして1人の一般人、異色の組み合わせの即席パーティーによる危険種討伐は……鍛冶師見習い1名が無傷、鍛冶師見習い2名が打撲、精錬師見習い1名が骨折、もう1名が掠り傷、そして1名の一般人が精錬師を庇った事で魔素喰らいをまともに受け重篤になり、反属性の魔素をたらふく喰らった危険種が泡を吹いて倒れるという結果である]
せっかくだから、機巧使い ロッテ は 沈黙の ヘロイーズ に投票するぜ!
[彼らが戻れば、村がひっくりかえるのではという程の騒ぎになった。
中でも問題となったのは、フレイメア討伐の功労者である一般人……ジェスロの容体の事である。
魔素を喰らいつくされなかったとはいえ、このまま放置しておけば、どうなるかわからない。そもそも、環境が環境の為、反属性の者がフレイメアに襲われるという前例が、食い残されるという事例がなく判断のしようがない
――この後の話は、人によって情報に差がある。
“たまたま村を訪れていた医師に縋りなんとか治療して貰ったが、その後遺症で魔素に感応しやすい体質になってしまった”
これが、鍛冶師の青年をはじめとしたたたら部の村の者達が知る話であり、この話のもう一つの顔をしるジェスロに聞いても、こちらの方を伝えようとするだろう]
―酒場―
[どの位してからか、カウンター越しに報酬としての薬を手渡された。
木箱は確かに依頼主が無くしたものだった、とのことだという。
それから張り紙された依頼の数々を眺めてはいたが、どれを選ぶ、ということも特にないままだった。
北の割れ谷の件、自ずから助力を買って出た手前、街から暫く離れる可能性のある依頼を選ぶことは無い]
お嬢の護衛……ならありやもしれぬが。
まぁ、まずは装備と手荷物を整えてからだな――。
[コイン幾らかを支払って飲んだ「豆茶風の」火薬のカップをカウンターに返してから、ロッテはひとり店を後にした]
同じ系統の者と解れば、モーリッツさんと、あと前騒動起こした人と、接点がある人で犯人が絞り込めると思うんですが。
[ですよね〜 と、ウィル>>38に同意して]
なんとか手がかりがつかめるように頑張ります。
[猫の頭を撫でる男に、笑顔になって頷いた。
子猫は餌をはぐはぐ音をたてながら食べている]
[>>37ここで、と向けられる視線にぱちくりとする。
方眼鏡の男だ、最初下を向いていたせいもあって、気づくのが遅くれた。
じっと見つめてから、はたと、顔に付いたひっかき傷を思い出して、ばつの悪そうに傷を隠し気味に手で触れたりしたのだけれど。
あるいはなにかわかる、と聞こえれば途端に身を乗り出した]
わ、わかりますか?
魔法に詳しい方なんですね。
あ、僕、自警団員のクラットと言います。
[全く最後に付け足すように自己紹介した]
― 昼前・中央広場 ―
やっぱり気になります。
[きょろきょろこっそり。隠れているつもり。]
ヘロちゃんが誰かと会ってるのだ。
あれれー、
あの人、どこかで見たよーな。
うんとうーんと。
f〜mhf〜〜u,s,f〜♪
[周囲の植生は、いつしか高地を好む木々の群れへと姿を変える。
下草は小さく、障害になるほどではないが、時折思い出したように隆起し、時に陥没する山肌は体力を奪い、かと思えば唐突にぬかるむ泥沼があちらこちらで口を開けている。
徒歩や、あるいは馬車を使おうとすれば生半可な旅路ではなかっただろう。
なるほど、確かに物資の調達も困難になり始める、この開拓の最前線で、このような場所を奥深くまで探索するような酔狂な人間はそうは居ないだろう。
肥沃な土地があるのだと言うエドワーズの話が真実だったとしても、開拓が始まって十余年がたった今も未開拓のままであるというのも、頷ける話だった]
いんや〜もぉ〜、わっくわくすんべなぁ〜
[小休止にと、横に張り出した潅木の枝に座り、盾を枝に引っ掛け足を揺らしながら、うきうきとした声を漏らしながら携帯食料をぱくつく。
まだほとんど…あるいはまったく?人目に触れたことのない場所を目にできると言う、そのことが、どうしようもなく気分を高揚させる。
行商人から聞いていた通り、この辺りに危険種らしい危険種はあまり居ないらしい。
見かけるのは小型の生物ばかりで、こうしている今も、蟲のさざめきと小鳥のさえずりばかりが聞こえてくる。
中には毒を持った危険種もいるらしいが、こちらから手出ししない限りは毒を使ってこないものがほとんどであるそうだ。
…旅歩きの経験則から言って、その生態が意味するものは、少々警戒すべき事実を示していたけれど。
同時に、今がそのときでないことも教えていた。
鼻歌気分で昼食を平らげていく]
せっかくだから、スカウト ウィル は 機巧使い ロッテ に投票するぜ!
せっかくだから、スカウト ウィル は 沈黙の ヘロイーズ に投票するぜ!
[“村にいたのは医者ではなく、常備薬を持ち歩いていた事と少々の民間療法を知っていたことから医者扱いされていただけの機巧技師であった事”
“現在の医学がどうなのかはわからないが、十年前の医者なら匙を投げる状態であった事”
“魔素枯渇の人間と、魔素を吸収した護符というパーツがそろっているという認識で処置を施した事”
この三つが、ジェスロのみが知る話の根幹である。
「足りない魔素を補う為に背骨に護符を埋め込んどいたから」“医者”は村を去る前日にジェスロを呼びだし、伝えねばならない事を伝えたのだった。
「護符に溜めこまれた魔素は、骨から血へ廻り、魔素を失った護符は周りの環境を受けて魔素を吸収したり、時には君の体力や精神力を使って魔素を作ろうとするだろう。
そうやって魔素が巡り廻って行くうちに、君の骨は護符の影響を強く受け、魔素含有鉱物へと換装されていく事になる。凄い生活しづらいだろうけど、他に方法が思いつかなかったんだ。本当にごめん。」と。
そして――…]
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