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なんか人狼出たから集まれってよ。
受信中 ギュル がきたらしいよ(1人目……だったかなあ?)。
受信中 ギュル は ただの人 になれるよう、天に祈った。
機巧使い ロッテ がきたらしいよ(2人目……だったかなあ?)。
機巧使い ロッテ は おおかみ になれるよう、天に祈った。
ちょっと新人がグラスを大量に割っちまったんで新しいグラスを至急見繕ってきてくれ?
道理でいささか騒々しいとは思ったが。
機巧整備と銃火器の必要な現場ならば僕の行くべきところだが……
いや、何でもない。承ったよ。
[酒場に来たばかりだったところで、すぐにカウンター席から降りて、外への扉の方へ*向かった*]
鉱夫 スコル がきたらしいよ(3人目……だったかなあ?)。
鉱夫 スコル は 余り物 になれるよう、天に祈った。
――西の開拓村→タウン・ナリヤへ向かう街道
[西の開拓村からタウン・ナリヤへ向かう荷馬車が一台。
幌がかかってるいる為荷台の様子を見ることはできないが、御者席に座る男の装備と隣で荷台を覗き込むマイナーコボルトから、鉱夫の一団である事が窺えるだろう。
コボルト…犬の容貌を持つ亜人はタウン・ナリヤ発足当初は危険種として認識されていたが、生態の調査が進んだ事で意思の疎通が可能になり、人と雇用関係を結ぶ者も現れた。
他の危険種の中での暮らしよりも、ある程度の住環境が保障されるという事が大きかったらしく、現在では中立〜友好種がほとんどである]
『またステゴロさん寝てますよー! ご主人!どうします?』
[荷台を覗いていたマイナーコボルトの口から出た言葉に、馬を繰る鉱夫は大きく笑い]
まあ、ここまで来たなら安全だからなあ…働き詰めだったし今は寝かしとくさ!そのかわり……
[にや、と、笑った。
続く言葉を察したコボルトは大きな声で]
『何かが起きたら水をかける!ですね!!』
[と、答えた。
起こそうと試みる前に水を掛けに走りそうな勢いのコボルトの様子に、スコルは「水をかけるのは起きなかったらな」と訂正してやった]
『わかりました!!』
[と、答えながらも、水桶を探しに荷台に潜り込んだコボルトの後ろ姿に苦笑しながら、思い出したように声をかけた]
あー、それとだモック。
[モック、そう名前を呼ばれたコボルトが桶を片手に顔を向ける。
その後方で、採掘作業で泥のように眠る二名の鉱夫と三匹のマイナーコボルトに混じって鼻ちょうちんを浮かべる戦士風の男が寝返りを打った]
何度も言うが…ステゴロはそいつの名前じゃないぞ?
[何度も……そう、後ろで眠る男は、何度も護衛を依頼しているぐらいには顔見知りなのである。
その度にモックは彼をステゴロさんと呼び、それをその度訂正していた]
『他にもジェスロさんはいるけれど、ステゴロさんはステゴロさんだけです!』
[モックから返ってきた迷いのない返答に、スコルは頭を抱えたかけたが――…当事者に抗議されたら訂正しようと考えなおし……]
オーガキラーさんじゃないだけマシなのかもな
[軽く笑う。
“素手喧嘩オーガキラー”傍で寝ていたマイナーコボルトをもふりながらも夢の中にいる護衛の男には、そんな異名がついていた]
うん、キャラチップ候補第一位がおかしな街になっちゃった。うん、正直ごめんなさい村建てさん。
おっさんとモックもやってて楽しいんですけどね!
ちゃんと弱点も設定してあるし、大丈夫だよね?
護衛一人じゃないよ?ちゃんとこのエリアに来るまではパーティー組んでたよ!!
ジェスロ=エーメス(男)
二つ名:素手喧嘩オーガキラー (素手喧嘩はステゴロ、読み)
旧大陸のド田舎村出身(医者にかかるのに一カ月はかかるレベルのインフラ不整備っぷり)
一旗あげようと、というよりは故郷を逃げるような形でタウン・ナリヤにきた。
たまたまオーガの襲撃にはち合わせた事と
たまたま彼が武器らしい武器を持ってなかった事と
たまたま彼がオーガを超える身体能力を持ってた事と
たまたま身にかかる火の粉をはらった事によって、町に来たその日に二つ名がついた。
特性として「やや人間の規格を外れ気味な身体能力」と「環境による属性変化」を持つ。
前者はメリットなのだが、後者が問題で……魔素含有物質が多い場所に行くと本人の属性が変わってしまうため、先天属性を利用した本人の確認が難しくなってしまうのだ。
故に、彼には「魔素含有物の摂取制限」と「魔素含有物の装備制限」が義務付けられている。
採掘者や魔素含有物の輸送隊の護衛を受ける事は可能なのだが、その際は事前と事後に大量の書類が彼を襲う事となる…ので、依頼料が割高になる。
魔法を使うことはできない。
武器は斧、ナックル、ポーラである(メインは斧。ナックルとポーラはサブウェポン)
魔素鉄のプレートを縫いこんだ特注のハードレザー(魔法銀糸を縫いこんだ衣服の上に金属鎧の方が、防御と魔法防御共に上なのだが……装備制限によって魔法銀が無理且つ、魔素鉄と金属鎧という組み合わせも属性変化を起こすためアウト)
彼の特異点は、幼い頃に高熱を出し死にかけた所、たまたま村にいた医者に救われた事が原因である。
早い話が後遺症。
彼が幼少にかかった病は通常の医者なら匙を投げるシロモノだったのだが
その医者は医者ではなく「旧大陸大都市では民間療法レベルの知識」と「常備薬を持ってた」というだけで医者扱いされてた魔素研究者だった事と、その魔素研究者の中でも異端且つ後先を考えない性格だったことから……脊椎を魔素含有鉱物へ置き換えるという倫理観を逸脱した(且つオーバーテクノロジー気味)治療?を行った。
村一番ひ弱から村一番の強者になったわけだが、原因が原因なのでなんか村に居づらくて、開拓の町へきた…………
なんて背景があるが、現在の本人は解決しない事を考えるのが面倒なので気ままに冒険者として生きている。
能力はそのまんまどっかの火力厨農夫だけど。
薬剤試験うかっちゃったけど火力厨農夫
この独り言はありさん向け。
名前を奴そのものにしかけて自重した。
ものっそい久々にRSS設定したし、他のことしながら待ってよう。……何年ぶりだろな。
しかしNPCでこんなにやりたい放題して、後から入ってくる人大丈夫かな
鉱夫 スコルは、見物人 になれるよう、再び天に祈った。
鉱夫 スコル は、見物することにしたらしいよ。
―タウン・ナリヤ中央の広場―
グラス……交易商の荷にはあったか?
[そこそこに整った身だしなみで辺りを見回しながら歩き続ける姿は、広場の賑わいに目移りする町娘のようでもある。
しかしこの町娘のような者――ロッテの腰には確かに、ホルスターに収められた短銃が二丁備わっている。
私服の警察かと言われればそうではない。
れっきとした、冒険者である]
―タウン・ナリヤ中央の広場―
グラス……交易商の荷にはあったか?
[そこそこに整った身だしなみで辺りを見回しながら歩き続ける姿は、広場の賑わいに目移りする町娘のようでもある。
しかしこの町娘のような者――ロッテの腰には確かに、ホルスターに収められた短銃が二丁備わっている。
私服の警官でもなければ、無論、一般市民でもない。
旧大陸から訪れた、れっきとした冒険者である]
村の設定が変更されました。
鉱夫 スコル が出て行ったらしいよ。
/*
対応が遅くなってしまい申し訳ありません!【おかしな街】キャラセットへ変更しました!
同様に、NPCで入村して言ってもらえれば、ローテーションにないキャラセットへの変更も対応いたしますー。
※ただし、今回のようにお待ちいただくことになるかもしれません。スミマセン…
特異体質 ジェスロ がきたらしいよ(3人目……だったかなあ?)。
特異体質 ジェスロ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
んぶっ!!つめて…――っ!!
[街まで半日ぐらいの距離に差し掛かったところでジェスロは水を浴びせられ、夢の世界から引き戻される。
男に抱きつかれていたコボルトも巻き添えをくったようで、プルプルと水を飛ばし、その水が周りの鉱夫らを目覚めさせる事となるのだが、元凶の男はその様子を見もせず、斧槍を手に馬車を飛び出した――]
っと!!――……って、あれ?
[のだが、予想された敵の姿はそこにはなく。
水桶を片手にやり遂げた顔をするモックと、済まなさそうな顔をしたスコルがそこにいた]
え、えー…これどういうこと?
[事態を把握できずにいるジェスロに、スコルはあれを見ろと言わんばかりに前方にあるものを差ししめした]
[そんなロッテは、しばらくして、結局広場を後にする]
………そう都合良くありはしないか。
急がねばなるまいが……。
おや?
[町からのびる西の街道の方に、向かってくる荷馬車の影が。
掛けられた幌の中身を見ることはできなかったが、ロッテは期待の眼差しをぱっと向けていた]
村の設定が変更されました。
馬車の残骸…だよな、あれ。
[スコルに指示られたものに対する率直な感想を述べる。魔法や魔素に詳しくない者が見たなら、十中八九同じ感想を抱くだろう。
その言葉を聞いたスコルは「俺も街から近い場所とは言え、そんな珍しいもんでもないと思ったんだがな」と、モックの頭にポンと手を置いてやる。それを合図と受け取ったように小さなコボルトは口を開いた]
『どろぼーっぽいけど!どろぼーなら変です!あの馬車、魔法銀の臭いがするです!!』
「ま、そういうわけだ。あれに危険がないか調べてきてくれんかね」
[そう言われたジェスロの表情は…苦虫を噛むまではいかずとも、うっかり口に放り込んでしまったのかという程の感情が漏れていた。それなりに付き合いがあるがゆえに、その理由がなんであるか理解できるスコルはやはりすまなそうに「これも契約内だろ」と付けくわえるのだった]
転がり草の オノン がきたらしいよ(4人目……だったかなあ?)。
転がり草の オノン は 余り物 になれるよう、天に祈った。
−大橋−
f〜♪ f〜〜〜♪
[身の丈よりも大きな盾を船に見立て、その裏側に乗ったオノンが不思議な旋律を口ずさめば、旋律は大気の魔素を揺らして風を起こし、盾を宙に浮かせて前へ前へと滑らせていく。
盾の裏側にはずっしり重い頭陀が一つと、わずかばかりの旅荷物。それからオノン。
新大陸へと向かう人と、車と、友好種の間をすり抜けながら、それらから向けられる好奇の目線も知らぬげに、オノンを乗せた大盾は低く宙を滑って新大陸へと、今、上陸した]
〜〜〜っ!!
[どうしたもんかと頭を掻き毟るのだが、考えるまでもなく結論は出ている。
鉱物に関してマイナーコボルト以上の嗅覚を持つものなど滅多にいない。そして、高額で取引されている魔法銀を見落す野盗など阿呆を通り越した何かだ。
その事からあの馬車を襲ったのは野盗ではなく、危険種かなんらかの目的をもった人という可能性が高い。
街道に出る危険種にしろ人による犯罪にしろ、こちらに危害が加えられない保証はく、調べないという選択肢は存在しないに等しい]
あー…調べてくる。何かあったらすぐ呼んでほしい。
[覚悟を決め、斧槍から小回りが利くナックルとポーラに装備を変えると、スコルを始めとした鉱夫らにそう告げ、残骸へと向かった]
[彼を見送る鉱夫らからは]
「あとで一杯奢るぜー」
「書類が厚くなるな……」
「おつかれさーん」
[と、労いなのか労いじゃないのかよくわからない声がかけられる。鉱夫らも言葉は軽いが警戒はしているようで、武器になりそうなツルハシを手に持っており、体力に劣るマイナーコボルト達も、狼煙を焚くべく木の枝をを集めていた]
[赤い両目がまじまじとものを見つめると、キリリと歯車が軋むような音がする。
「普通の人間よりはほんの少し目が良い」とはロッテの言だが、
残念ながら、この目は魔法や魔素までは感じ取らない]
気のせいか?
あの荷馬車……よりももっと遠くの方、何かあったような。
……一先ずはあれのもとに、話だけでも聞いてみよう。
グラスを積んでいるならばそれのことも交渉してみなければ。
[向こうの開拓町にガラス工房などあっただろうか?とは思いつつも、脚はタウン・ナリヤの外に向かう道を進んでいた]
−タウン・ナリヤ 中央広場−
s〜♪ s、s、s、 S!
[広場に入り、奏でる旋律が響きを変えた。と同時に、盾は減速し、やがてその動きを止めた]
おぁ〜〜〜〜、広っれぇ街だなぇ〜〜。
オレとこの村よっか賑わってねぇがぃ?
[辺りを見回し、屈託なく笑った独り言はずいぶんと大きかった。ついでにずいぶんと訛っていた]
―タウン・ナリヤ、西方の街道へと出てすぐ―
何?
命辛々辿り着いて、同じ隊商の馬車とはぐれて?
一体、何があったんだ。何かに襲われたのか?
……いや、まぁ、とりあえず今は落ち着いてくれ。
[蒼褪めた御者からは、その身に起きたことは未だ上手く聞き出すことはできなかった。
幸い、幌の中の交易品は無事である、ということは判ったが……。
ロッテはその幌の中身を見通すかのように、一度赤い目を其方に向けて]
それで、ところでガラスか……いや木材でも金属でも骨製品でも良い。
魔法銀、となると値が張ってしまうのが難だが……。
何か、杯の類を積んでいるならば、買わせてはくれまいか。
[己の請け負った依頼の件を口にして*いた*]
[ジェスロを見送る鉱夫らは一様に、ジェスロ自身に関しては特に心配する事もないだろうと判断している。
街にやってきたその日にオーガの襲撃にはち合わせ、街で買えばいいやと武器らしい武器を持っていなかった。そして己が持つ能力をオーガ相手に行使したことから“素手喧嘩オーガキラー”と呼ばれる事になった男なのだ。その実力は疑うまでもない。
付き合いが長いからこそ、ジェスロのもう一つの特異点を知っている鉱夫たちは、馬車を調べる彼の背中を見ながらこんな話をしていた]
「今回は何枚になるだろうな」
「こないだの魔素水晶のかけらで30枚だっけか?」
「うっわ!魔法銀で何枚なるんだよ、それ!」
[一定以上の魔素含有物質への接触で、自分自身が持つ先天属性までも変質してしまう……彼の持っている特異体質とはそういったものだった]
んん。なんが人集まってる?
おっがねェことでもあったんかねぃ?
[ちらほらと人が集まっていく?西街道に目を移すも、首を傾げて答える人が傍らにいるでなし]
[ぐきゅるぅ〜]
ん。
腹の虫さ言うことにゃあ逆らえねェよ。
めし、めし、めし屋はどこだぃね?
[きょろきょろと探し、見つけ出した酒場に入ってみたら、お冷をいただこうにもグラスが足りないとのこと。
路銀…というより小遣い稼ぎに手伝おうかと申し出てみたら、既に冒険者に依頼済みらしい>>3]
したっけ、オレも手伝いに行ぐかぃ?
大荷物運ぶのはちぃっと得意だよ?
[荷車代わりにも使っている大盾を示す。面積の余裕は十分だ]
んじゃ、行っでぐっからよ〜
[報酬は一食分の食事代で十分なこと、先約の冒険者への報酬とは別契約で、相手の報酬から棒引きしたりはしないこと、先約の冒険者の向かった先と、その人相風体、などなど。
必要なことを確認した上で。
酒場の主人に告げて、店をあとにする]
ff〜 f、f〜♪
はぁ〜 すれ違いかねぇ〜?
ffff〜♪
[ともすれば鼻歌のようにも聞こえる旋律を口ずさみながら、広場を抜け、街道へ向け、盾を飛ばした**]
[ジェスロに魔法の素質はなく、この体質は「本人の確認を困難にさせてしまう」というデメリット以外の何物でもない。普通の人間が数秒かからず通れる門でも、彼を通すのには短くとも十分の時間を要する。
それは、彼個人に対して魔素含有物質に対する装備制限と、魔素含有物質の接触&摂取制限などという枷となって振りかかり……さらに、属性の変質が予想される事態が起きた場合、大量の書類の提出が義務つけられていた]
「………」
[提出すべき書類の枚数をリアルに想像してしまったのか、鉱夫らの視線に同情の色が濃くなる頃、ジェスロは鉱夫らの元に駆けてきた。
その顔には、焦りが張り付いている]
スコルさん、急いで街に!
街の外でもいいから官憲に取りつげるとこまで!!
[その様子から、異常事態と悟ったスコルは鉱夫らを馬車に乗せ、出せるだけの速度で、タウン・ナリヤへと向かった]
ロッテさん>更新立会いについては特に指定しませんので、えーと…しいて言えば不要?になるでしょうか。
すみません、寡聞にして更新立会いの要、不要を気にしたことがなかったものですからー…
――タウン・ナリヤ
[タウン・ナリヤに着くとスコルら鉱夫達は街の中へ、ジェスロは外付けの官憲詰め所へ向った。いつも手続きをする場所なのだろう、ジェスロが顔を見せると官憲の一人が書類棚を漁り始めるのだが]
書類はちゃんとやるから、先に話聞いてくれ!!
[ジェスロはそれを制止し、魔法銀で作られた鎖を官憲へとみせた。
自身の体質を自覚している彼が、魔法銀を持ってきた。その事が彼自身の焦りの表情よりも、官憲達に対し自体の重さを訴える力があった事は皮肉としか言いようがない]
[話を聞く体の官憲の前に椅子を引き、どっかと座るとジェスロは何があったのかを彼らに伝えた]
護衛帰りに西側の街道沿いで、何者かに襲われた馬車の残骸があったんだ!
[馬車の残骸〜という言葉を聞き、数人の官憲が詰め所を飛び出した。
ジェスロはその方に視線を送ることなく話を続ける]
モックが魔法銀の臭いがするって言うし、野盗の仕業にしては何かおかしいと調べる事になったんだが……それで出てきたのがこれだ!
[じゃらと鎖を広げて見せる]
何かを固定したか拘束してたかわからないが、わざわざ魔法銀製のって…それが奪われるって…やばくね?
[言わんとした事が伝わったのか、官憲の顔色が悪くなり、どう対処すべきかあたふたし始める。最高責任者がその場にいない状態からなのか、方針が決められないでいる官憲に代わり]
まずは、出入り予定の商人や出入りするはずだったものを、調べる!
で、品物の特定ができたら次はその対策と奪還。品物が特定できた時点で賞金かけるのもありだ!
[と、何故かジェスロが命令を下す。
その場の責任者の言葉ではないのだが…特におかしな事も言っていないと、官憲らは判断し、守備担当の者以外は街の内外へと駆けて行った]
で。
[駆けだすのを見送った後、残った官憲に声をかける。まだ何かあるのかと緊張した面持ちの相手に、ジェスロはへらっと笑いかける]
変質する要因の現物もってきたんだし……書類まからないか?せめて半分に。
[そんな言葉もむなしく、官憲は首を横に振り大量の紙束を机の上に乗せる]
……ですよねー
[処理しなければならない紙の山を前にしたジェスロは、遠い目をするしかなかった**]
煙草売り ヌァヴェル がきたらしいよ(5人目……だったかなあ?)。
煙草売り ヌァヴェル は てけとー になれるよう、天に祈った。
……?
[いつもの道を通り、いつもの時間に己が店へと足を運んでいると、いつもとは違いなにやら慌てた様子で官憲が街を出て行くのがみえた]
………。
[それに好奇心を覚えたのか微かに歩調を緩めるが、何が起こったかを確認するまではするつもりもなく、行き交う人の流れを眺めながら店へとゆるやかに歩を進めた]
[きぃ。
けして大きくはない音をたてて店の扉を開けると、慣れぬ者なら一瞬戸惑うほどの薫りがあふれ出した]
……。
[ほの暗い店の中を勝手知ったるもので奥まで歩くと、店とは仕切りで簡単に分けただけのスペースに入り、狭い店には不釣合いなほどのテーブルの上に今採ってきたばかりの薬草、香草、ハーブといった彼女以外にはそれにどんな効果があるのかはほとんど分からないようなものを広げた]
…。
[広げたものを手早く仕分けると、狭い階段を登って屋上へ。
屋上で一番に目に入るのは、硝子張りの小さな小屋。中にはいくつもの鉢がいくつも並べられ、それぞれに大小様々な植物が植えられているのが見える]
……。
[今はその小屋には用はないのか、硝子越しに植物たちの様子を確かめながら通り過ぎると、階下から持ってきた新たな植物を乾燥させるために広げて置いた]
これは…もう、大丈夫か…
[今広げたものではなく、今まで干してあった植物を手に取ると、きちんと乾燥しているかを確かめるように顔を近付ける。ふと香った匂いに、小さく目が細められた。
匂いに敏感な者でなくても、彼女が通った後には様々に入り混じった、不思議な薫りに気付くだろう。
そして敏感な者なら、今彼女が手に取った植物。それが彼女の匂いのベース、最も好きな薫りだと気付くかもしれない]
[乾燥させた数種の植物を持って階段を降りていると、きぃ、と扉の開く音が小さく聞こえた]
「ヴェルさん、おられますー?」
[自分の名を呼ぶ声に、小さく口の中で「いますよー」と返事。もちろん相手に聞こえるものではないが、さほど広い家でもない。少し急いで階段を降りると、近所のおばさんの姿がみえた]
はい。えーと…いつも、の?
[お喋りが続きそうなおばさんの様子に、少し困ったような笑みが浮かぶ。本来あまり人付き合いの上手い性分ではない。が、商売をしている以上、人並みには会話術は心得ている…のだが。
乾燥して粉状にした薬草を量りながら、お喋りを背中で聞く。今までも何回も言ってきた言葉ではあるが、それがおばさんに届いているかどうか]
うち、煙草屋であって、薬屋じゃないんだけどなぁ…
ふぅ…
[一頻り喋って納得したのか、満足したように帰っていくおばさんを見送り、先ほど屋上から持ってきた植物たちに向き直る。
本当ならここで一休みしたいところだが、相手は植物という生き物だ。タイミングを逃さぬよう、手早く作業してしまわなくてはならない]
今日は、気分が落ち着くのがいいな…
[目的のハーブを手に取り、それに合わせるように数種類の植物を。合わせた状態で薫りの強さを確かめ、それらを刻んでゆく]
『薫り煙草、売ります』
[店の表に出ている看板の文字は、そんな素っ気のないものだ。
店内も本人も華やかさよりも使いやすさ、動きやすさを重視したものばかり。薫りだけが豪奢に華やかに客を出迎える。
彼女の扱う煙草は、煙草といっても薫りを楽しむためのものである。一般的な葉煙草は扱わず、香草や薬草を原料として彼女が独自に見つけてきたものをブレンドし、客の好みに合わせて作り上げてゆく。
が、原料として一部入手困難な薬草なども独自のルートで見つけてくるために、煙草売りとしてではなく街の便利な薬屋さん状態になっているのが悩みの種である]
[乾燥させてあるとはいえ、香草を刻むと一際強い薫りが立ちのぼる。それを楽しみながら、先ほど見かけた光景を思い出した]
怪我人でも出た、のかな…
[ここに店を出して数年。顔見知りもでき、官憲の中にも望む望まないに関らず知り合いもできた。何故か薬草を卸すという役割で。]
あとで、行ってみようかな…
[怪我人がいるなら薬草が必要になっているかもしれないし。困ったことに、煙草屋としての収入よりも薬屋としての収入で店が立ち回っているという現実。これでいいのかと自問自答しつつも生活はしなければならない。
ため息ひとつ。刻んだばかりの香草に顔を近付けて気分を持ち上げると、なにをどれだけ持っていくかを頭の中で組み立て始めた*]
村の設定が変更されました。
スカウト ウィル がきたらしいよ(6人目……だったかなあ?)。
スカウト ウィル は 余り物 になれるよう、天に祈った。
― タウン・ナリヤ ―
[男は木の上に登っていた]
[何故なら高い所が好きだからだ]
おやぁ、なんだか騒がしいねぇ。
[額に手をやり、官憲詰め所>>23の方向を見る。
今し方、数人の官憲が飛び出して西の方向へ向かっていった]
何があったんだか……。
ま、動くのは応援要請があってからでもいいか。
[よっ、と軽い掛け声と共に、木から地上へ飛び降りる。
高さにして3m以上はあるはずだが、着地の際の足音は全くと言っていいほどしなかった]
さて、仕事前に一服でもするかね。
[独り言ちて向かう先には、煙草屋の看板が掲げられていた>>31]
― 煙草屋 ―
[扉を開けて店内へ入ると、薬草の独特の薫りが体を包んだ。
慣れているのか、驚いたり気にしたりする様子もなく]
よっ。一本貰える?
[香草を前に何やら考え込んでいる様子のヌァヴェルへ、煙草一本分のコインを差し出した**]
―― タウン・ナリヤ外周「官憲の詰め所」
うおっしゃ!これで半分!!
一旦メシ!!
[街に入るために必要な書類の量は、二百三十二枚という微妙なキリの悪さだった。そのうちの百二十枚片づけたところで席をたつ。
半分と言いつつ半分を超えてしまっているのだが、やってるうちに数えるのが面倒くさくなってしまったのだから仕方がない]
と、なると…だ……
[一旦休むと決めたなら、次は食糧の調達である。冒険者なので保存食はもっている……が、わざわざ街に戻ってきたというのに何が悲しくて保存食をかじらねばならないのか。
きょろきょろと周囲を見回し――、先ほどの指示>>24が元なのだろう商人から調書をとっている官憲に目をつけた]
そこ替わるからちょっと頼まれて貰えない?
[と、彼の仕事を奪い、代わりに食事の調達という使いっぱしりを頼む。パシリ扱いに最初は渋っていた官憲も「お前らの分も奢るから」という一言で腰を上げ、酒場へと走り出す。
いつもの光景なのだろう、百二十枚の書類の受理作業を行ってた官憲も、あきれ顔になりながらも強く咎める事はしなかった]
[呆れ顔に気付いたのか]
寝床の提供受けるんだし、食事ぐらいは奢るさ
[ジェスロは口を開く。すかさず入った「泊まるつもりなんですか」という突っ込みが入ったものの、それをスルーし商人へと向き直った]
はいはい、えーと……お宅の取り扱いは木工製品ね。
んで…怪しい品物を運ぶやつを見たって?
[がらりと話題を変え、確認の為調書の内容を復唱するジェスロに、商人は困惑の表情を浮かべる。「いつものことなんで気にしないでください」という官憲のフォローが入ったところで、やっと落ち着きを取り戻したのか商人は口を開いた]
−西街道−
お〜、おねぇさん、ロッテさんじゃねェかぃ?
酒場のご主人さんに頼んで依頼の手伝いさしてもらいに来たんだげどもぉ
[ずるりずるり、盾に乗るほどもない距離を盾を引きずって歩み寄り、声をかける。
依頼の内容は、受け取った荷運びの手伝いであること、ロッテの報酬の取り分は減らさないよう話はつけてあること、それから、自分は聞いての通り交渉には向いていないこと、を、自己申告どおりの聞き取りづらい訛り言葉で告げる]
そっだらオレはてげとーに時間潰しでっがらよ〜
話がついだら教えてくんねが?
[に馬車の主との商談はロッテに任せる、と宣言して、オノンはふらりと道端へと歩み出る]
−道端−
♪〜
[今度は正真正銘の鼻歌を歌いながら、腰のベルトから小型の機巧を抜き出す。
ロッテの腰のものともよく似た拳銃のようだが、オノンの手にしたものは銃弾を打ち出す銃身の代わりに、往復式の鉄杭が仕込まれている]
ふむ……
[商人の話を聞きその内容を調書にとる以外に、適当な紙に箇条書きにしていく。木工製品業者の話をおおまかにまとめると次のようになった]
「街に入ったところで、大きな包みを持つ一団とすれ違った」
「大きなものであるのに荷馬車ではなく人力での運搬で、その仕事運びも不慣れなようだった」
「布がはだけた部分から水晶の細工物ものっぽいのが見えた」
「それだけ大きな水晶の取引が商人の情報網に引っかからないのはおかしい」
[そんなこんなで、できあがった書面をパシパシ叩いていると、酒場からの出前が届く。目の前の商人にも食事を勧め、自分もパンにかじりつきながら意見を求めてみる事にした]
[がちゃこ]
[慣れた手つきで弾倉を開き、一般によく見かける火薬カートリッジを差し込んだ]
[だんっ!]
[がちゃこ]
[だんっ!]
[がちゃこ]
[だんっ!]
[地面に鉄杭をあてがい、オノンが撃鉄を引くたび、深さ20cmばかりの孔が開けられていく]
でっかぐなれよ〜
[自ら開けた孔に、旅荷物よりも大きな頭陀袋から取り出した種を一握りずつ落としこみ、ひとつひとつ祈るような声と共に埋め戻して、一連の作業は終了。
作業の最初に戻って、機巧で地面に穴を穿ち、種を落として、埋め戻す。
ロッテに声を掛けられるまで、そんな作業を繰り返していた**]
まず、この街にノーパスで入ってこれる水晶っぽい細工物品物って時点で、あんたがブツはガラスか輝水晶な。他が水晶がすんなり入れるなら、俺はこんなところで三桁超の書類と戦う羽目になってない。
[「書類はなくとも、品物を検める事にはなるだろ?」と付け足すと、そういった手続きをよく目にしているのだろう商人と、その手続きをしているであろう官憲がと頷く]
隠して持ってくる時点で輝水晶なんじゃね?
ガラスの細工物ってなんの問題あるの?魔素含有量にしろ、そのほかの性質にしろやばいものじゃないだろ。
[輝水晶はそれそのものには魔素を含まないが、少々の魔素増幅効果がある。
それらは、十年前この街に来てから、街に入る為の書類を処理するためにつけてきた知識だった]
つまり二つに分かれてるってことだ。
[いきなりポンと出された結論に、先の話題とどう繋がってるのか把握できなくなった官憲と商人は「は?」と声に出し、お互いの顔を見合わせた]
[顔を見合わせる官憲と木工商人に、ジェスロは調書ではなく箇条書きした方の紙を見せる]
輝水晶はそれだけじゃ特に害はない。だからノーパスで入ってくる事ができる。OK?
[相手がコクコク頷くのを見て、話を続ける]
次になんで隠して持ってくるのか、だ。金持ちって人種がわざわざ隠すか?でっかい細工物。んじゃなんで買うんだよ、調度品ってなる。
[その話には商人が強く頷いた]
つまりー輝水晶のブツは調度品じゃないってことだ。
輝水晶に飾り以外のものを求めるなら、残るのは魔素増幅効果ってことになる。
[そこまで話を聞くと、官憲の一人が口を開き]
「でも、魔素増幅の水晶があったところで本体が――あっ!」
[そこまで言ったところでジェスロの言わんとした事に気付いたようだった]
そ。輝水晶とその本体。後者は相当量の魔素を含んでる。分けて街に運ぶなら、後者も調度品の体をとってくるかもな。純度の高い魔素水晶あたりが有力候補。
水晶系の調度品扱ってる商人に、何も知らせず運ばせるってのも…効果的かもな。
[いつの間に平らげたのか食後の茶をすすりながら、そんな事を口にする。入門手続きを行っていた官憲が「本体にあたるようなものは街に入ってない」という事を告げると]
んじゃ、やっぱ必要なのは二つだ。街の外と街の中。輝水晶と本体相当の物と、それぞれを持ち込んだ奴の補足だ。
「……ジェスロさんは向かわれないんですか?」
[やる事が決まったという事で、冒険者への応戦要請を出そうと酒場と組合へ駆け出す官憲を見送りつつ、二服目の茶に口をつけたところで、官憲が口を出した。その言葉にジェスロは眉根を寄せながら]
街に入っていいの?
[と、駄目もとで聞いてみる。「いえ、外の方です」と返ってきた返答に、やっぱりなという表情を浮かべ、今度は書類手続きをしている官憲の方へ]
純度の高い魔素水晶、それもでっかいの。触ったら何枚になる?
[と、問う。返ってきた「四桁いくな」という言葉にジェスロは机に突っ伏し]
まずは残った書類をかたす……
[と、呟いた**]
[目の前の相手の容貌と、自身の知識と照らし合わせる。
オノンの面立ちを赤い両目が暫し見つめる。
見つめた時、また、キリリと機械調の音がほんの微かに鳴っていた]
なるほど、酒場の旦那に使わされて、ということかい。
……僕は旦那を待たせてしまっているようだ。
[訛りのある言語を注意深く聞き、内容を把握する。相手の依頼のこと、報酬のこと、交渉のこと――。
そう言えば荷車も無しに来てしまったものだったな、と思い返した。
視線を一度、大盾の方に向けてから]
あい分かった。幾らか運んで貰えるならば助かるよ。
それでは、暫く待ってておくれ。
[それから、オノンの鼻歌と地面を穿つ音を背に聞きながら、未だ落ち着かない風の商人との交渉に戻る]
[至急の件とはいえ、何も考えずに高い買い物をしたりすることはあまり良い事ではないと判断した。
報酬とは別に、グラス代は立て替えで、ということになっているのだ]
水晶製のグラス……はやめておこう。店で使うものだから安い品で良い。
こちらのガラス製のものをこれだけ頼もう。
あぁ、もう少しまけては貰えないかい?この位まで……
[荷馬車に積まれていた調度品を直に取り出させ品定めしながら、一応の交渉成立をみたところで、今一度ロッテの目は幌の方へ、それから商人の目へと合わさる]
ところで、運んできた品は、今ので全部かい?
まだ何かあるような気はするのだが。
[明らかに動揺を含んだ商人の反応が、ロッテの赤い目に映る。
それが危険種や群盗に対して抱くような動揺と同質のものであるか否か――そこまでの微妙な心情の色合いまではロッテには覚れなかった。
そしてついでに言えば、幌に覆われたまま姿を見せない「商品」が持つ特質が、ロッテに感覚として伝わってくる、ということも無かった]
――失礼した。僕の現場は官憲の検問所ではないものね。
[それから、ガラス製のグラスが収められ、「割物注意」の焼き印が捺されている木箱を一つ両手で持ち上げて、漸くオノンの方を向く]
お待たせ。やっと商談成立したところだ。
では、この箱の運搬を頼めるかい?
もう一つ買い付けたグラスの箱は、片手でも担ぐことができる程度のものだし、僕が運ぶことにしよう。
[片手でも空いていれば銃を構えることはできる――と、荷馬車の護衛のようなことも考えながら。
少しだけ視線を下に向けたところで、ぱちりと瞬く]
そう言えば、先程から火薬の香と――音がしていたが。
何か採掘するものでもあったのかい?
[逆に何かを埋めていたのではとは思いつかないまま、箱越しに地表を眺めながら、他愛なく聞いて*いた*]
− <<巻き戻し 作業開始前 −
ああ、違ぇよぉ
ご主人さんにオレが頼んで手伝いさしてもらいに来たんだ。
悪り悪り。気ぃ悪くさせちまったが?
[ロッテの言葉>>49の、『酒場の旦那に使わされて』という部分を念を入れて否定し、悪びれもせず屈託なく笑う。
なにしろ自分で言い出したことなのだから、それで酒場の旦那に対するロッテの心証を落としては寝覚めが悪い]
?
[先刻ロッテが振り向いた時にどこかから機巧の音でも聞こえたような気はするものの、オノンはさして機巧に詳しいわけでもない。
駆動音の出所が分かるわけでもなければ、その音の意味するところを推理することができるわけでもない。
結果。オノンは気にしないことにした]
−早送り>> 現在へ−
おー、お疲れさんだなぇー
[声を掛けられて>>51地面に向いていた視線を上げる。
手にした機巧が弾き飛ばして顔に飛んでいた土くれを軽く払って、ロッテから木箱の一つを受け取る]
ん?おぉ、これがぃ?
今ここさ種植えてたんだげどよ
こりゃー、アレよ、都会語で言う『らいふ・わぁぐ』っちゅーやつよ
[他愛のない質問>>51に、いいことを聞いてくれたとばかりに得意げな笑みを作って解説を始めた]
草木はどんな小っこげなやつでも魔素を集めて循環させる働きがあっがらな。
旅歩きしながら、めっけた種を次の新しい土地に植え付けて歩ぐ。
それがオレんとこの田舎で旅に出るやづの約束事なんだ。
[約束事と言いつつ、強制されてやっているわけではなく、楽しんでやっていることはその口ぶりからも聞き取れただろう]
ふらふらしながら種落としてぐもんだがら、誰が呼んだか転がり草(タンブルウィード)っつってな。
……ああ、なんならロッテさんも乗ってぐかぃ?
荷物抱えて歩ぐよっか速ェよ?
[そう告げて、まだ幾許かのスペースが空いている大盾を示す。
もっとも、荷馬車の護衛にまで気が回らずに聞いているものだから、そういったことを聞けばあっさりと退くだろうけれども]
― 煙草屋 ―
[きぃ。
足音は聞こえなかったが、木製の扉が開く聞き慣れた音に顔を上げた]
あ、ウィルさん。いらっしゃい。
[詰め所へ持っていくつもりの薬草――止血や毒消しや気付け効果のあるもの、それと少量ではあるが強すぎる魔素を中和させる特殊な香草等を難しい顔で選び出していたが、見知った顔に微かに笑顔を浮かべた。
もしかしたら扉の開く音は店内の彼女を驚かせないための気遣いなのかもしれないが、彼女自身はそんなことを知る由もなく。]
いつもと同じのでいいの?
[テーブルに置かれた硬貨を確認し、それに応じた量を。煙管で使うための量り売りではなく、扱いやすく紙で巻いたものを差し出した]
[薬屋としてではなく本来の煙草屋の客として訪れてくれる存在に、商売人としての作り笑顔よりも自然な笑みが浮かぶ]
そういえば、さっき随分賑やかだったね。西のほう。なにかあったのかな?
[外から来た彼ならば、自分よりも詳しいかもしれない。さほど期待してのものではないが、話題を振ってみる。その答えによっては持っていく薬草の種類に変化があるかもしれないと]
「ヴェルさん、何か知ってる?」
[聞かれたものの、自分も騒ぎを横に眺めてきただけだ。むしろ自分が聞こうかと思ったことを先に聞かれて、ふるふると首を横に振った]
…なにも。賑やかだった、ね。怪我人が、いなければいいけど。
[官憲にいる知り合いの顔が思い出されて、小さく眉を寄せる。手が自然に、先程用意した薬草の包みに止血の効果のあるものを増量していた]
心配、だね。
[首を横に振る様子を見て、そっか、と軽く頷く]
そうだなぁ。
大事じゃなきゃいいんだが。
[心配顔のヴェルに同意する]
ま、そろそろ酒場にも情報が行ってるだろうから、オレはちょっと話を聞きに行ってくるよ。
ヴェルさんは? 詰所の方に直接行く予定?
[煙草を口の端に咥えつつ、問い掛けの視線を送る]
[詰め所に直接行くのかと問われて、少しきょとんとした顔になる。詰め所にいくと言った記憶はなかったので。
けれどウィルの視線が自分の用意している薬草の方を見ているのに気付いてすぐに納得した]
…うん。向こうで、聞けるかもしれないし。怪我人がいたら、治療が先だと思うし。
[それに、酒場の空気は苦手だ。人が多いのも、大声で喧嘩をしているのではないかと思うようなやり取りも。]
なにか分かったら、あとで教えてね。
[ふと思いついて、止血の薬草を少量包んでウィルに渡した]
よく来てくれてる、お礼?
[何故か疑問系。]
―西街道―
[オノン>>53が木箱を受け取ってから、ロッテはもう一つの商品の箱を片手で持ち上げた。
やはり「割物注意」と捺された木箱を小脇に、掛けた問いに対するオノンの説明を――訛り言葉のそれをまた、注意深く聞いて]
なんだ。植える方だったのかい。
各地を周りながら土地の植生を豊かにしていく民の話は小耳に挟んだことがあるが、オノン殿がそうだったとは。
あぁ、成程。ライフ・ワーク……。
確かに、楽しげなところはまさに自由な転がり草、といったところか。
[一人納得しながら、頷いていた。
相手の雰囲気に感化されたように、声色は少し明るめになっていた]
[それから、オノンからの誘い>>54には]
ん、折角ではあるが、この御仁のことがあってな。
隊商とはぐれたり何だりして命辛々、といったところだったらしい。
見た処、どうしたものか、護衛の人間も居なくなってしまったようだ。
タウンまでの距離はそう遠くないが、護衛は無いに越したことはない。
あぁ、そうだ、官憲への通報もしないとな……。
[意識してか無意識にか、空いた片手はホルスターに収められた短銃へと。
その意味をどう受け取ったか、荷馬車の商人は遠慮するでも逃走するでもなく、ただ一度頷いていた]
オノン殿は先に行って、箱を酒場に届けてきておいてくれるかい。
とりあえずそれだけのグラスがあれば、何とか営業はできるだろう。
僕はこの件を一先ず処理してから、酒場に向かう。
[自分の喋り方のせいで相手を戸惑わせたことに、慌てて手を振る]
うん、気にしないで!ウィルさんも怪我しないように、気をつけてね!
[店を出て行くウィルを見送り、小さくため息。どうにも気が抜けると本来の口下手が出てしまう。商売人としてそれはダメだろう、と常々自分で思っているのだが]
あー……もう。もう…
[しばし止まって考え込んでいたが、考えても仕方がないと開き直ると用意した薬草を丁寧に包み、無人になる店を閉めると看板の横に『少し出かけてきます』と書いたメモを貼り付けて、詰め所に向けて歩き出した]
おっ、そうがぃ?
ロッテさん気ぃ利ぐなぁ
したらオレは先行がせてもらうな?
[改めて木箱を固定し、盾の上に乗る]
したっけ、また酒場で会うべなー
[ひらひらと手を振り、笑みをその場に残して旋律を口ずさむ]
ff、f、f〜〜♪
[奏でられる音に呼応してふわりと浮かび上がった大盾が、滑るようにしてその場をあとにした]
― 酒場 ―
邪魔するよ。
[酒場の扉を開け店主に声を掛ける。
事件の匂いを嗅ぎつけたか、店内はややざわついた雰囲気だ]
ん? グラスがない?
ああ、いいよいいよ。話聞きに来ただけだから。
[頭を下げる店主に軽く手を振り、代わりに灰皿を出してもらった。
ヴェルの店で買った煙草に小型着火機巧で火を点け、一息吸い込んで]
ほら、さっき官憲が騒いでるの見掛けたんでね。
それに関して情報なり依頼なり、来てないかと思ってさ――
[言いながら、情報料としてのチップを主人の掌へ載せる]
そういや、怪我人の話は――
っと、現場に向かった官憲は流石にまだ戻ってないか。
そんじゃ、今後また情報が増えるかもしれないな。
[ひとまず情報は出し切ったと見て礼を言う。
短くなった煙草を灰皿に押し付けてから、ふと思い付いたようにパンを二つ頼んだ。
一つは自分用。もう一つは薬草をくれたヴェルに持って行こうと思ってのことだ]
−酒場−
s〜…s〜…s〜…
[風を操る旋律を少しずつ弱めて、そっと酒場の前に盾を乗りつけ、軟着陸させる]
お〜、ご主人さん、グラス持っできだけど〜
[グラスの入った木箱を抱えて店内に入り、そんな間延びした声を上げる]
んぉ?
なんが賑わっでねェが?
なんがあっだんがぃ?
[カウンターの影に木箱を降ろしながら、酒場の主ともなく、その話し相手の青年ともなく、問いを投げかける]
あ〜、あんどぎの?
[荷馬車がどうのこうの、商人がどうのこうの、と、ことのあらましを聞けば、思い出されるのは街道へと向かう道すがらに脇を駆け抜けていった荷馬車と、先刻ロッテが商談を持ちかけていたらしき荷馬車]
ロッテさんがこのグラス売っでぐれた荷馬車護衛しでくるっで言っでだがらよ〜
あとで話し聞けっかもしんねェなぁ
[思いつきをそのまま零すみたいに、そんなことをひとりごちる]
―タウン・ナリヤ外周にて―
[己が呼ばずとも官憲は自ずからやってくる。
外部から入ってくる荷馬車の存在を見てのことだった]
あぁ、検問か……というには何やら騒がしいが。
一体どうした?
[その答えを聞く前に、荷を積んだ馬車とその主は官憲の面々の捕捉を受ける。
木箱を抱えて同行していたロッテも、無関係とは判断されなかったようだった。ついさっき町の外に出て行った姿は目撃されていたから、初めから同行していた護衛ではないとは認められたのだが]
取り調べとあらば、協力しない訳にはいくまい。
丁度不穏な話を聞いて、其方に通報しようとしていたところだったしな。
……オノン殿に先に行ってもらって良かったな。
[少なくとも己が買い付けたグラスは、非合法の取引の対象となるような代物ではないとは判断していたのだが、結局かの商人が見せてくれなかった荷のこととなれば――]
んん?兄ちゃん事件が気になるんがぃ?
気になるこどっつったら、そぉなぁ…
もう一台、荷馬車がえれェ速さで通っでったがらよ。
今思えばありゃぁ事件を知らせに行っでたんじゃねェがなぁ?
[首をかしげかしげ、記憶を辿るようにしてその荷馬車の外装をポツリポツリ口にする。ある程度街に馴染んだものなら、荷馬車の主に心当たりもあるだろうか?]
―それから、官憲の詰め所にて―
――成程。
つまるところ、僕が遭遇した「隊商とはぐれて命辛々やってきた荷馬車」とは。
「荷物検査」の対象となるものの運び屋だった疑いが、ということでいいのかい。
[確認するように呟き、官憲の一人に向き合う。
自分が抱えていた木箱の中身は――ついでに、ロッテ自身の荷物検査も――シロとのことだった。
オノンに渡した木箱のグラスも同じ種類のものだったから、おそらくは問題ないものだろう]
魔素を多く含有した本体……。
その辺りの勘は僕は働かない筈だったんだが。
とんだお手柄、とでも言えば良いのかね。
……そう言えば、件の荷馬車に向かった時、別の車が通っていったのも聞こえたが。
あれも何か関係が――、
しかし、久々の「荷物検査」は中々応えたよ。
確かに僕は、他の人間よりは色々と隠し持ちやすい身体ではあるからな。
[凝視しない赤い両目は、何の音も立てない。
代わりに、テーブルの下で組んだ脚が、ほんの微かに硬質な音を立てる。
その「音」の訳を直接問われなければ、特に自ずから答えるわけでもない。先程のオノン>>52の反応を垣間見た時も、またそうだった。
つまるところ――少女の姿をしたこの冒険者は、身体そのものが機巧の産物。
といっても部品を頻繁に入れ替える訳でもなく、何より「ロッテ」としての中核に当たる部分の属性は変わらないものだったから、本人確認自体は然程ややこしいものでもない]
どこぞの誰かのように、特定のものに触れるだけで書類の紙束が待っている者に比べれば、大したことはないのかもしれないが。
……って、彼も此処に来ているのかい?
お?いいのがぃ?
[差し出されたコインに相好を崩しつつ、ふと手を止めてそのコインを眺める]
したら兄ちゃん?
この街で草やら木やらの種を譲っでぐれそーな人でも知らねェがぃ?
情報料はこいつで。
[にこやかに差し出したのは、たった今受け取ったばかりのコイン]
折角だし、行けるなら労いにでも行ってみようか。
何にしても、僕も証人のひとりになってしまった訳だ。
まだ酒場には戻れそうにないな……。
[果たして、書類地獄は終わっているだろうか――。
そんなことを考えながら、機巧の少女は、今暫くは詰め所に留まって*いる*]
折角だし、行けるなら労いにでも行ってみようか。
書類地獄の労いに、ね。
しかし、僕も証人のひとりになってしまった、ということか。
まだ酒場には戻れそうにないな……。
[機巧の少女は、今暫くは詰め所に留まって*いる*]
――官憲詰め所――
こん、にちはー。
[ばたばたと慌しく駆け回る人の邪魔にならぬよう、そっと声をかける。包みを抱えた彼女の姿を見れば、言わずとも用件は伝わったのだろう。いくつかの署名を求められただけで、奥へ入る許可は貰えた]
今日は皆さん忙しいんですね。
[経理へと案内をされながら、気になっていたことを聞いてみる。慌しくはあるが、薬草がいますぐ必要ではない様子に幾分安心していた。そして顔馴染みになった官憲から>>45の話を聞かされる]
……?
つまり…入ってくる荷物のチェックが、厳しくなって、る?
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
……なにこれ
[ジェスロは残り1枚となった書類を手に、困惑の貼りついた顔で官憲に問う。
その書類…書類というよりは何故か一枚だけやたら面積が大きいその紙のことを問われると、官憲は「枚数を削減した結果だ」と、答えた]
書く量変わってねーじゃん…
[がくりと項垂れつつもしっかりを手を動かし……数十分ほどかけて最後の難関を済ませた。
ヌァヴェルとロッテが来たのはどのタイミングだったか。書類との戦闘中であれば右手と視線は書面にとりかかりながら、言葉と左手で挨拶をしただろう]
したらありがたく…
[押し戻されたコインを懐にしまいこみ]
お〜、お願げぇ出来だら助がるなぁ。
したらご主人さんや、お冷一杯と、オレにもパン包んでおぐれ〜
[告げて、出てきたお冷を一気に呷り、パンを受け取る]
んじゃ、これ、御代。
さっきの報酬はまだ後でもらうがら、とっどいでな?
[にっこりとちゃっかりと念を押し、改めて青年に向き直る]
したらお願げぇさしてもらうがらよ
よろしぐな…え〜っと…兄ちゃん、名前は?
オレはオノンってンだ。
オノン・タンブルウィード!
[自己紹介とともに、右手を差し出す]
おう。
オレはウィル……ウィリアム・ストークスだ。
よろしくな。
[差し出された右手をこちらの右手で握る]
んじゃ、そいつは官憲の詰所に行ってるはずだから、そっちに向かおう。
案内するから着いて来てくれ。
[と、オノンを促して酒場を出る。
扉を開けて、空気の匂いが変わった所で、一回指を鳴らす。
服についた煙草の匂いが、一瞬にして消えた]
[彼女が採ってくる薬草には町から出たところに自生しているものもある。それを採りにいけないとなると死活問題になりかねなく――]
……。
[よほど困った顔をしていたのだろう。荷物のチェックをするだけで、通れることは通れると説明されながら笑われた]
そ、っか。よかった。
[ただ危険な人物がいるかもしれない、くれぐれも注意するようにと念を押された。さほど身を守る技術を身に着けている訳ではないのだからと。]
はい。あんまり遠くへは、いかないようにしますから。
[そんな会話をかわしていると、やけに大きな紙と格闘しているジェスロの姿がみえた]
こんにちはー?
[声をかけてみるが、どうやら目の前の書類に釘付けのようだ。右手をこちらに向けてあげてみせるのに小さく頭を下げるが、多分それは相手の視界の外だろう]
…あれは、やっぱり?
[代わりに案内してくれている官憲に聞いてみると、やはりというかいつものごとく、頷いてみせる]
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
[やっとの事で強敵を倒し、やりきった顔で息を吐く。落ち着いたところで来客の顔を確認すると]
よっ!ヴェルさんはいつもの配達?
あー、ついでに俺の分!また傷薬買いにいくから、とっといてもらっていい?
[と、改めて軽く挨拶をする。魔素含有物の摂取制限にひっかかるとして、魔法による治療も緊急時以外は受けないようにしてるため、よく薬のお世話になっていた。煙草は吸わないが、薬を求めてヴェルの店にはそれなりに顔を出している]
ロッテは珍しいな、こっちにくるの
[本当は珍しくないのかもしれないが、ジェスロの中では酒場で遭遇する人…と刷り込まれているため、そんな言葉が口をつく。
機巧という体を持つらしいが……説明されている途中で「ああ、特異体質の一種なんだな」とジェスロなりに結論付けていたりする。大きな枠としては間違ってはいないのかもしれない]
[官憲と話している間に、最後の一枚を終わらせたらしいジェスロがこちらに向き直るのに、小さく笑みを返す]
こんにちは。いつも大変そう、ですね。
[傷薬をと言われると、一応薬屋じゃないんですけどねーといつもの反論を軽く口に乗せるが、彼の体質を考えると仕方がないものとも思っている]
傷薬だけで大丈夫?他はちゃんと、足りてます?貴方が強いのは知ってますけど、あんまり無理しちゃダメですよ。
[相手の口調が砕けたものだからか、対する彼女の声も普段よりも幾分滑らかだ]
ロッテさんも、こんにちは。ここでお会いするの、珍しい、ですね。
[ジェスロの声に気付いたのか、ロッテにも小さく頭を下げてみせた]
うーん、そこまで遠い訳じゃないけど……。
って、乗り物持ってるのか?
[オノンの大盾の事は知らなかったので、驚いた顔できょろきょろと周囲を見回す。
と、そこに後ろから声を掛けられ。
ああ、と振り返る]
今のは、煙草の匂いを消したんだ。
風の魔素を操ってね。
まあ、こういった小技くらいしか、オレには使えないんだが。
[街中であるし、まだ匂いなどで目立つことを気にする段階ではないが、用心のためである]
ま、乗せてくれるっていうんならお言葉に甘えさせてもらうよ。
[と、オノンの申し出には答えた]
うん、人ひとりふたりなら乗れるがら任せで
[ぱしぱしと大盾を叩いて笑顔で示し、乗って乗ってと手招きする]
はぁ〜器用なごどできるんだぃねぇ〜?
風の魔素はオレも使っでっけど、そっだらこど考えねがったわ〜
[根っから用心などとは無縁なオノンは、心の底から感心と賞賛の目をウィルに向ける]
したら動いてる内はあんまし返事でぎねぇけど、ちゃんと聞こえでっがらよ
そこ右〜、とか、そこ左〜、とか、まっすぐ〜、とか、教えとぐれな?
[確認するように告げて、返事を確かめて]
f〜♪
[浮遊の音色を奏でれば、ウィルとオノンを載せた大盾がふわりと宙に浮く**]
盾……? これに乗るのか。
[言われるがままに盾の上へ。
高い所や足場の悪い所は慣れている方だが、浮遊するものは初めてだ]
おう。わかった。
[オノンの確認に頷き、彼女の奏でる音色を耳にする。
それからはこちらも案内に徹した**]
[ヴェルからの心配には]
ん、ばっちり足りてる!……つっても、俺はなんでか病気にならないしな。
[と、答えた。病気ならないの部分に対して官憲の一人が「なんとかは風邪を…」と、言い掛けやめる。それが耳に入ったので仕返しと言わんばかりに]
装備制限のおかげで重装備ができないからさ。ヴェルさんの薬にはほんとお世話なってる
[と、相手に聞こえるようにはっきりと言ってやる。
戦闘が予想される時には、純度の低い魔素鉄のプレートを埋め込んだハードレザーという、前衛の戦士としてはやや心もとない鎧で自身の身を守っているのだ]
[ロッテから“事情>>76”を聞けば、官憲の方を向き、補足された商人についての報告書を見せてもらえるよう頼む。程なくして報告書が手元へくるだろう。
入門手続きをとってる人間が官憲に指示をする……見慣れない者からしたら、その様子は異様に映ると思われるが…、この場でそれに該当するものはいないかもしれない]
ほいほい、品はビンゴっぽいと。
[報告書に目を通しながら、その場にいる者に聞こえるようにと復唱する。
先ほどまであった緊張が一寸和らぐが「1品って限らないからな」と言葉を続ければ、再び場に緊張感が戻る]
で。さっきの業者のおっちゃんにさ、確認取れる?さっき捕まった奴。本当に商人かどうかって。
[この言葉に疑問を抱くものがいたか、いなかったか。どちらにしても気にせず言葉をつづける]
俺が見た馬車って残骸だったし。そいつらが商品と手形をやられて〜っていうなら、あとは顔で判断するしかねーじゃん…っつーことで。
[今度はロッテに向き直り]
街ん中に、さっき捕まった奴の仲間いるっぽいんだけど……
[そこまで言うと、机に額がつくほどに頭を下げた]
そいつら捕まえるの手伝ってほしい!特に証拠品の押収!!
[早い話が助力+荷物持ちの要請である。
女性に対して荷物持ちを頼むというのもどうなんだろうなと思われるかもしれないが……相手が相手だけに、“触ってはいけない品”が多そうな気がして、ジェスロとしては頭を下げるほかなかった]
[足りている、という言葉に安堵したように笑みを浮かべる]
それなら、良かった。
[にこり、と。そして続くやけに明瞭に発音された言葉に不思議そうに首を傾げるが]
怪我をしないのが、一番なんですけどね。でもお仕事柄仕方ないか…
[ふと思い出したように]
そうだ。魔素中和剤を作るのに必要な薬草がなくなりかけてるんです。まだしばらくは大丈夫だけど。南の樹海にいかないといけないんだけど…南には、いっても大丈夫?
[あまり難しいことは分からないが、町の周りを警戒している様子に誰にともなく聞いてみた]
[ロッテへの頼みは受理されたかされなかったか。受理されたならば、仕事の補助というジェスロの依頼を、ロッテが受理したという形で処理してもらうよう、酒場に頼む。
成功報酬ではなく拘束時間プラス成功報酬である為、官憲の依頼を受けるよりも報酬がよくなる。言うまでもなくこの報酬はジェスロの自腹である。
何故、そこまで…と、聞かれれば]
街の中でさ。官憲の知らないとこでさ。大規模な魔術を行われたら……その影響なくなるまで俺、街入れなくなるじゃん
[と、答えるだろう。
街にいるだけで刻刻と属性が変わり続ける…と、いうのは脅威以外の何も出もない]
[ヴェルに南の樹海行きの話>>97をされると]
……一人で行くのはやめといた方がいいんじゃね?
[「少なくとも捕まった商人を“丁寧にもてなして”話を聞かせてもらうまでは」と付け足し答える]
誰かに護衛頼むのオススメだな。荷物持ちなら盾が怖い転がり草だけど、危険感知ならウィルとかかな?
[と、他にも見知った顔を何人か思い浮かべながら言う。
魔素を帯びた盾=怖いなのは言うまでもなく。いい奴だという事はわかるのだが、盾が怖いので少々離れたところにいる事を心がけていたりする。軽口を言いあう時も、距離を取るのは忘れない。
ウィルに対してはヴェルの店で会う事がそれなりにあり、ジェスロの抱く印象は薬屋で煙草買う奴である。ヴェルが聞いたら抗議の声が聞こえてきそうなのだが、一度刷り込まれたものは中々治らない。
ロッテに依頼を断られたなら、ロッテの名も口にするだろう]
[その返答がどうあれ、行かない訳にはいかないのだが。店の二階で育てられるものは最大限育てているが、植え替えるとすぐに枯れてしまうものもたくさんある]
奥までは、行かないようにします。安全なルートも知ってるし。
[その言葉にどれほどの信憑性があったものか。樹海に行くなら誰か護衛をとの言葉>>99に考え込み]
あんまり、依頼料お払いできないんですよね。それが申し訳なくて。
[それでいいからついてきてくれると言われるのなら、申し訳なさそうにしながらお願いするだろう。そうでなくても一人でこっそり行くつもりである]
(そんなに、遠くない、し。)
[詰め所がどこかの商人を「おむかえ」にいくためにざわつき始めているのに気がつくと]
え、と。お仕事大変そうですし。私は、そろそろ…
[ジェスロと、ロッテにも一礼。ヴェルは酒場にいくことがほとんどない。そしてロッテが薬草を買いに来ることもない。
故に同じ街に住んではいるが、そう顔を合わせる機会がなかったためか、彼女の赤い瞳を向けられると微か緊張したように身を縮ませた]
[ウィルとオノンが詰め所に来たタイミングはどうだっただろうか。
木工商人らの話によって、手形と本人が一致しない事を確認できたなら、装備を整え、街の中へと向かうだろう]
生かして捕えるって結構難しいんだけど…仕方ないか。
[ぼそっと呟きながら、斧槍を預けナックルをはめる。うっかり真っ二つにしてしまわない分、相手の生存率も上がるだろうと考えからのものである]
あ、もてなした結果さ、外にまだいるってわかったら、追加で依頼出しといてー!
[言うまでもない事だろうが、念のため頼んでおく。ついでに]
人の家行くかもだから、そっちの処理も!
[と、告げた]
[木工商人達が「運び屋はこの街に詳しくないのではないか」という助言をくれたのだが……新参者ばかりと考えるには、捕まったという話も、見つかったという話も、聞こえてこないのだ。
新参プラス協力者…と、考えればこの事がしっくりくる]
ここと、ここと、それから……
[と、何件か――…
不審者をかくまうという事で、人の往き来が少ない場所であり、宿などではなく一軒家。そして品物の特性から魔素研究者と魔術師の家を重点的に指し示す。
開拓の街故、本拠地というよりは一時的な拠点として、家を持つよりは宿を取る者が多いのだろう。たったそれだけの条件で結構な数に絞れてしまった]
[ヴェルが退散しようとするのを見とめ]
あ、ヴェルさん。今は無理だけど、今度必要な時は手伝うな。俺は現物でオッケーだし!
[と、声をかける。ヴェルの薬がないと困る身なので、緊急時以外なら断る理由はないのだ。
返事がどうあれ今は緊急事態。装備を整えると街の中へと*向かった*]
自警団の副団長 ジェルトルーデ が見物しにきたらしいよ。
自警団の副団長 ジェルトルーデ は 見物人 になれるよう、天に祈った。
−タウン・ナリヤ自警団詰め所−
[最近できたばっかりの自警団。人数がかなり少なく、タウンナリヤに詳しい人なら団員の名前を全て言えてしまう有様であった。
そんな中、自警団員が身なりが少し違う女性に報告をしている…。]
「ジェルトルーデ副団長!大変です!」
おーほっほっほっ!どうしたのかしら?
「北の割れ谷に中型の危険種が1(3)体発生!漁師6(6)名が襲われ、意識不明の重体です!」
何ですって?私の正義が成敗してくれますわ!さあ行くわよ!
「副団長!落ち着いてください!副団長が先にやられていては我々の士気に繋がります!」
…しょうがないわね…。かと言って、ただでさえ少ない団員だけで行くのも…問題ですわ…。アーヴァイン団長も今いないですし…。
[悩んだ末、思いついたのは…]
冒険者を雇うしか、ありませんわ!
「しかし…予算は少ない…」
他に思いつかないのですから、早速、酒場で張り紙してらっしゃい!さもないと…
「は……はい〜」
[団員は焦ったかのように酒場に向かわせた。]
おーほっほっほっ!これからが期待ですわ!
[一段とうるさい口癖の様な高笑いをし、冒険者を*待った*]
いつも副団長補佐 クラット が見物しにきたらしいよ。
いつも副団長補佐 クラット は 見物人 になれるよう、天に祈った。
― 自警団詰め所→酒場の道 ―
まったく副団長は〜
[最近出来たばかりの自警団。人数がかなり少なく、下っ端は一人何役もこなす事になっているのも、タウンナリヤに詳しい人間なら、知っていることだった。
ま〜 クジ引きだっただけ、公平かもしれないけど。
青年は思う。
最初の顔合わせの時に、一番近くにいるから君副団長の係ね、とかされなくて良かった、と]
確かに万年人手不足だしな〜
冒険者に頼っちゃうのも仕方ないよな。
事件は現場で起きちゃってるんだし。
詰め所でうだうだ言っていてもしかたないか。
[それにしても。
張り紙(あなた書きなさいよとのご命令により自分で書いたんだった)に書かれた報奨金で冒険者が来てくれるのか。
青年にはよくわからなかった。
往来の真ん中で*ため息をついた*]
村の設定が変更されました。
自警団の副団長 ジェルトルーデ が出て行ったらしいよ。
/*
ファレミール村、対応いたしましたー。
毎度対応が遅くなってしまってスミマセン…
クラットさん>どうぞお気になさらず!お知らせくださりありがとうございました!
見物人枠はいつでも空けておきますので、もしよければそちらもご検討くださいな。
異国の行商人 アブラハム が見物しにきたらしいよ。
異国の行商人 アブラハム は 見物人 になれるよう、天に祈った。
−タウン・ナリヤ入り口−
[東の大橋付近から二人組みがタウン・ナリヤに到着する…]
やれやれ…やっと…着いたかのぉ…。
危害が無かったけど、これが報酬じゃ…。
[一人の老人が一人の冒険者に金を渡し、別れる…]
さて、今日はタウン・ナリヤで金儲けをしようかね?
その前に宿屋でも頼もうかね
[自信満々な顔で宿屋へ直行する事にした…**]
村の設定が変更されました。
[南にいくという話は、ウィルやオノンは聞いていたかどうか。ジェスロが忙しくお迎えの用意をする合間にかけられた言葉>>102に]
わ、ありがとうございます。それなら少し珍しいのも採りにいけますね!
[と、嬉しそうに笑った。ジェスロと、ロッテも共に行くのであればロッテにも気をつけてと声をかけると詰め所を後にした。
途中女性の高笑いの声が聞こえた気がしたが、やがてとぼとぼと覇気なく歩いている青年の姿をみて、何かに納得した]
−詰め所−
〜〜〜♪ s〜s〜s〜♪
[オノンが旋律を変えたところで盾が速度をゆるめ、ふわりと詰め所の前に横付けるようにして着地する。
ウィルに先に降りてもらい、自分はよっこらせと盾を起こして背中に負った。
大きさの割に不思議なほど軽い宙船を材に使った盾は、そのまま持ち歩くことも難しくはない。
ただ、とんでもなく目立つことと道を塞ぎかねない巨大さだけが難点ではあるが。
幸か不幸か、そういった部分にオノンは無頓着だった]
んぉ?樹海?
こごいらにゃぁ樹海があんのがぃ?
[詰め所に入って間もなく、聞こえた言葉>>97に耳ざとく反応したのと、ウィルが目的の女性ヌァヴェルを見つけたのと、どちらが先だったか。
彼女と、もう一人の青年ジェスロが話の途中であるようなので、しばらく待ったあと、ウィルに紹介してもらって頭を下げる]
オレは旅の根無し草でオノンってンだ、よろしぐなぁ。
そんでな、草やら木やら、使わねェ種があったら譲って欲しいんだげどもぉ…
[さまざまな過程の説明をすっかりと失念してそんなことをのたまった。
旅の道すがらに草木の種を植え歩いていること、この辺りでそういったものに詳しそうな人物として、ヌァヴェルに話を聞きたいこと、よければ余っている種を譲って欲しいのだということ。
聞かれれば応えられるのだが、会話下手ゆえにその説明は要領を得ず、訛った言葉は聞き取りづらい。
果たしてどれほど伝わったことか]
さっき言っでだ樹海な、よがっだらオレも見に行きてぇんだげども…一緒に行っでいいがぃ?
…それにしでも、なんが騒がしぐねが?
[思い出したように辺りの喧騒へと目を向ける。
荷馬車の事件についてはロッテとジェスロがもたらした以上の情報も、事件の関係者としての自覚もないので、割と他人事だ。
危険種出没>>103の知らせについては、旅費稼ぎに少し興味をそそられたりもしつつ、ヌァヴェルからの返答を待つ]
あ、ヌゥヴェルさん。
[>>107毎回口の準備をしないと発音が難しい人が視界の隅に入って、慌てて頭を下げる。
ヴェル、と知る人は皆そう呼んでいるが、なんとなくそう呼べないでいるのは性分だから仕方がないから勘弁してほしい]
いつもすみません。
[ぺこり。
ヌゥヴェルの薬草には自警団共々お世話になっていて。
だから今、何となく騒動の最中にある詰め所に来たのも、そんな理由じゃないかと想像した]
[まあ理由は違っても、頭を下げる理由なんていつでもあって。
副団長のお使いで方々を回る青年は嗅ぎ煙草屋に行くこともあって、いつも無茶なお願いしてすみません、と思っているから]
向こう、誰か手伝ってくれてるんですか。
僕は副団長に、じゃなくてこっちは危険種が出た方にかかりっきりで。
[何となくな事情をぽつりと漏らして苦笑する。
忙しいなら引き留めはしない。そんななところもいつもの青年で*ある*]
【木彫り細工の調達 (マイナーコボルトのモック】
仕事場の先輩がうちに帰りたいっていってました!
スコルさんは先輩に「おうちに帰っていいよ」って言ったんですが、先輩はふんぎりがつかないみたいなんです!
先輩を元気付けるためにソコナ村の品物をあげたいです!“ソコナ村”は先輩のうちがあって、木彫り細工が売ってるです!
でもボクはソコナ村がわかりません!東の橋の向こうだそうです!!あんまりお金はないですけどがんばります!
【絵描きの捜索 (夢見がちな街娘 ミゼラ】
ああ、ジェルトルーデ様!貴女様に助けていただいたことにはお礼の申しようがございません。あの時のジェルトルルーデ様の美しく凛々しい姿を思い返すたび、ミゼラの心は愛しさで張り裂けてしまいそうになるのです!
毎日お姿を拝見したいのですが、ジェルトルーデ様は新鋭の自警団副団長というご多忙の身。ミゼラの我侭など通るはずもありません!!ああ、神はなんと残酷なのでしょうか!!
ならばせめてジェルトルーデ様の絵姿を…と、思うのです!ジェルトルーデ様の美しさ、凛々しさを存分に表現できる絵描きはいないものでしょうか?
狼もいいなと思ったものの。長期になる依頼がなかなか思いつかなかったので。
思いついたものもあるけど、そういった依頼が悉く暗いというか欝展開。
狼やりたい人に任せたほうがいいのかな。狼やりたい人いなかったら当たるかもーってぐらいでいいか→あまりもの
とかいいつつ、Elonaなノリのランダム依頼は書きたい欲求。「子供のプレゼントに金塊がほしい」レベルのシュールさにする気はないけど、冒険者に頼むなよwwwレベルの依頼はありにも思える。
―タウン・ナリヤ中央広場―
[宿帳の記載を済ませ、中央広場にやって来た...。噴水近くに絨毯を敷き、商売道具を置く]
さてと…今日の商品は…このくらいにして置こう…。
[商品は以下の通り…。
「守りに適した剣(在庫8(10))」「作業用斧(在庫4(10))」「回復薬(在庫43)」「特製回復薬(在庫69)」「特製お守り(在庫1(10))」「特製アクセサリー(在庫9(10))」
座って客を待つ事にした**]
やぁ、こんにちは。ジェスロの御仁にヌゥヴェ……ヴェル殿。
……お疲れ様だったね、ジェスロ殿。
[書類との死闘を終えたジェスロ>>88、それからヴェル>>90、それぞれに挨拶を返す。
機巧の少女は、酒場の旦那の厨房から調理用の火薬をオーダーすることはあっても、煙草や薬草までも火薬として用い
るわけではない。
そして煙草屋に行くことだけでなく、一種の「特異体質」として詰め所に呼ばれることも、冒険者として旅し始めた当
初はともかく、ある程度その存在を知られた今ではそうそう無いことだった。
だから、「珍しい」の語にはこくんと頷いた]
ふたりとも、お久しぶり、かな。
あぁ、まさかここに連れて行かれる羽目になるとは思っていなかったよ。
ちょっと、証人として事情聴取を受けていたところでね――、
やぁ、こんにちは。ジェスロの御仁にヌゥヴェル……いや、ヴェル殿と言うべきか。
……お疲れ様だったね、ジェスロ殿。
[書類との死闘を終えた様子のジェスロ>>88、それからヴェル>>90、それぞれに挨拶を返す。
機巧の少女は、酒場の旦那の厨房から調理用の火薬をオーダーすることはあっても、煙草や薬草までも火薬として用いるわけではない。
そして煙草屋に行くことだけでなく、一種の「特異体質」等の件で詰め所に呼ばれることも、冒険者として旅し始めた当初はともかく、ある程度その存在を知られた今ではそうそう無いことだった。
だから、「珍しい」の語にはこくんと頷いた]
ふたりとも、お久しぶりだ。
まさか僕がここに連れて行かれる羽目になるとは思っていなかったよ。
ちょっと、証人として事情聴取を受けていたところでね――、
次の商品はご覧の予定になっております。
「薬草」「異国製毒消し草」「孫の手」「対空用投げ槍」「異国製火薬」「お守り」「特製魔法薬」
―官憲詰め所―
[詰め所に姿を現したウィルと、彼に伴われたオノン。身長よりも大きな盾に目を奪われてぼんやりしていると、ウィルに紹介されたオノンがぺこりと頭を下げるのに、慌てて自分も頭を下げた]
こん、にちは…
[そして所々聞き取りにくいオノンの言葉に首を傾げながら、種を譲ってほしいという用件を理解した。残念ながらこちらも会話下手なために、何故それを必要とするのかという部分を聞くのを忘れているが、向こうから説明してくれるか他の人が聞いてくれないならば特に気にはしない]
種…は、うちにはいろいろある、けど。
[人に分けられるほどにある種類を頭の中で考えている。人に紹介をしてもらってまで自分のところに来るならば、必要とするのは薬草の類であろうとすっかり思い込んでしまっていた。
考えているところに、>>109の言葉。樹海に行きたいと言われ]
それなら、実際に行って自分で種を採取したらどうかな?どんな薬効があるとか、どんな土がいいとか。樹海の外でも育てられる種類かどうかなら、説明できるから。
でもちょっと、危険かもしれない。できるだけ、安全なところを選ぶつもりだけど…あと欲しい薬草があって、そっちについてきてもらうことに、なっちゃう。
[そう言ってみた。オノンがどの程度身を守れるかが分からないため、比較的安全な森の外周部辺りを案内してみるつもりではある]
[詰め所を去り際、ジェスロに続いてロッテにも>>117「声をかけてくれて構わない」とにこやかに告げられ。吃驚したように自分よりも年若くみえる少女を見返した]
あの。え…と
[口の中でもごもごと呟きながら考える。そういえば緊張しているのは自分だけで、ロッテの方は自分にも気安く声をかけてくれる。そう考えると、いつまでも打ち解けられない自分の方が悪いような気がして]
……ありがとう。その時は、お願い。
[にこり、と笑顔を返すと詰め所を後にした。樹海にいくことに決まったならば、オノンも一緒だったかもしれない]
―街中―
[前をとぼとぼと歩いていたクラットがこちらに気付き、名を呼ばれる。自分の名前が呼びにくいのは承知しているため、一度ヴェルと呼んでくれていいとは伝えてあるのだが、毎回律儀にきちんと発音してくれるのは彼の真面目な性格のためだろうか。けれど無理に押し付ける気もないので、そのままにしてある。
こんにちはよりも先にすいません、がくることに少し驚いたが、彼の場合は割とよくあることだ]
こちらも、お仕事ですから。謝られることじゃ、ないですよ?
[そして聞こえた『危険種』の言葉に難しい顔になる]
また、出たんですか…
[彼が手に持った冒険者募集の張り紙>>105をちらりと見て、クラットに詳しい話を聞いてみる。説明されたのは、>>103の内容]
ヴェルさん、取り込み中の所悪いけど、ちょっと紹介したい人がいるんだ。
[と、オノンを指し示し]
この人はオノン。オノン・タンブルウィードさんだ。
今日街に来たばっかの人で、草や木の種を譲って欲しいそうなんだ。
ヴェルさん植物に詳しいから、そういうの心当たりあるかと思って……。
[そこで言葉を切り、今度はヴェルの方を指した]
で、オノン。この人はヴェルさん……ヌゥヴェル=キーズワースさんだ。
この街で煙草屋をやってる。
それと、薬草なんかにも詳しいから、そっち方面でお世話にもなってるかな。
[双方を簡単に紹介し、あとは成り行きに任せた]
………。
[『漁師6名が襲われ、意識不明の重体』。そんな言葉に、さらに難しい顔になる。
本当なら、このまま店に寄って必要なものを持ったら、樹海へ向かうつもりだった。けれど]
意識不明、は、怪我のせい?それか特殊な攻撃でも、ありました?
[オノンが共にいるなら、許可を取って。いないなら後で謝り倒して樹海にいくのを先に延ばしてもらえるようにお願いすることに決めると、クラットをさらに質問責めにした]
樹海か……。
浅い場所ならいいが、安全確保が心配ならオレもついてくから、声掛けてくれよ?
[先にジェスロが説明した通り、先行しての危険探知などを担当する事が多いのがスカウトと呼ばれる技能者だ。
戦闘では先制攻撃役と、主に中距離からの攻撃を担当する。
今回の人手は足りるにしても、いずれ必要な時が来るかもしれないからと、新参のオノンへの紹介を兼ねて説明した]
冒険者五人に依頼がみっつって、分散しすぎだと思ったの…だから先に危険種討伐を目指してみたの…回復担当が怪我人がいるのを無視するのもあれだと思ったし。
―→街中、人気のない一角にて―
捜査すべき範囲が絞れるのは楽なことだな。
さて、まずはこの家からか。
[携えている武器は、何時もと変わらずホルスターに収められた二丁の短銃。
「生かして捕える」ための武器には不向きとも思われそうなものだったが、それでも持ってきていた。
それ以外の装備と言えばこれまた変わらず、至って軽装の一般的な身だしなみ。
ロッテの素性を知らない者の目には、一見、市井の少女と区別は付かないことだろう]
―― 少し時間をさかのぼって詰め所
[ロッテに頷かれれば>>116、ほっとした顔になった。
槍程度のリーチまでならポーラとナックルといった自分の装備でも対応できるが、魔法や矢が相手となると分が悪い事は自覚してるらしく、ロッテの扱う銃を始めとした機巧の技術を戦力としてアテにしていた]
んじゃさっそ………うおわっ!!
[ヴェルに会いに来たウィルとオノンの姿が目に入ったのはそんなタイミングだったか。あげた声は過剰な驚きに見えたかもしれない。ちなみに、ある程度顔を知ってるウィルに対してではなく、初対面であるオノン…いや、オノンの盾に対して出た声である。
不釣り合いに見える大盾は、筋力で扱ってるようにはとても思えず――……]
(あの盾、魔素ってんじゃね――)
[と、ジェスロを警戒させるには十分なものだったのだ。詰所から出ていく姿は逃げるようにも見えたかもしれない]
― 街中 ―
さて、ひとまずこの件は報告待ちか。
[手持無沙汰になり伸びをする。
事件の成り行きも気になるが、次の報告までに簡単な依頼ならこなせる程度の時間はあるだろう。
もう一度酒場にでも行ってみようかと思い、詰め所を出た所で、ヴェルとオノンの姿が目に入った。
二人と話している、気弱そうな青年も認め]
あれは……自警団副団長の使いっぱ――補佐か。
[つい彼の働きっぷりに関する本音が漏れていた]
機巧使い ロッテは、エスパー になれるよう、再び天に祈った。
─ 街中 ─
[仕事だからというヌァヴェルに、そういってもらえると、頭を掻いた]
本当は、自力で何とか出来るといいんですけど。
[自警団、今は名前倒れのところも多々ある。
続いて隣に立つ見知らぬ人を見て先に頭を下げる。口調からしてもこの町の人ではなさそうだ]
はい。ええと、クラットといいます。
[色んな自分の肩書きは省いた]
―― 街中・人気のない一角
まあ、街中での目撃証言があったからな。なかったらこうも絞れないだろうし。
あのおっちゃんには、改めて酒でも奢らにゃならんな
[ロッテの言葉>>134には、そんな軽口で答えていると、目的地についた。
まずはロッテを下がらせ自分が扉の全面にたち、扉をノックした]
すいませーん。この近辺で不審者を見たって通報がありまして!!近隣の住民に注意を促していたところなんでーす!
[詰め所で準備して貰った書類をヒラヒラさせながら、声をかけ――…扉ごと1m程吹き飛ばされた]
――でえっ!くそっ!!
[なんとか受け身をとったものの、転倒する形となる。
ジェスロは完全に油断しきっていた。本命のブツが届いていない以上、クロだったとしても、その場をしのぎ切る事を考えるだろうと……
まさか、声をかけただけで魔法をぶっ放してくるとは予想できなかったのだ]
え〜と。
[ヌァヴェルの問いに詰め所でのありったけを思い出すように目をとじて]
6名のうち4名は通常の傷のみです。
ひとりは腹部の刺し傷で意識不明のとのこと。
残りの二人は現場では判断しきれないとのことですが、恐らくひとりは魔素絡みではないかと。
[現場を見ていない故に、歯切れ悪く言う]
―少し前・官憲詰め所―
[ウィルに紹介され、最初は戸惑っていたものの、>>127の内容に何故自分なのかに納得した。そして続いて自分が紹介され、オノンの様子>>129に慌てて後ろに下がり]
あ、ごめんなさい!匂い強いの、大丈夫ですか?
[仕事柄、自分には服にも髪にも強い薫りがついてしまっている。自分では気にはならないが、人によってはそれを苦手とする人もいるのを知っていた。
けれど匂いを確かめたオノンが嫌がることなく笑顔をみせたのをみて、安心したようにこちらも笑顔になる。本来あまり初対面の人に馴染める方ではないけれど、オノンの警戒心とは無縁の笑顔に無意識に釣られていたのかもしれない]
―ちょっと前・官憲詰め所―
[オノンににこやかに盾を示して荷運びと護衛を保証された>>123が。現在オノンの背に背負われた盾が宙を飛ぶことなど知らないために、荷運び「と」護衛の両方を保証されたとは思わず。自信ありそうな様子に、きっと強い人なんだと、そんな風に理解した。
それなら最初思っていたよりも深いところまで案内――そのついでといってはなんだが、自分も普段一人で行くところとは違うものを採りにいけると嬉しくは思ったが]
いいん、ですか?護衛してもらえるなら、依頼料、こっちが払うべきところなのに…
[案内だけで依頼料をなしにしてもらえるというなら、こちらも願ったりだ。お互いの認識―どちらが依頼料を払うか―が二人してずいぶんズレているようで、こちらも困ったように首を傾げた。
そんな会話をかわしていると、ウィルの申し出>>131]
ん…でも、ついてきてもらっても、あんまり払えない、し。
[ウィルの腕はたしかだと知っているからこそ、気楽には頼めない。ふと先程のジェスロの>>102を思い出し]
…現物支給?
[己の得物は遠距離でも通用する代物。的に当てる精度にも自信あり。その点では荒事になったとしても不安は無い。
それでも強いて不安材料を挙げるなら、魔素に対する勘がまるでないこと。
つまり、魔法の使用に対する危険予測が(おそらく)常人以上に難しい、ということだ。
油断していた様子のジェスロに、警告一つ掛けられなかった己を思う]
(万全を期すならば、魔法の使い手にも声を掛けておくべきだったか)
[増援を求めた場合、ジェスロの懐具合が危機的になる可能性もある――と考えてか否か、はっきりと呼びかけることはなかったのだが]
[無駄な頑丈さだったようで、あれだけ吹き飛ばされたにもかかわらず、擦り傷ぐらいしか負っておらず]
ああ、いいな!この件片付きゃ、あのおっちゃんも功労者だしな。
[と、ロッテ>>142に対して軽口を吐く。
そして、扉ごと吹き飛ばす威力、火薬の匂いがしないこと、体内や周りへの魔素の残留がない事から、打ちこまれたのが、風の魔法である事を理解すると――…]
くそっ!あいつら意地でも生け捕る!!
[と、怒りをあらわにする。
見える範囲には5人、剣持ちが2人、短剣持ちが一人、弓を番えたのが1人、残る一人が杖を握ってる事が確認できた。
小さく息を吐くと、距離を詰めるべく部屋へと飛び込み、弓使いへとテーブルを……矢に対する壁代わりにしようと思ったのだが、勢い余って投げ付ける形になった]
あまり激情に逸るな、――といっても無駄か。
[生け捕ると宣言したジェスロの語調に、忠告じみたものを挟むも、それ以上は言わず。
赤い目の視界に人の――標的の姿を捉え、彼の後に続く形で踏み込む。
真っ先に銃口を向けたのは弓使いに対してだったが、テーブルが何故か其方に飛んで行ったのを見て取れば、すぐに的を変える]
逃さぬよ。
[剣を持つ者の肩目がけて、まずは一発、引き金を引く。
響いてきた鈍い悲鳴は何人分か、咄嗟には解らなかったが、
テーブルが人を押し倒した時の音も確かに聞こえてはいた]
はぁ〜、刺し傷と、魔素絡みでなぐて、判断難しい…
[聞き知った情報から危険種がどのようなものか推測しているのか、考え込むような響きを伴った呟きが漏れる。
怪我人に対する心配や同情といった感情が希薄に見えるのは、流れ者ゆえの割り切った価値観からか]
…ヌァヴェルさん、案内はあとでも構わねぇよ?
[ただ、ウィルから聞いた薬草に詳しいという話、それに、クラットに対して真っ先に質問攻めにした内容から、ヌァヴェルが怪我人を気にかけているらしいという程度のことは分かる。
怪我人に対して何かしら行動を起こすつもりなら、邪魔するつもりのないことを、改めて付け足した]
6名全員重体との事で正確なことは現場に行かないとわからないのですが、傷口から見て例のアレではないのかと。
[>>125ヌァヴェルがまた、と言うとおりではないかと、頷いて]
オノンさん。
こちらこそ、よろしくお願いします。
[>>139にぺこり。
朗らかな笑いの前、何か無言の内に想像された気もするけれど、想像したら情けなくなる気がするのでやめておいた]
なるべくなら、長いつきあいになるのを望みます。
[まがおでそんなこと、付け足した]
「ひっ――!!」
[距離を詰められると身構えていた弓使いは、テーブルが飛んでくる事は予想外だったらしく反応が遅れ……]
…やりすぎたかもしれん
[と、投げつけた当人がポツリと呟く結果となった。
剣使いがいた方へ引き金を引いたロッテの姿を見とめ、次は魔法使いか短剣使いか――と、視界を向けると]
――げっ!
[大きな水晶細工を前に杖を構えた魔法使いが見えた。
魔素の動きから風の刃が放たれる事に気付き、咄嗟に]
あー、あれだ!死んだらすまんっ!!
[と、手頃な防御手段…テーブルを盾にした。緊急の事故、テーブるは弓使いの上に乗せたまま立てかけられる形になった。
ごり、というちょっと嫌な音と、弓使いの悲鳴が聞こえるかもしれない]
―街中・路上―
[クラットから怪我人の状態を聞き、考え込む。先程オノンに樹海を案内すると約束したばかりだが、こちらの用件が火急に思えた。許可を求めると二つ返事で返されて、申し訳ないとは思うけれどだからといって怪我人を放っておけるものでもなく]
ごめんなさい、オノンさん。それと…ヌァヴェル、は、呼びにくいですから。ヴェルと呼んで下さい。
[最後の部分は少しだけ表情が柔らかい。改めてクラットに向き直り、怪我人の様子と、魔素絡みとの言葉に眉を寄せる。クラット自身も答えながら確信を持ったようではない様子に]
…実際にみてみるのが、一番かな…自警団の方にいけば、もっと詳しいこと、分かりますか?
それと。魔素絡みの事件って、そんなに頻繁に起こるもの…なんですか?
[先程分かれたジェスロやロッテも、魔素に絡んだ事件を追っていた筈だ]
[>>136二人と話し込むところ、細身の人に見られていることなど気づくことはなかったけれど。
その人が、よく高い所の依頼をこなしているのは知っている。ついこの間も、高い木に登って降りられなくなった子猫を助けてほしいと依頼を出したのは――自分だ]
副団長が冒険者を募集するくらいですから、現在は怪我人が増えるような状況ではないと思うのですが〜
[>>148なにやら考えこむオノンの様子に、すみません、と小さく呟いて頭を下げた]
[くぐもった悲鳴は、弓使いと剣使いの分だった。
肩を撃ち抜かれた相手が剣をそれ以上持てないと見て取れば、それ以上は銃口を向けない。
片手は短剣使いへ、もう片手は遊撃の構えに]
殺さない程度であれば手加減は無用だ。
[ジェスロ>>150にぽつりと呟いていた間、魔素の流れにはまるで気づいていなかった。
彼の咄嗟の声が聞こえて、初めて事態に気付く]
――――、
[死んだらすまん、という言葉には何も返さないまま。
瞳は杖を持つ術師の方へ向く――キリリ、と機械音が微かに響く。
魔素の流れは判らずとも、魔法が放たれた後の物理的な風の流れなら判らなくはない]
え、あ〜 ええと。
副団長が仕切ってますから一番情報は集まっていると思います。
[>>151問いに、こくこく頷く]
魔素を扱う事件は……そういえばそうですね。自警団の帳簿を見れば其方も詳しく調べられると思いますが〜
[いかにも歯切れ悪く言ってからヌァヴェルとオノンの二人を見比べて]
あ、あれ。
もしかして、この依頼、受けてもらえる……んでしょうか。
[手に持っていた張り紙を見た]
[放たれる、風の刃。ジェスロのお蔭で発動を知ることのできた、その軌道を見切る。
向かう先が己では無く、ジェスロが盾としたテーブルの方へ行くと判断すれば、ロッテは短剣使いに向けていた銃の引き金を引いた。
そして、それまではっきりと照準を合わせていなかったもう片手で、術師の隙を突くように一発撃ち込む。
直接相手を撃つと水晶までも撃ってしまいかねない位置に居たから、あくまで威圧するためだけの、わざと的を微妙に外した一発だった]
[幸いにもクラットに対する礼を失した呟きは聞こえていなかったらしい。
何やら考え込んでいる様子の三人を見て、よっ、と軽い挨拶と共に近付いていく]
立ち聞きしちゃって悪いけど、危険種絡みの依頼?
まだ手が要るなら、聞いたついでに協力したいんだけど。
[樹海探索と違い、敵との戦闘が確定している依頼だ。
ヴェルとオノン二人切りでは不安があった]
とりあえず、自警団で話を聞かせてもらうくらいはいいよな?
[三人が移動するならついて行くという素振りで話し掛ける]
―中央広場―
鉱物とか使わずに人工火薬を作る方法ないかのう…。
薬草だけで火薬を作るとか…威力がかなり落ちるが手軽になるのう…。
[小さく一人言を囁く...。特製回復薬の在庫は残ってるのは良いが、調薬する為の薬草はまったく無い。]
いつもながら依頼を出すとするかね?
[...は店番がいないのでここで張り紙の内容を書き、急いで酒場を向かった。]
―中央広場→酒場―
「弓使いいいぃー!!おのれよくも弓使いを!!」
[と、言われながらジェスロは頭をかく。不可抗力じゃね?とは思ったので口にしたら、案の定魔法使いは逆上した。攻めあぐねいている状態で、せめて攻撃は引きつけようと、テーブルを拠点とし挑発を繰り返す。
その様子にモグラ穴から顔を出すモグラを連想する人もいるかもしれない。
テーブルに押しつぶされ、更に重心のかかる面積を狭くされ、味方が撃つ魔法で衝撃を加えられている弓使いなのだが、衝撃が加わるたびに小さく悲鳴をあげているので、まだ生きている事がわかる……が、いつまで持つのか少し危うい]
(……ま、近づいても、一発は食らうの覚悟しないと届かねーよなあ)
[テーブルの端から顔を出しては、撃たれた魔法を避けるべく引っ込める。そんな攻防?をしながらも、気付かれないようテーブルを少しづつ前へとずらす]
―酒場―
[宿屋に行く途中偶然見つけた事と地図で早く到着した...]
「いらっしゃ…」
すまぬ…悪いが今、話をしてる暇は無い!これを用意しておこう。
[素早く手続きを済まし、中央広場へ戻る...。バーのマスターも思わず…]
「何だったんだ…。やけに素早い老人だな…。さてと依頼書は…」
『【採取】調薬用の薬草を83つぐらい持ってきて欲しい。興味があれば中央広場の老人まで
『【調達】薬草を研究しているが、火薬の元になる薬草を持ってきて欲しい。興味があれば中央広場の老人まで
『【お手伝い】店番を頼める人募集中。営業時間は朝から昼まで。興味があれば中央広場の老人まで』
[酒場に新たに三つの依頼書が張って*あった*]
んぉ?そうがぃ?
したらヴェルさんて呼ばせでもらうよぉ。
[ヌァヴェル改めヴェルに謝られたら>>151気にしない気にしない、と手をぱたぱたと振って応える]
そぉなぁ、オレでよげりゃぁ手伝うよぉ。
どんだげ役に立づがわがんねぇけっどよ
役立たずでも、給料マイナスにゃなンねぇよな?
[クラットの手にした張り紙>>154をちら、と見ながら、冗談めかせて笑う]
お、ウィルさんも聞いでだんがぃ?
したら一緒に行ぐべー。
[先刻分かれたかと思ったウィルも、近くで話を聞いていたらしく>>156。
同行してもらえるなら心強い、と、挨拶を返す]
急ぐならよ、オレの盾に乗ってぐかぃ?
[3人くらいまでなら乗れるから、と、盾を示す。自分は盾の後ろについて、舵取りと共に盾に引っ張られていけば、場所はとらずにただ走るよりは速く楽に移動できる、という心算だった]
[>>157どうかなあ、と苦笑を漏らすオノンを見てきょとりとして]
え、だって、不吉でしょう。
[短いなんて。と、そこだけは小声ながらもはっきり言った。
だから言い直されて、笑みを向けられると、嬉しそうに笑って]
はい、よろしくお願いします。
[ぺこり、頭を下げた]
あ、ウィリアムさん。
協力してもらえるんですか! ありがとうございます〜
[>>156細身の人の申し出を聞いて、安堵したようにへなりと膝に手を置いた]
[水晶さえ割れば、それほどの威力はないだろう。少なくとも自身ならば耐えられる。最初に1mふき飛ばされ、現在受けている風の刃もテーブルの防げている事から、そう判断する。
問題になるのは魔法使いがロッテを攻撃目標にした場合――、それを防ぐ方法は自分が突撃する事、他にも方法があるのかもしれないが、ジェスロが思いつくのはそれぐらいだった。
こちらが狙われたなら水晶の破壊は成功し、威力はそれほどでもなくなるだろう。ロッテに狙いを移すなら、そのタイムラグで魔法使いを張っ倒す!…と]
――い……っけえっ!!
[勢いさえ死ななければいける!!
そう、渾身の力で魔法使いの腹部目掛けてタックルした]
………あれは「弓使い」という名だったのか。
[魔法使いの叫びに、咄嗟に口にした言葉。この時もロッテは全くの真顔であった。
けれど関心も其処までで、意識は直ぐに戦況へと。
現場を共にするジェスロの状態も横目に捉えてはいたが、その様子を見て何かゲームのようにハンマーで叩きつけたくなる、という衝動に駆られることも特に無かった。
そんな折に、その彼から発せられたのは>>160]
――――、
[一瞬の停止。この様子を、人は躊躇と呼ぶだろう。
証拠品の押収。証拠の現状保持。魔素の増幅効果。対峙する魔法使い。
思考回路にそれらを廻らせた結果――]
[一度は水晶から外した銃口を、水晶へと真っ直ぐ向ける。
引き金を引く――すぐにもう一発撃ち込む。
二度の砲撃は確かに硬い水晶を穿ち、輝きを持った透明な破片が、床に舞い落ちる]
(あと一度で、完全に破壊でき――)
[そう判断したところで、魔法使いの意識が此方に向いているらしきことに気付いた。
弓使いやら他の手下やらの被害、そして水晶の損壊のこともおそらくあろう。
視界の端で捉えられた、激昂した様子。
相手の感情が呼び起こす魔素の流れには気づけずとも、此方に魔法が向かうだろうことは予測できる]
――――未だ、やれ!ジェスロ!!
[一度は水晶から外した銃口を、水晶へと真っ直ぐ向ける。
引き金を引く――すぐにもう一発撃ち込む。
二度の砲撃は確かに硬い水晶を穿ち、輝きを持った透明な破片が、床に舞い落ちる]
(あと一度で、完全に破壊でき――)
[そう判断したところで、魔法使いの意識が此方に向いているらしきことに気付いた。
弓使いやら他の手下やらの被害、そして水晶の損壊のこともおそらくあろう。
視界の端で捉えられた、激昂した様子。
相手の感情が呼び起こす魔素の流れには気づけずとも、此方に魔法が向かうだろうことは予測できる]
――――今だ、ジェスロ!!
いえ、ありがとうございます助かります。
[>>162オノンの申し出に拝まんばかりの勢い]
依頼は北の割れ谷の安全確保が優先で、危険種を退治できたら最上ですが……あまり長期間みなさんを拘束してしまうのもご迷惑ですから、日数を区切ってお願いする、と副団長は申していました。
はは……給料マイナスにはならないと思いますよ〜
[なにせ元が少ないですから、と。
心の中で呟いた。多分顔は引きつっている]
[クラットの返事>>154を聞くと、ここで聞きたいことは粗方聞いたと判断して…自警団の詰め所に向かいかけるが、時間が惜しい。北へ向かうか自警団の詰め所に寄るか。考えていると、先程分かれたばかりのウィルの姿がみえた]
ウィルさん…いい、の?
[ウィルがこの依頼を受けるつもりだと分かれば、今自分が一番必要とされる場所は決まっている]
じゃあ、ここはお願いしていい?私は、必要な道具を取りに店に一度戻って、そのまま直接北に向かうから。副団長の知っておられることと、新しく分かったことがあったら、割れ谷に知らせてもらえますか?
それからクラットさんには、記録の確認お願いしていい?ウィルさんたちが北に向かうまでに分かると嬉しい、んだけど…
[情報収集はウィルに任せることにして、時間短縮を考える。クラットの問い>>154は、既に受けるつもりでいたために何を聞かれているのか分からない顔に。
オノンの盾に乗るかという言葉の意味は分からなかったが、オノンも来るのだと分かって少しだけ笑顔になった]
[言うだけ言うと相手の返事を聞く間もなく、足早に店に向かう。会ったばかりのオノンのことはよく分からないが、情報収集なら自分よりもウィルの方が上と思うからこそ。
オノンの盾が飛べること、それが歩くよりも早いと分かれば>>162は改めてお願いする。そうでなければ、一人でさっさと北に向かうだろう]
傷薬と…神経系と、麻痺中和と、魔素中和…ああもう、さっさと取りにいっとけばよかった。足りるかな…まぁ、しょうがないよね。
[あとは身を守るための痺れ薬や睡眠薬、とりあえず思いつく限りを小さなリュックに詰め込んで、看板には『しばらく留守にします』の文字に張り替えた]
……早いとこ一杯やりたいもんだな
[そんな事を言いながら捕縛を済ませた。
人気のない通りとはいえ、街中で戦闘を行えば人も集まる。やじ馬の一人にに官憲を呼ぶように頼んだ。緊急性の高い怪我人である弓使いには簡単にだた応急処置をほどこし、水晶とそのかけらについてはロッテに運んでもらうように頼む]
…………
[「早いとこ一杯」
魔法を食らっている自身に、それが叶わない事はわかってはいるのだが……認めたら負けな気がして極力触れないようにしていた。
……が、表情は隠しきない。ちょっと涙目になってるかもしれない]
お〜、お安い御用だよぉ
[乗せてくことなら任せろー、と、ウィルに笑って請合う>>167]
ん、でぎればやっづげてぇけど、無理なら追い払うだけでもいいってこっだな?
給料マイナスになンねぇなら安心だぁ
[クラットの顔が引きつっていることも知らぬげに、暢気な声を上げて。]
ん?手分けするがぃ?
したら、そぉなぁ…詰め所によってクラットさん降ろして、ヴェルさんの店によってヴェルさん降ろして、その足でウィルさんと一緒に割れ谷ってとご目指しだらいいんがな?
[風に乗れば、それぞれ回ってもおそらくは並の駆け足よりは速いだろうという算段で三人それぞれに問う。
生憎と地理には詳しくないので、多少前後するかもしれないが。
盾を降ろし、さぁ乗って乗ってと手で示した**]
それでも、そう言ってもらえるだけでありがたいです。
[>>167ウィルの申し出にそれでも顔をほころばせて]
わ、わかりました。
[自分よりはいずれの冒険者も経験もスキルもある。
>>169ヌァヴェルからの指示があれば、姿勢を正して頷く。
>>162盾に乗る。その意味を知るのはちょっとだけ先のこと。
今は急ぐから、と、オノンのなんてことのないような口調につられて*頷いた*]
/*
大変、申し訳ない気がしている……
明日開始だったよね……帰ってこられるのかな、とか。
見物人! あんまり口出ししない方がスムーズである!
[ロッテに突っ込まれたとしても、突っ込まれなかったとしても]
ほら!一応、酒場通して依頼の形式にしなきゃなんないから!
[と、ロッテと……何より自分に言い聞かせるように声に出し、酒場へと向かう。軽い切り傷、擦り傷程度の負傷なので、官憲が迎えに来るまでは飲んでやる!と、心中で固く決意していた]
――→酒場へ
―――酒場
[酒場の扉を開けた瞬間、官憲の顔が目に入り]
………店を変えるか
[と、扉を閉め、見なかった事にしようとした――…のだが、そうすんなり事が運ぶわけもなく、官憲らの手によって酒場の中に連れ込まれた。
一時間ちょいの問答の末、門に近づかないことを条件に書類に関しては明日でいいという事になり……功労者である木工業者らや、捜査に加わっていた冒険者達と酒を酌み交わす事が出来た**]
[何杯目かになる火酒を口にしながらも依頼の張り紙に目を通していく。周りには結構な数の冒険者が酔い潰れていた。
酒は…人並み外れて強いらしい]
薬草は…よくわかんないからきっつい。ヴェルさんあたりに聞いて護衛が必要な地域なら便乗できるかなってぐらいか。
店番は……売り物次第。何売ってんですかって聞くよりゃ、下見がてら買い物いった方がいいわな。
[アブラハムの出した依頼>>161を見ながら、そんな事をつぶやく。明日、書類を片付けたら、次の予定は買い物…そう決めながら、コバシリトカゲの串焼きを追加注文した。
一人で二皿を平らげている事から、ジェスロの好物らしい事がうかがえるだろう]
[盾に乗る、というオノンの言葉はよく分からなかったものの。実際に飛んでいるところ>>174を見れば、その意味は分かる]
え…どういう…
[特殊な作りの盾なのだろうか。急いでいることをしばし忘れて呆然とするが、乗ってと重ねられ、それが歩くよりも早いと分かれば小さく頷いた]
…ありがとう、ございます。
[一人で向かうつもりだったが、結局店で用意した後ウィルたちと合流し、共に北に向かうことになった*]
[何杯目かになる火酒を口にしながらも依頼の張り紙に目を通していく。周りには結構な数の冒険者が酔い潰れていた。
酒は…人並み外れて強いらしい]
薬草は…よくわかんないからきっつい。ヴェルさんあたりに聞いて護衛が必要な地域なら便乗できるかなってぐらいか。
店番は……売り物次第。何売ってんですかって聞くよりゃ、下見がてら買い物いった方がいいわな。
[アブラハムの出した依頼>>161を見ながら、そんな事をつぶやく。明日、書類を片付けたら、次の予定は買い物…そう決めながら、コバシリトカゲの串焼きを追加注文した。
一人で二皿を平らげている事から、ジェスロの好物らしい事がうかがえるだろう]
(書類終わるまでに他の奴が受けてたら、まあ、それはそれで)
[運ばれてきたコバシリトカゲ串焼きを口へ運びながら、そんな事を考えていた。
カリカリになるほど炙られた皮にかじりつけば、香ばしさと辛さを彼の口に運んでくる。その中から出てくる脂身の少ないコリコリとした肉がまた、酒によく合うのだ]
ふもっぐもぐもふむ、ぱふ(絵描きはなんか怖い、パス)。
[依頼文を見るからに面倒くさそうと判断したらしい]
あとはモックの依頼と、自警団のか……ん?
[自警団の〜と口にしたところで、周りの冒険者から口を挟まれた]
[「何人かの冒険者が向かった」という話を聞くと]
んじゃ、追加の要請くるまでは保留しとっか。
[と、危険種討伐を候補から外した]
あとはモックの依頼……ソコナ村はわからん、パス。
[東からくる奴にツテがあれば別だろうが、ジェスロにはそんなものはない。……出身こその東大陸であるが、もう十年以上帰っていない]
[“鬼岩の寝床”と、呼ばれるその土地は東大陸の遥か南方に位置している。魔素を一切含まない地と、魔素を多く含んだ大気という珍しい環境は、近くにある火山によってもたらされていた。
その山より排出される魔素をふんだんに含んだ火山弾は、大地に落ちると危険種を生み出す。
構成のほとんどが魔素であり、生命活動を続けるのに魔素が必要不可欠らしいその生き物は、大気中に魔素をばら撒く性質をもち……
足りなくなった魔素を大気からとえう事ができないのか、草木や人間を含めた動物、それらをはぐくむ大地を襲い、魔素を奪うのだった]
……
[魔素を一切含まない金属を特産とする、鬼岩の寝床のたたら部の村。もう帰る事はないだろう故郷に思いを巡らせながらも、三皿目も空にした。
特産物を広め新しい客を見つけようと、その村の鍛冶職人が遠路はるばるタウン・ナリヤにやってきているかもしれないが……後天的に今の体質になった事で故郷にいられなくなった彼は知らぬ事である**]
村の設定が変更されました。
/*
ジェスロさんやー
>魔素[読:まそ/マナ]
空気中に漂う、なにでもなく、なににでもなりえる不思議物質です。水や鉱石や植物などに溶け込んでいる場合もあります。
ってことだから、大気が魔素を含むのは普通…というより鉱物よりも大気中の方が魔素はいっぱいあるのだぜ。ぜ。
今のところはそれほど大きな齟齬にゃならねぇけどもー…
どーすべかな。
1.問題が起こらないことを祈り、様子見する。
2.オノンメモでちょっと指摘する。
3.村建て人発言で注意する。
うまいひょうげんがおもいうかばなかったよ!
TTRBなっちゃったけどしょうがないよね
たたらべ(たたら部)か、たたらもり(たたら守)か悩んだんだけど。たたらべにした
沈黙の ヘロイーズ がきたらしいよ(7人目……だったかなあ?)。
沈黙の ヘロイーズ は ただの人 になれるよう、天に祈った。
― 南の樹海/キャンプ地 ―
[タウン・ナリヤの南、樹海。
そこは未知の生物の宝庫。
遠目には、複数の木々が絡み合う巨木が半ばで折れて
内側が空洞となり、危険種の巣となったものが見えて居る。
ヘロイーズは湖畔の近くに備えられたキャンプで採取物を広げていた。近くの竃では、ぐつぐつと半透明のビーンズのようなものが鍋に煮られ、魚の包み焼きが暖められている。
樹々の囁き声、遠くで啼く危険種達の声、湖畔を駆け抜ける微かな風による水音。耳を澄ませば、虫達の飛び交う小さなはね音。]
「みゅぅ…」
『食事ソロソロなのですっ。
今日はヘロちゃんの特製スープとお魚さんなのだー。』
[そして、お腹を空かせた鳴き声と一際賑やかな音声が聞こえている。]
/*
A.匿名メモでお知らせする
いんやー、問題が起こらないことを祈って…ってのと迷ったんだけどねェ…
大気中の風の魔素を扱う人が、オレとウィルさんのふたりいるし、例えばのちのち、ジェスロさんが『故郷で見かけたのと同種の危険種』と遭遇するロールがありえたとしたら、けっこー、致命的な齟齬が起こる危険性が高いと見たので…
基本的には表に投下済みのログを翻させるのはご法度なんじゃねぇか…って我ながら思うんだけどねぇ…ごめんなー
― 自警団の資料室 ―
魔素、魔素〜
[未知の経験をした。
盾に乗ることがあるとは――思い出してぶるりと身震い。定員めいっぱいだったのと急いでいたこともあって、いつ落ちるとも知れない恐い乗り物として、オノンの盾は青年の記憶に残った]
え、と、魔素がらみの事件、なんだろ、今年、多いな。
増幅器……の、持ち込み、と? 魔法の暴走未遂……は関係あるのかな。
[ヌァヴェルは何を今更の顔で依頼を受けてくれて、オノンは軽やかにそれに続いてくれた]
冒険者ってすごいなあ。
[資料を捲る手を止めて、思う]
[副団長は手を貸してくれる冒険者が現れて上機嫌だった。あとは危険種を退治するまで突貫と言い出すのを止めれば、とりあえずは安心だと思う。
状況によっては自警団が数名、常駐して警戒することになるだろう。今回の依頼は、当面の安全の確保と被害者の護送。
よくわからないもの相手なら、準備もちゃんと必要だろうし、討伐は討伐でちゃんと依頼を出すべきだ――報奨金的にも。
なんか高らかな笑い声が響いている気がするけど。
もしかすると、情報を聞きに来たウィルたちがちょうど話をしているのかもしれない。そうでないかもしれない。そうでないといいな。何となくそう思った]
次は〜 ん、なんだろう、これ、字が汚くて読め……
[資料を持ち上げひっくり返す]
う〜ん「刻印……により魔素を……集め……つ」〜 なんだろ? 「機巧……危険種…を……」 暗号だよこれじゃ。
でも解決のはんこが押してあるし、大丈夫、かな?
[思案は短い。
あっさりと資料を*投げ出した*]
/*
ジェスロはさかのかさんでないなら、かりょさんではないでしょうか。
ウィルは、鈴掛さんに見えます。
うん、魔素はそれ自体が無属性で外部から力を加える事で性質を帯びるものと思ってました。ログでは元から、含まれている物へ性質が変化する?と見えていましたね。
とりあえず考えたこと。
魔素(空気中や物の中にも)→魔法(儀式や体質など)
危険種→いわゆるモンスター(機巧含む)
北の割れ谷→崖。海産物の宝庫。未知の危険種がいるかも(これ利用)
危険種が1体(未知)
被害者が6人(いずれも意識不明だった)
魔素の被害がある(無茶ぶりだった)
最近魔素がらみの事件が多いのか決めること。
魔素出したのはオノンさんが魔素使えるようだったのでつい!(実は違うようだ) 意識不明が6人を傷物にしたのとかは情報錯綜感もあるけど、傷薬、じゃあ怪我人だという安直さ。急いで考える物ではありませんでしたごめんなさい。
/*
見物人なのにガッツリ発言して申し訳ないというか、初めてなので加減がわからないというか。
あと依頼を出すのにお任せとか自分が酷くてここは反省。
自己紹介を見て、相手に合わせて依頼を〜と思ったのだけれど、思ったよりも難しいですね。
/*
プロローグが終わるので、そろそろNPC化を試みます。
冒険者で参加出来たら楽しかっただろうな。残念。
煙草売り ヌァヴェルは、特異体質 ジェスロに頼まれていた傷薬も、ありったけ持っていってしまったので、この依頼が終われば樹海必須。 ( B26 )
―割れ谷―
[副団長の依頼内容とクラットの報告を道々聞きながら、目的地に。到着すれば、まずは安全確保。香炉に危険種が嫌う種類の香草をすりつぶした香を入れると、火をつけた。それを怪我人のいる建物の四方に置く]
全部の危険種に有効な訳じゃないから…気はつけてね。
[そして自分は怪我人の治療にあたる。聞いていた通り、六人のうち四人は怪我による意識不明。そして、残る二人は]
(差し、傷?)
[野生の危険種に襲われたにしては、傷が…刃物による損傷にみえる。そして、もう一人は]
魔法、で、気絶させられてる…
[怪我自体はさほどでもないのに、意識が覚める気配はなかった]
魔法とか、武器とか…そんなの使う危険種は、この辺りにはいない、筈なのに…
[そんな呟きは、周りの人に聞こえたか*]
―中央広場―
さあいらっしゃい!いらっしゃい!
普通の店よりは安い異国の店だよ!運が良ければここでは見られないものがあるかも!
興味あるなら是非どうぞ!
[決まりの宣伝をかまし客を呼ぶ…。すると回復薬目当ての客がボチボチ来ている…。
理由は「薬草に詳しい煙草屋が留守>>171」との事…。また珍しい回復薬を売ってるので気になる人が増えて行く]
値段は………じゃ!まいどじゃ!
/*
墓下-地上間の連絡係はダメー。…っていう理由はおおむね二つあって…
一つは、『人狼』のシステムを使ってる以上、墓下と地上の意思疎通が自由にできたら、墓下と地上に分かれてる意味が薄くなっちゃうってこと。
もう一つは、連絡係の人に、『連絡係』としての特権と義務が発生しちゃうってこと。
役職によってできることとできないことが差別化されてるんだから、役職を越えた部分で特定の誰かに権利と義務を負わせる心算はあんまりないんだー。
ヘロイーズさんが連絡係としての役割を想定していたかどうかまでは分からないけど、条件付の理由としてはそんなとこかな?
―酒場―
[酒場のカウンターにて、グラス調達とジェスロの手伝い、二つの依頼の報酬を手にした。
コインの一部は、結局この場でオーダーするもののために、少しだけ酒場へと戻ることにはなったのだが……。
今はその品は手元に届かない。カウンターで片肘付きながら、赤い目は捜査の功労者の一人>>177へと]
まさか本当に無事に呑めたとはな。
[幸運だったな、とばかりに軽く笑みを向けた。
それから眺めるのは、酒場に張られた依頼の張り紙の数々。幾つかはあれから新しく張られたもののようだ。
アブラハムからの三つの依頼、モックからの木彫り細工調達の依頼、それにミゼラからの何処か耽美趣味……な捜索依頼。
犯人一味の身柄と証拠品の官憲への引き渡しも終え、グラス不足の危機も決着した今。
暫くは休息に当たる時間を取る心算だったのだが]
あ――僕はそれは食べられなくてな。
好物をわざわざ勧めてくれたのに、すまないね。
[ジェスロからのトカゲの串焼きには、やんわりと首を横に振っていた。
それ以外のつまみも酒も特にオーダーする気配は見せなかった。
暫くしてロッテの元に酒場の旦那から届いたのは、蓋をした不透明のコップにストローを差した代物。
中には油のような――液体の火薬の一種が入っているのだが、よほど嗅覚に優れたものでなければぱっとは気付かないだろう]
薬草を火薬に転換する機巧でも僕に在れば、
……「荷物検査」が増えるだけになるだけやもな。
[まるで喫茶の店で冷やした茶やジュースでも飲むかのように、ストローに口を付けて*いた*]
村の設定が変更されました。
フレンドリ ポコ が見物しにきたらしいよ。
フレンドリ ポコ は 見物人 になれるよう、天に祈った。
[...はソコナ村について聞かれたら、「ソコナ村?ああ、知っているぞ。その村からこの街に来たからのう。
宜しければ、そこまでの地図を貸そう。いらないなら場所だけ教えるぞ。」と答えるだろう…。
とにかく今は仕事をするのみ…**]
このアクセサリーはワシが作ったのじゃよ…。
興味があるなら、買って見ないかね?
村の設定が変更されました。
ヘロちゃん笑ったのです。
似てた似てた?
さっきの人に似てた?
「吾輩レディを助けるのが義務でありますから。」
「吾輩かれこれ冒険道を3(3)0年続けておりますので。」
「吾輩これにて。依頼品を届ける定めがありますから。」
一緒にご飯食べていったら良かったのにねー。
−<<巻き戻し オノンの盾バスツアー−
ffffffff♪
はぁ〜、したっけヴェルさんとこがら行こうがねぃ?
ffffffff♪
[オノンの奏でる旋律は、テンポをあげに上げて半ば巻き舌のようになりながら大盾の通る道に流れ去っていく。
改めて行程を確かめ、まずヴェルを店へと降ろし、用意をしてもらっている間>>171に三人で詰め所へ向かい、情報を確認して>>186>>187>>188、ふたたびヴェルと合流>>178して谷へと向かう…と、そんなコースを思い浮かべながら、出せるだけの速度で盾を飛ばした。
人数が人数だし、急いでいることもあって多少操作が荒くなってしまったけれど、そこは緊急時と言うことで目を瞑ってもらおう、なんて思いながら]
−>>早送り 詰め所へ−
― 北の割れ谷 ―
意識、戻りそうですか?
何に襲われたのか、聞ければいいんですが〜
[怪我人を看ているヌァヴェルを邪魔しないように別の怪我人の顔を見ながら表情を暗くする。
副団長からは「あなたも情報集めるのよ!」と割れ谷行きを命じられている。そうでなくても危ないところだ、依頼だけして自警団員の自分が行かないというのも無責任な気がして付いてきていた。大丈夫、逃げ足だけは自信があります。と、止める声があれば言っただろう]
でもみんな、命を落とさなくてよかった。
[ほう、とため息]
探究者 エドワーズ がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
探究者 エドワーズ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
―東の大橋―
[タウン・ナリヤと旧大陸を繋ぐ、長い長い石畳。
がらがらと音を立てて進む馬車の御者台から声がかかる]
「旦那!そろそろタウン・ナリヤに着きますよ!」
……うん?おお、いよいよか!
[逸る心のまま窓を開け放つと、潮風のにおいが鼻をくすぐる。
近づいてくるタウン・ナリヤ東の大門と南に広がる樹海。
動物、植物、鉱物……数知れぬ新種・珍種と出会えるだろう。
我知らず口元に笑みが広がっていく]
ついに来たのだな、新大陸に!
[馬車が止まれば帽子をかぶりなおし、コートの襟を正して降り立つ。
見る人が見れば手にするステッキに宙船の欠片がこめられていること、身に着けた宝飾品が魔素を引き付け、蓄積する呪物であることが分かっただろう。
男は魔素を操る技術の専門家……魔術師であった]
―官憲詰め所―
……で?私はいつまで君たちの相手をすればいいのかね?
[形式通りの手続きを済ませて街に入る……つもりが何故か丁重に詰め所まで招待され丁重に根掘り葉掘り。審査というより取り調べに近い]
私の素性はそこにある通りだ。
[旧大陸では名家と呼ばれる家の出身であるし、手形もごく真っ当なもの、本人にも何一つ疚しい事は無い。
商人達に混ざって検問を待つのが面倒だったので順番を先に回して貰えるよう付け届けも怠りなくしている。
それが何故こんな扱いになるのか、さっぱり分からない]
タウン・ナリヤでの滞在先?
何ならそちらの都合のいいホテルを紹介してくれたまえ。
相部屋不可、内風呂つき、ノミとシラミのサービスは抜きの清潔なシーツが必須条件だ。
食事のうまい酒場でも近くにあれば申し分ないな。
[紳士として苛立ちをあからさまにはしない。しないが、
「私は怒っている」と大書した笑顔を貼り付けて]
……またサインか。構わんがね、こんなものに署名せずとも
君たちの手を煩わすようなことをするつもりは毛頭ないんだがね。
[魔素絡みの事件のため魔術師へのチェックが厳しくなっていることはまだ知らない。
開放されたのは1(3)時間後**]
― 少し前・街中 ―
わかった。出来るだけ早く追い付くようにするよ。
[ヴェル>>169の指示に頷いて、オノンの盾で自警団詰め所へ。
そこで副団長・ジェルトルーデ>>103の高笑いに迎えられることとなった]
お前さんも相変わらずだなー。
少しは落ち着いたらどうだ?
[今にも自ら討伐に向かいそうな副団長を見てそう呟きつつ。
ひとまず依頼に関する話>>187をするよう促す]
なるほど。
本格的な討伐というよりは、敵を追っ払うのが優先な訳だな。
ついでにある程度正体を探った方が良さそうでもあるな。
[後に本格的な討伐が控えているなら、この機会に敵に関する情報を増やしておく。
まさに斥候(スカウト)の役割となりそうだ]
― 現在・割れ谷 ―
[依頼の件に関して了解した事を副団長に告げ、ヴェルに追い付くべく急いで北へ。
報告に関しては道々で済ませ、現場へ向かう。
谷が近付いてからは、常のように警戒しつつ先行したが、ひとまず危険種の姿は見られなかった。
建物内での治療はヴェルに任せて、自分は周囲の警戒に当たる]
クラットは魔素絡みの怪我人が居ると言っていたが……。
特殊能力持ちだとしたら、少々厄介だな。
[建物の上で四方を見渡しつつ独り言ちる]
― 南の樹海/キャンプ地 ―
[ポコへにっこり笑顔を向け、目の前の採取品に向き直る。
スープの良い匂いを吸い込みながら、ここ数日の採取品を種類ごとに分けたものを整える。薬草類に、茸類、豆類、花と種、蜂蜜、火薬植物の類、鉱物、虫達。後は幾つか、襲撃され討伐した危険種の一部。
依頼用、保存と自分用、鑑定用、と更に軽く分け、大きな袋3つに纏めた。]
[半透明のビーンズは、内側にもやもやと種子が見えている。
ビーンズ部分はゼリー質の果肉で、栄養価は高いものの味は淡白で殆どない為、野外では、スープやカレー粉と一緒に煮込みとろっと崩れかけた所を食べるのが簡単な料理方法。
蔓植物のさやに成り、もっと熟して硬くなれば弾丸の材料にもなる樹海での手に入り易い食べ物の一つだった。]
−詰め所−
『お〜っほっほっほっほ!!』
[依頼内容の説明やら、現場の状況確認やら、依頼の受領手続きやら、そんなあれこれのために伺った詰め所で、甲高い高笑いに出迎えられた]
おぉ〜、元気な姉ちゃんだなぇ〜
とごろでよぉ、確かめてぇんだげどもぉ
[ナチュラルに高飛車な、副団長であると言う女性の物言いにも動じることなく、にこやかに聞き取りづらい訛りで話を進める]
はぁ〜、海の辺りの谷でぇ、出たっちゅうのが中型の危険種がぃ?
数は1づでぇ…
[危険種の種類は、はっきりしないらしい。未知の部分が多い新大陸であればいたしかたのないところだろう]
したらあどは見で確かめっがねぃ?
あ〜、そうそう、危ねぐなっだら逃げっけどよ、そん時ゃあ、堪忍しどぐれよ?
[クラットに対して給料マイナスに?、と言った時と同じ笑顔で確認して、オノンの話は終わった。ウィルの方でも確認することがあれば>>204と、そちらを確かめ、資料の確認が終わったクラットと合流して、詰め所をあとにした。
…クラットが多少怖がったかもしれないけど>>186]
わわっ、ご飯ご飯ー。
リトは、僕が食べ易いようにしてあげる。
[魚をほぐほぐ。]
はい、アーン。
ヘロちゃんも、アーン。
[リトとヘロイーズにも魚の身をあーん。]
沈黙の ヘロイーズは、余り物 になれるよう、再び天に祈った。
―― 回想・少し前、酒場
まったくだ!忍耐の勝利だったな、うん。
ま、外に行く用があったらこうはいかなかっただろうけど。
[「まさか本当に無事に呑めたとはな」と軽く笑むロッテ>>193に、笑いながらそう返す。
串焼きを断られたらなら>>194]
そっか。ま、誰でも食えないもんはあるからな。
俺の胃に入るだけだから謝るこたーない!
[と、勧めてた串焼きをそのまま、自分の口へと放り込む。
ロッテの飲んでいるものには特に興味も持たなかった――
――…過去、ロッテがこの街にきてそれほど立たない頃だろうか、好奇心から「俺にも同じの!!」という注文をしたのだが、主人が主人なりに考えた末なのか、ジェスロに出されたのは同じ容器に入った豆茶だった。故にジェスロは、飲みやすさ重視でそういった容器なんだろうと片づけている。
その事に気付いた者が、あとから店主に聞いてみると「ジェスロなら液体火薬でもチャレンジしかねないと思った」と返ってきたりしたのだが、当の本人は知る由もない]
僕、少し外の空気、吸ってきますね〜
[危険種避けの香の香り、自分も苦手な香りだった。
頭が少し、くらくらする。
それもあって、ヌァヴェルの最後の呟きはよく聞き取れなかった。
資料室から拝借してきたものを持って、怪我人のいる建物から出る]
確か危険種の目撃情報は1だったよね〜
六人襲って全員意識不明にするなんて、どんな生き物だろう?
[似たような報告はないものかなと。
建物の壁に背中を預けてもう一度資料をぱらぱら捲りつつ]
気持ちいいな〜 この辺まで来るとすっかり潮風なんだね。
[割れ谷を眺めて目を細めた。
周囲を警戒すると言っていたウィルが屋根の上にいることには、当然の事ながら気づいていなかった]
ひとつの疑問が残る。
[青年は考える]
未知の危険種だという。
襲われた人間は皆意識不明。
だが危険種は1体という情報。
一体、誰が目撃して報告をあげたのか?
たまたま通りかかった人間が来て、去っていく何かを見た、のか。
[ぶつぶつ]
/*
とか、なんか推理物みたいです。
そして一瞬、このままその危険種は自分だったらどうだろうと思ったり。はちゃめちゃでした。
魔素が使えで、刺し傷作るような体しでっか、武器が使えるだけ頭がよぐて、6人いちどに相手にでぎて…
…ああ、一度に相手にしたわけでもねぇのがな?
実は別のやづにやられた怪我人も混ざってだり?
[考え考え、香の焚かれた建物をあとにする]
ま〜、考えるよっか、見てきだ方が早ぇべよぉ。
おぉ〜い、オレ、ちょっぐら見でぐんなぁ〜
[ヴェルがひとまずこの場でできる治療を終わらせるまではと、建物のほうを振り返り、誰かには聞こえるだろうと声をかけた。
ひょいと倒した盾に乗る]
― 南の樹海/キャンプ地 ―
[ぱっと笑顔になる。
にこー。お返しに、ポコにもあーん。]
[取り分けたスープをポコに渡すと、
少し煮崩れたビーンズがスープの琥珀色に染まっていた。*]
――詰め所
んっんーー
[と、書き終えた紙束を前に大きく背を伸ばす。
魔素の出どころ……ジェスロに魔法を撃った者の身柄が確保できていたからか、手続きは少なくて済んだようだ。
怒りの笑顔を貼りつける探究者の姿は見れただろうか、すれ違っただろうか。すれ違えば、ステッキに警戒心をもちつつも、官憲に引き留められるところを見たならば、自分と少し重なったらしくご愁傷様と言いたげな顔をしただろう]
俺は、買い物を、するぞー!
[なんで大声で宣言するの!?と、みる人が見れば突っ込んだかもしれない。少なくて済んだとはいえ、やる事を終えて詰め所から出る時はいつも「ひゃっはー!娑婆の空気はうまいぜー!」という気分になってしまうので仕方がない]
わあ! ちょ、落ち! あぶ!
[ぺら、と資料を捲ったところに、逆さになった顔に声をかけられた>>215
資料を放り投げて、両手を上にばたばた]
――ウィリアムさん! 脅かさないでくださいよ!
[子猫を助ける依頼をしたときも、屋根から屋根へ飛び移る姿に肝を冷やして目をつぶったものだ。
当人が全く平然としているから心配ないのだろうが、心配なものは心配だ]
うん、今のところは急変はなさそうです。
[ヴェルの腕なら、には盛大に頷いて同意]
う〜ん、気になることがあるにはあるのですが……
[落とした資料を拾ったり、上に向かって話したりしていると]
え、あ、オノンさん、どこへ?
[>>213勢いよく飛び出していくオノンを追えなかったのは、一度で十分トラウマになった盾が見えたから]
だ、大丈夫、かな?
[場数を積んだ冒険者のことを心配できる立場じゃないけれど、やっぱり心配な物は心配だ]
―割れ谷・簡易救護室―
[外へ行く、というクラットの言葉>>212はあまり耳に入っていなかった。一通りの治療は終え、謎の昏睡状態に陥っている一人以外も命に別状はないところまで落ち着いている。その一人にはどう治療をしていいか分からず、とりあえず急激に与えられた魔素を中和すべく、小さな蚊帳のようなものの中に入れて、中で中和の香を焚く]
……。
[今回の依頼は、安全の確保と被害者を安全な街の中まで送ること。そうウィルとクラットから聞かされた。未知のものかもしれない危険種の特定までをウィルは考えているようだが…それは、自分の能力には不向きであろう]
(手っ取り早い手なら、使える、けど…)
[先程建物の周りに置いた危険種避けの香。これにある樹木の樹液を混ぜると、今度は逆に危険種が好む香りとなる。
これを今も詰め所から今にも飛び出しそうになっては押し止められているであろうジェルトルーデにでも見せれば、きっと]
そぉなぁ、久しぶりにで生の魚でも食いたぐなっでぐんなぁ
[磯風相手に、クラット>>212とは別のベクトルに向いた感傷で目を細めた。
大橋をわたる間は潮風に当たりっぱなしだったとはいえ、新鮮な魚とは縁遠かったので、そろそろ恋しくもなってくると言うものだ]
ん?
お〜、わがってるよぉ!
[思いがけず屋根の上から声を掛けられ、手振りと共に応える。攻撃はさておき死なないことだけならそこそこ自信があるのだ。気負った様子もなく、笑顔で手を振る]
f〜♪
[潮風に乗せて旋律を奏でれば、オノンを乗せた大盾は宙に浮く。そうしてふわりと、入り組んだ谷間へと向かっていった]
―― 詰め所→中央広場へ
うん、36分も寝れば酒も抜けるからな。
[誰に言うでもなくぽつり。聞く人が聞けば信じられないという顔をしたかもしれない。酒場で読んだ依頼の事は覚えていたので、中央広場へと足を向けた]
−割れ谷内部−
f〜♪ m〜♪ h〜♪
[ぎざぎざと薄く剥離したような岩盤が覗く岸壁を、ひらりひらりと落ち葉が舞い散るように進んでいく。
浜風と言うほど強くはないが、入り組んだ地形が作る風はなかなかに複雑で捉えにくい]
u〜♪ f、m〜♪
塩っけに強ぇ種さどっがに転がってねぇがな〜?
[当初の目的を忘れたようなことを呟きながら、進むオノンは暢気なものだ]
hh、m、f〜♪
…んぉ?
[そのオノンの目が、視界の端に何かを捉えた]
[そこまで考えて、ふるふると首を振る。この香は、相手を選んで引き寄せるものではない。無差別に危険種をおびき寄せるのは今回の依頼とは外れるであろうし、自分自身が危険種と渡り合える術を持っていない]
……。
(でも)
[治療途中で、未だ意識を取り戻さない人たちを見る。彼らは冒険者などではなく、普通に生活をしていただけの人たちであり――]
(一番安全なの、は、やっぱり倒しちゃうこと…だよね…)
[今回の怪我人を無事に送り届ければ、改めて組まれるであろう討伐隊の依頼が出れば、優先的に受けるつもりであった]
あー、悪い悪い。
まさかそこまで驚くと思わなくてさ。
[資料を放り投げて慌てるクラット>>219に、顔の前に手を立て謝った。
そういえばこいつは、子猫の救助を見ていた時もやたらと怖がっていたな――と思い出す]
そうか、それならいいが。
こっちはこっちで、危険種の対処法を考えないといけないな。
何か気付いたことがあるのか?
[話を促しつつ、資料を拾い終わるのを待っていた所で、オノンが谷へ向かうのが見えた>>222]
うーん。オレもあいつの実力知ってる訳じゃないから、心配してない訳じゃないけど。
ま、ここは信頼して待つしかないだろ。
[心配症なクラットにそう声を掛けつつも、視線はしばらくオノンの去った方向を見詰めていた]
−>>早送り 割れ谷待機所−
…そんで見づげたのがこいづよ
[にこやかにずるーりと引き出されたのは、漁師が使ういくつもの針が連なって取り付けられた漁具だった。
これで今晩の食事は困るまいと思ってか、にこにこと曇りなき笑みを浮かべる]
――中央広場
[噴水を中心に露天商達が店を開き、広場の外周に沿うように借り屋台の並ぶ賑やかな広場へ着く。行きかう人が多いのは言うまでもないのだが、ジェスロはあまり警戒をせずにその中を歩いていった]
(あほみたいに高価いもん付けて歩く奴はいねーだろ)
[ぐらいに考えていたりする。ここは上流階級の街ではなく開拓の街なのだ、上品な客ばかりではない。
適当に露店を覗きながら噴水の方へ向かうと、見事な体格の露天のおb…お姉さんが、世間話に交えてヴェルが留守にしている事>>171と、回復役を売っている老人がいる事>>190を教えてくれた]
がくっ
[思わず口に出して言いつつ、脱力してたたらを踏んだ。
勿論本気で屋根から落ちるようなことはなかったけれど]
まあ危険はなかったようで良かったよ。
…………ん、
[苦笑を浮かべ掛けた表情がふと止まった。
それから素早く周囲を見回す]
何か今、視線を感じたような……
[はっきりと目に何かが映った訳ではなく、スカウトとしての勘に近い感覚だ。
眼差しが警戒の色を強め、手はボウガンがいつでも引き抜ける位置にあることを確認した]
ガラクタ探し メリル がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
ガラクタ探し メリル は 余り物 になれるよう、天に祈った。
―タウン・ナリヤ―
……無為だ。
[くぁ、とあくびを一つ。
通りを行き交う人の流れを窓の向こうに眺めながら机の隅に置いてあったガラスの置物を爪弾く。]
[ともすれば何処かの店の倉庫か物置と間違われそうな店構え(実際それに限りなく近いのだけれど)が悪いのだろうかとも、店の表にはしっかりと『よろず 売ります 買います』との看板を建てているので店には違いない。
所謂、冒険者の拠点となるようなこの手の町には必ず幾つか点在するような、何でも屋、というヤツだった。]
[無秩序に品物が並ぶ中に視線を戻して、もう一度あくびをした。]
[先ほど外に出ていたオノンが帰ってきて、やけに嬉しそうな顔をしていると思えば、針のたくさんついた釣り糸をみせられた]
……え、と。
[この漁師さんたちのものだろうか。それをみつけたから、見せに戻ってきた…にしては、どうしてそんなに笑顔?
満面の笑みのオノンに、困ったように首を傾げながらなんとなく笑顔を返す。
それに意識を取られて、もうこの人たちを動かしても大丈夫、というのを伝えるのを忘れてる]
ほ、ほどほどにしてください。高いところも、その……恐いので。
[気の良い相手に少しだけ、本音を漏らす。
しばらくはウィルと同じ様に、オノンの向かった谷間を見つめていたが、思い出したように]
あ、あのですね。
未知の危険種のことですが。
報告書に何件か、漁師が襲われた記録と、水揚げした魚を荒らされた記録があるんです。食べもしないのですから……両者に共通するなにかを嫌っているのかなとか、思ったのですが。
[言っていて困ったように頭を掻く]
―酒場―
[自分がオーダーしたものと「同じものを」、と注文する客の姿は幾人か見たことがある。
そして店主はその度に違う中身の入ったコップを差し出しているということも知っている――でなければ平然とした様子で飲むことはできないだろう、と。
まだ己が冒険者として若い頃、そんな客の一人としてのジェスロも見たことがあった訳だが、その時後から誰かが聞いてきたことに対する店主の答えを、ロッテは今でも記憶している]
……そうだな。
流石の頑健で忍耐強いジェスロ殿であっても食えぬものはある、と。
[今日、その彼から返ってきた言葉>>211に対して淡々と呟いたことには、そんな過去の記憶も影響していた。浮かべてみせる笑みには特に邪気は無い。
やがてそれから、酒場を出ていくジェスロを見送ることとなった]
―酒場―
[自分がオーダーしたものと「同じものを」、と注文する客の姿は幾人か見たことがある。
そして店主はその度に違う中身の入ったコップを差し出しているということも知っている――でなければ平然とした様子で飲むことはできないだろう、と。
まだ己が冒険者として若い頃、そんな客の一人としてのジェスロも見たことがあった訳だが、その時後から誰かが聞いてきたことに対する店主の答えを、ロッテは今でも記憶している]
……そうだな。
頑健で忍耐強いジェスロ殿であっても食えぬものはある、と。
[今日、その彼から返ってきた言葉>>211に対して淡々と呟いたことには、そんな過去の記憶も影響していた。浮かべてみせる笑みには特に邪気は無い。
やがてそれから、酒場を出ていくジェスロを見送ることとなった]
って、オノンさんそれ?
[通り過ぎた人影が、何か持っていた。
磯の香りと古くなった魚の香りがほのかに漂う気がした]
びっくりしました。
[無事な姿にほっと安堵の息を吐いて屋根の上に話しかけると、眼差し強くして遠くを見るウィルがいて]
ウィリアムさん?
[声を潜める。
屋根の上の人と同じ方に視線を転じて、目をすがめた]
いや〜、やっぱそんなすぐにゃ見づがんねぇな〜
[悪びれた様子も、残念そうな様子も見せずに、漁具にかかっていたいくらかの魚を慣れた手つきで外していく。
旅荷物から着火装置を取り出し、調理の準備を整えながら、言葉を繋いだ]
そんでよ〜、ほれ、こごよ、こご
[糸の辺りを指でつまむ。それから開いた指の間に粘り気のある糸を引いて、そこに粘液の染み込んでいることを示した。すんすんと、その粘液の匂いを嗅ぐ]
こりゃぁ、十中八九軟体系の危険種じゃねぇがと思うんだげどよ。
/*
あっ
時間かけすぎたかー
真犯人は魚好き、そう結論付けるための無駄に長い推理劇がこのあと20行近くにわたって(ry
没没ー
――中央広場・アブラハムの店
――…こりゃ驚いた
[露天のお…お姉さんと別れてから、程なくしてアブラハムが店を開く場所に着き――、並べられた商品を見て、出たのはそんな言葉だった。
視線は売り物の中の……守りに適した剣である]
ってか、すげーな爺さん!どこで仕入れたんだ!?よくこの値段で売ってるな!
斧槍ない?あるならそれ!ないなら剣を予備の含めて二本買う!!
[即決である。
守りに適した剣。得物そのものには強い魔素を含んではいないが、向けられた魔素を拡散させる効果のある刻印が掘られているそれは……ジェスロが以前、他の店でみかけ買おうとしたのだが、その価格の前に断念したというシロモノだった]
あ、でもお仕事ですから、全然、僕、目をつぶってれば大丈夫なんで。
[真面目な顔になったウィルに慌てて手を振る>>235
屋根の上の気配、ぴり、と肌を刺すよう。
青年が其方を見ても何も見えないけれど]
生臭い……においが嫌い?
確かに共通してる。あ、それで、どうにかおびき寄せて檻とかで捕獲とか出来ないかなと思ったんですが。
[声を落としての提案は自信なさげ]
[斧槍はあったかどうか。武器と薬草をあれば10個程買った後、商品を今一度見直す]
…………よし。
[触っても大丈夫そうな事を確認すると、アブラハムの方を向き直り――]
店番の仕事って、まだ埋まってなかったりする?
[と、仕事について切りだした。
仕事が決まれば、近場にいた食い逃げ犯を捕縛中の官憲を捕まえて、酒場への伝言を頼むだろう**]
いや〜、やっぱそんなすぐにゃ見づがんねぇな〜
[悪びれた様子も、残念そうな様子も見せずに、漁具にかかっていたいくらかの魚を慣れた手つきで外していく。
旅荷物から着火装置を取り出し、調理の準備を整えながら、言葉を繋いだ]
お〜、それなんだげどよ〜
[危険種の特長について話し合うクラット>>232とウィル>>235の会話に口を挟む]
ほれ、こごよ、こご
[糸の辺りを指でつまむ。それから開いた指の間に粘り気のある糸を引いて、そこに粘液の染み込んでいることを示した。すんすんと、その粘液の匂いを嗅ぐ]
こりゃぁ、十中八九軟体系の危険種じゃねぇがと思うんだげどよ。
そぉゆぅやづならオレ知っでんだげどなぁ…
軟体系で、魚臭ぇの大ッ嫌いなやづ。
ただなぁ…
[ここに来てようやく、悩むように言い淀む]
[空になったコップをカウンター越しに返してから、暫し依頼の張り紙の数々を眺め]
敢えて僕が請け負う必要のある依頼はないが……、
[自警団の方の動きは未だロッテの認識の中に無く、北方の危険種の存在とそれによる被害の情報も得ていない。
酒場の中で噂する声の騒々しさは意識できていたが、先刻のような魔素絡みの件もあり、物騒さの背景が何であるのかはぱっとは認識できない。
それから、一思案するように、少しの間カウンターに留まって]
イスルギ殿のところに一度戻るか。
あちらへの力添えも為さねば。
[ロッテは開拓街に滞在する時、宿では無く酒場や食堂の世話になることがある。
依頼を請け負える場所近くに拠点を、という思考から取る行動だった。
折角泊まっていくのに料理の一つも食べない……とがっくりされることもあるいはあったが、その分「お手伝い」という形で詫び、ということになっている。少なくともロッテはそう認識している]
オレの知ってるそいづ、中型どごろかバリバリの小型危険種なんだよなぁ…
魔素が使えるような器用なやづでもねぇし…
クラブローパーっつうんだげど、知らねぇがぃ?
[口にしたのは、甲殻類と共生するイソギンチャクのような危険種の名前だ。甲殻類の背に住み着き、足代わりに使うか代わりに、よく伸びる触腕で、接近する魚類を打ち据えて遠ざけることで甲殻類の産卵を守護する。
大量発生することで漁場が荒らされ、魚が不漁になってしまうために危険種として指定こそされているが、到底人に直接危害を加えられるとは考えられない。
せいぜい、掌に乗る程度の小さな種なのだ。
魚を串に刺しつつ、そんなことを説明する]
こごらっでよぉ、小っこげな生ぎ物が急にでっかぐなるような…
[そんな土地柄なのかと、問おうとしてあげた視線が、ちょうどこちらに投げかけられていたウィル>>239の視線とかち合った]
な、なんだべ?
警戒。それだと助かりますね。
[裏を返せば、こちらを恐れてくれているということで。
それなら太刀打ちできる方法もあるのか、と希望を持ちつつ]
香りのことならヌァヴェルさんも専門ですし、なんとかうまく……
[言いかければ、料理の準備をしていたオノンが漁具を示す>>241
べたりとした糸に顔を顰めた]
―『めしや・いするぎ』から―
[こうして、ロッテはその店へと向かった訳なのだが]
―――つまり、食材としての危険種の狩猟で良いのかい。
今回は南の樹海の方の……と。
あい分かった。
久々の創作料理、良いものが出来ると良いな。
[一体どんな料理を振る舞う心算なのだ、と敢えて聞いたりはしない。
少なくとも、食べる勇気を試される対象に己は含まれはしないのだ。
借りている簡素な一間で一通りの装備――短銃よりさらに大きめの銃器や刃物、自己補修用の機巧や道具類などを揃えてから、ロッテは再び外へと出て*行った*]
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