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―ある日の寝坊した朝―
……
[どうにも思考が纏まらない。だるい。
ここの所中学時代とは違って真面目に学校に行ったり行事に参加しすぎたせいだろうか]
サボろう。
[今日は図書委員の仕事もないはずだ。授業が多少遅れるだろうがそこは気にしない。
制服は着ないでシャツにデニムだけのラフな格好で家を出た]
― バケツプリンin学校 ―
[みんなが意外とプリンに冷静な目線を向けている。
自分はといえば、バケツにプリン、という組み合わせだけでテンションがだだ上がっていたのだが]
カラメルソースが欲しいよね。
今度はそれを苦めにつくるといいんじゃないかなぁ。
[また作らせる気か]
スポットライトとか、派手だなーと思ったけど演出に負けない歌だったよな。
[彬に頷いて、写真を漁った。]
任せとけー。
ん、これとかどうだ?ほい。
[ちょうど、彬と薫が釣り上げた直後、夏蓮と三人で楽しげな一枚をチョイスしたのだった。]
― とある日、喫茶店にて >>147 ―
♪〜♪〜うぇっ!?
[気分転換にピアノを鳴らしていた。ほかに客がいないんやからいいやないですかと。
ピアニストを撃てのオープニング。むしろ撃たれた気分だ]
あ、いたぁ……
おもったよりはやかったんやな、夏蓮。
[びっくりしすぎて、うまく口がまわらない。]
>>136
そう言えば、お祭りだっけ?
[お祭りなんて、小学校以来行ってないかもと。
少なくとも去年は生徒会で忙しくて、それどころじゃなかった覚えが]
みおちゃとか、お祭り行く?神楼神社のは行ったことないよね?
弾けるうちにはいらんがな、こんなん。
[ポロン、と鍵盤を弾く。
すぐそばに一流がいるときに三流がどんな顔してればいいというのか。]
子供んころにちょっとやらされてただけや。
一応鳴らすことくらいはできるけどな。
[ぼりぼりと、頭を掻く。うかつすぎた。]
― サボった日 ―
[寝坊したせいで外に出ても通学していく同級生などには見とがめられずに済んだ。
海沿いを走るローカル線に乗る。途中乗り換えて学校や住んでいるアパートよりは若干海から離れた街で降りて、少し歩いたところにある科学館へと向かった。
銀色の丸い建物のあるそこは、展示物やらワークショップが行われている場所だったか、一直線に目的の場所へ。
着いたのはプラネタリウム。チケットを買って中に入って椅子に座る。
平日の昼間なせいか、余り人はいなかった]
……しまった。
[プログラムが始まってみて失敗した、と。番組をちゃんと確認していなかった。流れているのは“銀河鉄道の夜”だ。普通に夏の星空が見たかったのに]
― サボった日のバイト ―
[客足が一段落して、トレイを持ったまま息を吐く。最近やっとバイトの仕事にも慣れてきた。
冷たい飲み物やパフェを倒すこともなくなった。
…調理全般は店長に手を出すなと言われているけども。
ふと気づくと美緒が厨房の方で何かやっている。何だろう、と近寄って行き)
…美緒、何やってるんだ?
[そう言えば、最近厨房に居る事が多かったような気がする]
いま、ちゃんと弾いてたじゃない。
少なくともわたしよりは弾けるよ。
[ピアノもかじったけれど、すぐにギターに移行したので、ブルグミュラーで終わった人]
[彬が学校を休んだ>>151。サボったのは明白だった。
図書委員の仕事はなかったけれど]
To:彬
どうして学校休んだの?
[サボったとは書かなかった]
―放課後>>150―
あー、あれってなんでだろ。
暑いと味濃いのほしくなるみたいなんと、関係あんのかなぁ。
ほほう、激辛きたかー!
こないだハバネロのスナック菓子割といけたぜー。
[新商品は割と試してみる。
甘いのはそれほどでもないけど、辛いのはそれなりに。]
そっか、それだといろいろ出来てよさそうだな!
そういや、神於兼部してるんだったっけ。大会ガンガンだと、さすがのアイツも倒れそうだ。
たまに見かけると、すごい気持ち良く走ってるよな。
こっちは、だんだん稽古進んできた感じー。
祭りの時、一回くらいは点前やらせてもらえるかも。
着物なー、先輩とか先生は着たらしいから、借りようかなって思ってる。
[やりがいが出てきて、分からないなりに語れることも増えてきた。普段は長い道のりも、なんだかあっという間な気がする。]
あ、店長ー。裏道行くんで、お願いしまーす。
さて、通行料に何か買うか。激辛新作、いってみる?
[コンビニまで、部活の話やなんやをして。和服の振る舞い練習しようかな、と頭に留めた。]
……中学んときからすぐそばにナナナミみたいなんがいて、弾けるとかいえへんがな。
かっこわるいとこみられたわー。
[つっぷしたいけれど、鍵盤の前じゃそれもできない。]
それに、夏蓮ならピアノも似合うけど、わいじゃなあ。
― サボった日の昼間・プラネタリウムの中 ―
[実は銀河鉄道の夜に出てくる星はほとんど夏の夜空を飾る物なのだが。360度3Dで映し出される綺麗な映像。穏やかな音楽。そして寝不足。
条件が揃っていた。思いっきり寝て、気がついたら上映が終わっていた]
……一回出て、夏の夜空紹介見ていこうかな……
[と、思ったときにポケットで携帯が震えた>>162]
あー。。。。
[何となく抜けた声を出して考える。プラネタリウムから出て庭にあるベンチに腰を下ろす。
多分、中学の時の行動からサボってるのはばれてるだろうから下手に病気とか言っても信じてもらえなそうだ]
to:香月
何となく?
星が見たかったから、かな。
― 林間学校後・休み時間>>76 ―
あ、そこはね…。
[璃歩から質問があれば、林間学校で約束した通り、授業で分からないことは色々解説してあげたりしてあげた*]
― バケツプリンin学校 ―
あー、その手があったか……!
味変わらないから男三人で半ば泣きながら延々と食ってた……!
次やる時は、その辺の算段をしっかり――
[ぶつぶつ。
美緒の言葉に、あほ兄弟の夢のお料理挑戦が実行される日が早まったのだった。]
期末てすと……。
新手の食い物っすよね、先生。わかります。
[ナタリア先生の声に、死んだ魚の目が加速したのは言うまでもない。]
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