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四方から聞こえる声に耳を澄ませる。
くすくすと笑う声は楽しげなのだが、何故か私は恐怖を覚えた。
ポケットに忍ばせた御守り代わりのロザリオをそっと握りしめると、私は勇気を出して声のする方へと歩き出した。
個人的な好みの話なのですが、「手記」なので自分の台詞を「」つきで描写したくないのですよね。
『「バルス!」
私はこう言った。
するとどうだろう、奴は
「目が!目がぁああ!」
と叫びながら目を押さえて苦しみだしたのだ。』
ではなく、
『バルス、と私は言った。
すると、奴は目を悶絶しながら目を押さえ、目が、目がぁ、と叫びだしたではないか。』
のように記述したいのです。
上手く言語化できていないのですが。
●
ヘビーローテーション歌いたい、歌いたくない。
私は葛藤と戦っていた。
そしてふと見上げると、さっきの少女が目の前にいた。
少女はこちらを笑いながら見つめていた。
だが、その目は魚の死んだような、生気の無い目だった。
そして少女は話しかけた?
「ねぇ、私のこと誰だか知ってる?」
私は……。
ガルさんが帰ってきた、これで一安心ですね。
私が一生懸命、頑張ってるのに、皆が酷いんです。
がるさん、助けて下さい。
■
声はしかし、確実に近づいていた。
握りしめたロザリオが、熱を持っているのがわかる。
――厭な、予感がした。
「子供の姿をした悪魔」……か。
本当は、こんなところ、早々に立ち去りたかった。
旅人としての私の勘が、「ここは危険だ」と
頭の中でシグナルを鳴らし続けている。
それでも私が前へ進むことを選択できたのは、
ひとえに、あの哀れな老人の為である。
●
母……?
私の母は兄さんに殺された。
この目の前にいる少女は、私を母と呼んでいる。
「母?」
私は思わず問い返した。
「そう、貴方の思い出から生まれた、貴方の心に宿る母親」
少女はそう答えた。
「貴方は寂しがってるのよ、さぁ、私の元に帰りなさい」
少女がそういうと、周りの風景が真っ白に染まっていった
この空間には、私と少女しかいない。
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