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だがそれは幻だった。
兄をこの手にかけたことに後悔はしていない。
だが何度も何度も蘇る幻が、私を苦しめていたのだ。
今は兄のことは忘れよう。
そして、孤児院の探索に戻ることにした。
お、おかーさんより、おとーさんのが正しいですもん!
幽のおかーさん代わりになるって、おとーさんと約束したし!
違うもんそういう意味じゃないよ!!
それに守るっていうのは、たぶん男の子だからであって、おにーさんだからじゃない!
●
奇妙な感覚に首を傾げながら、
幻と。気のせいと。自分を納得させて、探索に戻ろうとした矢先、
いつの間には目に前に二人の子供が立っていた。
髪色こそ違うものの、顔立ちのよく似た二人はおそらく双子なのだろう。
キミ達は?
私が口を開くのと同時に女の子の方が「ねぇ、一人?」
と声を掛けてきた。
私が頷くと
「一人なんだ」
男の子の方がそう呟いて二人で何やらひそひそと、囁きあっている。「一人」「なら大丈夫」「よかった」
キミ達は?私が再度その質問を出すと「一人・・・なんでしょ?」
冷たい声と生気の感じられない瞳。
私が戸惑っている間に子供達は、笑いながら去っていった。
おにーちゃんなんだから!
って、言われて育ってきたっつーの!
お菓子だっておにーちゃんだから我慢しなさいってry
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