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噂話の主人公になるのはごくごく普通の男子学生でねー
家族を事故で喪って一人きりになっちゃったばかりの男の子なのさー
彼は元々あんまり明るい性格ではなかったんだけどー
家族を喪った悲しみで余計暗ーく落ち込んじゃってたのさー
でね、彼の住んでた街にはちょっと有名な幽霊屋敷があってねー
なんでも、その幽霊屋敷に入った人は生きて帰っては来られない、って専らの噂だったのさー
古めかしい洋館でねー
もう何十年も人が住んでないから荒れ放題
彼はねー元々オカルト系の話とか好きだったんだけどー
一人きりの悲しみからか、自暴自棄になってその幽霊屋敷に入って行ったのさー
洋館はすげー立派なものだったんだけどねー
そーゆー家ほど古ぼけると良い感じのお化け屋敷っぽくなるじゃないー
彼は蜘蛛の巣を払いながら洋館の中に入ったんだー
で、洋館の中に入ってみたものの何も起きない
彼はがっかりして帰ろうとしたんだけどー
その時、誰かに呼び止められたよーな気がしたんだよー
彼は振り返った
でもやっぱり誰もいない
彼はがっかりした様子で洋館を出て、家に帰ったのさー
誰もいない家にねー
で、家に帰って寂しくご飯を済ませて風呂に入って、さー寝ようって時にねー
窓をこんこん、って叩く音がしたのさー
彼の家は一軒家だったけど、寝室は二回でねー
彼はおかしーな、と思いながらもカーテンを開けて外を見てみたんだー
でも外には誰もいない、そりゃそーさ
だって二回でベランダがあった訳でもないんだものー
彼は気のせいだと思ってカーテンを閉めようとしたんだけどー
その時、窓に映った自分の後ろに人影が見えたんだよー
長い黒髪に白いワンピースの女の人の姿がねー
彼はびっくりして部屋の方を振り返るんだけど、誰もいないー
一人で寂しくて幻でも見たんだろーと思って、彼はカーテンを閉めてまた寝よーとしたんだー
すると今度は、部屋の外から扉をノックする音が聞こえたんだよー
気のせいじゃない、間違いない
控えめにこん、こん、ってねー
泥棒じゃーない、彼はわかってたよー
だって泥棒ならノックとかふつーしないじゃんねー
彼は途端に怖くなって布団の中にひっこんでがたがた震えてたんだってー
ノックの音は止まない、ずっとこんこん言ってるのさー
彼は心の中で必死に念じたよー
「帰ってくれ」ってねー
するとそれが効いたのか何なのか、ノックの音はぴたりとやんだのさー
彼はおそるおそる布団から顔を出してみた
そしたらね、目の前に口の端から血を流した長い黒髪の女の人がいて、にやぁって笑ったんだってー
「みぃつけた」
その後、彼は行方不明になったらしいよー
まーその洋館を探せば多分みつかるんだろーけど誰も行かないんだろーなー
それじゃー僕はそろそろ出かけるよー
喉も丁度なくなるしね
多少端折ったけどなんとか喉足りてよかったー
どーかなー
明日も続くのかなー**
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