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んが――
[ラウンジで転寝をしていたゲルトは、目を覚ます。
なんだか良くない夢を見ていたような、良い夢を見ていたような――+表+
表:よくない夢だった気がする
裏:良い夢だった気がする]
[身ぶるいをする。
寝ざめでもしたのだろうか。
温かい温泉にでも浸かってゆっくりするとしよう。
温泉に向かったゲルトは55分程堪能すると、部屋に戻るだろう]
………。
………
[それでもやっぱり、目を瞑るとそこからやってくる]
………。
………。
[キリエの服の裾をぎゅっと握って、見上げてじぃ〜]
[赤ワインをちびちび飲みながら、明日は2(5)に行ってみようかな、とぼんやり考える。
オトナの会話に興味深々らしい前世の求婚者は、同じく前世の((蜘蛛人間))に頼んで黙らせた。
1.温泉
2.庭
3.プール
4.神社
5.食堂
]
[……そういえば私、お酒って飲めたんでしたっけ?3(4)
1.何倍飲んでも平気なザルです
2.一口で倒れるほど下戸でした
3.限界が来ると静かに眠ります
4.実はまだ11(19)歳です!
]
[――3(3)時間後。
駄々をこねはじめたタチアナを見て、嬉しそうに笑い]
駄目。僕も一緒に居たいけれど。
色々やる事もあるし、本館にまだ居るはずの人間が、
こっちに泊まっちゃマズいでしょう?
[タチアナの長い髪をゆっくりと撫でて。]
寝るまでは、一緒に居るから。部屋、戻ろう?タチアナ。
[手をひいたかもしれないし、そのまま駄々をこね続ければ抱き上げたかもしれない。
とりあえず、部屋が分からないので適当に空き部屋に連れて行けば、ゆっくりとベットへおろし。]
…おやすみ、タチアナ。
[彼女が眠るまで、一緒に居ただろう]
/*
★さっきから、やったことのない役職ばかりくるんですが、どうしたらいいですか?
そもそも、蜘蛛人間ってなんですか?
……まだ、こわい?
[未だに怯えの抜け切らない様子のあきに、...は+グー+。
ぐ:ソファであきを抱っこして背中をぽんぽん。
ち:話題を変えようと、今日他に何か楽しいことは無かったか訊いてみる。
ぱ:自作の人形で何とかしようとする。
だいじょうぶ。
なあんにも、こわいもの、ないよ。
ここは、だいじょうぶ。
[...は、あきをソファに座らせ、抱きかかえてその背をぽん、ぽん、と優しく叩く。
それは、眠気を誘うような、ゆっくりとしたリズム。
穏やかな睡魔は、闇からやってくる女の影を消せただろうか。]
………。
………
………
[抱っこされて、優しく背中を叩かれると、うとうとと安心感と眠気がやってくる。
目を閉じて。あれがさっきまでいた場所には暖かい光が揺らめいている。
眠れない子供には安らぎの揺り篭を。
少しずつ。少しずつ、怯えが消えていく]
[……すぅ、と、あきの穏やかな呼吸が聞こえてくる。]
眠れた、みたい、だね……?
[...は小さな声で呟いた。
穏やかな寝顔に、微笑むと。
+表+
表:あきをベッドに運んで寝かせた。
裏:……運ぶには腕力が足りなかったので、そのままソファに寝かせた。]
[...はあきをベッドへと運んだ。
大きな人形を作ることもあるので、意外と腕力はあるのだ。
おやすみなさい。
叶うなら、良い夢を。
[体勢の変化に、あきは目を覚まさなかっただろうか。
ひとまず、眠るあきの隣に、...は身を滑り込ませて目を閉じた。]
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