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《昨日の日記》
私は観光地の華やかな駅前に降り立った。
招待状に書かれているホテルはこの近くにあるはずだ。
しかし、さっきから妙に不安が襲ってくる。
中に入ってみると、給仕さんもお客さんもみんな優しそうな人だった。毎日豪華な食事が出されてパーティーをするらしい。
くんくん。何か胸騒ぎがする…………
私はとりあえず疲労を休めたくて、招待状に書かれていた2階の10号室にこもっていた。
[部屋へと向かって行ったあき>>193を見送り、
しばらくロビーのソファでのんびりしていると
どうやら戻ってきていたらしい>>194]
おやおや。
これはお部屋までのデートのお誘いですか?
光栄です。
[上目遣いのあきの頭を一撫でして、部屋まで連れていってやる。
キョロキョロとしている様子を見て微笑みながら、
邪魔にならないように]
お姫様。
僕はまたロビーに戻ります。
本番まではだいたいそこに居るつもりです。
デートのお誘いはいつでもお待ちしてますね。
…たくさん楽しい思い出作って下さいね。
[微笑みかけてお辞儀をすると、静かに戻っていった。]
……。
[好奇心に負けたらしい。それを手に持ち、温泉に。途中青年と少女とすれ違ったかもしれない。
その後談話室の端で、希望者がいれば鞄の中の商品から、興味を持ちそうなものを出してみせたかも*]
【一階】
5号室 :マリーベル
7号室 :レフ
【二階】
3号室 :メイ
4号室 :キリエ
10号室:フリーデル
【三階】
3号室 :あき
5号室 :フェン
9号室 :メルクリス
【四階】
10号室:タチアナ
【五階】
1号室 :パーシー
3号室 :ダニール
4号室 :オットー
8号室 :ゼノビア
10号室:サリィ
[宛がわれた部屋で目を覚ます。昨夜は結局食堂でカクテルを飲み、軽く酔った所で温泉、と言うコースだった。]
…何時?
[昼もすっかり回っている。普段は時間に追われる生活をしている為か、休暇となると二度寝、三度寝と繰り返してしまう。]
…だらけてんなぁ。
[つぶやいた。]
…起きよう。
[パジャマ代わりの浴衣から着替え、ホテルの中を見て回ろうかと考えた。]
散歩出来る場所とかもあるのかな。
[昨夜のメニューの中には、海と山の幸盛り合わせなどもあった。なら、海も山も比較的近くにあるのだろうか。窓から見える景色も、自然の風景だ。]
こつこつ。
一階にお風呂、二階に食堂があるのね。三階と四階と五階は客室だけなのかしら。
そして、別館に何があるのか気になるわ………。
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