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星が言いました。
「お前達は償いをしなければならない。
どちらかの命を差し出すのだ。
そうしなければ、故郷には帰れない。」
赤が言います。
「いいえ。私達は二人で一人。
離れ離れになるつもりはありません。」
「お前達は違う生き物だ。
共に暮らすことは出来ない。
お前達が望むものは別々のものだ。」
黒が言いました。
「私と赤の望みは違います。
それでもこれまでの間、
喧嘩をしても仲良く共に歩んできました。」
[いつのまにかカウンターに座っていたユディトもフリードリヒの話を聞いている]
兄弟か…
(誰に言うでもなくぽつりとつぶやいた)
黒と赤が口々に星へ返事をします。
するとどうでしょう。
それまで切り伏せてきた者達が、現れて集まってきたのです。
二人は、互いを背中合わせに剣を持ち振るいました。
切り伏せる毎に、彼らはばらばらに砕け散ります。
幾十枚ものカードへと。
「これはどういう事ですか?」
星が告げました。
「これはゲームだ。」
紺色の星の上には、
沢山の沢山のカードが零れ落ちています。
黒と赤のきょうだいは、互いに頷き合いました。
ゲームなら彼らも知るところだったからです。
しかし、幾ら切り伏せても後から後から湧き出てきます。
黒と赤のきょうだいも、ようやく悟りました。
「星よ、私達の心が黒く染まっているというのですか。」
「星よ、私達の剣が赤く染まっているというのですか。」
旅をするうちに、遠くにある星を目指す純粋な想いから、
いつしか、相手を切り伏せて倒したり、
快楽を得る愉しみを見出だしていたことを。
星が、どちらかの命を差し出せと言ったのは、
切り伏せてきた相手にも、慈しむ相手がいた事を教える為だったのです。
反省した彼らは、自分達の過ちを認めました。
黒は心を痛め、赤は涙を零しながら。
赤の涙は大粒の鳳凰石に、
黒の心は魔性の烏黒ダイヤとなり、
きょうだい達から、まろびでました。
その時、紅檜皮から鬱金色へと二人の顔の輝きが戻りました。
二人は星の上で握手をし、互いに笑顔を向け合います。
故郷の星の上ではなく、紺色の星の上で。
……こんな内容だったでしょうか。
途中の内容が少し違うような気も致します。
こんにち、鳳凰石は+裏+(裏・美貌/表・道標)を、
烏黒ダイヤは財貨を為すとされているのは、
この物語からだったと思うのですが、いまいち自信がありません。
[言いつつも、顔は普段通りの様子。
途中の話も幾らか端折っているよう。]
>>47
3(6)頂きますね。
……こんな内容だったでしょうか。
途中の内容が少し違うような気も致します。
[途中の話も幾らか端折っているよう。]
耳を傾けて頂いた方はありがとうございます。
鳳凰石が、美貌や道標を表し、
烏黒ダイヤは財貨を為すとされているのは、
この物語からだったと思うのですが、自信がありません。
[言いつつも、顔は普段通りの様子。底の見えない笑顔。
二振りの剣と、クラブとダイヤ>>36>>38を、
元通りタロットカードの山へ戻す。]
>>55
おや、どんな結末かお聞きしても?
[>>47 3(6)を頼みながら。]
/*
赤は大粒の鳳凰石を、
黒は魔性の烏黒ダイヤを、
それぞれ、星の精から貰いました。
赤は道標を、黒は財貨を、それぞれ成し遂げました。
というのが最初のメモです。
うーん。……(苦笑)駄目駄目です。
えっと。昔聞いた話なので少し間違っても怒らないでくださいね。
私の聞いた話では彼らは反省しないのです。
星に向かって黒は言いました。
「確かに私達は過ちを犯したかもしれない。だが私達は約束した。この星に来ると。」
赤も言います。
「確かに私達の願いは違う。一緒に生きれないかもしれない。だが私達の願いは相手の願いが叶うことだ。」
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