961 【完全ランダ村】 宇宙カジノ★ロワイアル 【飛び入り歓迎】
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ディーラー 一条
─スタッフ区画・自室─
《サインを！サインを下さい、ユディトさん。
歌姫のサイン。サインを。》
[尚も、警備部が食い下がっている。大した執念だ。
お仕置きをしておくというユディトへ、警備部に同情するように]
「あー……、俺は気にしてないよ。
でもまあ、警備部の仕事能率が上がるなら、
サインくらい渡してあげるのもいいんじゃない。」
[等と、無線で話して切り上げた。]
ガス惑星から来た ヴァレリア
[フィルタからゆっくりと冷気が吐き出される。聴き惚れていたようだ。]
…こんな嗜好品があるとは知らなかった。
さすが、これだけの文明を築いただけはあるな。
学びたい事は山ほどあるぞ、これは。
[走り抜けていったニックに気が付き、]
あれ、あんな防護スーツあるんだ…いいなぁ…。
あれだと無理な体勢しなくてすみそうだし。
[ヒト型以外の生物は防護スーツを着てると思ってるようだ。]
私服警備員 ユディト
≪そういう事にしておいてあげる。大丈夫そうね…まあ臨機応変に対応するわ≫
[自信ありげにそういった後警備部の懇願が聞こえた]
≪…まだこりないの。一条…仕方ないわね。機会があったら貰っておくわ。≫
[そう言うと警備部から喜びの声が上がった。我ながら少し甘すぎる]
≪そのかわり気合い入れて働きなさい以上≫
[等話し、通信は切れた。]
ディーラー 一条
─スタッフ区画・自室─
これだから警備部も頭が上がらない。
[無線を切った後、椅子に凭れる。
勿論カジノ側同士なのだから、心を隠すつもりもないし、お互い言いたい事が分かった上でのやりとりだったが。]
Eye in the skyは見てるだけ。
私服警備員の見抜きには敵わない、か。
私服警備員 ユディト
そろそろ違う場所を見ましょう。
[そう言って席を立つとマークしていた人物が+裏+
表：見つかった 裏：見つからなかった]
一般客 フリードリヒ
──VIPルーム近くの案内カウンター──
[案内係に向き直った]
失礼します。
[優雅に会釈し、案内係に話しかける。]
フロアマネージャーをお呼び願えますか。
[す、と1mm程の厚さの、のっぺりしたカードを差し出した。
刻印も読み取り場所もないように見える。]
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