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お歳を召した人が多いから……だけじゃないのかしらね。
……っと。はーい。
[ちらと、思いが掠めたが。
呼ぶ声を聞けば笑顔で応じて、もう忘れている。
あるいは、無意識に考えないようにしているのかもしれない。
変わらない。この村は、ずっと*変わらないのだ*]
[相変わらずひっそりとした雑貨屋店内。
レジ台に顎を乗せ、眼を閉じている。
その姿はどう見ても真面目に店番をしているようには見えない。]
ハーァ……
びいどろのあんみつ食べたいなァ……
[蝉の鳴き声が遠くなったり近くなったり。]
[――ガタンッ。
突然、家の奥のほうで物音がした。]
えッ、お母さん?
[返事がないのを訝しみ、母親の居室に向かう。
きちんと畳まれた寝具があるのみ。母親の姿は見えない。]
……黙ってどこ行ったンだろ。
具合悪いって言ってたのに。変なの。
[どうせすぐに帰ってくるだろう、と。
そう思いつつもなぜかしら不安な気持ちがそろりと沸き起こる。
だが深く考えようとまでは思わなかった。再び店番へ。**]
/*
ひ、非常に場違い感が……
RP重視ってこんな感じでいいのでしょうか。
こんなに恐々発言するのは初参加のとき以来な気がします。
[山から持って降りた小包は街の出版社宛ての送り状を添えて宅配業者へ託した。窓口にて親切に対応してくれた中年男性へは感謝はするものの、自らの容貌への眼差しには耐え切れず。始終俯き、不鮮明な発音で応えるに止まり。両手が空っぽな状態で通りへ出た頃には、既に大きな疲労を身内に抱えていた]
……――、つ かれた。
[既に日も暮れ、村の人々が行き交う道を歩む足取りもまた、暗い]
[ついでに、と。足を向かわせたのは、度々お世話になっている雑貨屋で。物音ひとつも立てずにひっそりと入店をした後、たっぷりと戸惑いの沈黙を置いた後、店番の少女へと声をかける]
せ、せ…石鹸と…、蝋燭を一箱……
あ…あれば、くれない、か。
[石鹸は牛乳石鹸が良い。顔を俯け、ぼそりぼそりと用件を伝える声が震えた。売ってもらえるようなら、ポケットに突っ込んでいた財布から支払いを]**
巫女 守宮珠子 が村を出て行きました。
/*
ステルスしてたらこんな時間に人が出てきたとかw
だがしかし今出て行ったらあの匿名メモが俺だという事がバレバレなんだ…!
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
―回想・雑貨屋へ向かう道すがら―
[茶房「びいどろ」の前を通る時。不意に見えた店内で、甘味を美味そうに食う男の姿を見つけ。ほんの一瞬足を休めて見詰め、]
美味し、そう ……
[呟き落とし。再び、歩き出した]
―雑貨屋―
[店番中。人の気配を感じてはっと我に返った。
どうやらお客らしい。]
あッ、いらっしゃい……ませ。
[いつの間にか目の前に包帯の男。異様な風体だが、これでも常連客である。
母親などは気味が悪いと嫌っていたが、紅緒はこの男が嫌いではなかった。自分を陥れようとするような存在ではない、と。警戒すべき存在ではない、と。本能的にそう感じられたからかもしれない。]
えっと……何かお取りします?
[ぼそぼそと聞き取り難い声でされる男の注文にも慣れたもの。商品を手渡し、代金をもらう。
ついでに何か雑談でも、と思ったが、この男と何を話せばいいのかとんと検討がつかない。が、それでも無理やりに、]
……牛乳石鹸じゃないとだめなんですか?
えっと、いつもそれだから、なんか気になって。
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