人狼物語(瓜科国)


945 【人類滅亡RP村】Alien:Destruction in the Earth.


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浜辺の少女 フラン

 私に泣く権利なんてない。
 一生懸命歩き続けて、最期まで、笑ってないと。

 ――毎日海に出る度、虹色に惹かれたこともあったんです。
 海の底に皆がいるんじゃないかって。いっそ行ってしまえばと。

 ……ジムゾンさんや、リュミエールさんが撃ったアレは、私の末路でもあって。

[俯きがちな顔をあげる。進むうち、風に乗って花弁が運ばれてくるのが分かった]

 もう、死ぬのは怖くないの。
 いつ来るかは分からないけれど、大切なものの傍で迎えられるから。

 ――ただ、重たくて。時々歩けなくなってしまいそうで。
 いずれ虹色から逃れられなくなる時が、怖い……。

( 92 ) 2012/07/21(土) 22:22:45

浜辺の少女 フラン

[重たいものを吐き出すことは、一方的に荷を押し付けることにも似て、ずるいような気もしたけれど。

ふぅと息をついて、まとまらない言葉を途切れさせる]

 嫌だったら、嘘でもいいの。
 夢か本当か分からなくなってしまう最期の時まで、ここにいていいよって言ってほしい。

 ……時々でいいから、傍に、いさせて欲しいんです。

[散っていく桜のように儚く朧な気持ちで、一人で抱えきれない思いを告げた*]

( 93 ) 2012/07/21(土) 22:29:59

医療電子技術士 フラット

[袖を掴む手が震えているのを見逃すほど、鈍くはなかった。
その手に自分の手を添えようとして、止まる。

七色に憧れたことはまだない。
きっとこれからもない。
だから、下手な台詞を投げかけることはできなかった。

時折頷いて、相槌を打って。
桜が散るようにはらりはらりと感情が舞う。]

( 94 ) 2012/07/21(土) 22:41:30

医療電子技術士 フラット

[永遠なんてなかった。
神なんてものもいなかった。
少女の支えになる自信もどこにもない。

それでも、この細い腕を振り払うつもりもない。]

最期――か。
いつやってくるか、分かりませんよ?

( 95 ) 2012/07/21(土) 22:44:54

医療電子技術士 フラット

……でも。
人として、貴方が存在し続けるなら。

それも、できるかもしれません。

[少女が求めているのは恐らく、
できるかできないかの話ではない。
しても許されるか否かの問題だ。

やんわりと、一度受け止めて、微笑する。
こうやってすり替えるような卑怯な真似も覚えた。
今はそんな答えでも良いのだと思う。]

――やってこないことには、分かりませんね。

[まるで、終末が恋しいみたいだ。*]

( 96 ) 2012/07/21(土) 22:49:06

【赤】 永の眠りを呼ぶ球体

 …………どうして、この星に?

[のりものの外に、光を感知できない。
しかしアレは、この星の条件下で発生するものではないはず。
思考がぐるりと巡った。*]

( *4 ) 2012/07/21(土) 23:09:34

湧き立つ混沌の球体、メモを貼った。 メモ

( A15 ) 2012/07/21(土) 23:09:50

湧き立つ混沌の球体、メモを貼った。 メモ

( A16 ) 2012/07/21(土) 23:15:32

浜辺の少女 フラン

 そう、ですね。いつだろう――。

[最期。
いつか来る。来るのはいつか。わからない。桜はとてもとても綺麗で、あっという間に過ぎ去ってしまう時間のよう]

 ……本当に?
 出来る、かな。出来たら、いい、な。

[夕暮れと宵闇が溶け合い、すべてが曖昧になった空間を、桜が舞う。
集積体がやってきて以来、夢と現とは反転したように、あるいは境が曖昧になったかのようだった。
あの日も、熱と現実味のない展開に翻弄されていた。フラットの言葉を聞きながら、朧に微笑む]

 ――やってこないことには、って。
 まるで……。

[いつか来る終末を想う。
自分を保ったままで、虹色の向こうに青い海を見ることが出来るだろうか。

はっきりさせてしまうのは、怖くて。
柔らかくすり替えられた言葉を曖昧なままに留めて、静かに隣で桜を見上げていた。今はまだ、それでいい気がした**]

( 97 ) 2012/07/21(土) 23:47:16

【赤】 湧き立つ混沌の球体

[銀河の中央に溜まっている昏き歪み、昏き河。
その系質と同じものが、雨だれとなって現れては消えた。
その事自体は、宇宙で常に起こっている。
タマールとハーディが、其れに興味を持ったのは、それが暖かい雨と同じく意図を感じさせるものだったからだ。]

( *5 ) 2012/07/21(土) 23:49:21

医療電子技術士 フラット

いつ来るか分からないなら――
いつやってきてもいいようにすれば良いんです。

[そう言って、少女に笑いかけた。
待ち遠しいような、切ないような、
先が選べないまま幕切れになってしまうような。]

また、雪が降るといいですね。

[終末まであと何日だろう。
降雪があっても過去が変わらないのは分かっている。
過去をたどれないことも。

雪が降れば――また銀の煌めきと、
気持ちだけでも懐かしいところに帰れるような気がして。
桜の花弁を受け止めた。

そこにはない青い空を仰いで。**]

( 98 ) 2012/07/21(土) 23:52:29

【赤】 湧き立つ混沌の球体

[しかし、この星は塵一つに至るまで探査し終えた。
知的生命体、原始的生命の痕跡すらも見つからなかった。]

( *6 ) 2012/07/21(土) 23:54:13

【赤】 湧き立つ混沌の球体

[タマールが思索に耽っていた時だった。
異種知性体にとって快適な環境が、《のりもの》の直ぐ傍で広がった。其れは、《のりもの》と同じく、人類で言えば暖かい毛布で包まれるような安らぎを感じさせるものだった。]

( *7 ) 2012/07/21(土) 23:54:59

【赤】 湧き立つ混沌の球体

 もう一度、調べましょう。
 もう一度、この星系と近隣の星系まで思考を伸ばし、隅々まで調べ終えてから出発を行います。

[仮に生命体が居たのであれば、異種知性体は不法侵入を侵した事になる。しかし、再度の走査後出された結論は、やはり未だ解明されえぬ自然の摂理が齎したものと出された。**]

( *8 ) 2012/07/22(日) 00:04:32

湧き立つ混沌の球体

[黒球。
ある擬人の業により隔離された集積体。
擬人の最後は、光に包まれたとだけ此処では記そう。]

( 99 ) 2012/07/22(日) 00:09:10

【赤】 永の眠りを呼ぶ球体

 ええ。再びの、探査を。

[タマールの念に了解し、ハーディは探査を開始するべくエネルギーを展開させた。**]

( *9 ) 2012/07/22(日) 00:10:56

湧き立つ混沌の球体

[結論から言えば、擬人の行いは集積体に多大な影響は与えられなかった。集積体の姿を著しく変化させ、多胞の球体から、紐を捻るような姿に変化させもしたが、最後には球体の姿に戻ってしまった。]

( 100 ) 2012/07/22(日) 00:13:08

湧き立つ混沌の球体

[しかし、一つだけ変化があった。
それまで、地球上を緩やかに膨脹収斂しながら不規則に移動していた集積体は、海辺の街から辛うじて見える海上で静止した。]

( 101 ) 2012/07/22(日) 00:20:42

湧き立つ混沌の球体

[多くは記さずとも良いだろう。
地球で生き残った人々が、どのように生き、どのように死んだのかは、些細な事なのだから。]

( 102 ) 2012/07/22(日) 00:25:14

湧き立つ混沌の球体

[海辺の街で桜が咲き誇り散り、葉が芽吹き、雪が舞った次の日。
世界は、光に包まれる。]

( 103 ) 2012/07/22(日) 00:29:57


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生存者 (4)

浜辺の少女 フラン
25回 残1789pt 飴飴
擬人 リュミエール
23回 残2126pt 飴飴
湧き立つ混沌の球体
7回 残2781pt 飴飴
医療電子技術士 フラット
49回 残1298pt 飴飴

犠牲者 (2)

負傷兵 スヴェン (2d)
廃ビルの住人 トレイス (4d)

処刑者 (2)

永の眠りを呼ぶ球体 (3d)
神父 ジムゾン (4d)

突然死者 (0)

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