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>>*3
「永逝の条理」は、これからは「昏い歪み」と呼ばれるのか…変化しても悪そうな集団でござる…。
と思っていましたが、これ違う。「昏い歪み=ブラックホール爆弾」だ!(汗)
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そう、ですね。いつだろう――。
[最期。
いつか来る。来るのはいつか。わからない。桜はとてもとても綺麗で、あっという間に過ぎ去ってしまう時間のよう]
……本当に?
出来る、かな。出来たら、いい、な。
[夕暮れと宵闇が溶け合い、すべてが曖昧になった空間を、桜が舞う。
集積体がやってきて以来、夢と現とは反転したように、あるいは境が曖昧になったかのようだった。
あの日も、熱と現実味のない展開に翻弄されていた。フラットの言葉を聞きながら、朧に微笑む]
――やってこないことには、って。
まるで……。
[いつか来る終末を想う。
自分を保ったままで、虹色の向こうに青い海を見ることが出来るだろうか。
はっきりさせてしまうのは、怖くて。
柔らかくすり替えられた言葉を曖昧なままに留めて、静かに隣で桜を見上げていた。今はまだ、それでいい気がした**]
――彼岸の浜辺にて――
[神に焦がれたその身を焼かれ、永遠の眠りについたらしい。しかし、どうやら神はそのまま静かに眠らせてくれないようだ。
天に召される事は無く、魂は浜辺に留まった。何故そのまま消え行く事を許してく無かったのか――、絶望した。
後ろから男の声が聞こえて、力無く振り返る。]
ふふふ、地獄ですか。まあ、私には相応しいーーのでしょうね。
[どうやら、幾人もの人の命を奪って来た……らしい、自分には天国は行けないだろう。男がいんふぇると言うのに思わず笑みが溢れる。
なんだ、お気づきじゃないんですか。貴方が此処に寄越したのでしょう。
[この彼岸の浜辺にて、自分の身体はまだ燃え続けている。その炎の中で銀製の十字架が光っていた。]
[銀河の中央に溜まっている昏き歪み、昏き河。
その系質と同じものが、雨だれとなって現れては消えた。
その事自体は、宇宙で常に起こっている。
タマールとハーディが、其れに興味を持ったのは、それが暖かい雨と同じく意図を感じさせるものだったからだ。]
いつ来るか分からないなら――
いつやってきてもいいようにすれば良いんです。
[そう言って、少女に笑いかけた。
待ち遠しいような、切ないような、
先が選べないまま幕切れになってしまうような。]
また、雪が降るといいですね。
[終末まであと何日だろう。
降雪があっても過去が変わらないのは分かっている。
過去をたどれないことも。
雪が降れば――また銀の煌めきと、
気持ちだけでも懐かしいところに帰れるような気がして。
桜の花弁を受け止めた。
そこにはない青い空を仰いで。**]
[静かに目を閉じれば。
広がるのは、青い青い空と、海。
懐かしい場所と、人]
いずれまた、会える時まで。
私はここにいるよ。
[なんだか、少し泣きそうだった]
[タマールが思索に耽っていた時だった。
異種知性体にとって快適な環境が、《のりもの》の直ぐ傍で広がった。其れは、《のりもの》と同じく、人類で言えば暖かい毛布で包まれるような安らぎを感じさせるものだった。]
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同じくように故郷を思っても、浮かべる風景は違う。終末への思いも微妙に違う。みたいなすれ違いいいなぁ派。
もっとキャラ立てていろんな人と話せばよかったなぁ。正直「浜辺の少女」の称号からの一発ネタすぎた。
いろんな方のRP見られてとっても楽しかったです!
何やて?
[神父の言葉に怪訝な表情になる。
こっちには数メートル級の大きさの、
エキセントリックな姿形の生物を撃って燃やした覚えしかない。
それがどうして眼の前の神父を彼岸に送ることに繋がるのか―――]
………………まさか。
[ざり、と足音を立てて浜辺に転がる焼死体に近付く。
これは自分ではなく、ここにあるのが不思議な代物。
燃えているそれから銀に光る何かを掴んで引っ張り出す。
手袋のおかげで熱さはあまり感じなかった]
…………あぁ、
もう一度、調べましょう。
もう一度、この星系と近隣の星系まで思考を伸ばし、隅々まで調べ終えてから出発を行います。
[仮に生命体が居たのであれば、異種知性体は不法侵入を侵した事になる。しかし、再度の走査後出された結論は、やはり未だ解明されえぬ自然の摂理が齎したものと出された。**]
そういうことかいな。
[神父の言葉の意味を理解した男の表情は清々しいものだった]
そんじゃあ、………一発殴られてくれ、な。
[燃えている身体から引っ張り出した銀の十字架を右手に握りしめると、
男はくるりと向きを変え神父に向かって飛びかかった。
微笑んでいるように見える表情がどう変わろうがお構いなしに、
右手で神父の胸ぐらを掴み、左手で一発喰らわせた。
無論グーの手である**]
[結論から言えば、擬人の行いは集積体に多大な影響は与えられなかった。集積体の姿を著しく変化させ、多胞の球体から、紐を捻るような姿に変化させもしたが、最後には球体の姿に戻ってしまった。]
[男は全てを悟ったらしい。その手には銀の十字架が握られていた。
男は 意気盛んに飛びかかって来た。胸ぐらを掴まれ、男から重い拳を食らう。その間…は無防備にさるがままだった。
…の身体は意外な程軽く、勢い良く浜辺に飛んだ。**]
[しかし、一つだけ変化があった。
それまで、地球上を緩やかに膨脹収縮収斂しながら不規則に移動していた集積体は、海辺の街から辛うじて見える海上で静止した。]
[しかし、一つだけ変化があった。
それまで、地球上を緩やかに膨脹収斂しながら不規則に移動していた集積体は、海辺の街から辛うじて見える海上で静止した。]
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