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浜辺の少女 フランは湧き立つ混沌の球体に投票を委任しています。
永の眠りを呼ぶ球体は湧き立つ混沌の球体に投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
医療電子技術士 フラットは湧き立つ混沌の球体に投票を委任しています。
廃ビルの住人 トレイスは湧き立つ混沌の球体に投票を委任しています。
浜辺の少女 フラン は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
擬人 リュミエール は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
湧き立つ混沌の球体 は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
永の眠りを呼ぶ球体 は 湧き立つ混沌の球体 に投票した(ランダム投票)
神父 ジムゾン は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
医療電子技術士 フラット は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
廃ビルの住人 トレイス は 永の眠りを呼ぶ球体 に投票した
永の眠りを呼ぶ球体 は村人の手により処刑された……
廃ビルの住人 トレイス は、永の眠りを呼ぶ球体 を占った。
擬人 リュミエール は、浜辺の少女 フラン を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
《★占》 永の眠りを呼ぶ球体は 【人狼】 のようだ。
照坊主の下駄が、どこからともなく 湧き立つ混沌の球体 の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 真夏日 かなぁ?
現在の生存者は、浜辺の少女 フラン、擬人 リュミエール、湧き立つ混沌の球体、神父 ジムゾン、医療電子技術士 フラット、廃ビルの住人 トレイスの6名。
擬人 リュミエールは、廃ビルの住人 トレイス を投票先に選びました。
/*
>明日は真夏日かな?
ラ神が鬼畜い
ランダム投票で眠り→混沌なのになんだかきゅんとくる。
把握不足でご迷惑おかけしてすみませんです
/*
おい天気予報
おい天気予報(芝略
そして不発やのーて普通に占えたー
これで
・起きてる時でも幻視が使えるように
・変な電波が届くかも
北に1キロ、東に3キロ。
思いついたのは、よく遊んだ公園。
……お兄ちゃんは、何を考えてるの?
何も分からなくて、空っぽで、なにかしらの救いを求めて歩く。
――救いと、救われなさを語る神父の姿が、ふと浮かんだ。
浜辺の少女 フランは、神父 ジムゾン に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
宇宙の涯から涯を旅しても。
[一時、数パーセク先の宇宙へ思考を向けた。
異種知性体ののりものである多胞体の一部が、出発の為に系質を変える。]
[硝子のような煌めく光景は一瞬だった。
灰色の空から光が差し――
消えた擬人の代わりに、明るく照らし始めた。]
行って……しまいましたね。
本当に、
[あの元へ? そう思ったが、すぐに
自分の台詞が擬人の出発を惜しむように聞こえないかと
反省の色を見せた。]
―公園―
[遊ぶ者もいない公園に到着する。
カードの裏には、一言『波乗り』]
お兄ちゃんが、落っこちて鼻血出してたシーソー、かな。
[喪失の痛みに心臓がバクバクと鳴り始めるのがいやで、ぼやけた思考のまま、指示された場所へ、なにがしかの救いを求めて歩く]
……。
なに。なんなの。何やってるの。
[改造されたシーソーには、おかしな位置に差し込み口がある。
ほとんど反射でカードを押し込むと、べーっと違うカードが吐き出された]
……みんなで星を見た、丘。
[『三つ星を探せ』]
[カードの裏を見つめながら、ふわふわ頼りなく歩く。
そうかもしれない、と思ってはいても、100%でない限りは甘い夢を見ていられたのだと思う]
『母さんの分の星は頼んだ』……。
ねえ、お兄ちゃん。
今は、季節も時間も全然違うんだよ。
[くるりと、人差し指で円を描く。
たとえ今が冬の夜でも、一人で星を探せそうな気がしなかった]
なんだか、すごく遠く感じる……。
[行きます、だなんて、いっそ残酷なまでににっこりと微笑みながら告げられる。
自棄になった者、敵わないと知りながらも何かを為そうとした者とは違う]
天使………御伽噺の天使みたいやな、あんた。
[再び赫い眼と視線を合わせ、口の端を跳ね上げる。
それから首元にふいに手をやって、ドッグタグを握りしめる。
まるで祈りの所作のように]
天使なら、人間らとは違って清くて尊いから、
きっと還ってこれる………なんてな。
―海から少し離れた丘―
[幼い頃、兄と一緒に父を迎えに行き、星を数えて家路を辿りながら母の話を聞いたものだった。
今度はどうすればいいか分からなくて、ふらふら歩くうち、隅っこの妙な出っ張りに躓いて転んだ]
あいたた……。
あっ?
[衝撃で沈んだ出っ張りの代わりに、2つ出っ張りが浮いてくる。
隣のを押し込んだら、全部沈んで最初のだけが出てきた]
……パズル?
[あれこれ試しているうち、汗さえ滲んでくる。マフラーを投げ捨てて試行錯誤し、ようやく4つの石の柱が浮かんで、カチリと音が鳴る]
はぁ、は――。
やっと終わった。
……こんなとこにこんなの作って、誰か転んだらどうするつもりなの。
[その後も何ヵ所か、遊び場や馴染みの場所を回った。少しずつ、足取り確かに歩みが早くなっていく。
ひどく懐かしかった。
『おやつは戸棚』『残念二階だ』『右を見ろ』『バカが見る』――
若干の感傷のあと、イラッとした。それから、じわりと涙が出た。
思い出は確かに胸のうちにある。兄や、かつての風景を失ってさえ]
――青い、カード。
[これで終わりだ、と直感した]
[ふわり、と服の裾をはためかせて、
男は擬人から一歩距離をとった]
我ながら身勝手やな。
こうして………願いを託そうとしとる。
[眼前にいるのは忘れられぬ過去の影ではない。
今とこの先への繋がりを作れる、かもしれない存在だ。
そう思うと気分が楽になって何かを願い求めたくなった。
報いを。平穏を。あるいはやり直しを。
目を閉じる。
開けた時にはもう擬人の姿は見えない、そんな気がした]
[ 祈りの所作のような動きを見ながら。やがて、視線は白衣の男性の双眸と合う。赫眼の中で、何らかの電子的信号かオレンジ色の光が明滅をして。]
僕はリュミエール=フラットライン。
貴方は?
[ 名前を問いかけ、返事が返った後に。]
僕は、アンジュ・ド・ラ・モールとして造られましたが、
今は、人類のアンジュとして、貴方達を守れるように羽搏きたいです。
[ そっと手を差し伸べた。青白い粒子がふわりと舞う。]
/*
トラウマスイッチが入って打ちのめされてでも違うって気付いて、
身勝手に願いを託す
これがにんげんの さが
話変わって今回のキーは「繋がり」だったりする。主に心の
[話しかけられたことに気付き、いくらかの意外性を覚えた。
あまり好意的でない空気も見て取り、
とりあえず答えておこう、そう判断する。]
僕はフラットといいます。
一介の技術士です。
[医療者である、とは言わなかった。
何だか言わなくても良いように感じたのだ。
沈黙が重たく存在した。
居心地の悪さに、より近くにいたトレイスを見る。
茫然とした表情が珍しくて、更に黙り込む。]
[折り畳まれた青いカードを開くと、大量の『た』の字が挟まった文章と、謎の生き物のイラストが目に入った。
――タヌキだった。
突っ込みは、三ヶ所くらい前から既にやめていた]
『まあなんというか、これを読んでる頃には悪かった。って状況になってるだろ。ごめんな。
何をやりたかったんだ、って言われたら、俺が守りたかったものを見せびらかしたかったってだけだ。運動不足解消できたろフラン。やったな痩せるぞ。
俺も親父の仕事手伝ってたし、環境のことは多少は分かってたつもりだ。
あの集積体がワケわからんってことも。
せめて、時間稼ぎがしたかった。大切なもんだけでも残したかった。
やれるだけのもんは準備して行ったが、ちゃんと過ごせてるか?
俺に代わるヒーローかヒロイン期待しながら、よく食ってよく寝ろよ。おやすみ』
リュミエール………フラットライン?
[なんとなく聞き覚えはあった、が埋められた記憶を掘り起こすことはせず、
何故名を聞かれているのか不思議そうな表情をした後、答える]
トレイス・N・エヴァーグリーン………改めて名乗るに長ったらしいだけやな。
あぁ、NはナイジェルのNや。
[瞑目。赫い眼の中をオレンジの光が明滅したのが見えた気がして]
…………そっか。
[頑張れ、なんて月並みな言葉が出かかって止まる。
こうして人に手を差し伸べているのに、翼は折れも弱りもせず羽ばたいていくのだろう。
それが不思議で、そう、ずっと不思議で―――]
そうですか……。
[青年に話しかけてみるが、直ぐに会話が途切れてしまう。重たい沈黙が落ちたのに少しばかり眉を顰める。
トレイスの方を横目で窺うが、直ぐに視線を逸らし上空へと。いつの間にか雪が止んでいる事に気が付く。]
雪……、止んでしまいましたか。
[初めて見る雪に感動していたのはつい先程の事。それがつかの間 であった事が残念で、つい思った事をそのまま漏らしてしまう。その声は小さく、惜しむような。]
[虚脱感に、ふわぁと息をつく。いつの間にか、じわじわと気温が上がりつつあって、それは白くはなかった]
――ばか。
馬鹿兄……。
[手紙には、もう存在しない兄の名残が色濃く残っていて。
思い出を辿って歩いた道は、変わり果ててしまってさえ、何も考えないようにしていた頃より慕わしかった。
笑いながら、頬が濡れているのが分かった。
痛みや爪痕が消えないのと同じように、変わってしまっても、愛しいものの痕跡はのこる。
空っぽな喪失感と、失わない大切なもの。どちらが涙でどちらが笑みなのかは分からなかったけれど]
[風の強い浜辺では、踏みしめた足元から雪が払われていく。
放っておいても溶けていくだろう白いものはそれでも流れる。]
季節外れ、でしたね。
急にやってきて、急にいなくなって。
[季節が、と言いたかった。
あの擬人の話ではなく。断じてそうではなく――
海の色はやはり青くはならない。
青い空と青い海を見たい。
失われた誰かを求めるよりも、まだ現実的に思えた。]
――リュミエールが去った後・浜辺――
[目を開ける。
青白い光の向かった先を追う。茫洋とした眼差し]
あぁ、…………疲れた。
[神父>>2:122の言葉が鼓膜を震わせると、反射的にそんな言葉が零れた。
足元を見る。
落ちた煙草は雪に埋もれてもはや役目を果たさない。
それでも拾おうと屈みかけたところで、視界に何か黒いものが混ざった]
………?
[瞬きすれば混ざったものは消え去る。
そうして、神父の言葉で、雪が止んだことに気付いた]
[愛しいからこそ、失うのは辛くて、さみしい。
座り込んで、これまで誤魔化してぼやかしていた悲しみに真っ直ぐ泣いた。
それから、柔らかな思い出を撫でながら、まだ残っている大切な者や物を想って、涙を拭う]
おやすみなさい、お兄ちゃん――。
[立ち上がると、ようやく受け止め始めた痛みにくらくらした。
何が出来るかなんて分からない。まだ、自分の足で――自分の意志で立っているとはいえないけれど。
前よりは少し海を恋しく思う気持ちは薄れ、右腕もまた、凪いだ海のように静かだった]
/*
繋がり=重い まあ重力とか引力みたいなもんと言った方が分かりやすいか
それに引かれて飛べなくなる例を見た。
見ていた。
/*
はいはいポエムポエム
気分は夜中のラブレターです
少しメンタル持ち直して自分に出来る限り生きようと思ったとこで死なせたい。
どう反応するかなフラン。
[真っ白い雪が一面を覆ってくれたら良かったのに。いつの間にか、じわじわと気温が上がりつつある今、浜辺に積もる雪も直ぐに解けてしまうだろう。]
ええ。そうでしたね。
……でも、見れて良かったです。1度見てみたいと思っていましたから。
[フラットの言葉の裏まで汲み取る事は出来ない。
その言葉の通りに受け取り、頷いた。自然とふふと笑みが溢れる。]
[染み付いた諦めがなくなったわけではない。
だけど、兄もまた同じように愛したもののために歩き出そうと、そう思う。
今は気付いていないが、これから少しずつ強まるだろう陽光に目を細めた**]
/*
くっそううううう(ごろんごろん >>18
よしじゃあこの曲をプレゼントしよう
http://www.youtube.com/watch?v...
[神父の笑みを見て、多少態度を軟化させる。
取っつきにくそうな相手だが、風流を解するようだ。]
ええ。
僕の故郷では……よく降って――いた、んですけどね。
[いる、と現在形で言いそうになって、訂正する。
うまく話を運べない。
少し申し訳なくもなり、視線を落としがちに相手を見た。]
[顔はそのままに、視線を上げていく。
目がいったキャソックに、何かの染みを見付けた。
金髪も肌も清潔そうなのに。]
――――――。
[どす黒く変色した、乾いた染み。錆び付いた匂い。
怪我をしているのか?
はっと神父を見上げる。
一瞬だけ、彼の腕がぐにゃりとねじれた気がした。]
/*
・鳩だと打つのは楽だけど読みにくくなってそうなうえに読み落としがひどくなるから気をつけよう。
・もうソロールお腹いっぱいだから自分から絡みにいこう。
・独り言で騒ぎすぎないでRPもやろう。
海で死亡フラグを折った感じだから、フランの最期は「生きようと思ったその矢先に」ルートかな、とぼんやりメモ。
雪………見たことないんか?
[ざり、と靴の先で地面を撫でつつ神父に問う]
そやったら相当暖かいところの生まれか………暑がりには敵わんやろなぁ。
[そういえば自分は結局神父のことを良くは知らない。
神父もこっちのことを良くは知らないはずだけれど]
貴方の故郷ではよく降っていたんですか。
それはとても綺麗なんでしょうね。
[申し訳ないと思う相手の気持ちを汲み取るような高等な真似が出来る筈もなく、初めて見た雪が嬉しくて。ついその名残で、素直な感想を漏らす。青年の故郷を想像しては目を細める]
ーーどうかなさいましたか?
[上空を仰ぐのを止め、青年を見る。
すると、心ここにあらずといった風にこちらを見つめる青年の姿があった。
その理由が分からずに首を傾げる]
[そうして、相手のことを良くは知らないまま、中途半端に手を差し伸べた。
絶たれても――廃ビルの無法者に身ぐるみはがされても気に留めない程度の繋がりで終わるかと思われたが、
今も尚こうして繋がっている。
何者なのか。
何者となるのか。
神父と歳若い医療従事者。
しばらくはふたりの故郷の話に耳を傾けることになるのか、と思っていると]
ん? どーした。
[>>23表情の変化に気付き、男も神父を見上げた]
え? ――ああ。
[二人の反応から、我に返った。
見てしまったものをないことにはできない。
取り繕うためにゆっくりと、微苦笑を作ってみせた。]
いえ。
本当に、故郷は寒かったなあと。
よく池の氷で滑っていたんですよ。
[そんなことさえ付け足した。]
[突然態度を変えた青年に戸惑いながらも、男から雪を見るのは初めてかと問われると直ぐさま返事をする。初めて見た雪が嬉しくて、ついその名残で、ほんの少しだけはしゃいだ声で。]
ええ。初めて、でした。
雪って、綺麗ですね。
[しかし、自分の声に、大人げなくたかが雪で浮ついてしまっている事に気が付いて、口元を抑えた。
また何時もの抑揚のない声で淡々と喋り始める。]
……私の故郷では気象も管理されていましたから、雪が降る程寒い日なんてかありませんでした。
都会、だったんですね。
僕の地方は天候を管理されてなくて。
[嬉しそうな神父を困らすまい。
黙っていればいいだろう。
彼の服についたものには、見なかったふりをした。]
この辺だと、海が荒れそうですね。
大変だった……いえ、大変、ですよ。きっと。
[言って、フランを思い出した。
彼女は大丈夫だろうか?
腕だけではなく、気持ちの方も。
無意識に辺りを見回していた。]
そうですか?
そう言えば、トレイス。貴方、誰かに用があったのではないですか?
[青年の返事は釈然としないもので、眉を顰める。しかしそれ以上聞ける筈も無く、相槌を打った。
そういえば――、男が浜辺には面倒を見に来たと言っていたのを思い出した。その人物の元へ向かおうとしないので、不思議に思った。青年から男の方に視線を移して、疑問をぶつける]
…………ふぅん。そら相当寒いわ。
こっちで池に張った氷の上に乗ったらすぐ沈んでまうからなぁ。
[表情の変化、それが意味するものは告げられず。
追及するべくじっと顔を覗きこむかすっぱりやめるか、
迷っている間に神父が話に乗ってきた。
年甲斐もなくはしゃいだ後、そのことに気付いて口元を押さえる態度、
それは昨日男が見て取った“人間らしい”態度の部類に入るもので、
ほっとする気持ちが湧き上がるのを感じていた。
成程な、と小さく呟き、しばし空に視線をやった。
男は上を眺めるのが好きなのだ]
あぁ………危うく忘れるところやったわ。
[指摘を受けて、くるりと神父の方を向く。
先程歳若い医療従事者は、神父の服を見ていた。
上から下までを一度まじまじと見回すと、ふぅん、と呟き]
あんた、昨夜事務所出た後無事やったんやな?
誰かに狙われたりとかせーへんかったな?
[確認するような口調]
/*
診療所で幻視した直後は誰でもいいからおせっかい焼きだーひゃっはーのつもりだったんだけど、
対象があの神父だったということで、
神父強かったら面倒見る=暇潰しの相手として世話焼く
方向にシフト
こいつもたいがい常識崩壊してまふ
[男からまじまじと見られて居心地悪そうにする。
昨夜の事を聞かれると口をへの字に曲げる。男が浜辺に来た事とその質問がどう関係あると言うのだろうか。
質問に答えようと口を開く。けれど、十数時間前の事だというのに上手く思い出せず、言葉が詰まる。自分自身の事なのに愕然とする。が、その事を一切表に出そうとはせず淡々と答える。無事だったがそれがどうしたと言わんばかりに切り返した。]
昨夜ですか……、そう言えば事務所を出た後に数人の男達と出くわしました。
この通り無事に済みましたけれどね。それがどうかしましたか?
………………危険やな。
[返答は単純なもの]
ここにふたりしかおらんかったら、
あんたのこと暇潰しの相手として見られたかもしれん。
だがここにはまだ人がおる………そいつらには傷付いて欲しくあらへん。
[無論、神父が廃ビルの無法者を返り討ちにする強さを持ってたとして、
それらをただの街人に向ける確証は何処にもない。
だが、頭の奥で危険信号が鳴り響いて止まないのだ]
頼む………この街から出て行ってくれへんか?
こっちから頼む以上、行きたいところに行けるよう斡旋してやりたいのはやまやまやけど、
それは出来ない相談やろなぁ。きっと。
[神父の行きたいところが、神様のいるところであるならば。
男はその場所を知らないのだから**]
[視線をたどられたと悟り、いよいよ蒼白になる。
神父自身の怪我ではなかった。
「襲ってくる誰か」が知っている人間の中にいる、
それだけで恐ろしく思われた。
答える神父の口が不満そうに曲がる。
肯定の言葉が紡がれる。
男は特別、顔色も変えていない。
何か言えば、ひどいことになりそうで。
じわじわと身体をあぶる気温に、マフラーを首から抜いた。**]
[男の言葉に目を見開く。
キャソックの上からも分かるほっそりとした身体付きに、健康的とは言い難い白い肌。
神父と言う職業柄も相まって、頼り無い感じだ。体格のいい数人の男達に襲われれば返り討ちするのは到底無理だろう。実際傍昨晩も襲われたのは、ごろつき達にとって恰好の獲物に映ったからに違いない。
ふたりから疑いを掛けられても尚戸惑うばかりで……、演技している訳でも無さそうで突然の事に驚いている様子だった。昨晩起きた出来事は本人に自覚は無く、男に危険だと言われても戸惑うのは当たり前だった。
…が身に纏っているキャソックに付着した血液だけがちぐはぐだった。それも今は乾いて黒く変色しており、目立たない。じっと目を凝らさないと気が付かないものだっただろう。
しかし、数度瞬きをした後、
何故か直ぐに諦めた顔をして――、瞼を閉じる。]
[ひとしきり泣き終えると、少しだけ放心状態で辺りを見回す]
えっと、ここは。
とにかく。いつまでも泣いてちゃ、ダメだよね。
[街から離れた小道。
まずは街へ戻ろうかと、浜辺の方の道へ向かった**]
貴方が何を仰っているのか、理解出来ませんが――。
元々長居するつもりは無かったですし、貴方のご希望通りに街を出て行っても構わなかったのですが。
[人の事を危険だの、街の人々に傷ついて欲しくない等、謂れの無い疑いを掛けられて、内心げんなりとしている。しかしその事については「……まあ良いですよ煙たがれるのは慣れています。」と小さな声で反論するだけだった。
にこやかな笑みを作る。]
けれど、……この街に来るというなら、私は待たないといけない。
ごめんなさい。
[集積体を此処に向かっているのなら、此処を離れる訳にはいかない。
相手の言葉には従うつもりはないと謝罪の言葉を口にする。そして間を置いて、笑顔のまま心にも無い一言を放つ。]
……お優しいんですね。
[歩いていくうち、真冬のような日和はジワジワと少しずつ反転しはじめる。
――ああ、異質だ。
コートを片手に、マフラーはどこに置いてきてしまったやら思い出しながら小走りに浜辺に近い道を歩いてゆく。
陽光が眩しくて、少し赤くなった目がしぱしぱした。
青いカードとコートを抱え直し、浜辺の方へ歩いていく]
わざわざその事を伝えに此処まで?
……ご苦労様でした。
[自分の身内に優しいからといって、他人や見ず知らずの人に優しいとは限らない。そう言う事だ。
先程飛び立った機人も目の前の男も他の人間達も……、どうしてそんなに一生懸命になれるのだろう。男と会話を交わす事に疲れを覚えた。口からまた息が漏れる。
気持ちの籠っていない労いの言葉を掛けると、それ以上は話す事は無いと言わんばかりにトレイスとフライスに背を向け、海の方を見た。]
[神父の態度が、雪で喜んでいた幼い感情とは違い
老けきったものに見えた。言葉と表情が違う。
ついにはこちらに背を向けた。
男が真摯な態度を取っているのに、と気分を害する。]
――用事はもういいですよね。
行きましょう。
[初めて、自分から促した。
これ以上ここにいる必要もないだろう。
医療品や食料を調達するでもいい、
適当な理由をつけて離れようと思った。]
[海上を進む集積体の上にも、雪は舞う。
灰色の空の下、雪は白々と、虹の集積体と虹の海原に降り続ける。
しかし―――、
其の白き雪片が海原に落ちれば、虹色を灯し、薄曇りの中で蛍のように妖しい光を宿すだろう。]
[やがて気象は変化する。
雪を齎した灰雲は、暖かい熱に煽られ、雨に……そして、やがては雨雲すらも散り始めた。
陸地では、雨を経らず、雪から晴天へと急に移り変わった事だろう。]
[やがて気象は変化する。
雪を齎した灰雲は、暖かい熱に煽られ、雨に……そして、やがては雨雲すらも散り始めた。
陸地では、雨を経らず、雪から晴天へと急に移り変わる事か。]
[男が落としてしまった煙草を思う。
娯楽品が手に入らなくなって久しい。
あれだって数少なくなった残りだったろう。
街の中心に歩いていた足を止めて、男を振り返る。]
……煙草、探しませんか。
僕も吸ってみようかと思います。
[お酒だって探せばあるかもしれません、と付け足す。
気温が次第に上がっていくのを感じてコートの前を開けた。]
こんなときですから。
僕もたまには、楽しみたいんですよ。
[――終末を。]
[ぽこり ぽこ ぽかぁり]
[音は聴こえずとも、そんな擬音が似合いそうな様相を、常に球体の表面に湧き立たし続けている。
陸地は遠く、けれども、もう少し進めば微かに……―――**]
[ぽこり ぽこ ぽかぁり]
[音は聴こえない。
ただ、常に球体の表面は湧き立ち続けている。
海上の集積体と陸地はいまだ遠かったが、もう少し進めば微かに見えて来るだろう…―――]
[男達に背を向けて海を見る。すると後ろから青年の声が聞こえた。此処から離れようと男を急かすものだった。早く行ってしまえと心の中で唱える。
故郷の街では迫害や差別を受けて来たが、結局何処に行っても同じ事なのだ。
集積体による汚染の影響を受けた海原は輝かしい七色の斑をなして、水平線の向こうは虹色に煌めいて、とても綺麗で。
初めて見る雪もまた美しかった。空から降り続けている雪はまるで細かな泡のようで。或いは、たくさんの白い魚達が、灰色の空に放流されたかのようだった。
神の造り出した世界はこんなに美しいのに。それを一緒に共感し喜びを分かち合う相手は此処には居ない。
どうか、神様。早く早く――。「ねえ、神父様」幼い子供の声が蘇る]
[気が抜けてしまうと、あちこち巡った疲れが出てきて、体が重い。
少しずつ小走りを緩めていくと、がらりと冬の気配が拭われ失せた空気がまとわりつくように思われて]
アイス食べたい……。
なんて。
名前書いておいてもお兄ちゃん食べちゃうから、皆でこっそり家庭科室の冷蔵庫に入れておいたら、すっごく怒られたなー……。
[そのものを手に入れるのは大変かもしれないが、材料が都合できれば作れるだろうか。
そうだ、作るといえば。体調を崩しがちな老人たちに、消化に良いものを作ろう。
連鎖的に、やろう。やりたい。と思うことが少しずつ浮かんでくる。諦めと麻痺の日々を過ごしていた頃は、無性にさみしくて海が恋しかった。けれど今は、ここで、自分にできることをして生きていこうと思えるようになってきた]
[「ねえ、神父様。何時になったら神様は来るの?」「どうしてこの街のひとは私達に冷たいの?」
「淋しいのも痛いのも辛いのも苦しいのも、嫌です」
「全て消えてしまったらきっと楽になれるのに」
頭の中で誰かの声が木霊する]
[七色の変わり果てた海と、僅かな間降っていた雪の名残と、それらに降りかかる陽光と。
それから視線を手前に引いて、神父の佇む姿を見る]
あ――。
ジムゾンさん。
[リュミエールは行ってしまったのかな、とぼんやり思う。
どうやって。彼の行く末はどうなることだろう、と気の抜けていた心が震える]
……ジムゾンさんも、集積体の元へって言ってたけど。
どうするんだろう。
[彼の目に、世界がどう映っているかなど気づきもせずに]
こんにちは…かな。
リュミエールさん、行ってしまったんですね。
[ふらふらしていたせいで、時間の感覚は曖昧だった。
兄の死亡の知らせのあと、少しだけ情の滲んだ文章で、集積体についての忠告も届いた。どうにかして、海を渡ったのだろうか
ジムゾンさんも、いこうと思ってるんですよね。
[再度、確かめるように。
なんだか疲れているように見えて、集積体に近づく方々や対抗する術について悩んでいるのかと思った。
服やからだの異変には、まだ気づけていない]
[浜辺に返ってきた少女へ視線を寄越す。
何処か疲れている様子で少女の呟きに頷く。]
ええ、リュミエールは……、行ってしまいました。
私も向かいたいんですがね。
[ふと、フランの目元が赤い様な気がした。気のせいかも知れないが、泣いた後のような……。]
命令――。
なにか、対抗する術があるのかしら…。
[いまいち馴染みがない擬人という存在。もう一度海の向こうを眺めたあと、ジムゾンと向き合う]
ジムゾンさんが集積体の元へ行くって聞いた時、リュミエールさん以上にびっくりしたんです。
いかにも神父さんって感じで。
何か勝算があるんですか?
十字架や塩やお札やなんかで、どうにかなったらいいのに。
[集積体を打ち倒すための望みなのだ、と思い込んで、無茶苦茶なことを言う]
[タマールとハーディの乗る《のりもの》は、宇宙を旅するのりもの。
人類の駆る機体の中で攻撃力を有する物と同様、相手を害する力もあった。その力は、人類が考えるような害し方ではない。
彼ら異種知性体は、殺傷という行いで相手を死に至らしめる事はないし、殆ど不死であると言っても良かった。
タマールとハーディは、次元を潜り抜け、故郷の星と銀河から遠ざかり、彼らの別のグループである「永逝の条理」達を窘めてきたばかりだった。
人類から見れば、其れは恐るべき戦いであり、終わりであり始まりであった。其れは人類が見える宇宙上で行われた戦いではないし、人類がその戦いを見る事はこれまでもこの先もないだろう。]
大きくて、人の理解が及ばなくて。
荒れた海のように畏れを抱きはするけれど――。
[あれは神でもなんでもなく、恐ろしい存在だと思う]
………………しゃーないな、待つんなら。
[神父が言葉を紡ぎ終えた後、軽く肩をすくめて緊張を解く。
諦め、それに伴う拒絶。
当たり障りなくこの場を収めようという意思。
まるで背伸びをしているかのよう――自ら離れていくかのような。
だが、一度危険と判断した者を引き止めようとする懐の広さまでは持ち合わせていない男、
優しい、との言葉に思わず苦笑した。
喉の奥から笑い声にならない息が零れる]
優しくあらへんかったら今頃………彼岸行きやったであんた。
[冗談めかした台詞は実際のところ冗談ではない。
淡々とした表情と手荷物からそれを察することは可能であったか]
[「永逝の条理」達を窘め終わった帰還のおり、《のりもの》は不具合を見せた。その為に一時的に着陸したのが、この星、【地球】だった。
《のりもの》が自らを癒し終わり、この星が暖かい雨を降らす事が未だ解明しきれない自然現象であると看做された今、これ以上留まる理由もなくなった。]
[やがて神父はこちらに背を向けて、海を眺める姿勢に入る。
その姿を追えば夏の青が視界に入る。
今更ながらコートを脱いで腕に引っ掛けた。
そういえば、神父はあの格好で寒くなかったのか、今更ながら疑問が浮かんだけれど、
最早追及する気はなく、
歳若い医療従事者の声に引かれるように浜辺をあとにした]
[世間話の一つのような軽さでそう言った。変身と呼ぶに相応しい変貌遂げ、背中に生やした蝶の翅を羽ばたかして、海上へと飛び去ってしまったが。果たして、今頃どうなっているだろうか。
びっくりしたと言われて言葉が詰まる。集積体のもとへ向かうのは、決して少女が想像している理由ではないだろうから。]
勝算なんて、ある筈もない。…私は一介の神父に過ぎないのですから。
[十字架や塩やお札等とまるで子供騙しのような単語に苦笑する。]
[少女の言葉を受け、
少女の内心を露知らず、言葉を紡ぐ。]
自然、宇宙の理、神々の意思ーー
それら全ては、大きくて、人の理解が及ばなくて。
恐れ多いものですよ。
そう言えば……、恩師は神とは何もしてくれるなと畏れ敬うものだと、そう言っていましたね。
[どういう意味であったのか聞く事はとうとう叶わなかったけれど。前にそう言われた事を思い出した。]
[少女の元をしげしげと見つめていると、少女の顔が赤らんだ。不躾であったなと反省し、今更ではあるが、視線を逸らした。躊躇しながらも、少女に目元が赤い理由を訊ねる。]
すみません。
その……何かあったんですか?
/*
フラットの認識
・トレイスはジムゾンを心配していたようだが、あまり必要でもなかった。トレイスが気の毒。
・リュミエールを止めることはしないし、できない。言われた、フランの心身の心配。
医療用端末を持っている可能性
・医療用端末はバッテリーの持ちが良い、緊急連絡が通じやすい、などの特徴がある。
・二台持ちかもしれない。普段は日常用。
は、ね……?
[ああ、やっぱり偉いこっちゃな存在なんだと、もやもやその絵を思い浮かべた]
……勝算がなくても。
それでも、行くんですね……。
[戦闘機を駆ることをしない時点でジムゾンの目的が違うと気づけばいいものを。彼にとっての神や救いなど、思い至らず]
恐れ多いもの。
何もしてくれるなと――。
うーん…宗教って難しいなぁ。
――集積体のこと、神や自然に似てると思ったこともあったけど、やっぱり違うなって、最近は思うんです。
/*
Σ世間話のような軽さで言ったのは でした
てへり。メモで書き間違えちゃったネェ。
うん。自分で例として言ったものの見栄え的な面では微妙な範疇でした。色々と、自分流に変えて良かったですよ。
*/
/*
・珈琲、煙草のフラグは恐らく回収できずに死亡する。
・擬人がUターンしてくるなら印象の変化もあり得る。
・神父には良い印象がない。胡散臭がる。
トレイス・フラン間の会話がまだないのかな。
あ、やー……。
[それから、泣いたことに気付かれたらしいのが恥ずかしくて、言葉を濁す。コートと青いカードを抱き締めた]
死んだお兄ちゃんに、
……なんだろう。
お兄ちゃんと。
[うまく伝えられそうもなかったけれど]
お兄ちゃんと、街を巡って。
本当の本当に空っぽではないんだ、って思ったら、つい。
……うあー、なに言ってるんだって感じですね。
[遺書を読んだのだ、と手短に要約して俯いた]
[歳若い医療従事者のあとについてがむしゃらに歩く。
気候の変化とこれまでの出来事に気力が削られる心地がする。
くしゃっと握りつぶしてしまったケースを開ければ、まだ2本残っている。
だが、それではまだ、足りない]
吸ってみるってあんた、歳幾つ………あ、やっぱ忘れてくれへんか。
[自分と同じく、煙草のことを思っていた歳若い医療従事者>>47に、
穏やかな笑みで突っ込みを入れようとして、即座に打ち消した。
歳について、男はどうこう言える立場になかった]
煙草、それに酒………あるかどうか正直期待はしとらんけど、
何もせーへんよりはましやな。
[――それに、そういう前向きな態度は嫌いではない。
提案を承諾すると、男は路地裏へと続く方角へさっさと歩き始めた]
案内したる。
美味い飲み物飲めて、煙草も買えるところへな。
[ハーディは、自分たちにとって「必要なこと」について思考を向けた。]
──「永逝の条理」を窘めたことにより、いわゆる“宇宙の死”は回避された。
私にとって、これほど大きな戦果は初めて。
自分が誇らしいわ。
そしてもちろん、貴方のことも。
[主にタマールの援護という形で戦いに参加していたハーディは、タマールに尊敬の念を向けた。]
―海上―
[ 彼らと別れた後、どれほどの距離を飛んだでしょうか。
僕の目の前に広がるのは、集積体。
人の心を砕き、既存の常識や概念を打ち壊す存在と伝えられています。
それは巨きく、歪でありながらも、美しさを兼ね備えていました。見ようによって、汚染された海や土地の「色」そのものは美しいように、この集積体も美しい色をしていたのです。
内から内から泡立ち、シャボンの泡を寄せ集めたような不可思議な形状の球体。見れば見る程、奇怪な角度で、奥行きの前後を取り違えさせられるような錯視を齎していました。
熱源分布、高エネルギー反応、胎児のような拍動を伴う色合いの変化。
解析結果の全てが、地球上では見られない反応を見せています。
周囲の空気に孕む毒素は、雪と雑じり、或いは海面から蒸発する水分と雑じりながら、霧を生み、太陽の光に照らし出され輝く霧は、海と同じく虹色をしていました。]
[ 波飛沫を立てず、無音で進む集積体から距離をとって眺めながら。]
これが集積体。
[ 巨大な球体だった。一時は500kmまで膨脹したという集積体は、今は視界に入る程度には小さい。
集積体は泡立ちながら、内側に光を閉じ込めながら、外側にも光輝を放っている。]
お兄さんが居たのですか。
辛かったでしょう。
[少女に兄が居た事を知る。そして同時に兄が死んでいる事を知り、同情めいた気持ちを抱いた。
しかし、何故だろう。少女はちっとも悲しそうに見えない。恥ずかしそうにコートに顔を沈める少女は愛らしくあったが、心の奥がざわざわと騒ぎ出す。そしてキャソックの長い袖下でゆっくりと変化が起きる。目の前の少女にも自分自身さえも気付く事無く……。
何処か思い詰めた顔で、雪が降っていた時に投げた質問をもう一度。]
お辛くは……ないんですか?
[空っぽなんかじゃない?]
――とある喫茶店――
[販売装置には入らない珍しい種の煙草を求めているうちに、
その種の煙草を売っている喫茶店の情報を得たのはいつのことだったか。
昔話はさておき。
OPENかCLOSEか、確かめもせずにドアを開ける。
店主はカウンターに突っ伏していたので小突いて起こした。
常連客の為せる技である。
男の久しぶりの来店に最初は驚いていた店主だったが、
やがて常の調子で仕事のことなどを訊いてきた]
仕事? あらへんあらへん。ヒマなもんや。
その代わり好きなことぎょーさんできるけど………………あー、
[溜め息に似た吐息。
今度は男がカウンターに突っ伏す番だった]
そういやさっきまで、仕事でもあらへんのに、
迷子のガキみたいな奴の面倒見ようとしとったん。
………今頃気付いたって遅いんやけどな、間違いあらへん。
いっとう苦手なことやのにな、ははっ。
[そう広くない店内に渇いた笑いが響き渡る。
その声が止む頃に、店主は客の前にメニュー一覧を出し示した**]
[幼年期を既に脱しているタマールは、しかしハーディへ成熟体へ向ける思念と同じものを向けた。ハーディは成熟体と違い完成はされていないが、素晴らしい同胞だった。]
わたし一人では成し遂げられなかったことです。
[尊敬という念を受け取ったタマールは、若齢へ対する当たり前の恵愛と、人類で言えば所謂仲間に対する敬愛の念をハーディに返す。]
――?
[ジムゾンの様子に、僅かに違和感を覚える]
……神のことはよく分からないけれど。
海や、川のことなら分かります。
荒れて命を拐ってゆくこともあるけれど、やがて巡り還って命を生むもの。
大きな存在って、きっとそういうものだわ。
意志を持って何かを成すことはないけれど、奪うことと与えることとを同じくするもの。
……虹色の滅びは、さみしい心を惹き付けることもあるけれど。
[右腕にふれる]
奪うばかりで、何かを与えはしない。
だから、神なんかじゃないと思うようになったんです。
/*
こいつが神父への人物評を改めた瞬間である
しっかし村によって(キャラによって?)文体変えられんの羨ましい………
(既にぼろが出始めているナカノヒト)
/*
もっと早く神父が迷子のガキのような奴だと気付けていれば………うごごご
あとは、遠くから見ただけの集積体への憧れめいたものを出せるかどうか、だ
あなたの呼びかけのおかげで、
「永逝の条理」は過ちを認めました。
[ハーディと共に赴けたことを、よろこびとする。]
こんなところがあったんですね。
……初めまして。お邪魔します。
[店内とカウンター席に座った男を見てから、
店主に急いで挨拶した。
自分から娯楽が必要だなどと言い出したのだが
慣れない状況にきょろきょろと落ち着かない。
勧められて、男の隣に座る。]
……てっきり、闇市かと思いましたよ。
[微笑んで、メニューが来るまでに馴染もうと深く息を吸った。*]
/*
(うごごご に続く一節)
あー あるいはこっちの寂しいアピールが足りなかったかもなー
戻る可能性はゼロではない けどほぼゼロに等しい
それをこいつは知ってる 知ってるけど分かろうとしてない、そんな感じを出し切れんかった、か
ひとり反省会はこれくらいにしておふろう
[再びの問い>>70に、僅かに顔をあげた]
最初はただただショックで。
辛くて、やっぱり知ろうとしなければ良かったと思ったんです。
……でも。
[変わり果ててしまっても、大切な物があったという事実は残り続け、まだ守りたいものも残っていることに気付いた]
爪痕は消えなくても、大事なものが傍にあったこと、今もあることは変わらないって。
お兄ちゃんが気づかせてくれたから。
だから――。
[全てをなくすことを望む彼の気持ちと反する言葉を]
奪われたくない。
今はまだ、どうすればいいか分からないけれど――。
集積体なんかに負けたくないって気持ちが、さみしさより大きくて、だから、あんまり辛くなくなってきました。
[未だ成熟体でない自分に対して、タマールが対等な思考を向けてくれることが嬉しい。
タマールの論理的で整然とした思考は、まだまだ雑多な念が多い自分にとって憧れである。
あらゆる目的を達成する為には、不必要な念を削ぎ落とした洗練された思考が効率的であり正しいとハーディは教えられてきた。
ハーディ自身もそう思ってはいるが、洗練された思考を得るにはまだ時が足りないのだろう。]
ありがとう。嬉しく思うわ。
でも、それは私にとっても同じこと。
思考を展開し念を伝えるだけで、全てが解決できるなど甘いことは考えない。
貴方の“力”が無ければ、私の思考など「永逝の条理」に対して、恒星一つの力すら持たなかったでしょう。
[遂げられた目的。そして、それが叶った要因を記憶から呼び出しながら思考した。]
―海上―
[ 海上を流れる風が黒髪を撫でる。毒素を孕んだ風が。]
これは大変だなあ。
お偉いさんがた。
僕にも、出来る事と出来ない事があるのに、
ちっとも分かってはくれませんよねえ。
[ 集積体を見て、困ったように微笑む。]
ターン・オーバー。
[ すっと前に出した右腕が、人工亜空間内に貯蔵した物質を生成プログラムにより必然の理をもって必然の形状へと変貌した。]
【こちら、救星軍移動基地。そちらの所属を応えよ。】
《僕ですか?僕は、地球暫定政府より事態解決を命令された擬人です。承認コードを送りますから、そちらで確認して頂けますか?》
[ 口を開かず、通信をやりとり。
その間にも、腕が変貌した大口径のカノンは、内部で弾の生成を行う。]
【こちら、救星軍移動基地。そちらの所属を応えよ。】
《僕ですか?僕は、地球暫定政府より事態解決を命令された擬人です。承認コードを送りますから、そちらで確認して頂けますか?》
[ 口を開かず、通信をやりとり。
その間にも、元腕の大口径のキャノンは、内部で弾の生成を行う。]
浜辺の少女 フランは、ここまで読んだ。 ( B17 )
私は、そう思いません――。
死に絶えた生物の代わりに新しく生まれた命があった。
海も色を変えただけで、枯れた訳ではない。
夜空に輝く星は今も変わらず。
ただ、地球から人が居なくなる、それだけのことでしょう。
世界は人の為に存在している訳ではない。
人にとって集積体の齎した変化は多大なものだったでしょう。
けれど、きっと集積体にとって、
いえ、神にとって、地球にとっても、宇宙から見てもそれは――。
世界は人類の為に存在はしていない。私達は広大な時の流れのほんの僅かの間、地球と言う名の星を這いずり回るちっぽけな存在でしかない。
[少女の言葉を>>73>>75を耳を傾けている内にまた頭がぼんやりとし始めたのを感じた。それでいて、ひどく頭が重かった。少女の声がガンガンと頭に響く。
まともな思考が働かず、しばらくの間、ぼんやりと少女を見つめた。口から思考が垂れ流れるのを止められなかった。少女の言葉に>>73言い返す。>>79
信仰を否定され、とても必死だったように思う。かなり追いつめられた表情をしていた。
目の前の少女と違い、…にとってそれが全てだったから。
早口に言い切って、ようやく虚ろな視線を巡らせた。
そしてぼんやりとした視界に入ったのは、変わり果てた手だった。]
[追い詰められた表情からは、切迫感が感じられて。なんとなしの違和感が、徐々に強まっていく]
ジムゾン、さん……?
[信仰しかないから何処までも行けるのだと語った神父。宗教の無知など関係なく、彼が信じるものは自分が思っているものと違う、と直感した。
冷や汗が背を伝う]
地球から人が居なくなるのが、『それだけのこと』?
――あなたが、信じているものは、なに……?
[虚ろな目と、異形となった手。
数瞬、場が凍った]
[あまりに理解が及ばない時、咄嗟には悲鳴をあげることすら出来ないと知った。
不可思議な変化ののち、襲いかかってきたそれから辛うじて逃げ、ぺたんと座り込む]
ぁ……なに、これ……。
いやっ、来ないで!
きゃあぁあ!
[右腕を掴まれ、締め上げられる圧迫感と焼けるような痛みに、ようやく声を出せた。
爪を立て、引き上げられた勢いを利用して振りほどく。
生々しい色をした肉を露出させたそれが、次第に七色に輝きはじめたのを見て、投げ出されたままに後退りながら悟る。
――これは、虹色の滅びに属するものだ。
空っぽのさみしさにうちひしがれた時、右腕が疼いた時、一時だけ元へ戻った海が再び汚染された時。
七色の海に、奇妙に惹かれたこともあった。けれど、今やおぞましいものにしか感じられない]
[咄嗟に紺色のコートを投げ掛け、ジムゾンの視界を塞いで浜辺を転びそうになりながら走った。
恐怖とあちこち歩き回ったせいで、膝がガクガク揺れる]
フラットさ……。
でも、こんなとこに呼ぶなんて……。
[砂を蹴りながら、端末に表示された、緊急の病人が出た時のための連絡先を見つめる。――巻き込んでしまう。
でも、こんな状態のジムゾンを、他に人がいる場所へ行かせる訳にもいかない。一人でどうこう出来る気がしない。怖い。……どうすればいい?
青いカードをギュッと握りしめ、手放さないように懐にしまいこむ。
躊躇いに鈍ったために追いついた異形の手に弾かれる直前、端末はフラットへのSOSを発信していた**]
/*
あんまり泣き叫ぶなってお達しと見ることにしよう。
守りたい、って精一杯がんばるけど特殊な力に目覚めたりはしないって感じ?
[何が起こったのか瞬時には理解出来なかった。
突然視界に現れた奇妙なもの。生々しい色をした肉を露出させたそれが、次第に七色に輝きはじめた。
それは集積体が現れて、死に絶えた生物の代わりに新しく生まれた生き物達と良く似ていた。故郷で見た集積体の姿にも似ている。
目の前にある七色の輝きに目を奪われる。綺麗だ。と思った。
直ぐ側から少女の叫び声が聞こえ、
それを最後に視界がブラックアウトする。]
[…の腕から生えた触手。腸を思わせる肉色の管が、鞭がしなるような音を立てて風を切り、少女を襲った。触手が少女の右腕を掴めば、肉が焼ける臭いがしただろう。
少女が辛うじて触手から逃げ延びると、手をこまねくように宙を踊る。生々しい肉の塊であった触手は、次第に七色に帯びていく。
…の意識は其処で途切れた。力なく頭が重力に従いかくりと落ち、項垂れる。しかし意識を失っても身体は倒れる事は無かった。
足首を隠す程長いキャソックから覗き出るものがある。足下から這い出る肉塊が…の身体を支えていた。
砂浜の表面にべっとりと貼り付いて広がる肉塊は、少女が咄嗟に…に投げつけ、…の意識が途切れるのと同時に落ちたコートの上を這う。直ぐに紺色のコートは肉塊の中に飲み込まれた。
腕から生えた触手と同様に、その肉塊は次第に七色に輝き始める。ごぼごぼと泡を吹くような音を立てて、空気と粘液の混合物を吹き上げながら次々触手を生み出していった。]
[数えきれない程の数の触手が次々と生えていく。その内の数十本の触手がその粘つく胴をの…身体に巻き付ける。…の身体もまたたく間に肉塊の中へと消え、後には七色に輝く肉塊だけが残った。
「奪われたくない」と言った少女から
全てを奪う為、襲いかかるだろう。**]
――とある喫茶店――
………そう固くならんでええ。気楽に行こうや。
[歳若い医療従事者が、店の雰囲気に馴染むのを手伝おうと、
のんびりとした声をあげる]
闇市………。
[真面目一辺倒だと思っていた相手からそんな言葉が出たことに少なからず驚いた表情を見せるも、
直ぐに気を取り直し、]
この青年に、一番合いそうな煙草を。
[大真面目な表情で歳若い医療従事者の肩をぽんと叩いて告げた。
その後自分用にブラックの珈琲を注文。
店主が嬉々として店の奥に引っ込むと、
男は店の一角にしつらえられた水槽に視線を移した]
[そこには色とりどりの魚達の姿はなく、
店の名前の由来にもなった水草がゆらゆらと揺れているだけ]
この星もいまやこの水槽と似たようなもん………か。
[消えた魚は自分達の未来を思わせるかのよう。
水槽から出ることもできず緩やかに滅びへと至る]
違う部分があるんなら、外に畏れや憧れを抱く奴がおる………そんくらいか。
[アクアリウムの魚の中にも、外の世界に憧れや畏れを抱くものがいたかもしれない。
しかし男には分からない――ただ想像することしかできない]
[今や至福の喫煙タイム。
形の崩れた煙草に火をつけて、白い煙の軌跡を追う]
憧れは………“無い”とは言い切れへん。
この“内側”が“外側”―――、
集積体の側からどう見えとるのか確かめとうて堪らん………なんてな。
[夢と現の狭間にいる時だけでいいから、と、
後先考えずに思ったことはある。未だ叶わぬ夢ではあるが]
[やがて煙草やブラック珈琲等の注文の品が到着したところで、
自分の分の煙草を頼んでいないことに気付いた。
どうせもう無いだろう、との諦めが未練に移り変わろうとするが、]
………………何か鳴っとらんか?
[突如聞こえた音に、諦めも未練も脇に置いて、
きょろきょろと辺りを見回した**]
/*
その水草の名はバリスネリアー! >>90
今ナカノヒトは こいつに大鎌持たせたい欲求と戦っている
(おい銃器じゃなかったんか)
/*
朝メモを貼った直後
「流れに身を任せ同化する姿勢はどうかと思う」などと
灰で突っ込みが来るんじゃないかとがくぶるしたへたれはこちらになります
そして死にたい度が上がりもしたけれどー まあ頑張るー
廃ビルの住人 トレイスは、湧き立つ混沌の球体 を能力(占う)の対象に選びました。
[異様な緊張に昂っているために、痛みは遠かった。ただ、焼かれた右腕から嫌な臭いが立ち上っていることだけはひしひしと感じていた]
は、っ――。
ジムゾン、さん。ジムゾンさん!
[無駄だろうとは思いながら、反射的に叫ぶ。コートの末路を見やり、背筋が凍った。
異常な命が生じていき、やがてジムゾンさえも七色の肉塊と化す]
や、ダメ!
街の方へは行かないで!
[「来ないで」と叫びたくなるのをこらえ、流木を挟んで身を交わしたり、誘導をかけたりを試みる。
武器も、力も持ち合わせていない無力が身を苛んだ。
取り付いてきた触手を掴んで払おうとし、焼かれる痛みに悲鳴をあげた**]
[目の前に置かれた煙草の箱を、しげしげと見つめた。
半ば自棄で言ったことながら、このような娯楽を欲したことはなかった。]
ええ、と。
意外とまともで、その、あ、意外というか。
変な薬やってるようなところかと、いえ。
[一体患者をどう思っているのだと言われそうだ。
やはり落ち着かず、視線を天井にやる。]
[ 腕に備えられたのは、MBH砲。
極小さなMBHは、その性質より生成から一瞬で蒸発する。
スラスターを展開させ、集積体から距離をとるように後方へ飛翔し、続けざまに、キャノンから射出する弾は、見た目は何かの装置に見えた。着弾と同時に、装置が作動し、集積体が放っていた光が、虫喰いのように消える。]
……元々、フラスコの中だったんですよ。
ただ僕らが、科学技術を過信していただけで。
フラスコが透明に見えるようになって、
それで僕らはそこから自由に出入りできると思い込んだ。
しかし、高次元のものがあった。
それだけです。
……そうでも考えないと、やってられないですよ。
[珈琲を注文しかけて、思い直しカフェオレにする。
ミルクたっぷりとまでは期待できないが、
たまには甘いあの味を思い出したかった。]
[ほどなくして運ばれてきた飲み物。
カップはおかしなものではなく、シンプルな食器。
店主の人柄が窺えるようだった。]
砂糖、いくつ入れますか。
……僕は3杯で。
かつて歴史に残る戦争にも言われたように、
贅沢は素敵なんですよ。
――あ。
[スプーンでカップを撹拌し、少し覚ましたところで煙草が目に入った。]
これ、頂きますね。
[店主が貸し出してくれたマッチを手に、不器用に紙煙草へ火を付け――]
[マッチと煙草を手にしたところで、男に指摘される。
コートのポケットから、端末の音が鳴り響いていた。]
患者、でしょうか。
ちょっとすみません。
[断りを入れると、端末を急いで出した。
左手は別のポケットに反射的に煙草を詰め込み、
右手は医療用端末を掴む。
画面が暗転する前に、見た。]
――――フラン!
[端末に表示されていたのは緊急用の表示。
ワンプッシュで押せる、滅多に使われることのない機能。
送信者の名前を認識した瞬間、立ち上がっていた。
医療用器具の入った鞄をひったくるように振り回し、
端末を握りしめ、脇目も振らずに店の出口へと走る。]
―海上―
[ 集積体の泡は、常に内側から泡を供給し、内側で起こったMBHの反応も呑み込んでいる。何事もなく飛翔出来ているのが、その証左の一つだった。]
これは、困りましたね。
[ 集積体は、緩やかに陸地へと向かっている。]
……ターン・オーバー。
[ MBH格納弾を発射し続けながら、再び変貌の起動言語を唱えた。]
[と、出口近辺までやってきたところで男を振り返った。
いつにない焦りと剣幕なのだろう、
そこにいた人間は彼を不思議そうに見ているようだ。]
すみません、患者の――
フランからの緊急出動要請です!
さっきの浜辺ですから、行ってきます!
[コートはソファに置いてきてしまった。
だが、それよりもこの近くでフランが危機に迫っている、
そちらの方がずっと重要であった。]
すみません、お代は後で。
[店主への礼を忘れず、再び外へ駈け出していった。**]
[ MBHが集積体内部でどう変化したのかを捉えながら、僕は新たなものを展開しました。
それは、壁。集積体を包み込む、黒い壁です。陸地から、この様子がもし見えたなら、集積体を球状に包み込み、黒い球体と変じている様子が見えたでしょう。
海面下へも潜り込み、汚染された海水の中へも壁は突き進みます。壁は六角形を無数に敷き詰めたような、黒い壁でした。]
[ 収縮・膨脹する集積体に合わせ、全体を包みきれば、放出される汚染物質が断たれるという判断。攻撃を止め、僕の体から展開される壁が集積体を覆い尽くすと、壁から僕自身を切り離すように、身を離しました。
人工亜空間内の物質消費量は多量でした。MBH砲から、新たな兵器へ腕を変じさせます。]
封じ込め作戦は、以前にもとられた筈ですよね。
だから次は……
[ 僕のセンサーは集積体以外の新たな存在を知覚しました。新たな存在、それは。]
心を砕かれ、人以外となった、人類。
[ 海面がざわついていました。]
[...は 静かに涙を流していた。
故郷の街では、科学の進展の裏には多くの犠牲と汚染をまぬがれないという現実を様々と見せつけられた。欲望に塗れた都市から自分を解放してくれたのは集積体だった。悲しい事に...もまたそのエゴのひとつであったのだが。
肉塊は..の感情に機敏に反応する。
人の居る街へと移動しようとする。
...は 静かに涙を流す。しかし...は肉塊に覆われ、その涙に誰も気付く事は無い。]
[ 海の中から現れたのは虹色に輝く触手でした。
人工亜空間に貯蔵された炸裂弾を呼び寄せ、右腕の発射機構にセットします。]
[ バチィン!]
[ 海面から上がった触手が、集積体を覆った壁を壊そうと僕と壁に攻撃を仕掛けてきます。触手の間をすり抜けるように、炸裂弾を発射しました。]
[ 触手を切り払った瞬間、海面下で爆発が起こり、触手の一部が引き千切れる。肉塊の触手と化した「化け物」が、誰であったのかは知る由もなく。]
沈んで下さい。
[ 僕はただ、目の前の「元人間」を集積体に近づけまいとしていたのです。]
[店から飛び出すと、真夏のような熱に串刺しにされる。
くらくらしそうだったが、それよりも、フランを。]
さっきの近く……
なんだ、なにが起きた?
落ち着け。
僕に連絡が入ったということは、
自動で警備隊の方にも同時SOSが――
いや、もうそんなの期待できない。
[辺りを見やっても、見えるのは廃墟と化した建物に、
幾多もの瓦礫、なにかを燃やしたあと、船の破片。
少女の姿はない。]
[爛れ焼かれ。ごく普通の少女の抵抗など、たいしたものではなくて]
なんでっ…どうしてこんなことに……?
ジムゾンさん! 聞こえ、ないの……?
[もう訳がわからなくて、鼻をつく異臭に、涙と悲鳴があふれた。
まとわりつく触手を引き剥がし、痛む指と手足に構わず、がむしゃらに辺りのものをぶつける]
[海から聞こえた爆音に向き直る。
理解を通り越したものが、生えていた。]
虹色の……生き物?
プログラムでは……集積体の、進化?
[七色の光を跳ね返す海に、同じ色のなにか。
目をこらせば集積体が、小さく視界に映る。]
まさか、フランは――
[異様な七色の光を放つ肉塊の塊。ごぼごぼと泡を吹くような音を立てて、空気と粘液の混合物を吹き上げながら肉塊は体積を増やしていき、全長3〜4m程の巨体へとなった。
少女の悲痛の叫びも虚しく、肉の塊は街がある方へと進んでいった。
それどころか肉の塊は再度少女へと触手を仕掛ける。
少女の銅を狙って触手が伸びる。少女が触手を掴んで払おうとするが、触手に触れた部分は火傷した時のように赤く腫れただろう。
少女が悲鳴を上げる。少女が痛みに身をすくませるその隙を狙っていたのように、待ち構えていた数十本の触手が少女を襲う。身動きのできない少女の身体は次々と肉塊の触手に絡め取られ、空高く吊り上げられた。
もし、浜辺に駆けつけて来る者が居るなら、
その人の目には、七色に輝く肉塊と肉塊の触手に寄って宙吊りされた少女の姿が映る。]
[絶望にうちひしがれそうだったが、かろうじて端末を見直した。
モニタに映った彼女の信号は、マップの中で明滅している。
心拍数がゼロでない限り、生存者を指し示す希望だった。
けれども安心はできない。
地図を拡大して、そちらへと再び走り出した。]
[不意に、空が曇る。
雲ではない。元から日差しなどなかったからだ。]
え……?
――――――――。
[言葉を失う。足が止まる。
海の沖に見た生物と似たような肉塊が、
見知った少女を掲げていた。]
[生贄を空へ、集積体へと捧げるように高々と。
悲痛な少女の声さえもが小鳥のように響いて。
絶望するには相応しい日だった。]
[ 炸裂弾を射ち込む。
炸裂弾を射ち込む。
炸裂弾を射ち込む。
頭上からの攻撃に、化け物は怯み始めました。再び、右腕を変化させ、荷電粒子砲を化け物へと向けます。発射口先端がモストグリーンに発光します。]
《手助けはしなくても》
[ 見えた機影に通信を送りかけた所、その機影からミサイルが放たれました。僕は、荷電粒子砲を化け物に対して放ちながら、ハチソンナイフを迎撃ミサイルへと変化させ、射出します。]
[ 機影から放たれたミサイルは、僕のすぐ間近で爆発しました。スラスターの制御を一時失い、放り出されます。]
心を砕かれた、人ですか。
[ 海面近くで漸く体勢を立て直し、彼方の空を見上げました。救星軍移動基地からの応援ではなく、「人でありながら集積体に味方する人」。
再びミサイルが集積体を覆う壁へと放たれたのを見て、僕もまた迎撃ミサイルを放ちました。同時に、僕自身も機影へ向けて飛翔します。]
[ただ目前に迫る恐怖だけをひたすらに感じていた。
惨めなほどの無力。かつて微かに惹かれたことを悔やむほどのおぞましさ。
迫り来る。
掴まれた手が。胴が。するりと背を撫でる異形。
走ったのは、もはや痛みではなく熱だった]
ぃ、やっ……。
あぁあ!
[空が。とても近いと。
自分の喉から漏れている悲鳴さえ遠くに感じているのに、むなしいほど夏空が近かった]
…………行ってもーた。
[歳若い医療従事者が緊急信号を受けて喫茶店を立ち去った時、
男はカウンターに頬杖をついていた。
それにしても律儀な人、という店主の呟きの声色からすると、
どうやらそれなりに気に入られたようだ]
あぁ、律儀やな。
それに贅沢は敵やあらへんのをよー分かっとる。
[だが男は無糖派である。
ざり、と灰皿に煙草を押し付けて火と煙をもみ消す。
代わりにわだかまる思いがあった]
浜辺………って確か、
[迷子のようなガキもとい神父がいたはずの場所。
数瞬動きを止めた後出てきた言葉は、]
[霞む視界のなか、街へ迫る触手と、ぼんやりと人影がちらりと映る]
は、――。
ゃだ、みんなが……。
たすけて、とめて……。
[みじろぐと、鈍った感覚がわずかに戻る。
ひゅうと息を吸った]
くっそ、次から次に心臓に悪いことばっかり起こりおって、
今日は厄日か!
[ブラックの珈琲を慌てて飲み干すと、手提げ鞄を開けつつ入り口まで駆け足で到達。
ふと店主の方を振り返り、自分を指差しつつ告げる]
あぁ、言い忘れとったけど、今日は奢るつもりで来たんや。
釣りはいらんっつーことで、宜しくな。
[鞄から取り出した財布をカウンターにぺいっと放って、
男は喫茶店をあとにした]
[ ミサイルの雨が横殴りに絶え間なく降り注ぐ中、僕は機影の翼を狙います。慎重に計算を行って。]
貴方を殺す訳にはいきません。
[ 右腕を変化させ放った小型のミサイルは、翼に着弾。水平飛行から、酷くバランスを崩します。僕はそれに追いすがって。]
/*
死亡フラグもどき
切羽つまっとるし、武装類の単価が跳ね上がっとる感じもしとるナカノヒト >フラットメモ
名のある武器は高くつき、安価な紛いものが出回ってる、そんな感じで
[ 一瞬の判断。右腕を元に、左腕を高電磁ナイフに再び変えると、コックピットを空中で露にする為に切り裂きました。
海面が迫ってきます。
パイロットを座席に拘束するシートベルトを引き千切り、元に戻した左腕も使って、両腕で男性を救出します。けれども、その時には。]
[ 男性を抱きかかえ、叫ぶ。]
ターン・オーバー!
[ 男性を守るように、僕の体全てが変化します。男性を中心に、汚染された海を隔てる丸い球体の壁を作り、海に落ちて。]
[ やがて、丸い球体と両側に翼を備えた姿が、海面に浮かび上がりました。翼だけを海面上にあげて、噴射を行います。
成人男性一人を内側に抱え、灼き爛れた触手が漂う海を後に、一度陸地を目指しました。]
[ 彼を、助ける為に。]
[不必要な念を削ぎ落すとは、それは思索を深め、様々な局面から物事へ取り組むということにより、篩にかけられ一種の哲学とも言える思考の収斂を見せること。
それが、厳粛な静謐さを兼ね備えた論理的思考を持つ事にも繋がろう。]
"力"それのみでは何事も解決はしません。
[タマールの力は、ハーディの呼びかけがあってこそ「永逝の条理」に伝わるものだった。その意味を、タマールはハーディ以上に理解していた。]
わたし達は知性ある生命体、その知性を何事に使うか、この宇宙にわたし達だけが生きる理由がある筈です。
[エネルギー知性体の行う窘めは、「永逝の条理」を別の局面へ向けさせた。「永逝の条理」達は、この後、人類の時間で言えば数千世紀の間、新たな思考野を開拓し宇宙に在り続けるだろう。それを、ハーディならば何と言うだろうか。]
………………あーあ、
[厄日だ。やっぱり厄日だ。
喫茶店を出て直ぐに、おぞましい七色の肉塊を視界に捉えた男の中を、
しばらくそんな思考がループしていた。
我に返り浜辺の方へ向かえば、肉塊はさらに大きく見える。
それをなるべく視界に入れないようにしつつ、歳若い医療従事者の姿を見つけると、]
フラン嬢ちゃんは無事か………っておらんな。
いったいどうなっとる、
[そして、ふいに視界に入れてしまったがためか、傍らの青年に言われたがためか。
男は気付いた。
おぞましい七色の肉塊が夏の青に向けて掲げている少女が“誰”なのか]
あそこに――、……
[説明できるだけの言葉はなかった。
それがなくとも充分に理解できる状況でもあった。]
何なんですか、あれ……
どうやって……どうやればフランを……
[端末を先程見たが、心拍数が弱まっていた。
今はどうなっているのか見たくもない。
少女を助けるための手段が見当たらない。
人など通りすがる様子はなかった。]
擬人 リュミエールは、浜辺の少女 フラン を投票先に選びました。
[毒素を孕む虹の霧を纏わせ、集積体は海原を往く。
射ち込まれた幾つもの黒洞爆弾は、泡を消失させ、或いは光を吸い込んだようだ。内側に潜り込んだ爆弾は、膨大なエネルギーを泡(あぶく)で包み込まれて吸収、或いは物理的に素通りしてしまったように消えてしまう。]
[狙い撃つための重火器がない。
手を取るための梯子もない。
対策を講じるための知識もない。
ならば、医療者の自分に、
常に後手に回る自分にできることはないのではないか。
投じるための石を拾おうにも、足元は砂でざらついていた。
ただそれだけだった。]
[否。
動きはあった。
まるで分裂するかのように、球体の外回りが隔たり、空間より消失してしまったのだ。攻撃が効いたようにも思えるが、リュミエールの解析結果には、高エネルギー反応の値は上昇していると出るだろう。]
[集積体が、リュミエールが現界させたハニカム構造の黒い物質によって覆われれば、そのままで陸地へ向けて浮遊し続ける。虹の霧は、次第に拡散して行った。]
[あれが何なのか。その答えは持っていないけれど]
…………とりあえず、あの生物に一撃食らわせる。
[開け放した鞄から、布でぐるぐる巻きにされた得物を引き抜きながら、
あっさりと男は告げた。
得物を拘束するベルトのひとつをぱちん、と外す。
その動きに呼応するように他のベルトが片端から、
―――ぱちん ぱちん ぱちん ばちん ぱちん
と小気味良い音を立てて外れていく。
そうして姿を現したのは、ショットガンを拡大したような形状の銃器だった。
銃口の両脇に大きいサイズの折り畳みナイフのようなものがふたつ、
刃をこちらに向けてベルトで止められている以外は至ってシンプルな]
[青い青い夏の空。
とてもとても近くて。
引き剥がそうとしていた力が抜けてくたりとなると、熱の中に融けてしまいそうな気がした。
思考はぐるぐる円を描くようにまわる]
ぁ……。
[せめて、目だけでも開いていようと]
いや、触手を狙った方が効率ええか?
何にせよ問題は、誰が嬢ちゃんを受け取るか………そんなとこか。
こういう時向こうと話が通じるか、
空を自由に飛べればええんやけど………っと。
[得物を肉塊の方に向け、叫ぶ]
フラン嬢ちゃんを離せー! 離して帰れ! どっかに帰れ!
/*
ちなみにこのナイフ、やろうと思えば飛ばせます
名前は………あるんかいな
とりあえず便宜的に偽メーカー名で呼んでるけど
[少女の抵抗等無に等しかった。何本もの触手が少女の身体に絡み付くと、易々と触手の包帯で七色のミイラと化した少女を持ち上 げる。
数十本にも及ぶ触手によって空中につり上げられる少女。
夏の蒼い空へ、まるで集積体へと捧げるように高々と。
当然少女はもがき苦しんだが、抵抗を試みて暴れる体を押さえつけるように、何十本もの触手が少女の身体にみつき、少女の身体をキツく縛り上げた。
少女の喉から漏れる悲鳴はか細い。異様な七色の光を放つ肉塊によって、少女の命の灯火が消えかかろうとしている。]
[そうだった。
叫ぶという最も原始的な手段を放棄していた。]
フラン!
こっちです! ……答えて下さい!
[もう意識がなくなっているのではないか、
そう思いながらも声を上げた。]
投票を委任します。
浜辺の少女 フランは、湧き立つ混沌の球体 に投票を委任しました。
[空が眩しくて、得体の知れない七色の生物が光を反射して、
どうなっているのかが見えない。
声が届いているのかも怪しかった。]
――端末、まだ大丈夫でしょうか。
[マイクから音を拾う。ボリュームを最大に。
あちらから音を拾う。どうか微かにでも。]
フラン! 飛び降りて下さい!
医療電子技術士 フラットは、浜辺の少女 フラン を投票先に選びました。
[浜辺に駆けつけた2人には目もくれない。
男が化け物に向かって叫ぶ。肉塊は話しが通じる様な相手には見えないだろう。
たが不思議な事に男の叫び声に始動する様にうごめいた。
けれど、ただの偶然のように見えただろう。肉塊は少女を離そうとはしないし、肉塊のその動きはおぞましいだけだった。]
受け止めるにも、コートは置いてきて……!
そんなこと構ってられるか!
早く! 撃って下さい!
[なにがあってもフランが落ちてきたら受け止めよう、
そう思って落下場所を推測した。
銃撃の音が聞こえる前に、走り出す。]
[虹色の悪夢にはじまって、虹色の熱に終わるのだろうか、とぼんやり思った。
霞む視界には、青ばかりが映って。
時折ちらつく七色のそれを、無意識に拒んだ]
――。
[かすかに聞こえる声。
そうだ、呼んでしまった。巻き込んでしまったら、どうしよう……。
じわり零れた涙は、大切なもののために流したものとは違って、冷たく思われた。
ただただ、なにもかもが熱くて]
[ぐったりした身体から、せめて最後の力を振り絞る。
七色の海に惹かれるのはやめて、大切なもののために生きたいと思ったから。
――たとえ、どんなに無力でも。心に宿した青を想って]
ごめんなさい……。
[フラットやトレイスへ。
兄へ。
守りたかった大切なものたちへ。
手を伸ばすには、何もかも遅かったんだと、逃げ続けた日々を今さらに悔やんだ]
[言ってることは子供の喧嘩レベルであったが、
男の叫びは“どうにかしよう”という意思を取り戻させたようだった。
一方、おぞましい七色の肉塊は、男の言葉に呼応して蠢いたように見えたが、
依然話が通じない状態なのは変わらず。
飛び降りて、という言葉に、傍らの青年と、空に近い場所にいる少女を交互に見て]
よっしゃ、その手が可能なら受け止めに………って、
[待て、という間もなく走り出す青年に、男は微かに溜め息をついた]
案外無茶するんやな………。
[こういう時だというのに常通りの表情で、
常ならぬ得物を常ならぬ生物に向ける]
まあええ。
上手くいったら全額はたいてお祝いもんやな。
[銃撃音が連続する。
触手は狙う必要が無いと判断。接近しつつ頭部になるべく狙いを定めた]
[まるで夢を見ているような心地だった。...の身体はすっかり肉の塊に覆い隠されいる。肉の壁に阻まれ、何も見はしないし、何も聞こえはしない。...は 静かに涙を流していたが、その涙に誰も気付く事は無かった。
「ねえ、神父様」誰かがと呼びかける声がした。その声は昨晩聞いたものと同質のものだった。「淋しいのも痛いのも辛いのも苦しいのも――」
「とてもとても、さみしい」
「自分の命」が一番な人間によって 優しくあらへ 身勝手なの 人 思
爪痕は消えなくても、大事なものが傍にあったこと、今もあることは変わらないって――、
奪われたくない。
木霊する声。]
[走りながら、考える。
淋しそうに、それでも笑う少女のことを。
兄の生存を確かめない、信じている彼女のことを。
医療物資を運んできてくれる小柄な姿を。
――向日葵のような笑顔を。]
[浜辺に銃撃音が連続する。男の銃弾が肉塊に当たるとダメージは受けているようには思わないが、少女を手放した。]
ーーーーー、
ーーーーーーッ!
[肉塊が吠えた。
聞くにも耐えない、おぞましい声が、周りいる人間の耳の鼓膜を突き割くだろう。
しかし不思議にな事に、聞く者によっては、肉塊があげた叫喚は、泣いているようにも聞こえただろう。]
投票を委任します。
医療電子技術士 フラットは、湧き立つ混沌の球体 に投票を委任しました。
[落ちてくる、
のは、一瞬の、こと。]
――、――――!
[なにかを叫んだ気がするが、聞こえない。
なにも聞こえない。]
[近付く影が次第に大きくなり、
質感と重量を伴って身近になり、
手の届く範囲にまで戻ってきたのを――
全身で受け止めた。]
浜辺の少女 フランは、おまかせ に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
湧き立つ混沌の球体は、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
湧き立つ混沌の球体は、廃ビルの住人 トレイス を能力(襲う)の対象に選びました。
医療電子技術士 フラットは、浜辺の少女 フラン を投票先に選びました。
嬢ちゃんっ!
[銃撃を受けて少女を手放す肉塊。
自分に対してでかした、という思いは来なかった。
まだ終わってはいない。
肉塊が吼える。
膝をつきそうになるのを堪え、再度肉塊に照準を向ける]
次はその便利そうな触手吹っ飛ばして、
[かちり。
通常弾が切れた音]
っ!
[次弾装填までのタイムラグを思い、
青年と少女を思い、
吼声に意識を向ければまるで、ないているかのようで]
浜辺の少女 フランは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
医療電子技術士 フラットは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
/*
前参加したRP村はNPC的キャラ吊ったりランダム吊りだったりしたけど、こういう村だとそれぞれで投票するものなのかな?
/*
・戦闘組が落ちる場合:コートを取りに行くのだろうか。店主への報告をどうしよう。店は巻き添えになっていないだろうか。
・診療所の個室に私物が残っていないだろうか。
・煙草のフラグは回収できず。珈琲はトレイスさんがひとりで飲んでしまっていました。
・新たなフラグが立ちそう。
う――
脈、よし。呼吸……よし。意識、なし。
あはは……は。
[少女を抱えたまま、安心のあまり。
いくらか、気を失っていた。]
擬人 リュミエールは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
/*
・気絶は数秒でも、数十秒でも。
・墓下でのやりとりを包めると良いなあと。
・ジムゾンさんのフラグをなにか拾えないだろうか。
………………逃げろっ!
[それは誰に向けた言葉か。
がしゃん、と音を立てて銃底がスライドした。
だが、弾が収めてある手提げ鞄までの距離は僅かに遠い。
その距離を一刻も早く縮めようと全力で背後に跳んだ]
医療電子技術士 フラットは、浜辺の少女 フラン を投票先に選びました。
医療電子技術士 フラットは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
浜辺の少女 フランは、医療電子技術士 フラット に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
廃ビルの住人 トレイスは、神父 ジムゾン を能力(占う)の対象に選びました。
[「とてもとても、さみしい」と言った彼女を救いたいと一度思った。しかし所詮それは自己愛に過ぎなかった。奪われたくないと言える事が羨ましかった。何も持たない…には言う事は出来なかったから。]
ーーーーー、
ーーーーーー!
ーーーーーッ!
[肉塊は吠える。
断絶魔のような叫びをあげ続け、触手を伸ばし、触手の矛先は――。]
擬人 リュミエールは、廃ビルの住人 トレイス を能力(守る)の対象に選びました。
擬人 リュミエールは、湧き立つ混沌の球体 を能力(守る)の対象に選びました。
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