情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
浜辺の少女 フランは、神父 ジムゾン に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
宇宙の涯から涯を旅しても。
[一時、数パーセク先の宇宙へ思考を向けた。
異種知性体ののりものである多胞体の一部が、出発の為に系質を変える。]
[硝子のような煌めく光景は一瞬だった。
灰色の空から光が差し――
消えた擬人の代わりに、明るく照らし始めた。]
行って……しまいましたね。
本当に、
[あの元へ? そう思ったが、すぐに
自分の台詞が擬人の出発を惜しむように聞こえないかと
反省の色を見せた。]
―公園―
[遊ぶ者もいない公園に到着する。
カードの裏には、一言『波乗り』]
お兄ちゃんが、落っこちて鼻血出してたシーソー、かな。
[喪失の痛みに心臓がバクバクと鳴り始めるのがいやで、ぼやけた思考のまま、指示された場所へ、なにがしかの救いを求めて歩く]
……。
なに。なんなの。何やってるの。
[改造されたシーソーには、おかしな位置に差し込み口がある。
ほとんど反射でカードを押し込むと、べーっと違うカードが吐き出された]
……みんなで星を見た、丘。
[『三つ星を探せ』]
[カードの裏を見つめながら、ふわふわ頼りなく歩く。
そうかもしれない、と思ってはいても、100%でない限りは甘い夢を見ていられたのだと思う]
『母さんの分の星は頼んだ』……。
ねえ、お兄ちゃん。
今は、季節も時間も全然違うんだよ。
[くるりと、人差し指で円を描く。
たとえ今が冬の夜でも、一人で星を探せそうな気がしなかった]
なんだか、すごく遠く感じる……。
[行きます、だなんて、いっそ残酷なまでににっこりと微笑みながら告げられる。
自棄になった者、敵わないと知りながらも何かを為そうとした者とは違う]
天使………御伽噺の天使みたいやな、あんた。
[再び赫い眼と視線を合わせ、口の端を跳ね上げる。
それから首元にふいに手をやって、ドッグタグを握りしめる。
まるで祈りの所作のように]
天使なら、人間らとは違って清くて尊いから、
きっと還ってこれる………なんてな。
―海から少し離れた丘―
[幼い頃、兄と一緒に父を迎えに行き、星を数えて家路を辿りながら母の話を聞いたものだった。
今度はどうすればいいか分からなくて、ふらふら歩くうち、隅っこの妙な出っ張りに躓いて転んだ]
あいたた……。
あっ?
[衝撃で沈んだ出っ張りの代わりに、2つ出っ張りが浮いてくる。
隣のを押し込んだら、全部沈んで最初のだけが出てきた]
……パズル?
[あれこれ試しているうち、汗さえ滲んでくる。マフラーを投げ捨てて試行錯誤し、ようやく4つの石の柱が浮かんで、カチリと音が鳴る]
はぁ、は――。
やっと終わった。
……こんなとこにこんなの作って、誰か転んだらどうするつもりなの。
[その後も何ヵ所か、遊び場や馴染みの場所を回った。少しずつ、足取り確かに歩みが早くなっていく。
ひどく懐かしかった。
『おやつは戸棚』『残念二階だ』『右を見ろ』『バカが見る』――
若干の感傷のあと、イラッとした。それから、じわりと涙が出た。
思い出は確かに胸のうちにある。兄や、かつての風景を失ってさえ]
――青い、カード。
[これで終わりだ、と直感した]
[ふわり、と服の裾をはためかせて、
男は擬人から一歩距離をとった]
我ながら身勝手やな。
こうして………願いを託そうとしとる。
[眼前にいるのは忘れられぬ過去の影ではない。
今とこの先への繋がりを作れる、かもしれない存在だ。
そう思うと気分が楽になって何かを願い求めたくなった。
報いを。平穏を。あるいはやり直しを。
目を閉じる。
開けた時にはもう擬人の姿は見えない、そんな気がした]
[ 祈りの所作のような動きを見ながら。やがて、視線は白衣の男性の双眸と合う。赫眼の中で、何らかの電子的信号かオレンジ色の光が明滅をして。]
僕はリュミエール=フラットライン。
貴方は?
[ 名前を問いかけ、返事が返った後に。]
僕は、アンジュ・ド・ラ・モールとして造られましたが、
今は、人類のアンジュとして、貴方達を守れるように羽搏きたいです。
[ そっと手を差し伸べた。青白い粒子がふわりと舞う。]
/*
トラウマスイッチが入って打ちのめされてでも違うって気付いて、
身勝手に願いを託す
これがにんげんの さが
話変わって今回のキーは「繋がり」だったりする。主に心の
[話しかけられたことに気付き、いくらかの意外性を覚えた。
あまり好意的でない空気も見て取り、
とりあえず答えておこう、そう判断する。]
僕はフラットといいます。
一介の技術士です。
[医療者である、とは言わなかった。
何だか言わなくても良いように感じたのだ。
沈黙が重たく存在した。
居心地の悪さに、より近くにいたトレイスを見る。
茫然とした表情が珍しくて、更に黙り込む。]
[折り畳まれた青いカードを開くと、大量の『た』の字が挟まった文章と、謎の生き物のイラストが目に入った。
――タヌキだった。
突っ込みは、三ヶ所くらい前から既にやめていた]
『まあなんというか、これを読んでる頃には悪かった。って状況になってるだろ。ごめんな。
何をやりたかったんだ、って言われたら、俺が守りたかったものを見せびらかしたかったってだけだ。運動不足解消できたろフラン。やったな痩せるぞ。
俺も親父の仕事手伝ってたし、環境のことは多少は分かってたつもりだ。
あの集積体がワケわからんってことも。
せめて、時間稼ぎがしたかった。大切なもんだけでも残したかった。
やれるだけのもんは準備して行ったが、ちゃんと過ごせてるか?
俺に代わるヒーローかヒロイン期待しながら、よく食ってよく寝ろよ。おやすみ』
リュミエール………フラットライン?
[なんとなく聞き覚えはあった、が埋められた記憶を掘り起こすことはせず、
何故名を聞かれているのか不思議そうな表情をした後、答える]
トレイス・N・エヴァーグリーン………改めて名乗るに長ったらしいだけやな。
あぁ、NはナイジェルのNや。
[瞑目。赫い眼の中をオレンジの光が明滅したのが見えた気がして]
…………そっか。
[頑張れ、なんて月並みな言葉が出かかって止まる。
こうして人に手を差し伸べているのに、翼は折れも弱りもせず羽ばたいていくのだろう。
それが不思議で、そう、ずっと不思議で―――]
そうですか……。
[青年に話しかけてみるが、直ぐに会話が途切れてしまう。重たい沈黙が落ちたのに少しばかり眉を顰める。
トレイスの方を横目で窺うが、直ぐに視線を逸らし上空へと。いつの間にか雪が止んでいる事に気が付く。]
雪……、止んでしまいましたか。
[初めて見る雪に感動していたのはつい先程の事。それがつかの間 であった事が残念で、つい思った事をそのまま漏らしてしまう。その声は小さく、惜しむような。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新