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[ 男性を抱きかかえ、叫ぶ。]
ターン・オーバー!
[ 男性を守るように、僕の体全てが変化します。男性を中心に、汚染された海を隔てる丸い球体の壁を作り、海に落ちて。]
[ やがて、丸い球体と両側に翼を備えた姿が、海面に浮かび上がりました。翼だけを海面上にあげて、噴射を行います。
成人男性一人を内側に抱え、灼き爛れた触手が漂う海を後に、一度陸地を目指しました。]
[ 彼を、助ける為に。]
[不必要な念を削ぎ落すとは、それは思索を深め、様々な局面から物事へ取り組むということにより、篩にかけられ一種の哲学とも言える思考の収斂を見せること。
それが、厳粛な静謐さを兼ね備えた論理的思考を持つ事にも繋がろう。]
"力"それのみでは何事も解決はしません。
[タマールの力は、ハーディの呼びかけがあってこそ「永逝の条理」に伝わるものだった。その意味を、タマールはハーディ以上に理解していた。]
わたし達は知性ある生命体、その知性を何事に使うか、この宇宙にわたし達だけが生きる理由がある筈です。
[エネルギー知性体の行う窘めは、「永逝の条理」を別の局面へ向けさせた。「永逝の条理」達は、この後、人類の時間で言えば数千世紀の間、新たな思考野を開拓し宇宙に在り続けるだろう。それを、ハーディならば何と言うだろうか。]
………………あーあ、
[厄日だ。やっぱり厄日だ。
喫茶店を出て直ぐに、おぞましい七色の肉塊を視界に捉えた男の中を、
しばらくそんな思考がループしていた。
我に返り浜辺の方へ向かえば、肉塊はさらに大きく見える。
それをなるべく視界に入れないようにしつつ、歳若い医療従事者の姿を見つけると、]
フラン嬢ちゃんは無事か………っておらんな。
いったいどうなっとる、
[そして、ふいに視界に入れてしまったがためか、傍らの青年に言われたがためか。
男は気付いた。
おぞましい七色の肉塊が夏の青に向けて掲げている少女が“誰”なのか]
あそこに――、……
[説明できるだけの言葉はなかった。
それがなくとも充分に理解できる状況でもあった。]
何なんですか、あれ……
どうやって……どうやればフランを……
[端末を先程見たが、心拍数が弱まっていた。
今はどうなっているのか見たくもない。
少女を助けるための手段が見当たらない。
人など通りすがる様子はなかった。]
擬人 リュミエールは、浜辺の少女 フラン を投票先に選びました。
[毒素を孕む虹の霧を纏わせ、集積体は海原を往く。
射ち込まれた幾つもの黒洞爆弾は、泡を消失させ、或いは光を吸い込んだようだ。内側に潜り込んだ爆弾は、膨大なエネルギーを泡(あぶく)で包み込まれて吸収、或いは物理的に素通りしてしまったように消えてしまう。]
[狙い撃つための重火器がない。
手を取るための梯子もない。
対策を講じるための知識もない。
ならば、医療者の自分に、
常に後手に回る自分にできることはないのではないか。
投じるための石を拾おうにも、足元は砂でざらついていた。
ただそれだけだった。]
[否。
動きはあった。
まるで分裂するかのように、球体の外回りが隔たり、空間より消失してしまったのだ。攻撃が効いたようにも思えるが、リュミエールの解析結果には、高エネルギー反応の値は上昇していると出るだろう。]
[集積体が、リュミエールが現界させたハニカム構造の黒い物質によって覆われれば、そのままで陸地へ向けて浮遊し続ける。虹の霧は、次第に拡散して行った。]
[あれが何なのか。その答えは持っていないけれど]
…………とりあえず、あの生物に一撃食らわせる。
[開け放した鞄から、布でぐるぐる巻きにされた得物を引き抜きながら、
あっさりと男は告げた。
得物を拘束するベルトのひとつをぱちん、と外す。
その動きに呼応するように他のベルトが片端から、
―――ぱちん ぱちん ぱちん ばちん ぱちん
と小気味良い音を立てて外れていく。
そうして姿を現したのは、ショットガンを拡大したような形状の銃器だった。
銃口の両脇に大きいサイズの折り畳みナイフのようなものがふたつ、
刃をこちらに向けてベルトで止められている以外は至ってシンプルな]
[青い青い夏の空。
とてもとても近くて。
引き剥がそうとしていた力が抜けてくたりとなると、熱の中に融けてしまいそうな気がした。
思考はぐるぐる円を描くようにまわる]
ぁ……。
[せめて、目だけでも開いていようと]
いや、触手を狙った方が効率ええか?
何にせよ問題は、誰が嬢ちゃんを受け取るか………そんなとこか。
こういう時向こうと話が通じるか、
空を自由に飛べればええんやけど………っと。
[得物を肉塊の方に向け、叫ぶ]
フラン嬢ちゃんを離せー! 離して帰れ! どっかに帰れ!
/*
ちなみにこのナイフ、やろうと思えば飛ばせます
名前は………あるんかいな
とりあえず便宜的に偽メーカー名で呼んでるけど
[少女の抵抗等無に等しかった。何本もの触手が少女の身体に絡み付くと、易々と触手の包帯で七色のミイラと化した少女を持ち上 げる。
数十本にも及ぶ触手によって空中につり上げられる少女。
夏の蒼い空へ、まるで集積体へと捧げるように高々と。
当然少女はもがき苦しんだが、抵抗を試みて暴れる体を押さえつけるように、何十本もの触手が少女の身体にみつき、少女の身体をキツく縛り上げた。
少女の喉から漏れる悲鳴はか細い。異様な七色の光を放つ肉塊によって、少女の命の灯火が消えかかろうとしている。]
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