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医療電子技術士 フラット は蝶の刺青の聖痕者に決定されました。
今日もまた変わらぬ日。
どうやらこの中には、村人が1人、守護者が1人、聖痕者が1人、狂信者が1人、呪狼が2人、照坊主が1人、辻占狂人が1人含まれているようだ。
負傷兵 スヴェンが「時間を進める」を選択しました
あなたは、【辻占狂人】です。
あなたは人間ですが、人狼の仲間です。
人狼側の勝利のため狡猾に行動しましょう。
人狼はあなたの正体を知りません。
あなたは一日に一度、選んだ相手が人間か人狼かを知る事ができます。
ただし、呪殺・逆呪殺・血人の吸血鬼化などは起こりません。
/*
ばーん
そしてデフォがジムゾンや……うまうま(初回狼占いはあんまし考えてない
[此処では、人類に理解の出来得る言葉で物語を綴ろう。
人類が遭遇した出来事を解き明かすには、膨大な時の流れが必要となろう。星すら色褪せ、旧き星より新たなる星が産まれる程の時の流れが。]
[おぞましい海のうちに沈みゆく太陽を想った。
深い深い水の底だけは、せめて青い世界なんだろうか。
太陽は、一日一日、死んでは生まれてくる。
青い星の片隅で生きる、ちっぽけな自分なんて気にも止めずに]
――夕焼けを眺めるうち、ふと、どこかで不可思議な虹の煌めきを放ち続けているだろう、おぞましい存在が脳裏に浮かんだ。
浜辺の少女 フランは、永の眠りを呼ぶ球体 に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
[人類と遭遇した「それ」は、人類とは異なる知性体。
(此処では、異種知性体と名付けよう。)
人類が駆る機体と同様の存在が、人類が「集積体」と呼ぶものである。異種知性体の機体は高次元に存在し、その三次元投影たる多胞存在が、人類が見ている「集積体」である。]
[ 悪い知らせだった。勿論、集積体が別の進路をとる事も考えられたが、それでも。
フランはどのような表情を浮かべただろう。]
ごめんなさい、急に。
[ 言い訳せずに、微笑を浮かべた。フランに避難を促したか、それともフランの決意を聞いて頷いたかは、夜の帳が落ちる中に隠される。*]
[男と話しをしている間にも陽は刻々と傾いてゆく。七色に輝く海に陽が沈み、街は夜を迎える。
夜になって移動が無理となれば仕方ないと諦め、早々に宿を探そとする。何時もの様に住居人が消えてしまった空き部屋を承諾もなく借りて一晩を過ごす事になるだろう。
もしその時男から申し出を受ければ、男の住む事務所へと付いていく。そうでなければ、廃ビルの方へと静かに消えていくだろう**]
何でもない………気にすんな。
[当面の課題は両者の間に流れる居心地の悪さの緩和である。
そう思った男は、いつもの癖でポケットに手を突っ込みお菓子を取り出そうとした――が、こちらも空振り。
甘いものなどとっくに切れていたことを思い出して、苦笑が零れた。
そのことで怪訝な表情などをされれば再度「気にすんな」と答える。
表情は先程よりも穏やかだった]
神父、なぁ。
今さら祈る神もおらへんと思っとったが………。
[身分を告げる言葉に答え、男は左のポケットから携帯端末を呼び出して操作した。
自身の名前と所属が書かれた名刺のような画面を呼び出し、相手に見せる]
………エヴァーグリーン斡旋所所長、
トレイス………まあフルネームはええわ面倒やし。
ここで会ったんも何かの縁っつーことで、
泊まる場所くらいなら斡旋したるけど、どーする?
[端末を白衣のポケットにしまって、神父の反応を見る。
好意的なものならば前方に歩を進めつつ着いてくるよう促し、
好意的に見えなければ引っ張ってでも連れて行こうとする。
そんな風にして事務所に戻ってきた時には、陽はとっぷりと暮れていた**]
/*
わーい斡旋って言葉が出てきたー
それより聞いてくださいよ奥さん
NはナイジェルのNなんですよ!
(何かに気付いたらしい)
[少しだけ目を閉じて呼吸を整えたのち、ぎこちなく微笑みを返す]
いえ……。
なんにしても、私は、ここにいなくちゃ。
もしかしたら、悪い夢やドッキリだった時のために。
[呟きは、半ば独り言のように。
一度気を取り直せば、近頃慣れたように、自分を誤魔化すのは簡単だった]
あの集積体、訳がわからないし。
今度だって何事もなく済むかもしれませんもんね。
[肝心な部分に焦点を合わせないように、でも目を反らしすぎないように。
水中をたゆたうようにしていれば、先細りした未来を怖いと思う気持ちが和らぐ。たとえ、根本的には何の解決にもならないと、とっくに分かっていたとしても。
リュミエールとフラットの言葉を聞きながら、ここを離れまいと決めたことを、改めて思う。
半ば諦めている自分からさえ目を反らし、少しでも元のようであり続けたいと、祈る*]
[「気にするな」と男が言うとそれ以上は何も追及しなかった。
男がポケットを漁り何やら取り出そうとして、何か思い出しように突然笑い出す。いきなりの事に眉間に皺を寄せると再度「気にするな」と言われてしまった。
何故だか穏やかな表情を浮かべる相手にそわそわと落ち着かず、ふいと他所を向く。皹の割れたコンクリートを見つめながら話しを続ける]
……神様は居ますよ。
[相手にとってはたわいもない話しのつもりだったのだろうが、神を否定する言葉につい反発してしまう。とは言えその声は小さなもので、相手が聞き取れたかどうかは分からない。]
[薄闇の中家路を辿る。予感があった。
きっと、あの時の夢を見るだろう。
今日の出会いや集積体の接近に揺さぶられて、穏やかな日常の夢にくるまれることは叶いそうになかった。
空に星を探そうかと思い立ち、隣に懐かしい影を探しかけて俯く。
家族も友もそばにはいない。もしかしたら、遠くにも?
炭酸水のように沸き上がる恐れ。いつまでも目を反らすことは出来ないとは、気付きつつある。
けれど、もう少し。もう少しだけと逃げる自分が情けなくもあって]
……。
[立ち向かうことは、自分には出来ない。
ただ、変わり果てた海に僅かばかりの青を求めるような、気休めの足掻きをするばかり。
……使いすぎた薬が効かなくなっていくように、限界が近いかもしれない。
背筋がぞっとするのを振り払いたくて、ほとんど走るように空っぽの家に急いだ**]
―とある夜の思い出―
「今日はやけに空が澄んでるな。星が綺麗だ」
「なぁフラン、前に教えてやったの、覚えてるか?」
父の迎えに行った帰り道、兄に問われて、自信満々に空の一点を指す。
「おりおん座!」
途方もない星空の中でも、それを見つけ出すのは容易だった。
目立って輝く3つの星。
お母さんのぶん、といって隣に書き込むように指で円を描くと、父は切なげに、いとおしげに頭を撫でてくれる。
兄は年の離れた私を鬱陶しがりながらもよく面倒を見てくれて、いろいろ教えてくれるのだった。
[>>7相手が何か寄越して来たのを察すれば、ソチラの方へ視線を巡らせる。携帯端末の画面に目を凝らした。知らない単語を目にして、思わずその単語を漏らす。]
……エヴァーグリーン?
トレイス……ですか。私は、ジムゾンと申します。
……。……宜しいのですか?
[知り合ったばかりにも関わらず親切にしてくれるトレイスに懸念を抱く。
>>8相手の申し出を断るべきか否か悩んでいたが、多少強引に事務所へと案内される。事務所に着いた頃には陽はとうに沈んでいた。
閉じられたカーテンをそっと引いて窓から外を眺める。故郷の街と違い外は静かだった。今頃集積体は何処に居るのだろう……。夜空を見て思いを馳せた**]
オリオン座を3つの星部分のことだと思い込んでたのを友達に指摘されて、ちょっと恥ずかしかったことが懐かしい。
……思い出は柔らかくて優しいのに、何度も繰り返し触れていると手がズタズタになりそうな気がしてくる。
[見知らぬ客人にちらつく違和感は、まだ形とはならない。
しかしその目が。意志を宿しているかのように、
それでいてどこを貫くか分からぬままに。
フランと行動をともにしているのは、どうして。]
……どうも、初めまして。
この診療所で医者の真似事をしています。
電子的な技術の方も、いくらかは。
[ちらり、リュミエールを窺い見た。]
[右腕を押さえかけたフランを、気遣わしげに見やる。
無表情が役立って、彼女には気付かれまい。]
……あ、ええ。
診療所ですから、小さい部屋ならいくつかありますよ。
今のところ、すべて空いています。
しばらくの間こちらに滞在するのでしたら、
宿を見付けるまで、部屋を使って頂いて構いません。
[部屋を使う、入院するほどに長くもった人間がいないのだ。
手当が必要なものはそれだけでここを去り、
最早手遅れなものは死を待つばかりであった。]
[別に、親切心で言ったわけではない。
この客人はどうも、生きている香りがしない。
それを怪しんだためだ。
襲いかかられたとしても電気メスと医療機器があれば、
もしものときにも抵抗くらいはできるだろう。
自分には人を助けも死なせもする技術がある。
それに、誰も自分が死んでも困らない。
と、このように自らが怪しいと下した相手を
一般の家庭や宿にいきなり放り込むのもはばかられた。
もし素振りにおかしいところがなければ、
少しなら警戒を解いても良かろう、と考えて。
いつもの、にこりともしない無愛想な顔をふたりに向けた。]
集積体――集積体、か。
[ぽつり。
半ばどうでもよさそうに、言葉の意味を思い出すように。
]
あれって、何なんでしょうね。
目的も、正体も、不明のまま。
人の理解を超えたものが、ああやってのさばっている。
[ひと、という部分をいくらか強めて言った。]
僕も仕事に困ります。
医療でも、デジタルでも、解決しないことばかりで。
[集積体に知能があるなら、診療所や教会は
真っ先に狙われることだろう。
信仰も、助かるかもしれない希望も、
根こそぎ倒してしまうのが目的なら。
見えぬ神が信じられないならば、
見えるものを崇拝すれば良い。
集積体信仰の宗教だってどこかにはあるだろう。
信仰など失われたら立ち上がれないのに、
などと皮肉を考える。]
[出て行くフランに挨拶をした。
心配、している。
だが、掛ける言葉が見当たらない。
自分に失望しかかるも、やれることを探した。]
……さて、リュミエールさん。
貴方は食事、必要な方ですか?
[機械人形のランクでいうなら、
リュミエールは割と優秀な方なのだろう。
オイルと命令を与えておけば良いものとは違う。
赤い目は、挑むように輝いたかと思われた。**]
[ それから、少しうーんと悩むような素振りを見せて。]
ドクトール・フラット。
ご迷惑でなければ、少しだけ食事をお願いします。
[にっこり]
[ 赫眼が、もし挑むように輝いたように見えたとすれば、それは医療所の光の加減による偶然だっただろう。もし、フラットがきつい視線を向けていたとしても、飄々と微笑んでいただけで。**]
……珍しい、ですね。
こんな街に、こんな時に。
それも、集積体が現れるというのに。
[皮肉と、疑いから度を越したような詮索。
答えが返る前に、食事を作りに踵を返す。]
あと、僕はドクターじゃありません。
ただの医学生です。
[この擬人と食事するのか、と思うと少し憂鬱になった。]
それと……。
フランを、あまり刺激しないで下さい。
[医療従事者として出過ぎた台詞かもしれない。
だが、釘を刺すくらいはいいだろう。]
…………どうぞ。
簡素な食事ですが、一通りの栄養は摂れます。
[飾り気のない金属のテーブルに、
二人分の食事を置いた。
席に着くと、思い出したというように
リュミエールにも着席を勧めた。*]
◯月×日
お父さんが帰ってこない。おかしな物が飛来してきたってニュースを聞いて、海を見に行ったまま。
お兄ちゃんは、巡回船には帰還プログラムが積んであるから何かあっても帰ってこられるというけど、それにしたって心配になるのは仕方ないと思う。
お兄ちゃんだって平気な顔装ってはいるけど、いつもは甘い卵焼きが塩辛くなってる。
明日は私が当番だから、お父さんの好きな物を作ろうと思う。
(以下、数日分の空白)
.
.
.
―自宅・夜―
[元の通りに整えたのは、自分の部屋と台所など、生活に必要な場所だけ。
他の場所は、嵐が過ぎ去ったあとのように乱れている。ガラスが割れた跡は、板が斜めに打ち付けて無理やりふさいである。
このとおり世話が回りきっていないし、街の中心においでと言ってくれる人もいるけれど、帰る場所・留まるべき場所はここだけだ]
ちょっと、しょっぱすぎたかも……。
[軽く夕食を済ませて、家事をやりおえてしまえば、あとに残るのは魂が抜けたような家と、自分だけ]
一人分も二人分も、たいして違わないと思ってたけど、全然だなぁ……。
―夢と現の狭間―
狂った瞳が、一瞬だけ私を射抜いた。
そのまま駆けていく父にハッと気付き、凍った体を動かしてあとを追う。
海と。
確かに、海と言った。
思った通り、半ば本能のように巡回船を操る父の姿が海上に見えた。
予備の船をおろおろ起動させて追いはじめた時、小さな人影が大きく手を掲げ、ふっと消えた。
今度は、船さえ帰ってこなかった。
今でも、夢か何かではないかと考えてしまうほどの、呆気ない喪失。
船があったはずの場所まで行って、変わり果てた海の中へ、呆然と手を伸ばす。
[ぱっと飛び起きる。右腕がザワザワと騒ぐ。
涙が出たりはしない。未だに、本当に起きたことなのか実感がないから。
ただ、心臓だけがばくばくと脈打ち、冷や汗を滲ませる。
奇妙な集積体の来訪を聞き、巡回を強化した父がしばらく帰ってこなかったことがあった。巡回船が燃料切れ寸前に帰還プログラムによって戻ってきた時、父の心は壊れていた。
ルートを辿るに、どこかで集積体にゆきあったのではないかと兄は言う。
狂った瞳はなにものも映さない。
泡を吹きながらガクガク動く口からは、意味ある言葉は生まれない。
父は、老人のようにベッドに横たわり続けたかと思えば、信じられない力で暴れだし、家を荒らした。
……一つ一つ、日常が壊されていく発端だった**]
◯月△日
お父さんが、ようやくご飯を食べてくれた。
あちこちかきむしった跡が痛々しくて見ていられない。
時々部屋を荒らす以外は、ベッドでぼんやり宙を見据えて言葉になってない声を漏らし続けている。
どうしてこんな。
訳のわからないアレは、あちこちに被害をもたらしているらしいと、エリィに聞いた。
早く、なんとかしてほしい。どうか、元通りに。
――廃ビル3F『エヴァーグリーン斡旋所』――
[懸念を抱かれたところで痛くも痒くもない。斡旋屋なんてやってればよくあることだ。
神父>>13の問いに力強く頷いて、彼を事務所まで連れて行った。
さてそれからどうなったかというと]
4Fの一番奥………そこが空いとる。
[この廃ビルの4F〜5Fは居住区画になっており、
訳ありな者達が息を潜めるようにして過ごしている。
ガラスの既に絶えた窓から外を眺める神父に、
男は定位置たる長ソファーから声をあげる]
斡旋はしたが管理まではしとらん。勝手に入り込んで勝手に寝泊まりすればええ。
まぁ………今日はここの応接室で寝泊まりしてもええで。
ソファーしかあらへんけど。
それでも、この街で医療を行っているのは貴方だけなのでは。
ドクトールと呼ばれるのが嫌なら、ごくシンプルにフラットさんと呼びますね。
[ フラットの背中へにっこりと。フラットから表情は見えなくても声音は分かるだろう。
振り返り様に、不信の目を向けられれば、再びにっこりと笑みを返して。それから、おもむろに言った。]
―医療所―
それでも、この街で医療を行っているのは貴方だけなのでは。
ドクトールと呼ばれるのが嫌なら、ごくシンプルにフラットさんと呼びますね。
[ フラットの背中へにっこりと。フラットから表情は見えなくても声音は分かるだろう。
振り返り様に、不信の目を向けられれば、再びにっこりと笑みを返して。それから、おもむろに言った。]
マドモアゼル・フランにも、知る必要があるでしょう。
集積体の接近を。
[ 着席を勧められると、ありがとうございますと席に着く。
フラットの分よりも少ない食事、それで事足りるのかエネルギー変換効率が良いのか。フラットが食べ始めれば、同じく食事を始める。
食事の間、特に会話らしい会話もなく、食器とカトラリーが当たる小さな音だけがする。]
特に、気にすることはありません。
……ああ、食器はそこでいいです。
見ず知らずの擬人が、担当の患者と接触していれば
誰だって気になるんじゃないんでしょうか。
[わざと、突き放して答えた。
素性が知れない擬人だ。]
[ それから、思い浮かんだように言葉を続けた。]
フラットさんは、擬人が苦手ですか?
集積体が訪れる前、都市部でよく使役されていた筈なのですが、都市でも辺境地でも稼働中の擬人は少なくなっているようですね。
マドモアゼル・フランも、あまり慣れていた様子はなかったし、僕自身も、道中擬人にはあまり遭いませんでした。
[身体の向きをこちらに変えたのを見て、
素早く後ずさった。恐怖ではなく嫌悪が滲む。]
やめてください。
……ああ、近付かれたくないだけです。
擬人には、慣れていますよ。
実習でよく診ましたから。
でも、僕は擬人が嫌いです。
それが僕の、人間の患者と接しているなんて、
[言い過ぎたのを自覚して、黙り込んだ。]
マドモアゼルが好きですか?
[ 単刀直入に問いかける。フラットが顔をあげれば、もう一度大きくにっこりと。]
僕は、明日発ちます。
だから、大丈夫ですよ。
マドモアゼルを大事にして下さい。
……どこに行こうっていうんですか。
それに。
僕は等しく、患者を思いやっています。
[見え見えの嘘をついた。]
問題を起こさないのなら、
どうせです、部屋くらい使って下さい。
他に使う人もいないんじゃ有用に活用できもしない。
…………失礼します。
[答えを聞きたくないのだろう、
言い切るだけ言い切り、小さな自室へ早足で向かった。]
――廃ビル3F『エヴァーグリーン斡旋所』――
[>>29事務所に案内されると興味深そうに部屋の中を見渡した。
トレイスが廃ビルに説明している傍ら窓辺へと近づいて、断りもなく閉じていたカーテンを引いて外を眺める。故郷の街と違い外はとても静かだった。]
4階の一番奥の部屋ですか……。有り難う御座います。
[相手の説明が終えるとカーテンの裾から手を離す。振り返って長ソファーに座る相手に少しだけ笑って礼を言った。
今夜はこの部屋を使っても良いと言うが、どうしたものか。その申し出には答えようとはせず、事務所に来た時に感じた疑問を口にする。]
此処は事務所の様ですが……、貴方以外に人は居ないのですか?
[誰か居そうなものなのだが今は外に出て行ってしまっているのか。さして興味がある訳ではないけれど、ふと気になったから口にした。]
[扉を閉める。
あの中性的な擬人が悪意を持っていないことは
大体の様子で理解できた。
でも。]
…………メンテ、しないと。
[枕元のテーブルから機器を取り出す。
ベッドに腰掛けてスラックスの左をまくり上げた。
人間の肌とは違う感触に、やはり苛立ちを覚える。
完璧な人間以外を擬人と呼ぶなら、自分だってそうだった。*]
………。
「集積体」の元へ。
[ 去る背中へ、呟きは聞こえたかどうか。
足音が遠ざかり、扉が閉まる音がしてから、もう一つ呟きが零れる。]
貴方にも幸多からんことを。
―海上・明け方―
[あまり眠れなかったから、いつもより早い時間帯に海へ出た。
ひとときの青い軌跡を眺めながら、今日の予定を考える。
とはいっても、どうしてもやらなければならない事があるわけではないのだけれど]
とにかく。何か、しよう。
……何を?
[目蓋をこする。
きっと、今は眠いから思い付かないだけ。
海の色のように爛れた右腕が、惹かれるように疼く]
わ、っとと……。
不安定だなぁ。
[ガクン、と船体が揺れる。
少しだけ目が覚めたような気分で、白み始めた空の下を進む**]
…………ふぅ。
[すっかりくつろいでいる体勢の男、
神父が振り返った時には、右手に持ったコップを口元に運んでいた。
中身は透明な液体、と氷。
応接机上に置かれたビンのラベルを視認するまでもなく、
酒と予想をつけることはできそうなものだが、さて]
おらんで、だーれも。
みんなこの街から出て行くか………死にに行きおった。
[問いに、表情を崩さずに答える]
もともと7人でやってたんがあっという間にひとりや。
………それでも、戻ってくる可能性が僅かでもある以上は、
ここを離れられなくてな。
[そう、男は、待つためにここに残っている]
[ 尾を喰む蛇、ウロボロスの飾り。製作者フラットラインの創作物の証。]
おやすみなさい。
[ そして、夜は更けてゆく。*]
/*
Q.おい神父は苦手やどこいった
A.ボツ界です
フラットに対してはどうなのかなぁ だったら自分往診来いや程度の軽口は叩ける?
とりあえずジムゾンの話して人間分析はしたいれすが
おそまきーながらー >>11をひろうのさー
/*
あ、>>11前半のト書き部分ね
この動作を見てこいつがジムゾンのことをどう思ったか拾って示す
ト書きで示すより台詞で示したいが本人には言えない
[眩しい。耳が痛い。息苦しい。
夢の中は苦痛にまみれ、
目にしたはずのものが一様に白く染まっている。
自分の赤はどこに。
声。笑い声。叫び。――悲鳴?
誰の。自分の?]
[チューニングを欠かした、
または狂ってしまった擬人達。
彼らを診察し、世話する実習。
最後のひとつの授業だったはずのそれ。
擬人でも「精神科」と称する、その病棟で――]
ぁ…………ああ。
[――僕は何度も夢に見る。]
[振り返ると男は片手に持ったカップを口元に運んでいた。傾けられたカップの中身は酒だという事は察しがついた。自分自身は飲酒を好まない質な為つい咎める様な顔をしてしまうが、それも一瞬の事だった。]
……そうですか。
……お一人で待つのは辛いでしょう。
[相手の話しに相槌を打った。てっきりトレイス以外にも誰か人が居るものだと思っていたのだが、居ないらしい。以前は他にも人が居たが今は……。
話しを聞く分には辛い思いをした様だが、トレイスは表情を崩さないので、心中を察する事は出来ず、頷く事しか出来なかった。
少し間を置いた後に同情めいたことを言おうとして、失敗する。上手い言葉が見つからず直ぐに口を閉ざしてしまう。]
[…は、同情めいたことを言おうとして、一言声を掛けたところで直ぐに口を閉ざす。その時の…の表情は変わらず感情に乏しく冷めていた。]
[垣間見えた、咎めるような表情を見る限り、
一緒に飲む気は神父には無いようだ。
しばし無言で、液体をちまちまと喉の奥に流し込んだ後、かたんと音を立ててコップを応接机に置く]
同情は………要らんわ。
ましてやそんな顔で。
[神父の顔をびしっ、と指差した。
どこか冷めた表情を見て、これはこいつに対する評を改めなければならないか、と男はふと思う。
路上で会話を繰り広げている時には確かに見ることのできた“人間らしい”面が、
今の神父には欠けている、そんな直感]
…………なぁ、あんた、さっき言っとったな。
神様はおる、って。
[指を差したまま、静かな声をあげる]
あんたの言う神様は今何処におるんや?
[もしも近くにいるのならば、
やり場の無い思いをそいつにぶつけてやりたい。
そんな思いが唐突に腹の底から湧き上がって来た]
まぁ、もし分からん言うならそれもそれで。
………頑張って探すんも悪くないしな。明日から。
さーて今日はこれで終いや。
[薄く笑って、神父の答えを待つ間に、
きちっと蓋を閉めた酒のビンを冷蔵庫に戻した。
それから、無造作にソファーに寝転んで、
眠気が訪れるのを待ち続けた。
時折ライターの蓋を開け閉めする音をさせながら**]
[ふたりの間に沈黙が落ちる。酒を煽る相手の喉が動くのを静かに見つめていた。
コップが机を叩く音に微かに肩を震わせた。「同情は要らない」と予想外の返事に瞬きをひとつする。そんなつもりは無かったと言おうとして、顔に指を突き立てられそうする事は叶わなかった。]
ええ、神様はいらっしゃいますよ。
[先程の呟きを聞いているとは思わなかった。内心驚いていたが、それを表に出す事は無く直ぐさま返事をする。]
[抱えている思いをぶつけるように男が話すのを何処か冷めた表情で聞いた。
自分から答えを聞く前に男はソファーから立ち上がり、きっちりと蓋を閉めた瓶を冷蔵庫に戻す。それらの男の行動を視線で追い、今度はソファーへと寝転んでしまった男を見つめながら、男が聞いているかいないか分からないが、静かに返事をした。]
神様はいらっしゃいます。
ただ私達が気付けていないだけで。……。
[煌々と月が輝く。
月光を受け、魚の鱗が如く綺羅綺羅と輝く海原。
それが嘗ての蒼き海、母なる海の姿。
今や、腐爛した果汁を流し込めたように、海は粟立ち、薄ぼんやりと在らざる燐光を放つ。
現在、多胞たる集積体は収斂し、奇怪な小型の太陽として海原を進んでいた。周囲を照らし出す光の色もまた、地上には在らざるもの。
泡(あぶく)の集積体は、内からとも外からとも言えず湧き立ち続け、表面の多胞の貌を変え続ける。滑るように波間を移動し、毒素めいたものを撒き、奇怪なスペクトルを複雑に織り成した色の汚染を広める。]
[ソファーに寝転ぶ男から視線を外し、何処ともなく視線を彷徨わせる。]
私は物心がついた時から、大いなる知と力を持ち宇宙を支配する存在を信仰していました。
名状しがたき「別の存在」が、遠くない未来、宇宙より遥々遠くから、きっと我々を救いに来て下さると。そう信じて、祈りを捧げてきました。
けれど、神とは何もしてくれるなと畏れ敬うものである事も――、同時に教わってきました。
[相手の質問に答えて、口を閉じる。すると再び沈黙が落ちた。
相手が聞いていたのかどうかは分からない。そもそも問いの答えになっていたのかさえ。ただ時折ライターの蓋を開け閉めする音が聞こえたので、男がまだ眠りに就いていない事だけは分かった。
薄く開いた唇から小さな吐息が溢れた。踵を返し眠る男に目もくれず早い足取りで部屋の入り口へと戻る。そのままドアノブを回し部屋を出て行こうとした。]
……近々、この周辺に集積体が訪れるそうですよ。
おやすみなさい。
[部屋を出て行く間際に昼間機人から>>0:52得た情報を告げる。何故忠告めいた事を口にしたのか自分自身でも分からない。親切にしてくれた事への礼のつもりだったのかも知れない。そっけない挨拶を残して
[ 夜が 明ける
寄り集まった“それ”は 太陽のごとく光を放つ
けれど その太陽は朝など連れてこない
本物の太陽は 水平線を金に染めつつ現れる
太陽光は 海面を滑り
汚染された海に 新しい色を加えた...]
[浜辺に降り立ち、奇怪な海を撫でる陽光を眺める。
長いこと潮風に当たっているうち、空咳に似たくしゃみが出た。
今日は殊に空気が良くない気がする。自分でさえこうなのだから、時間を見て体調の思わしくない老人を訪ねなくてはと思う]
……。
おはよう、
[何処へともなく、誰へともなく]
ねぇ、そこに、いるの……?
[睡眠が足りないのは良くないなぁと何度か過った思いを、ぼうっとした頭の片隅でまた繰り返す。
命と引き換えに自分を生んだ母の灰。
何かの冗談みたいに消えた父。
それから、……。
知ろうとしないのは、どこかで元気にしていると思い込むためだろうに。兄もまた、すでに皆と一緒にこの海に消えてしまったのではないかと。そんな夢想に囚われる]
――は……。怖い、よ。
手を伸ばしても絶対に届かないかもしれないなんて。
[兄の行方を知るために、基地へ向かうべきか否か。
長いこと誤魔化し続けていた心には決断が重くて、砂の上にしゃがみこんだまま、身動ぎも出来ない。
浜辺の隅っこで、もそもそと朝御飯のサンドイッチを食べる。
停滞した日々を生きていても、お腹は空くのがなんだか滑稽だと思う。
しばらくぼんやり過ごした後、一日を始めよう。
少しだけ決断に猶予を与えれば、呼吸が楽になった気がした**]
/*
・老人とこ行く→余裕あったらフラットさんにドボーン時用の痛み止めもらいに行きたい
・兄の死亡?確認するかどうか
――廃ビル4F・真夜中――
[事務所を出て、男の言っていた4階の奥の部屋へと向かう。カツカツと、コンクリートで固められた階段を上る響く足音が、 鼓膜を振るわせた。そして廊下に出ると其処には見知らぬ男達が数人待ち構えていて、目を見開く。
名前も顔も素性も知れないが、男達がどのような人間なのかは直ぐに察しがついた。如何にも柄の悪そうな風体をしている。その様な男達が丸腰の頼り無さげなよそ者に出くわしたとあれば、どうするかは言うまでも無い。その上純正の銀でできたロザリオをぶら下げていた日には奪ってくれと言っている様に男達の目には映ったのだろう。もしかしたら今日街の何処かで出くわし、その後を付けられていたのかもしれないが、そこまでは分からない。
逃げ出そうにも狭い通路ではそうも上手く行かない。どうしたものかと頭を悩ませる。男達が何か喚いていた。身ぐるみを剥がそうとひとりの男が手を伸ばす。そのまま思わず反射的に自分自身を庇おうとして出した左腕を掴まれた。その時だった、意識が一瞬暗転したのは。]
[意識を失ったのはほんの一瞬の事だった。
暗転した様な気がしただけで、自分自身に何の異変も感じなかった。けれども認識の及ばない程の短い時間、確かに…の意識は断絶していた。刹那の空白。それが一体何を意味するのか――、…は知らない。]
[目を開けるち先ず飛び込んで来たのは赤色だった。先程まで居た男達の姿は無く、代わりに壁や床全体が赤一色に塗られていた。]
……?
――――。
[視界が赤色に覆われて思わず瞠目する。辺りをきょろきょろと見渡して何が起きたのか把握しようとするが、また頭がぼんやりとし始めてそれも長続きしない。むせ返るような……の臭い。それも今の…には判断がつかない。
覚束ない足取りで4階奥の部屋へと向かった。**]
星たちの寿命は、まだあるみたいだし。
エネルギー変化が少なくて、残念。
光る星が破裂して、暗い暗い穴になるまでを観測したり。
双子星が引き合うエネルギーを浴びたり、したかったな。
[まだ老年には早く、安定した核融合反応を続けている恒星を眺めながら。《ハーディ》は、ぼやいた。**]
―朝・医療所―
[ カーテンの隙間から陽光が差し込み、部屋の闇をはらった。空いていた部屋で体を横たえていたが、部屋が明るくなると体を起こした。]
ん、ん〜っ。
[ 人間くさい仕草で腕を伸ばすと、寝台から先ず足を降ろし、続いて立ち上がった。その足で、フラットの自室へと向かう。
扉の前で立ち留まり、数度控えめにノックした。]
フラットさん、おはようございます。
一晩の宿をありがとうございました。
昨日話した通り、僕は発ちますね。
差し出がましいかもしれませんが、最後に。
マドモアゼル・フランの右腕を診てあげて下さい。
[ フランが、包帯の巻かれた右腕を触っていたのに気付いていた。もし仮に、集積体がこの街を呑み込めば、全ては無駄に終わってしまうにも関わらず、お願いする。]
貴方の後悔がないよう、生きて下さい。
[ 暫くした後、踵を返し医療所の出口へと向かう。]
[一度夜中に目覚めたとき、
確かブラックの珈琲を入れていたのだった。
再び起きたときにはすっかり冷たくなっていた。
あの擬人にわいた、瞬間的な敵意のように。
暗がりの中ですする珈琲は苦かった。
カーテンの隙間から光が差し込んでいる。
いつもより早く起きてしまった。
また寝てしまおうか。
そう思った矢先、扉がノックされた。]
…………ああ、まだいたんですね。
[皮肉でも厭味でもなく、驚きがあった。
何故か、起きたら
いなくなっているのではないかと思っていた。]
フランと……会っていかないんですか。
そうやって、
[続く言葉を探すように、トーンダウンする。
責める言葉はもう出なかった。]
――真夜中・廃ビル3F――
[寝床代わりのソファーの横に力なく垂れ下がっていた右手が、
ぴくりと動いて懐に伸びる]
………………夢か。
[その動きで目を覚ました男は、仰向けの状態でぽつりと呟いた後、]
それとも………久しぶりに“あれ”か?
[眠っている間に相手の視界を盗み見てしまうという、特技とは言いにくい厄介な何か。
それが起こったのだとしたら――夢ではない。
ついさっき見た光景に思いを馳せるように、ゆるく瞬きを繰り返す。
誰かがこっちに向かって手を伸ばしてきた。
それからどうなったのかは分からない。
まるで壊れかけのテレビがついにその寿命を終えて何も映さなくなったかのような、
訪れるべくして訪れたかのような、暗転]
………。
[ビル内か、近くの路上か。
確かめようにも起き上がる気力が湧かない]
誰がどうなろうと知ったこっちゃないわ………。
どうせそのうちみーんな、あの集積体のせいで死ぬんやし。
[神父からもたらされた情報により、投げやりがちになっている。
ここから逃げるという選択肢は、そうなっても尚ありえず、
頑なに待つことを選ぶつもりではあるのだけれど。
嘆息と共に再び目を閉じた]
/*
初志貫徹
や、確か
クトゥルフ→確かSIRENがそんな感じ→ちょっと飛んで?じゃあ視界ジャックもどき
っていう思考展開だった気がすんねーん
会えたらお別れの言葉を言おうと思います。
[ フラットがじっと見つめているなら、視線を合わせようとするだろう。にっこりと。]
そう…………、そうですか。
貴方のことですから、
確実に別れの言葉を言いに行くものかと。
[こんな引き留めるようなことを
言うつもりはなかったのだが。
結局、この擬人は何だったのだろう。
ここに来て、そして去る。
それだけには思えなかった。
だが、追求する口も持ち合わせていない。]
マドモアゼルの家が分かりませんから。
[ あはは、と困ったように頭に手をあてた。]
ありがとうございます。
[ 頷くようにして、また感謝を告げて。]
………。
フラットさん、僕に与えられた命令は、
「人類を守る」ことです。
[ 両者の間に少しだけ沈黙が降りた後、最後にフラットにそう切り出した。
書き換えられた命令は、とてもシンプルで。善人も悪人も等しく。]
僕はリュミエール、リュミエール=フラットライン。
僕を造ったフラットラインという科学者の、アンジュ・ド・ラ・モール〈Ange de la mort〉、
擬人の姿をした兵器です。
[ 薄暗い廊下で、フラットにぺこりと頭を下げる。赫眼と首元の飾りが、何処からか差し込む光にあたり、反射した。
そして、踵を返すと医療所を出る。
外は、まだ陽は高くはなっていなかった。先ずは、海の方面へと向かうだろう。]
――朝・廃ビル4F奥の部屋――
[ひとりぼっちは淋しいから……。
誰の言葉だったろうか。幼い子の啜り泣く声が聞こえる。
けれど、だから、何だと言うのだろう。私は……。
酷く懐かしい夢を見た。カーテン越しに差し込んでくる光が眩しくて目が覚める*]
――午前中――
[あらゆるものを失ったに等しい男にも、
まだ失われていないもの、断ち切れていないものが確かにある。
それを常に心に留めておくこそが、
滅びに向かう世界をどうにか生きていく術。
再び目を覚ました時、既に陽は昇っていた。
カーテンの向こうから差し込む光に目を細め、右手を顔の前に掲げる。
ワイシャツの隙間から、腕に包帯が巻かれているのが見え、]
診療所………すっかり忘れとったなぁ。
「ねぇ、そこに、いるの……?」
[ちゃぷり、ちゃぷ。
巡回船や浜辺に打ち寄せる波の音。
海鳥達の聲もなく、静かで茫漠とした虹色の海が広がる。]
[思い出した。
この怪我を診てもらった時、歳若い医療従事者に、
数日後にまた来るように言われていたのを。
しかしあれからもう10日経っているわけで]
忘れられとるなんてことは………あらへんか。
[独り呟く。返る声はない。
「そんなわけがあるか」と突っ込みを入れる者も、
「さっさと行けよ」と急かす者もここにはいない]
分かった………。
[だが、誰かに応じるような言葉を無意識のうちに放ち、
やがて男は独り、医療所へと歩を進めるのだった]
[浜辺から、集積体は見えない。
奇妙な色の海と微かな毒素を含んだ風以外は、平和。
喩え、静けさが不穏でも、とても平和な日。]
[その平和へ孔を開けるように、音もなく空に微かで朧げな機影が複数現れた。浜辺からは遠く、まるで幻のように見えるかもしれない。
朧げな機影は、見る間に再び姿を消す。
遠く遠く、浜から離れてしまったが故に。]
[浜辺から、集積体は見えない。
奇妙な色の海と微かな毒素を含んだ風以外は、平和。
喩え、静けさが不穏でも、とても平和な日。]
[その平和へ孔を開けるように、音もなく空に微かで朧げな機影が複数現れた。浜辺からは遠く、まるで幻のように見えた事か。
朧げな機影は、見る間に再び姿を消す。
遠く遠く、浜から離れてしまったが故に。]
/*
メモもジムゾンセットをほのめかしたつもりやってん………でもスヴェン(ダミー)にもセットできるという 気付くの遅っ
[去りゆくひとの背を見ていた。
思考は既に止まっている。]
守る…………兵、器?
あの擬人は、なにを……
[どこへ行き、なにをするのか。
守るとはどうすることなのか。
答えなど出るはずもなく、診療所でひとり立ち尽くした。]
/*
まあこのままでええな
基本的にセット先を見た描写はその日のうちにするし
10日前に一戦交えた相手はスヴェン想定じゃないし
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