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[目を開けるち先ず飛び込んで来たのは赤色だった。先程まで居た男達の姿は無く、代わりに壁や床全体が赤一色に塗られていた。]
……?
――――。
[視界が赤色に覆われて思わず瞠目する。辺りをきょろきょろと見渡して何が起きたのか把握しようとするが、また頭がぼんやりとし始めてそれも長続きしない。むせ返るような……の臭い。それも今の…には判断がつかない。
覚束ない足取りで4階奥の部屋へと向かった。**]
星たちの寿命は、まだあるみたいだし。
エネルギー変化が少なくて、残念。
光る星が破裂して、暗い暗い穴になるまでを観測したり。
双子星が引き合うエネルギーを浴びたり、したかったな。
[まだ老年には早く、安定した核融合反応を続けている恒星を眺めながら。《ハーディ》は、ぼやいた。**]
―朝・医療所―
[ カーテンの隙間から陽光が差し込み、部屋の闇をはらった。空いていた部屋で体を横たえていたが、部屋が明るくなると体を起こした。]
ん、ん〜っ。
[ 人間くさい仕草で腕を伸ばすと、寝台から先ず足を降ろし、続いて立ち上がった。その足で、フラットの自室へと向かう。
扉の前で立ち留まり、数度控えめにノックした。]
フラットさん、おはようございます。
一晩の宿をありがとうございました。
昨日話した通り、僕は発ちますね。
差し出がましいかもしれませんが、最後に。
マドモアゼル・フランの右腕を診てあげて下さい。
[ フランが、包帯の巻かれた右腕を触っていたのに気付いていた。もし仮に、集積体がこの街を呑み込めば、全ては無駄に終わってしまうにも関わらず、お願いする。]
貴方の後悔がないよう、生きて下さい。
[ 暫くした後、踵を返し医療所の出口へと向かう。]
[一度夜中に目覚めたとき、
確かブラックの珈琲を入れていたのだった。
再び起きたときにはすっかり冷たくなっていた。
あの擬人にわいた、瞬間的な敵意のように。
暗がりの中ですする珈琲は苦かった。
カーテンの隙間から光が差し込んでいる。
いつもより早く起きてしまった。
また寝てしまおうか。
そう思った矢先、扉がノックされた。]
…………ああ、まだいたんですね。
[皮肉でも厭味でもなく、驚きがあった。
何故か、起きたら
いなくなっているのではないかと思っていた。]
フランと……会っていかないんですか。
そうやって、
[続く言葉を探すように、トーンダウンする。
責める言葉はもう出なかった。]
――真夜中・廃ビル3F――
[寝床代わりのソファーの横に力なく垂れ下がっていた右手が、
ぴくりと動いて懐に伸びる]
………………夢か。
[その動きで目を覚ました男は、仰向けの状態でぽつりと呟いた後、]
それとも………久しぶりに“あれ”か?
[眠っている間に相手の視界を盗み見てしまうという、特技とは言いにくい厄介な何か。
それが起こったのだとしたら――夢ではない。
ついさっき見た光景に思いを馳せるように、ゆるく瞬きを繰り返す。
誰かがこっちに向かって手を伸ばしてきた。
それからどうなったのかは分からない。
まるで壊れかけのテレビがついにその寿命を終えて何も映さなくなったかのような、
訪れるべくして訪れたかのような、暗転]
………。
[ビル内か、近くの路上か。
確かめようにも起き上がる気力が湧かない]
誰がどうなろうと知ったこっちゃないわ………。
どうせそのうちみーんな、あの集積体のせいで死ぬんやし。
[神父からもたらされた情報により、投げやりがちになっている。
ここから逃げるという選択肢は、そうなっても尚ありえず、
頑なに待つことを選ぶつもりではあるのだけれど。
嘆息と共に再び目を閉じた]
/*
初志貫徹
や、確か
クトゥルフ→確かSIRENがそんな感じ→ちょっと飛んで?じゃあ視界ジャックもどき
っていう思考展開だった気がすんねーん
会えたらお別れの言葉を言おうと思います。
[ フラットがじっと見つめているなら、視線を合わせようとするだろう。にっこりと。]
そう…………、そうですか。
貴方のことですから、
確実に別れの言葉を言いに行くものかと。
[こんな引き留めるようなことを
言うつもりはなかったのだが。
結局、この擬人は何だったのだろう。
ここに来て、そして去る。
それだけには思えなかった。
だが、追求する口も持ち合わせていない。]
マドモアゼルの家が分かりませんから。
[ あはは、と困ったように頭に手をあてた。]
ありがとうございます。
[ 頷くようにして、また感謝を告げて。]
………。
フラットさん、僕に与えられた命令は、
「人類を守る」ことです。
[ 両者の間に少しだけ沈黙が降りた後、最後にフラットにそう切り出した。
書き換えられた命令は、とてもシンプルで。善人も悪人も等しく。]
僕はリュミエール、リュミエール=フラットライン。
僕を造ったフラットラインという科学者の、アンジュ・ド・ラ・モール〈Ange de la mort〉、
擬人の姿をした兵器です。
[ 薄暗い廊下で、フラットにぺこりと頭を下げる。赫眼と首元の飾りが、何処からか差し込む光にあたり、反射した。
そして、踵を返すと医療所を出る。
外は、まだ陽は高くはなっていなかった。先ずは、海の方面へと向かうだろう。]
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