941 裏切りの未来の話
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緋色の月明かり 望月千陽
>>173 陽
…知ってる。
ああいうけど、尽君はやっぱり、みんなを、大事に思ってくれてるの、わかってるよ。
[だから、護りたいのに。自分にはその力が無くて、何もできない。貴方に笑いかけられて、困ったような、ちょっと泣きそうな、そんな笑みを返した]
[従者はそのまま額に一撃。続けて、飛んで帰ってくる勢いを利用して、後頭部にもう一撃。そのあと、貴方の頭の上に落ち着いた。そうさせたであろう人物は少し怒っているような口調で口を開く]
これは、この持ち主が、尽君に託したものでしょう。なら、最後まで自分で持ってなさい。
[と、言ってから、困ったように笑って]
……でも、壊したら怒られるのはわかるから、預かっておくよ。預かるだけだから、ちゃんと本人に返すこと。
約束、してくれる？
路地裏の好色男 ハストゥール
>>172陽
後で償うなんて、そんな事言ってる場合じゃないだろ。
[穏やかすぎる笑みを見て、こちらは少し寂しげに笑った。]
お前一人の命で救えるって言っても、さ。分かってても、そうですか、ってやすやすとは送り出せねえよ。
一人だけに無茶させるみたいで、そんな…
…。
なあ、これが終わった時…無事でいなかったら、許さねえから。またカレー食べたかったら、何があっても無事でいろよ。
[大丈夫です、なんて確証のない言葉だと思った。悲しかったけれど、そうまくし立ててごまかしたか。言い終えれば、約束だからな、と握り拳を差し出して。]
路地裏の好色男 ハストゥール
>>174緋
[メールの件だと言うのは、すぐに察した。]
ああ、ほんとに…
この眼で見ちまったもんは、しょうがねえな。
[一瞬悲しそうな顔をしたけれど、すぐに頭をふるふると振って、元の表情に戻した。紛れも無い事実だ。向き合わなければいけない。]
緋色の月明かり 望月千陽
>>176 陽
尽君が偽善者なら、私も同じだよ。…そう言われちゃったし、そう映る場合もあるって、わかってるから。
でも、私個人がそう思っていても、いいでしょう？
[確認するまでもないが、それは問いかけになっていた。気づかぬうちに]
遺品とか、そんなこと言わない。
[がす、っと貴方の頭上の燕が頭部をつついたかもしれない]
約束してくれるのなら、しっかり預かっておくよ。壊しても怒られるけど、待たせても怒られると思うから、できるだけ早く、ね。
[握っていた手をずらして、その手の中にあったピアスを取ろうと手を伸ばす]
緋色の月明かり 望月千陽
>>179 好
ああ言ったものの、私も信じ切れてなかったんです。
間違ってたら、怒られるの覚悟してたんですけど…
[哀しげに笑って、現実を受け入れた。もう信じたいから、という言葉だけでは済まされない]
…あと、ありがとうございます。朝も今も、手を貸してもらって。
[貴方がここに来た時のことだ。ふらついた身体を支えてくれたことに対してのものだ。まだ若干ふらついてはいるのだが、安心させるように顔には微笑が添えられていた]
緋色の月明かり 望月千陽
>>181 陽
[一通りつついて満足したのか、従者はふわりと舞い上がって主の元へと帰った]
…多分、待ってると思うよ。もちろん、私だって待ってるんだから、これ以上怒らせないように、できるだけ早く、ね。
[受け取ったピアスを大事にしまった]
…行ってらっしゃい。
[去っていく貴方を見送る。笑顔には笑顔で返す。見送る時くらいは、笑って見送りたかったから]
路地裏の好色男 ハストゥール
>>178陽
ま…、確かにお前は綺麗に消えるタマじゃなさそうだしな。
気合入れてけよ。
[こっちの台詞です、にはいつものような笑みを浮かべて]
…まかしとけ。
材料さえ持ってくれば、お望み通りに作ってやらあ。
[こちらも拳をぶつけて、ウインク。]
ああ……気をつけて、行けよ。
[行ってくる、というあなたの背中には一言、それだけ。もう迷いはなかった。]
/*おつかれさまでしたー！
路地裏の好色男 ハストゥール
>>182緋
信じるとか、信じないとかじゃ…なかったな。
何はともあれ、これでほぼ完璧に見えたわけだ。…終わらせてやる。
[感謝の言葉を述べられれば、一瞬目をぱちくりさせて。]
あ、…まあ、困ったレディに手を貸すのは当然のことだろう？
そんな、改まって言われると…とにかく気にすんなって。
[少し、照れくさそうにそう言った。それから腕時計をちらりと見やり]
…俺も、もうそろそろ行かなきゃな。送ってこうか？
[何でもなかったように、そんなことを。例えあなたが断ろうとしても、危ないからと送っていったんだろう。帰り道、夜空がいやに悲しげに見えたような、そんな気がした。**]
緋色の月明かり 望月千陽
>>185 好
色々とありましたけど、これで見えてきましたからね。
…終わりに、しましょう。
[その一言に力を込めて]
してもらったことには感謝を、ですから。
[なんて笑っていたんだろう。ハストさんらしいですね、と付け加えて]
そう、ですね。そうしてもらえると、有り難いです。
[あんなことがあったばかりなのもあるが、ウィルスが怯えているのか、傷口が塞がらないままなのだ。途中で倒れることだけは避けたいと、貴方に家まで送ってもらっただろう。家の中から、貴方が見えなくなるまで視線だけで見送って**]
【赤】 時代遅れ気味 桂木祈穂
【共振】
…、わかった。
グラムが出ちゃった以上、もうバレバレでしょうね。
[溜息。それ以上は何も]**
/*
起きぽっぽ。
多分私に封印来るだろうなーとは思ってた。
襲撃先は尽さんでおけな感じですな。
とりあえずセットしてコミります。
*/
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