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>>+191 老
[もう一度深く潜ろうと、瞼が意識を闇の底へ追いやる。その間際、頬を撫でる柔らかい若葉を纏った枝。まだ闇に潜るには早かった。再び瞼が持ち上がる]
[もう瞳は獅子を見ていない。無機質な天井を眺める人形と化している。しかし変化は確かにあった。一度だけ、指先が床を擦る。それまで呼吸さえもしているか怪しかった胸が上下する。水漏れを起こしたパイプのように、瞳から滴が溢れだす]
/*
さっき美食にBGMクレで流したのが割りとしんみり系だった
私思考するときに騒がしい音楽聴けないんだな〜てちょっと新発見
>>+197電
[鍵があればオルクスを局地展開して開錠し進む。とはいえ、電子ロックは諦めていた。警報なんか鳴るんじゃないか、と考えて。電子機器はそれこそ、専門ではない。
そんなことを何度も繰り返すうちに感じはじめる体温の上昇と咳の回数増加。それに伴う風邪に似た寒気。
少しウィルスが活性化しすぎている気がしなくもなかった。
もっと効率のいい方法を──額の冷や汗をぬぐって、そう思考したときだ。]
[ガコン。開いた扉の音。とっさに壁に寄りかかるようにして隠れようとして……間に合わなかった。]
……、そりゃあね。ほったらかしてきゃ、出てっていい、ってモンだろ。そろそろもやしラーメンだって恋しいしね。
[非日常の状態で、そんな軽口を叩いた。
頭の中、今まで通過した廊下と部屋を図面として描き出したのは、次の脱出のためか。それとも今の逃走のためか。]
【深夜、ゴミ捨て場】
>>+192鋼
[仲間に行き先も告げず。深夜の街の裏側を歩く。どんなに賑わう街だろうがちょいと横道にそれて細い路地に入ればそこは街の裏側、街の闇。痩せこけた野良猫が死んでるのか寝ているのかわからないように転がっていた。獣化の能力で嗅覚を強化した鼻を上向きに、夜空を見あげる。]
[血の臭いがした。]
[靴音を忍ばせる事もなく、臭いの元を辿ってうねる路地を抜けた。ゴミのかぐわしい腐臭やらに混じって、血のにおいを立ちのぼらせている“ゴミ”と、血で斑に染まった人(と、まだ呼べるならば)が居た。]
枕上サン。
[背に声を掛ける。まるで街中で普通に知人にする様な。]
――まだ人か?
[バケモノか? 死体を漁るあなたを黒い瞳で見おろしながら。]
ハストくん。
かばってくれて、悪くないって言ってくれたって聞いたよ。ありがとう。
やっぱり悪いと思うけどさ。
[微かに笑いを含んだ吐息の声。]
優しいとこ好きだけど、別の子に向けてあげて。
私は、……逃げちゃうから。
じゃあね。
【朽葉家自宅近く】
[自宅近く、とはいえ自宅はほぼ見えない程度に離れた暗い木々の中。
遠く向こうに社、反対側には自宅の屋根だけがわずかに見えた。
涼しいけれど、どこか湿った風が木々を揺らして吹き抜けていく。生き物の鳴き声は一つもしなかった。]
[カチカチとメールを打ち終えて一拍、二拍。送信のボタンを押すまでにためらう間が空いて。
そうして、何がきっかけか。ボタンを押した。
メールを送り終えて、パタンと携帯を閉じる音だけが風の音以外に聞こえた。]
[薬は時間通りに飲んできたし、家や森の管理のことは別に書類を家に残してある。
そんな事務的なことを思い浮かべてから、目をつむる。
遠く遠くの町の音を空気の波が伝えてくるのが聞こえた。
ガキと小さく骨がなる。手のひらにじわじわと少し長めの白く細く骨のナイフが生み出されていった。]
……。[完成したナイフを握って見下ろせば、息を吐いた。]
[再び目を瞑る。長く常に使い続けて付き合ってきたウイルスに指令を下す。
珍しく素直に従ってくれてる気がした。体温が低下して呼吸と鼓動の間隔がゆっくり長引いていく。
一本の樹木に凭れるようにゆっくり腰を下ろした。地面が冷たい、と遅くなってきた思考がどうでもいいことを伝えた。
そうして、握ったままのナイフをゆっくりと持ち上げて、]
―― 、 。
[ただ無造作に胸へと突き刺した。]
[溢れた血は不思議なほどに少なくて。
無造作な動作だったのに不思議な程に正確にまっすぐに、あるべき所に収まるように刺さっていて。
そうして、不思議な程に静かだった。]
[骨のナイフから手が滑って、地面へとだらりと垂れた。]
[AGNが確認した所、本来ならウイルスが働いて体を癒すはずが働く気配を見せず。
胸に突き刺さったナイフも、何故か傷を塞ぐのを留めるかのように、抜くことができない状態になっていることが分かったらしい。**]
>>ALL
[朽葉にアドレスを教えてるものであれば直接、そうでなければAGN越しにそのメールは届いただろうか。]
これは遺言です。
まず、既に周知のことから。
ニーエ・ロゼッタ・エーケンダールのことをWHだと言ったのは撤回します。
また私は覗き屋ではなく、ハストゥールの兄であるシチリアの兄弟です。
混乱させることをいい、すみませんでした。
次に、「板東薫はWHです」というように要請を受けました。
けれど、私は覗き屋でもない上、薫を信じています。重ねて嘘をいうことはできませんでした。
彼は瑠璃がWHだと分かったと、つまりは自分がマーク・フェルトの持ち主だと言いました。
私は、家族のことだと判断が狂うのは自覚してる。無責任ですが、残った人に任せます。
私は信じてますし、信じてあげてほしいと思ってるから。
最後に、自分からリタイアしてごめんなさい。
朽葉涼
[そのメールの後、しばらくしてから今度はAGNから連絡が届いただろうか。
朽葉涼のウイルスが消失に近い状態で反応が低下、及び、自宅近くで生命活動もほぼ停止した状態で発見されたのを確認。
意識を取り戻したり蘇生する様子は未だ見られていない、と。]
/*
行き先告げてないRPしつつ。
レッドマント共有してるから、領域展開すればまあ気付かれるだろうということで。お待ちしてます!
青嵐の記憶 朽葉涼は、ランダム を投票先に選びました。
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おっと涼さん自殺きたー、投票先合わせないと…と思ったら、
デフォで投票先になっててわろた。空気を読まれた感。
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