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[ベッドの中、毛布にくるまり全ては夢の中。マサキが自分の名をよぶ声も聞こえてきた気がする…でも、まだ…今は、寝ていたい……。
―――― 眠っていれば、時は止まったままだから]
―夢―
[かち、かち、かち…と、大きな時計が時を刻む場所。振り子が刻むその音を聞きながら、その時計と対面するかのように、一人そこに立ち尽くしている。
短い針は10の位置から変わらず、長い針は狂ったようにぐるぐると勢いよく回っている。
0を告げる時の音が突如鳴り出す。その音に合わせて口を開いた]
―― 我らは彷徨える追憶に揺れる<<風車>>
廻り行く何の地平にも誌を灯すのでしょう。
[小さく、小さく、告げる音に合わせるように。
それは言葉か歌か解らぬ調子で]
……何かしら。
なんだか、時間がないような気がするの。
今日話さないと後悔するような……
[…の脳裏に真っ先に浮かんだのは、何故かキジノメだった]
今夜はちょっと遅くなるけれど、キジナグ頑張るわ! え? キジノメの意見は聞かないわよ? あたし、欲しいものは手に入れないと気が済まないの。ふふ、我儘全開でいくわね。
[やがてハナの手をそっと離し、コノハと二人自分のベッドに眠らせたまま、…は自分の荷物を手早くまとめた。先生と約束していた去神家に纏わる資料を探しに、倉庫へと訪れていた]
…どいつもこいつも、胡散臭い物ばかりだな…
大姉上に許可を貰わなければならないが、取り敢えずはまとめておくとしよう。
…まだ、話すには早いだろうし、な。
[…は、絵に没頭していたが、ふいに顔をあげて時計を見やる。]
…もう、あまり時間もない、ですね……
いつまでもここには、留まっていられない。
[つい先刻、描き上げた絵。そこには、あの古い絵本の続きがあった。温かみのある情景。その中央に少女が佇んでいる。その少女は、ナグモによく似ていた。]
……少し、調子に乗りすぎたかな。
こんなもの…、描いてどうしようっていうんだろう……
[…は寂しそうに苦笑し、それをそっとしまい込んだ。]
…渡すのは、やめておこう。
きっと、困らせてしまうだけだろうから。
[ふ、と目を覚ますと隣にはハナの姿。寝室の主を探してみたが、どこにもいないのを確認して溜息を吐いた。]
…はしゃぎすぎたかしら。
カヲルもツバキ姉様もきっと気付いてるわね。
私が本当に魂だけの存在と言うなら、どこにでも行けるのかしら。
…カヲルと外国にも、ツバキ姉様とマサキを見守ることも。
でも、魂からの愛はきっと見えない首輪。
またあの二人を縛り付け苦しめる枷にしかならないんだわ…。
…せめて、私と言う存在を忘れてもらえるように。
[…はハナを起こさないように頭を撫でて、静かに部屋を出た。]
[むくり、と起き上がると愛しい人を探す。あぁよかった、まだいたようだ。夢ではなかったと安堵しつつ、そういえばもうあまり時間がないのだということを無意識に悟る。]
あの方に…合わなくては。
どこにいらっしゃるのだろうか。
カヲル坊ちゃまは。
[簡単に身なりを整えるとツバキの部屋を後にした。]
[…は何かに追い立てられるように急く気持ちを抑えつつ、キジノメが使っている客室に向かった]
また話したいとは言っていたけれど、きちんと約束をしていたわけではないわ。
……勝手に押し掛けるのはあまり行儀の良いことじゃあないわね?
ふふ、でもいいのよ、あたしは我儘娘なんだもの。いつも通りの我儘を通すだけよ? ――別に、他意はないわよ。
[…は扉をノックする。中から何やら物音がして、キジノメが在室していることがわかった]
>>384キジノメ
こんにちは、ナグモよ。お喋りに来たの。入っていいかしら? ダメって言っても入るけれどね!
[…はキジノメが何と返事をしても勝手に中に入っていく]
……あら、絵を描いていたの? なあに、それ?
すごく綺麗な、優しい絵ね。
[…が数冊の資料を手に自室へ戻ると、其処にはハナもコノハも居なくなっていた。資料を荷物に詰め込もうとするも、鞄は既に飽和状態である]
…はぁ、矢張り荷物を削るしかないか…。資料はこれが最低限だし、致し方あるまい。
別に今更、残して惜しい物も無いしな…くそ、鞄が破ける…
とはいえ、別に用意したところで持って行けないだろうし…
[…はぶつぶつとぼやきながら、荷物との格闘を続けている]
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