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――そう考えをシフトさせていた俺のジャケットの裾を、つん、と引っ張る小さな手がある。
ピンク色の熊のぬいぐるみを抱えた、金髪の可愛らしい少女。オデットだ。
その瞳は大抵いつも眠そうに半分閉じられていて、その瞳の色を知る者は居ない。
幼いながら、真名探りだと名乗りを上げている。
その外見に似合わない鋭さで容疑者達に質問している様は、流石名乗りを上げるだけはあるか。
「なんだ?」
怪訝に思い、軽く頤を傾けてオデットに問いかける。
眠そうに目を閉じたまま、少女は幼い声でとんでもないことを言ってきた。
「ねぇ、エラリー。自分が抜けていた間の議事の流れ、物語調に表現できる?」
――物語調、ときた。
その上、「頑張れ小説家」と無邪気な可愛らしい声でダメ押しの声援までしてきやがった。
この娘、分かって言ってやがる。あざとい。非常にあざとい。
だが、有効な手段だ。
……念のために言っておくが、褒め言葉だからな! これは。
俺も物書きのはしくれだ。これで飯を食ってる。
普段は仕事以外でペンは取らない。これはポリシーみたいなモンか。
発言量が制限されている議論中は尚更だ。
「何を考えているんだ!」と一喝し、喉無駄を促していることを指摘して叱りつけ、そんな無駄な要望など無視して議論を続ける――そうするのは簡単だ。
実際、それが正しいのだろう。
――しかし、例外はある。
昨日ろくすっぽ発言出来なかった俺に疑いの目が集まるのは必然であり、その中で真名探りを称する者からの依頼なのだ。無碍には出来ない。
それに何より、だ。
小説家が物語に関して「やれる?」と聞かれて「出来ません」じゃ余りに情けないじゃあないか。
魔術師のように人間を美しい琥珀にしたりなぞは出来ないが、ペンと羊皮紙さえあれば、俺はどんな世界だって作れる。
可愛らしい眠り姫のおねだりぐらい、サラッと答えてやるのが粋ってモンだ。
そうだろう?
――そんな訳で、俺はいつものやり方は今回とことん出来ないらしい。
目の前に積まれた議事録の分厚さに早くも苦笑を噛み殺しつつ、メモを片手にひも解く事にした――
私のとっておきのリボンを の頭に付けてあげる。
[椅子に座った の頭に緑色のリボンをつけた]
………しーん。
何も起こらない、か。
【 はリボンの似合う人間、魔術師じゃないよ】
私のとっておきのリボンを の頭に付けてあげる。
[椅子に座った の頭に緑色のリボンをつけた]
………ジュワッ!
…!溶けた…!
【 はリボンの似合わない魔術師だ!】
今日はちょびっと、まったり気味?
来ていない人が少し多いようだけど…決定まで滞りなく進むといいわね。
ちょっと離席**
決定時間、の。本日▼は決まっておるから●の希望のみじゃしのぅ。
少し遅めでも大丈夫じゃとは思うの。
…来ておらん人もおるで、少なくとも22時ではないじゃろ。
ルファ坊に決定権はあるが、23時ぐらが目安じゃなかろうかの。
統一希望か自由希望か、白狙い黒狙いの希望も明言して欲しいの。
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