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食べる専門 立花淑乃は、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( B240 )
―夏休み終わり頃―
[携帯購入については、事前に父上にネゴっていたのだった]
携帯電話は、とっても便利なものですよ?
『しかし…翔子はまだ高校1年生じゃ。早いのではないか?』
可愛い娘さんだからこそ、買ってあげるべきです。
緊急事態でもすぐに連絡がつくじゃないですか。
お父さんも、翔子さんも、両方安心。ウィンウィンですよ。
『……たしかに。で、どこを書けばよい?』
[こんな流れであった]
―喫茶店開店前
[メイド服なんて着るわけもなく。普通に制服である。
右手に"編集委員"と書かれたバンドを付けて、
首からカメラを提げる。メイドに扮した皆を集めて]
ほら、メイド共。並んで。
お前とお前は前。屈め。
端はこう、手、広げて。 いらっしゃいませって感じで。
[宣伝に一枚、集合写真を撮る。
時計を見て、静香に手招き]
よし…じゃあ、まぁ、皆頑張れよ。
静香。 ここの皆の写真は適当に頼んだ。
[そうして、他を廻りに行った]
静香。 ここの皆の写真は適当に頼んだ。
[すれ違いざま、耳元に]
似合ってる。 可愛いよ。
[笑みを含んだ声で囁いて外へ]
―家電屋―
[翔子に選んだのは自分と同じ機種。
これなら話し放題だし、説明もしやすいだろう]
……これでいつでもつながっていられるな?
[翔子が迷わないようずっと手を握ったまま。
まぁ、迷っても携帯があるからもう大丈夫なのだが]
[各クラスの出し物や、仮装している連中を撮りつつアナウンスを聞いた]
ん…。 まぁ、撮らないとな。
[編集委員権限で最前列より前にかがむ。
それぞれ撮ったが]
(……しずか?)
(格好良いって言うか普通に近寄りがたいだけな気がするな)
[勝手なコメントを。
一年が多いとか、今一つ興味薄い]
生徒会長「さて!では、いよいよ本選ですよ!
本選では、3つの課題をクリアしてもらいますよ。
1つ目は、演技。「ロミオとジュリエット」を演じてもらいます。
まずは、女性(女装組)
ジュリエット「ロミオ、ロミオ。どうしてあなたはロミオなの?その家名をお捨てになっててくれたなら、私も家名を捨てるのに」
次に、男装令嬢。
「その言葉、確かに頂戴いたします。ただ一言、僕を恋人と呼んでくれたなら、その言葉こそ新しき洗礼、今日からはもう、僕はロミオでなくなります。」
ちょうど、1−Bは、同じクラスですから、ペアでやっていただきましょうか?」
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