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[楓のドヤ顔>>133にはあまり反応はせず。軽く首を傾げるくらい。できるだけ目立たないようにはしているが]
…ん…。
[タオル云々には、ただ頷くだけで]
…ん…、喜んで…もらえるなら…いい。
―とある無茶振りの日>>127―
[チャイムが鳴った。
しばらく前からまた引き籠りがちな父、ちょうど家事に手を煩わせていた母に代わって、用向きを伺いに]
はーい、どちらさまで……。
あれ、雪君?
[なんだか風格のある人と、付き従う長着姿の雪の姿があった。
どういうことやら。思わずきょとんと目を瞬かせ、数瞬後]
……。
えと。客間に、ご案内…します。狭い家ですが、どうぞごゆっくり…?
[とりあえず、迎え入れた]
[キャンプファイアーでの会話で、萩原にはなんか誤解されている気がした。多分、気が効くとかそういうふうに。いい方に誤解されるのはなんかくすぐったくて困るけど、約束した漫画を学校に持ってきて手渡した]
古本なので状態はあまり良くないけど、汚しても気遣いがないということだから。全38巻だからとりあえず5冊。
[入れてきた袋ごと手渡した]
[ほどなくして立花からメールの返事が来た]
『幼馴染に恋人のふりを頼まれていただけなんだ。別の高校に行ったから用済みって捨てられた』
[追撃メールの意味がわからず、連想ゲームかと思い]
『陰謀→うさぎ→逃走→』
[続けたメールを返信した]
/*
たかなし、ウチ来たことある…。(メモメモ)
じゃあ、父上知っててもらうことに…。
どんどん仲良しレベルがあがっている…現在の仲良しLv.10(10)
― 翔子作お弁当を食べる会>>129>>130>>131>>140 ―
[いつになくテンションの高いたかなしが超気になった]
― とある無茶振りの日に ―
[肩に触れた手に、面を上げる。
悄げた表情はせずにすんだろうか。]
むしろ比べようも無いほど、なのですが。
……一番スパルタで。
[笑って返す。どれだけ厳しい教え方でも耐えられる気がした。
きっと平日は時間が合わず、いつかの休日に教示をお願いしたろうか。]
[頼朝からの返信を読んで、首を傾げる]
恋人の、ふり……。
特別なものの、ふり?
[恋人というのは、特別なもの。必要として、されるもの。「用済み」の言葉には胸が痛んだ。こういうことは、どこまで踏み込んでもいいんだろう?]
『いやなことだったら、返事しなくて、いいよ
頼朝は、その人のこと、好きだった?』
[送ろうとしかけて、追撃への返信にも気づき、ちょっと微笑んだ。
しりとりのつもりだったけど、陰謀に巻き込まれたうさぎ、そこから逃走して…と連想する方が面白かったから]
『陰謀→うさぎ→逃走→迷子』
[メールの末尾に兎の絵文字を付け足して、一通にまとめて返信]
― 立花宅にて ―
[扉が開かれて、覗いた顔に。
空気が凍りつく、音がした。
嗚呼、世界は、こんなにも奇なものか。]
『お父上とのお約束にて罷り越した……狂歌、なにをぼやっとしておる』
[言葉とともに拳がはいるのはいつものことだが。せめていまだけはその名前で呼んでくれるなと。]
師範、学校の同級生なのです。失礼いたしました。
……立花さん。お騒がせして申し訳ございません。おじゃまいたします。
[なにをどうつくろえばいいのやら。]
― 例大祭前の或る日 ―
[家での晩御飯。味噌汁を噴出しかけた]
ぐ、げほ、げほっ 待て姉貴、横暴だっ
[しかし、どんな横暴も理不尽もジャイアニズムも、姉という強者の強制は覆せたことがない。
というわけで、例大祭で夕方までタコ焼きの屋台を任されることになってしまったのだった……]
― 例大祭数日前 ―
あ……。
お母さーん、お守りの紐が切れてるよ。
[健康を祈願して両親より贈られて身に着けていたお守り。
朝、制服に着替えているときにこれの紐が切れていることに気がついた]
え? うーん……
紐を替えてもいいのかなぁ……。
[手直しすると言い出した母親に首をひねった。
お守りってそういう扱いでいいものだろうか……?]
学校に詳しい人がいるから聞いてみるよ。
それじゃ、行ってくるね。
[紐が切れたお守りをポケットに入れて家を出た]
[立花からのメール、末尾の連想ゲームと思っているそれは迷子で終わっていて少し心配だったが、矢印が終わっているので置いておくことにした。
好きだったか、その文字を見て考える]
『今はあれが恋だったのか、わからなくなってる』
[正直な気持ちを送った]
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