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― 夜明け/層雲の間 ―
[昨夜は静香>>1675が帰ってきてから、枕投げは始まり。
翔子の隣で傍観を決め込んだが、巻き込まれたかは果たして。
隣室から怖いほどの静寂が流れたところで]
さ、私たちの部屋も就寝就寝。
[一応委員長として。
問答無用で電気を消すと、何を考える間もなく眠りに落ちた。
やはり色々と疲れてはいたようだ]
……、ん。
[そして目覚め。
翔子>>1656がもし魘されていれば、頭をそっと撫でたか。
まだ薄暗い外を確認し、ゆっくりと身を起こした]
/*
さて、矢印の整理がおっついておりません。
そろそろ村立てさんが人間関係図アップデートしてくれるとおもうけど。
班長→土御門、浅葱→楓、清寧→立花あたり?
頼朝君はどっちになげたのか今ひとつ微妙。
あ、爆沈してる雪君はどーでもいい。一目だから。
― 部屋→洗面所 ―
[まだ眠る皆を起こさないように部屋を出る。
そして酷く静かな廊下を歩く。
研修所ならではの広い共同洗面所は、まだ無人だった]
この辺りの朝は寒いわね。
[でもおかげで眠気は冷めた。
もともと朝には強い方だが]
さて、今日も一日林間学校しますか。
[気合いを入れる意味も込め、冷水で顔を洗った。
やっと頭も働き出す。
自然、昨夜の出来事にも思考は及んで]
……、ダメだ、朝は思考が纏まらない。
[矛盾していることを呟いた。
朝は考え事に最適だと常日頃は思っているのに]
――。あ、忘れるところだった。
[約束していたのに。
慌てたように妹への林間学校報告メールを書き綴る]
そうだ、メールといえば。
『おはよう。
昨日は林間学校1日目、お疲れ様でした。
男子部屋は大丈夫だった?
今日こそプログラムに昼寝が欲しいわね。
小鳥遊』
[委員長相方である清寧に、起床時間を過ぎた頃に着くようにメールを送ってみた。
昨日は事務的な会話しか出来なかったし。
彼の体調も気になるところだが、どうなのだろうか]
んー。
[大きく伸びをして。
歯磨きを済ませれば、また部屋に戻るだろう**]
― 早朝/玄関先 ―
[みしりと軋む体を回し、深く息を吐く。
やはり疲れは残っていたが、それ以上に体が運動不足を訴えていた。]
ん……やはり修練を怠るとだめですね。今ひとつ、調子が。
[黙々とジョギング前の柔軟とウォームアップを繰り返す。
体を動かすのは苦にはならない。
もともと役者は体力勝負、舞台で幾重にも着込んだ着物を振り回すのは、見た目以上に力と体力がいるのだった。]
体を動かしているぶんには、余計なことも考えませんし、ね。
[ふと、ひとりごちる。]
[ここのところ考えることが多すぎる。
……挙句、昨夜は自分で一つ爆発させた。普通に考えれば致命傷だ。]
……いまは鍛錬。心頭滅却、明鏡止水……
[わけのわからないことをぼやきながら、研修所の周りをゆっくりと走る。
幾度か玄関の前を通り過ぎ、汗が水になって流れれば、ようやくにその足を止め。]
このくらいにしておきましょうか。
いまからならまだ、体を拭いて寝ていたふりくらいできそうですね……
[静かに建物に戻っていった**]
/*
で、二人目どーしよう。
手すきの人がいればお誘いかけるけど、みんな忙しそうだったしな昨夜は。
ま、昼の状況で考えよ。とりあえずおでかけ。
厚生委員 萩原朔は、栞ぺたぺた。 ( B493 )
― 枕投げ ―
僕もやってみたいよ。
だってこんな機会もう無いかもしれないんだし。
[生徒の中には定番すぎる催しに今更と難色を示したかもしれないが……そんな当たり前のことに触れたことがない身にとってはそれに参加することは憧れのようなもので。
体調を気遣ってくれる人には微笑んで――やりたい旨を申し出た]
せーのっ…えいっ!
はぁ、はぁ……。
[枕は届かなかった。
標的というか無双中の楓までの距離を投げる体力がないと言えばそれまでだが、投げるフォームがとにかく不安定すぎた。]
何か物を投げること自体が初めてかも僕……
[入院中、ロビーで野球中継を見かけたぐらいだ。
ドッジボールの素養があれば枕だって自然と投げられるのだろうけれど]
[投げ方については数をこなせば、あるいは周りを観察したり誰かからアドバイスをもらったかもしれない。
幾度目かの挑戦で――ゆっくりと放物線を描いた枕は、楓の防空網にかろうじて到達した。
もちろん、枕投げとしては威力の面で問題外なのだが――]
届いた……!
[達成感で胸がいっぱいだった。
出来はともかく、枕投げを成立させた嬉しさが心を満たしていた。
もしコーチがいたのならたくさんの御礼の言葉を贈っただろう]
[その後、楓からの恐怖の反撃があってもなくても、枕投げがまだ続いていてもそうでなくても――部屋の隅っこで布団に潜り込む]
ごめん、あと任せてもいいかな?
さすがに疲れちゃった。
[旅の疲れ、枕投げの疲労もさることながら――入院生活が長かったせいか、日頃の就寝時刻が消灯よりも早かった。
後のことは右京と頼朝に託して、横になる――と、眠りに落ちるのは70秒後のことだった。]
― 翌朝 ―
う、ううん……。
あれ? えーと…ぅわぁっ!
[低血圧だけれど、朝はそんなに辛くない。
毎日が充実しているし、せっかくの学園生活で遅刻は勿体ないしで朝ちゃんと起きようって気構えができているからだろうか。
目が覚めると枕元の携帯がチカチカと点滅しているの気がつく。
チェックしてみると、昨夜の定時連絡を忘れていたことでかかりつけ医師が心配している旨だった。
起きて連絡をとって、一息]
/*
さて、レクリエーションどうしよう…いつもなら、登山という名の散歩だけど、そうすると、確実に清寧だけはずさなきゃならないし…困ったわねぇ…。
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