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―――まぁ、力を溜めるのにも時間は掛かることだし。
今までどおり表のことは表の私に任せて、こちらはこちらで準備させてもらいましょう。
ふふっ、表の私ったら単純なんだから。
きっとそんなところじゃないかなって。
勝負になれば、受けて立つんだろうなって。
そうやって、時間を稼いでくれるんだろうなって。
ふふふ、期待したとおりよ。
[もう答えを返すものもないそこで独りごちる]
…ねぇクマちゃん、私、間違ってるのかしら?
私がマリーじゃないなら、私って一体なんなのかしら。ねぇ、教えて…
…なんて。聞いちゃったらきっとクマちゃんも困ってしまうわね。
クマちゃんは、私に付き合って、手伝ってくれてただけなんだし…
[くすりと零れたのは、自嘲の色を含んだ笑み]
なんでもいいわ。やることは変わらない。出来ることは変わらない。
私は私の望むことをするだけよ。
あははー
[棒読みで笑う。
ぴょぴょこ、と針山からまち針が飛び出した。
ねえ、知ってる?
和裁用のまち針って、頭がまん丸じゃなくて、お花の形のも在るんだって!(by まめし○)]
[背を向ける相手を見送る。
……つもりだったけれど。
立て続けに向けられる言葉に、てて、と小走りに駆け寄ると、寝転がるまぐねっとの傍らにしゃがみ込む]
壊し屋が聞いてあきれるのだ。
[自分は結局、壊されなかった。
嫌みなく、笑って。
それから、本当に何気ない風を装って(全然わざとらしく)まぐねっとを枕にして寝るぞ大作戦を敢行――出来たかどうかは、また*別の話か*]
なんで2つに割れたのかねぇ?
いや、割れたんじゃなくて、
―やっぱとりつかれた?
[四畳半の様子を見て、うーむ?
と首を傾げた]
/*
みんな、ねごととかなかのひとはつげんでつかってるのかなー。きゃー。
いままでつかってなかったけど、ういてたらごめんね、ごめんねー
せっかくだからせってーぽんしてみるよー。
・つくもがみの中では幼少の部類にはいる。(生まれて間もないつくも)
・「みんな」がだいすき。
・いままでの戦争にも参加したことはない。いつもおめつけやくみたいなことしてる。押し入れ送還係。
・実体化した姿が狐なので他の子(実体化した姿が人型の子)より耳がいい。足も速い。ただし道具をつかったり細かい作業はできない。
(アールグレイもミチゃいるも取っ手を咥えて引きづったり、小さいものなら加えて運んだり。)
わりとあとになってから気付いたけど、4畳半の部屋でベッドとかせますぎてやってらんないよな、なー。
…お、おりたたみしきベッドってことに…
それと、トレイス押し入れに運ぶロールうっかり回してないけど、多分>>13あたりで言外にはこんでたことにしてたらうれしいなー。きゃー。
*/
ミチゃいる君の特徴として、「弾丸部分」と「磁石部分」がある。
これは、それぞれ、「銃実体化能力」と、「磁力能力」として現れているように、それぞれ別の道具が組み合わさったもの。
で、付喪神になるほどの時間を過ごしたのはどっちだというと、弾丸部分。何年使われた道具が付喪神になるのか、明確にはされてないけど、ざっと100年だとしたら、第1次世界大戦ちょい前くらい。
ところで、この弾丸という物は、「実用品」でありながら、「消耗品」=「実用したらなくなる」という特徴がある。
つまり、ミチゃいるくんは、「実用されなかった実用品」=「置き物」なのである。
同時に作られ、銃に詰められた同胞は、それぞれに実用されて消えていったのに、ミチゃいるくんは実用してもらえなかった。
やがて、古くなった真鍮の実弾からは、火薬が抜かれ磁石が取り付けられて、平和利用されることになった。
ミチゃいるとしては、同胞の行方を思うに、ほっとする気持ち半分、自分が「役立たずの腰ぬけ」なんじゃないかと、怯える気持ち半分。
それは結局、うわっつらの自己誇大態度になり、喧嘩っぱやくて口汚い自分を演出して、自分の弱さをやけになって隠そうとする狭量さになった。
まーま、ほらこんだけ何やらかんやら物が山になってんだし。
その中に本物のオカルトグッズの一つや二つ、有ったって―――
ちっとも不思議じゃないと思わなくない?
[きしし、と漏らす笑みは変わらない。]
ブローチ エリィゼは時間を進めたいらしい。
[意図はなんとなくで感じていた、けれど。
一方的に勝つなんてつまらないし、何より『祭り』らしくない。
だからこそ、勝負を挑むスタイルは崩さなかった]
……ふふ、そうでなくては、ですねぇ。
[答えて構える姿>>34に、自然と浮かぶのは、楽しげな笑み。
応援の声も、心地良く響く]
……そーれーでは。
いきます、よ!
[右腕を後ろに引いて、前へと戻しながら弦を伸ばす。
アンダースイングから上へと向けて放つ一閃が、ひゅん、と音を立てて大気を裂いた。**]
[>>+31うっかりすっかり熟睡して、寝返りをうったときにに、顔っぽい柔らかい物をむにゅっとしたような気もしたけれど、気づくことも無く]
……おはようなのだ。
[ふわ、と大あくびして身を起こす。
頭が軽いのは、よく寝たせいか、まち針が足りていないせいか]
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