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おー、あるーぐれい。
なんか、頭腫れてっけど大丈夫かァ?
[後方上部から声が降ってくれば、振り返って
ぶんぶか。手を振ります]
この辺、いろいろおちてんのな
[ご主人ちゃんが昔使っていた、…のでしょうか?
おもちゃのほうせきばこ が 色あせて放置されていました]
んしょ
[バキッ と。アクリルかブリキのきしむような音がして、宝石箱を開けると
なんとも言えない表情で、中を見たのでした**]
[負けじと両手をぶんぶか振って]
とれいす怪我しなかったかー?
[なにやら凶悪な音が続いていたのでそんなことを聞きつつ。
腫れていると言われて頭に手をやったら]
あ痛!
……ふふんー これは真綿がしんちゅうに打ち勝った勲章なのだ。
[じゃっかん涙目で、えへん、と胸をはる]
……むぅ。
[床に足を組んで、周囲の様子を見ていたが、>>+46明るい声を聞いて、不機嫌に唸る。
とってもとっても、ご機嫌ナナメ]
[何か見つけた様子のたいぷらいたーの元に、すざざとあれこれの山を(文字通り)転がり落ちてたどり着く]
あるじどのがご実家から持ってきたものが沢山あるのだな。等身大のぬいぐるみとか。
[ささやかな破壊音とともに開けられる宝石箱を覗き込む]
おおう。
[興味深々のていで手を伸ばした]
なにか、なにか、とっても不機嫌なうなり声が聞こえた気がするのだ。
[ぼそぼそと、独り言。
口は災いの元とはいうものの、強いものを一瞬でも上回った嬉しさは、なかなか抑えられるものではないらしい。
棒読みで笑うと今更口元を押さえた*]
ん?何か有ったの?
[破壊音じみたそれに多少なり緊張するけれども、どれだけ押入れに投げ込まれていたかも分からない物ですからまあ大丈夫だろうと。
押入れに入ることなんて滅多に無いので、何だかんだで興味津々です。]
見せて見せてー。
[アールグレイには、苦笑い向けます。]
そら勇ましい。さすがブシだな!
俺は…外は平気だが内臓がやべえ。
肋骨ひびいったかもしれん!
[大袈裟にいっているのは、そぶりでわかることでしょう。
覗き込んだあやしげな宝石箱。アールグレイがよこから手を延ばし、とるてが覗き込むのに、体を避けて]
…おはじき、だな
…ご主人ちゃんのじゃねえ。
[はて、誰のものなのだろう…*]
んふふん それは確かに格好いいかもしれないのだわ。
[格好をつけた格好のよさそれ自体よりも、格好をつけるその姿勢>>78が。
含むもののない笑顔でにこりと笑って]
あら。
[続いた言葉に、くすりと漏らす]
―――それって本当にチャンスなのかしら?
[弦を振るうところはすでに何度となくその瞳に映している。弦を振るう前に取る、腕を後ろに下げる予備動作。
不安定な姿勢ならばなおのこと、見逃すわけがなかった。
即座に前へ跳躍して、ころりと回る。
問題は、ダメージが響いている足が付いてきてくれるか、どうか]
[回避は、間に合わなかった]
きゃぅっ!
[足元からの弦が足を払って激痛を走らせる。ただ、前に跳躍しようとした勢いだけが残り、足を払われ転んだ拍子に前方へと転がる]
あーあ、格好つかないのだわー…
[転がってぽてんっと手足を投げ出した体勢から、起き上がらない、というより、起き上がれなかった。足が、痛む]
けど。
んふふ この距離だったら外さないのだわ。
降参、してくれると嬉しいのだけど。
[払われた足が酷く痛むけれど。それでも笑みを浮かべたまま。
寝転がった姿勢のままで、右手だけを持ち上げて。もう、手の届く距離にまで来ていた、その額に、いつでも放てるよう硝子球を構えた指を向ける**]
覚えてるけどそっちこそなのだ。
[口を押さえるのもなんのその。
つい、買い言葉、である。
ぼそぼそと在らぬ方に、呟いたり]
[宝石箱に手をつっこんで、おはじきをひとつ、取り上げる。
何の模様もついていないそれを頭上に翳せば、細い亀裂が入っているのが見えた]
これ、こうやるののだろう?
[これ、と空中に指で横線を引き、爪で弾く仕草をして、とるての方を見たり]
[付喪神の大きさでは、指で弾くよりは、足で蹴るような大きさだ]
うん? あるじどののものではないのか?
[とれいすの言葉に、そちらを見上げる。
それから宝石箱を見直した。
硝子の石、ビーズ、おはじき、みんなきらきら。
子供が宝石箱にしまうには十分なもの。
鍵がかかるそれ、長い年月のせいか錠が壊れ、それで鍵なしで開いたのだろう*]
[含むもののない笑顔>>81に、返すのは、『祭り』を楽しむそれとはまた違う、楽しげな笑み]
少なくとも、遠距離戦が続くよりは、格段にマシですよ!
[返しつつ、弦の流れは止まらない。
跳躍の動作は見えたが躊躇わずに振り切った弦は、確りと手応えを伝えてきた。
上へと振りぬいた腕を戻し次へと繋げよう──と、した所に聞こえた言葉。>>82
ひとつ、瞬いた]
おやおや。
でも、この距離なら、というのは、こちらも同じですよ?
[降参を、という言葉ににっこりと笑う]
それに……俺、負けず嫌いですから。
自分から負けを認めるのは、主義に合わないんですよ。
[硝子球の狙いは見えている。
あちらとこちら、どちらが打ち込むのが速いか、かな、と。
飄々とした態度の裏で巡るのはこんな思考]
(……多少なりとも休めたとはいえ、そろそろ限界近いですからねぇ……)
[それと共に、こんな考えも回ってはいるのだが]
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