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>>44
どうもこうも―疑っているつうかさ、
助けてもらうと退場になるってのがさ、
よくわからんなー…
[口調が変わってやがる…と思いました。
祟られてる?乗り移られてる?
いろいろ思案したのですが―
もしかして少しおかしい?ということだけはわかります。]
―――ここに他の―
俺らみたいなモノにつく奴じゃなくて。
bigな質量の神が来た、って話は、聞かないよなァ…
[顎を触りながら、横目で天井を見ます。
もしそうなら、マリーベルの姿を借りたりとか
あるのかもしれませんが―…]
―――お前、……誰よ?
[双眸が細くなりました]
なにかいつもと雰囲気が・・・ マリーベルさんですよね・・・??
[他のびーだまは主様についていってしまったし、入れ替わったということはないはずだ。]
あの・・・ 頭はだいじょうぶですの?
[怪我の心配をしてるんですよ?]
ああなるほどそういう>>48ことね。
簡単な話よ。
[ぽんと手を打ち合わせ、笑みを零す]
あ な た が 消 え れ ば 、
本 体 は 無事 で し ょ う ?
[綱引きをしている片側が消えれば、元々棚の上に置かれていた本体が引っ張られることはなくなるのだから、と]
[>>51の言葉をきいて、ぞくりと背筋に
悪寒が走りました―
これはいつもの彼女ではない。
病気かもしれない?邪神かもしれない?
ともかく、そう確信すると
ちっ、と軽く吐いて。奥歯をかみます]
空っぽになれってのかよ。
誰、と聞かれてもね。私は私よ。
[双眸の細まり>>49に敵意のようなものを感じ、憮然と言い返す]
そうなのじゃないかしら?
少なくとも私はそう思うのだけど。
[確かめられたら>>50、頷く]
ああ、でもあまり大丈夫ではないのかも。
表の私は目を回しちゃったみたいだから。
まさか。退場するだけよ。
今まで何度も見送ってきたでしょう?
[吐き捨てるように言う姿>>52を見上げ、やはり浮かべるのは笑み。言っていることも、やろうとすることも、全て正しいと信じて疑わない笑顔]
[>>53、マリーベルは自分は自分だといいます。
ただし続く言葉を聞けば、彼女であって
彼女でないことは察しました―]
ふむ――オーケー、
いつものとはちがうけど、マリーベルなわけか…―
[続く>>54を聞くと。]
でも俺が消えれば、と言ったじゃないか。
神体を破壊する、そういう意味だろ?
――付喪神はそのものに込められた愛なんだ。
俺の元の主人達は、いろんな新聞記事を書いて、
いろんな小説を打って、語ってきた。
語りたい、伝えたい。そういう気持ち。
それは願いで、意思で、それが神になった。
だからここに俺がいる。
俺を消すのはご主人達の愛を消すこと。
だからな、 …んなこたさせねーよ?
[さて、やっと腰に巻きついた弦が取れました。
ちら、と他のメンツを横目で見ます。
マリーベルのなかの何かをほうっておいたら、
他の思い出も死んでしまうかもしれません?
伝える気持ちが神となった彼であるから。
自分が壊れてしまったとしても、
それは許せなかったのです―]
、 ったぁああああああああ
[そっと、目を閉じて、開けた時には。
「自分」に戻って、ばさばさと紙をふらせます。
その紙吹雪に混じって、マリーベルに特攻です。
棚の上の自分をひいて。
鉄なので―
落ちても直せますから―]
悪ぃなご主人ちゃん、金欠なのに。*
…ええと?
[語られる思い>>56->>59を、きょとりと呆気に取られたまま、聞く]
そういう、モノなのかしら?
[それはもう、本当に、理解の及ばないことを聞かされたように。考え込むような様子さえあった。
―――だから、反応が遅れた]
…ちょっと、あなたね。そんな無責任な…
ああ、もう、支えきれるかしら……!!
[どこからか取り出したのは、紅の特大硝子球。ふわりとそこから、“手”の形をした何かが広がり、鉄の特攻を正面から受け止める―――**]
消す、という言葉が
ボクら(つくもがみ)の消滅なのか
ただの実体化の解除なのか…
それによって話は変わってくるだろう!
トレイスの言ったように、
表のマリーも裏のマリーも、”マリー”であるのなら
消滅なんてさせるはずはないし、何より
表と裏が、違ったとしても。
マリーがそんなことを、させるはずはないだろ…!
[自分も穴から這い出そうとするけれど、無理だった。
今まで大人しくしていたから痛みを感じる事はなかったが、急に動こうとしたため、ギっと身体に軋むような痛みが走り身をかがめる。
*だめだ、やっぱり、動けそうにない*]
[表、というのが何を意味するのか。
対話の様子から、何となく察するものはあった、ものの。
その意味を考え込んでいたら──反応が、遅れて]
あああああ、この無茶しいわっ!
[状況に気づくなり、上がったのはこんな声。
回復はしているが、手の出しようはあるか、否か]
……ほんっとに、もう!
[苛立った声を上げながら、探すのは、行方不明の弦。
それがまだトレイスの本体に絡んでいるなら、それを制御する事で落下速度に干渉できるかも知れない。
そうでないなら、手持ちの弦に支点を作りながら絡める事で以下同文。
とにかく、壊れる事態だけは避けなくては、と。
考えていたのは、そんな事だけ。**]
―――だって考えてみろよ、
もしあいつなんだったら―
[そんな事言うと思えない、と言ったけれど。
目の端に赤くて大きな手が写りました。
あれ?
なんて、間の抜けた声をあげたあと、金属が弾ける音が、したのかもしれないし―
うまいこと、眷属下の古本くんたちが助けてくれたのかも、わかりませんでした**]
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