884 まよひがのおばけ達
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八咫烏 珊
― 迷い家 ―
[ばさり。烏の姿で縁側に降りれば。
中へと歩を進めて。]
タダイマ。
これ、高天原の小麦粉。
[炬燵の上に、とさりと小麦粉の袋を乗せた。]
【赤】 猫又 瞬火
では小生も無礼な事は控えるかの｡ 善処しようぞ｡
[やめるとは言わなかった]
とてもまじめな雰囲気を感じるのう｡
[あくび]
小生は泣くまで待とうホトトギスじゃ｡
猫又 瞬火は、付喪神 白雪 のきゅーこんをうけいれることにしたよ。
ビスク・ドール ジャネット
[どうにか掃除は終わったようです。]
おかえりなさいませ。遠いところまでご苦労様でした。
ところで・・・ しーちゃんさんは、ご一緒ではなかったのですか？
[確か追いかけると言っていたはずではと首を傾げた。]
鳥天狗 しーちゃん
おーい、たっちーやーい
やっちゃんやーい、どこにいるのかしらー？
[大声で二人の名前を呼んでウロウロしている]
たっちーもやっちゃんももう着いてるはずなんだけどー
[涙目だ]
【恋文】 付喪神 白雪
んー…。
[目を細めて、頬ずりを受け入れる]
ね、みーちゃんは、付喪神はどうやって付喪神になるか知ってる？
ながーいながーい時間、愛されてなるんだよ。
だから、そう簡単に吸い尽くせないかもね。んふふー。
【独】 付喪神 白雪
― 回想 ―
「旦那様」
「今日はですね、ご子息様がお見えになりました」
「…ええ、そうです」
「…私も、連れて行ってくださいますか？」
「はい、今の時間は6時です」
「お食事の用意を、してきますね」
お料理怪人 点心は、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( B26 )
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