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女将 レジーナは、見張り番 ヨシュカ を能力(占う)の対象に選びました。
全身を包帯で巻いたメイド姿の女が、薄暗い路地を音もなく進む。
常ならば無表情のその顔は、恍惚とした笑みを浮かべていた。
女の口から甘い吐息とともに呟きが漏れる。
「リーザ様……」
崇拝、憧憬、恋着。それらのどれでもあり、どれでもなく。
「ああ、もう少しデス。奴らに一矢報いた暁には、どうか、ワタシめもアナタ様のお側に」
生きる指針を失った哀れな女の末路がそこにあった。
元々シノンはモーリッツ組とも人狼組とも縁がない。
物心ついた時から、とある組織で生きる兵器として育てられていた。
。
その日少女にとって、いつものように「ママ」から逃げだし、たまたま見かけた貧相な女に出会したにすぎない。
しかし、シノンにとってそれは至上の幸運だった。
ヒトの生を知らなかった己に、友として、仲間として接してくれたリーザは何よりも代え難い存在になった。
作り溜めた愛らしい衣装も、メイドとして家事を身につけたのも、全てはリーザのため。モーリッツ組にスパイとして潜り込むのも小さな友のためならば容易い事。
そんな日々がいつまでも続くと、愚かにも、シノンは信じていた…
フリーデルの横槍は議論停止。
静止・切りを狙ったものか。
フリーデル-シノン
フリーデル-ディアーナ
……今のところどちらも有りうる範囲だが、シノンは白だと思うな。
初日からガンロック……する人もいるなぁ……。
数年真面目に仕え、上からもそこそこの信頼を得た。モーリッツ組の居城の一つである屋敷の清掃も任されるようになった。
新たに出来た仲間や先輩の、何も知らない笑顔に心がどこか痛むのを感じつつ、諜報も上手くいっていた。
そんなある日、シノンの元に一通の手紙が届いた。
モーリッツ組の本拠地へ少数精鋭を率い、カチコミに行ったリーザの行方が掴めない、という内容だった。
[...は大きく欠伸をしながら会議場へ]
おはよう。やっと好きなだけ寝れた…
ああ、うん。【おr…アタイは幽霊なんて見えないよ】
見えてたらオカルト系の本でも出して遊んで暮らせ…ゲフンゲフン
2-1確定かな? 遅くなってごめん。
メイド服、似合ってると思うよ。朝食つまみつつ把握してくるよ。
全身が氷柱になったかのように体が震えるのを、どこか他人事のように感じていた。
まさかまさかまさか
あのしたたかなリーザ様がモーリッツ組にしてやられる訳がない。
それから、シノンは自分の持ちうる限りの伝手を使って事の詳細を調べたが、それ以上の情報は何も手に入らなかった。
失意のまま、このままリーザに殉じようとすら思った。
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