情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
突然死しない事が第一だよね>初心者さん
後はルール把握して、自分なりにでも頑張る人は歓迎するー。
私自身がまだまだだけど
SNSに貼って関係ないマイフレ様に見られる方が恥ずかしい、気もするのだ。。
えええい、お目汚しだけど貼ってしまおう。
目の毒だけど、ごめん><
窓を開けると、さわやかな風が部屋の中に吹き込んできた。
「あまり、寒くないね。外の風」
「もう春だからね」
ベッドに腰かけてつぶやくように言う青年に、ヤコブは笑いかけた。
春祭りが近付いてるから、皆てんてこまいだよ、と農夫は教える。
村長と村の長老は、若者のリーダー・青年ヨアヒムを交えて祭りの企画を立てている。
宿の女将レジーナは、パン屋のオットー、その姉のクララと共に料理の支度に追われている。
仕立て屋のエルナはシスター・フリーデルや羊飼いのカタリナと祭りの衣装作りに励み、村娘のパメラは子供たちに踊りを教える。
ならず者のディーターや樵のトーマス、負傷兵シモンは櫓作りに駆り出され、旅人のニコラスや行商人のアルビンは祭りで奏でる音楽の練習に励んでいた。
そんな様子を聞くと、青年――ゲルトは懐かしそうに外を見つめた。
一年前は、自分もその中で、ヤコブと一緒に食材を運んだりしていたのだ。秋に、血を吐いて倒れるまでは。
「ほら、できた。食べなよ」
目の前に出されたのは、鮮やかな緑色のポタージュ。畑で採れたほうれん草で作った、と、農夫の青年は恥ずかしげに笑う。
健康的なその笑顔を見て、ふと、我儘を言いたくなった。
「ヤだ。食べさせて」
は?という反応を返すヤコブ。ヤだヤだ、とダダをこねるゲルト。
仕方がないなあ、と苦笑しながら最後には折れて、ヤコブはスプーンをゲルトの口元へと運ぶ。
(ヤコブは、優しい)
畑仕事があるのに、毎度毎度、幼馴染の自分に食事を作ってくれる。
移る病気ではないけれど、普通はそこまでできない。
(一人占めしたい、なんて、我儘なんだろうけど)
口にしたポタージュは、ほうれん草の優しい味と、ほんの少しだけカレーの味がして、飲みやすい。
(今だけは、一緒にいたいな)
体が弱っているからだけではない。自分は、ヤコブを求めている――そう、確信して。
ゲルトは、ヤコブを抱きしめた。
「ちょ、ゲルト、何して――」
「眠いんだ。――このまま、寝てもいい?」
皿を持ったまま固まるヤコブと、寝息を立て始めたゲルト。
二人を、窓の外でモンシロチョウが風に舞いながら見守っていた――
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ワッフル! ワッフル!
⊂彡
内容もさることながら
ききびびさんが逃走するところまでセットで可愛い。
なんだ、かわいらしい出来じゃないか。
もっと前衛的なものがくると思ってたのに。
やっぱりクララちゃんは純粋だなぁ(@´ω`@)
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新