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それと、やっぱり「過信」だろうな。
アシュレイの望み、相棒の望みを理解できたと思ったから、相手が何を望んでるのか理解できる気分になっていた。
望みが一致するのが当たり前みたいな気分になっていたのだと思う。
― B2 ―
[じくじく。脇腹が痛む]
[ゆらゆら。視界が歪む]
[そして、喉がひりつくような…飢えに似た感覚]
[嗚呼、熱い]
[身体の奥が、うねるように]
[甘い、雫を、求めて]
簡直是開玩咲…(冗談だろう?)
我是吸血鬼之類。(ワタシが吸血鬼だなんて)
[鏡を見たわけではないので、瞳の色が澄んだ紅宝石から
艶めいた血色に変わったことはわかっていない。
でも。明らかに口の中にある異物感。
しかも、それがあたりまえのように思えてくる。
同時に持ち上がっていたのは純粋な生理的欲求。
傷ついた身体が求めるそれは…抗えば抗うほどに大きくなる]
想要血……也向大量。(血が欲しい…たくさん)
[そんなことを呟く自分を、おかしいと思う。
おかしいけれど、どうにもならない。
理性と欲望の狭間で気が触れてしまいそうだった]
[ふと。
傷を押さえていた左手を、ゆっくりと顔の前にかざす。
自分のものだ。それでも。
とても、おいしそうに見えた]
ン…。ア、ハッ
[舌先ですくうように舐めあげる。
吸血鬼の血がおいしいかどうかなんてこの際大きな問題ではなく。
ただ、求める血がそこにあって、それを口にして…]
哈、哈……滑稽的。
[ひどく乾いた嗤い声。
理性を支える柱が一つ、欲望にへし折られた]
―吸血鬼の棲家―
[意識が覚醒する。柔らかい場所に伏せている事に気付いて飛び起きた。]
うわッ! なんだこれ?
[獣か何かと疑い即座に離れたが、ソファは動く気配がない。
恐る恐るつつく、手で触れてみる、引っ張る、乗る、飛び跳ねる――徐々に行動はエスカレートしたが、決定的な破壊を招く前に満足し、ソファから飛び降りた。]
……と、どこだろ、ここ?
[大きく伸びをして、辺りを見渡した。
ふと体の痛みが消えている事に気付いてあちこちを見渡す。
銃創はなく、手足の傷も消えている。
何かの夢を見ていたのだろうか?
そう思っていた矢先、顔に手が触れる。]
あ……これ。
[左頬に痛みはない。だが、皮膚の一部はごわごわと硬くなっている。
そして左目を触れる。人肌に温まったごつりとした感触――小石。
首筋に触れれば吸血痕がひとつ増えていた。]
夢じゃなかったんだ。――へへ。
[辺りを見渡しても姿は見えない。
落ちていた鉄槌を拾い、外へ出ようとした。]
……っと?
[腹の辺りで何かが転がり、それで思い出す。
メイド姿の女、その心臓をローブから引っ張り出して眺めた。]
これも……どーほー?
[既にそれを売ろうという考えは頭から消えていた。]
どうしよ、おばちゃんこんなんにしちゃったよ。
[メイド姿が紅榴石を残して灰になったことを思い出す。
その灰は地下を吹く空気に攫われ、殆ど残ってはいないだろう。
その紅色の塊をまじまじと見る。触ってみる叩いてみる。
――植物の種に見えないという事もない。]
……植えたら育つかな?
[ぼそりと呟いて育て方を考える。与えるものは水か、それとも吸血鬼ならではのものか。]
/*
ああ そっか
申し訳ない
小石ってどれぐらいの大きさのか、書けばよかった
もっと小さいのを想定してたとか、内緒ですよ。ごめんね
目が覚めたか。
[部屋を出たところのエルクと行き会う]
傷は治ったな。上に送ろう。
歩いて行けぬ距離でもないが、
我も上の様子は気になるゆえ。
[あとは、他の吸血鬼と同じく糧を自分で得ることや、伊達の持つ刀と共にいる封魔師に気をつけるようにと注意をして。
嫌がらないようであればそのまま地下2階へ、歩くと言えば道順を教えただろう。]
つまり、生きた人間捕まえて血を貰えばいいんでしょ?
それなら大丈夫だよ。
[また、始祖から封魔師と剣士に対する注意を聞けば、右眼を細める。]
へえ……うん。知ってる。
大丈夫だよ、刀のおっちゃんはボクより上手いと思うけど、マムが当たればボクも強いよ。
おっちゃんが怖いならボクが……。
……わかったって! 気をつけるって!
[注意を蔑ろにする様な返事を慌てて改めると、辺りに霧が立ち込める。
不思議そうに眺め、再び霧が晴れた時には既に始祖の部屋の前ではなかった。]
―地下2階―
[エルクを送り届けて、別れ際]
そういえば、そなたの持つ紅榴石。
その主は今そなたと共に居る。
何か手出しができるわけではないが、
見守ってくれておるぞ。
また、機が合えば会おうぞ、同胞よ…――
[というと、霧になって消えた]
[アシュレイは自分の新たな望み≠ノ、ふっと笑って]
…滑稽すぎるわね。
今はただ…あなたには見えなくても。
一緒にいられるのは、とても喜ばしいことだわ。
[亡霊になった女は、自分が見えない男に対してそう呟いて寂しく微笑んだ]
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ナバールとアレクトーは何処までもすれ違いさせたい感じだよね…。
そしてナバールに同族喰いされたらもうそれで思い残すことは無い。
[紅榴石の事を言い当てられて取り乱す。
それは男の同胞を手に掛けた証拠でもあるからだ。]
こっこれは……あの!
[だが続く言葉に思わず口をぽかんと開け、男の前にも関わらずそれを取り出してみた。
耳に当てて音を確かめる。]
――叫んでないよ?
[再会の言葉に笑顔を見せて手を振り、駆ける。]
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