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[打ち込まれたボウガンが吸血鬼を貫けば動きを止められるはず、と。
―動きを止める、ということ。
脳裏にあったのは封魔の術]
[にこり]
[真紅の双眸に向けて、琥珀は頽廃する捕食者の色を帯び
血管の透ける白い首筋に顔を埋める
舌を這わせて、皮膚は雪を連想させるのに温かい
変異した犬歯を露出させれば微かな吐息が掛かり]
[完全に動きを止める、決定的な隙を伴って]
[――牙を突き立てる]
私は美しい フルムセートは、シェリー を能力(吸血)の対象に選びました。
私は美しい フルムセートは、アシュレイ を投票先に選びました。
/*
>>247
せっかく見計らったのに、発言一個分はやかったーーー!
でもまあ齟齬ないからいいや[ぽーい]
[深緑の奥で何を想うのか、見上げる紅宝石には思い及ばず。
そもそも、そういう人が想うものに対しては…疎い。
と、いうのはきっと接した人ならなんとなくわかるものだろう]
何がアッタ?
[一歩下がったのに眉を寄せ、首をかしげる。
僅かな…疑念]
問答?
[こんな場所で何をと、持ち上がった深緑を見上げる]
少しマエのワタシなら、是…YESと答えたダロウ。
今は…限りなくYESに近い、NOだ。
[封じる、という策があることを知っているが故の返答]
なぜ、ソンナことを問う?
ほんとはこれにしようとした。
伊達…愛し…てる…←伏字
[言葉を発しているが、伊達には聞こえなかっただろう。
目を細め涙を一滴流すと、手の力が抜けて事切れた。
最後にアシュレイは何を思ったんだろうか]
[>>243女の命が尽きれば。静かにその身を横たえて。
「紅霞」をその手に。
吸血鬼を「殺す」刀。吸血鬼を「救う」刀。
彼の生きる道は何も変わらないが。禍々しい赤い刀身が、少しだけその色味を変えた気がした。
抱えたものを消さない為に――彼は生きなければならない]
[フードの同胞を救うために、物陰から暗闇の中から小石を投げた。
目標は、同胞を狙うボウガン(>>245)――弾着がボウガンを跳ね飛ばしたのは、矢が放たれた後か先か。 どちらにしても、新たな参戦者がいることに状況は止められたろうか。 かつーん、と小石が床に落ちて音を鳴らした。 暗闇の奥から、コッと靴で奏でながら――ナバールに向けられていた注意を独占するように。 灯りの範囲ギリギリに立ち、朧気な姿だけ見せる]
あぁ姫。
姫はなぜ姫にあられるか。
姫と私が国を違えていなければ……ただそれだけでよかったのに。
ふたりが、互いの王家に生まれて来なければ。
人でなくてもいい、あの、春の花を舞うふたつの蝶であったなら――
[それは、かつての自分が初めて主演として舞台に立った時の演目の一節。(>>3:196)
自分にとって、2つめの人生のスタート地点と言えた、あの舞台。
そして今――吸血鬼として、3つめのステージに立った。
その最初の公演においての演目もまたこれしかなかった。
何の縁か、偶然か、狙ったボウガンの持ち主は――この台詞をもちろん知っている。
姿をはっきりと現さなくとも、演目と声で、彼女の心の支えのひとりと分かるだろう。
そしてこちらももし相手がシェリーであると分かっていれば、オーケストラが音楽を奏でてくれないことを悔やんだろう。]
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