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[牙を求めるフルムセートに応じるように、微かに首筋に牙を刺す。滲み出る血を舐め]
我が同胞…いつまでも手元に置いておきたいほどである。
しかし、己が糧は自ら得ねばならぬ。
[吸血鬼となったフルムセートは、もはや人の血以外を求めることはない。]
上に送ろう。そなたは、我の所有物ではない。
我が同胞である…。
[あくまで同じ吸血鬼という意味でそう告げた。
服を着せ、幼子をあやすようにそっと抱き寄せると、
そのまま地下2階へ送っていった。**]
メイド シンデレラは、ここまで読んだ。 ( b11 )
おっき… ああ。たしかに
[頷く。上体を起こし、手袋と手甲をつけ直す。
態度もな、と心中に付け加えるのは気安さ混じり、若かった頃の記憶の再現]
俺などの話を余所でもしてたとは思わなかった
当てようか……お喋りの気分屋とでも?
[追う、と頷く物腰は落ち着いたもの。
立ち上がり灯りを拾うと、ジャグリングの要領で松明を回転させてみる。 動きは問題ない。握力はまだ少し、戻らないだろうか]
[カークに追いすがるには、時間が経過している。頼りないロープを出入りの手段とするのはまずい。
アレクトーに階段の位置を聞けば、地図と照らし合わせ――まず階段で降り、霧によるダメージをたしかめながら下層でこの真下の部屋を探そうと提案する]
[地図を前に計画を相談する様子も、気分屋の単語とは合いにくいだろうか。
己ともう一人の親友と。やや年も階級も上のクラウスは三人でよく自主訓練や遊びに熱中した。
厳格だが情に深い男と、軍人と思えぬほど穏やかな雰囲気をまとう若者と。
よく笑いよく怒る若者は、戦場で生き残るに必要な冷静さを普段から特訓しろと、耳が腐るほどクラウスに怒られた。
それも過去のこと]
― 地下2階 ―
[石床に闇の沼が湧き、身体が浮かび上がる。
あのときとは違う場所だったのか、あるいは時間が経って誰かが持ち去ったのか、ここには荷物やハルパーはなかった。
吸血鬼化の影響か、ランタンの灯りが無くとも闇のなかでもなぜか感じられる。
シンデレラに吸血されたあとと同じのように、壁を背にして座り込んだ。
今度は疲労と消耗によるものではなく、少しだけ複雑な心境と葛藤によるもの]
……あのときぐらい、私を所有物にしてくれてもよかったのにな。
私はそれぐらい美しいのに。
[指先が、悦楽と至福の時間を思いだして、自然と自分の唇をなぞった。
吸血鬼になってしまったことに、憂いはなかった。
自分の美貌と口元主の求めに応えるためにある――だけでなく、自らの糧を得るために牙を剥いて使わねばならないのが、少し寂しかった]
[始祖を引き剥がさんと力を働かせる。しかし、びくともしない]
…くっ!
[この「力」を得てから、何度か吸血鬼と闘った。技術、スピード、戦術。その全てが未熟であったが、吸血せんと肩をかけた瞬間、その怪力で引き剥がす。そう、先ほど倒したあの古吸血鬼のように…
しかし、相手が悪すぎた。]
もう夜間公演しかできなくなるのか……これから大変だな。
この城に地下劇場を作れば解決するか。
そのためにこの地に街ができないといけないな、私がここでしか公演を打たないと発表すれば人は集まってくるか。
……時間だけはあるしな。
[今日の糧よりも、数十年後がまず思い描くのは、吸血鬼として適応はできているのかもしれない。
立ち上がるといろいろ計画を練りながら歩き出した]
[遠目に見たアシュレイと忠興の戦いは、まさに命を賭けた攻防。
その極限まで研ぎ澄まされた美しさは胸が苦しいほどだった。
アルベルトの及びつかぬ高みで舞う魔と狩人。
だが、アルベルトに気づいた忠興の太刀筋は、それまでとは様相を変える。
殺すための剣から、護り、救うための剣へと──
急所を外して行われる攻撃は、忠興の負担となっている。
だから。
二人掛かりかと挑発するアシュレイの声にも感情を乱されることなく、アルベルトは封印の儀式にかかる。]
[風を断つ刃にも似た声で、忠興がアルベルトの名を呼ぶ。
その斬撃によって散るアシュレイの血が、封印の技を発動させる。
忠興と二人。
二人でなければ不可能なこと。]
[そのまま、始祖は憧れの存在とともに消えてしまった…]
フル様…
[あまりにも強大な力。フル様なら大丈夫。そう思うしかなかった]
どうしよう…このままでは、勝てない…
[力の差を思い知り、途方にくれる…]
…そういえば、吸血鬼になるとかどうとかって。
[ふと、始祖の言葉を思い出す。]
[自ら傷つけたアルベルトの腕から滴る血が ゆるり と捩じれてアシュレイへと伸びる。
ほどなく、吸血鬼とアルベルトの間に、血の橋がかかった。
アルベルトは聖印を戴く杖で石床を打つ。]
父と子と魂の絆によって請う。
人の肉体に巣食いし古の闇よ。
とく我がもとへ来たれ。
より深く、より濃く、唯一になるまで この器に宿れかし。
[結ばれた血の澪を通じて、相手の身体から魔の毒素だけを抜き取ってゆく。
水が高きから低きに流れるように、その力に逆らうことは不可能。]
[が、呼び込んだ力は、通常のものではなかった。
混じり合う、ふたつの存在。
アシュレイは、その身のうちに吸血鬼の心臓を、もうひとつ呑んでいるとわかった。
それが、さらなる力を得るためにしたことなのかはわからなかったけれど──]
タダォキ …!
[アルベルトの唇から、急を知らせる悲痛な声が漏れる。]
[アシュレイに封印を施せば、人に戻った身体を、体内に残った吸血鬼の紅柘榴が灼き尽くすだろう。
生まれる前から順応しているならともかく、普通の人間の身体が裡に紅柘榴を宿すことに耐えられるはずもないのだから。
結論。
アルベルトの力でアシュレイの肉体を無事に取り戻すことはできない。]
彼女に封印は ── できません …!
[自らの傷を押さえて血の道を断ち、叫ぶ。
ノスフェラトゥの名を呼び、アシュレイが力を漲らせるのと同時。]
「吸血されたのであろう?二人共に」
…っ!!
[そのとき、首筋に寒気が走る。思わず首筋に触れると…指に血が付着する]
まさか、あの小娘…!?
[このとき、初めて「吸血鬼に吸血された」と認識する]
う、うあああああぁああああぁぁあっぁぁぁぁっぁっ!!
[全身が激しい痙攣を起こす]
ナバールは、アシュレイ を投票先に選びました。
[例の件以降憎悪の対象だった吸血鬼。しかし、その憎むべき、穢れた存在になろうとしている。そう思うと正気でなどいられなかった。]
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
[ただただ叫ぶ。震える手で鞄の中の酒を取り出し、酒瓶に直接口をつけて飲む。酒が体に零れ落ちるが、気にせずに飲む。中型の角瓶に入っている酒が空になった。]
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