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[>>243女の命が尽きれば。静かにその身を横たえて。
「紅霞」をその手に。
吸血鬼を「殺す」刀。吸血鬼を「救う」刀。
彼の生きる道は何も変わらないが。禍々しい赤い刀身が、少しだけその色味を変えた気がした。
抱えたものを消さない為に――彼は生きなければならない]
[フードの同胞を救うために、物陰から暗闇の中から小石を投げた。
目標は、同胞を狙うボウガン(>>245)――弾着がボウガンを跳ね飛ばしたのは、矢が放たれた後か先か。 どちらにしても、新たな参戦者がいることに状況は止められたろうか。 かつーん、と小石が床に落ちて音を鳴らした。 暗闇の奥から、コッと靴で奏でながら――ナバールに向けられていた注意を独占するように。 灯りの範囲ギリギリに立ち、朧気な姿だけ見せる]
あぁ姫。
姫はなぜ姫にあられるか。
姫と私が国を違えていなければ……ただそれだけでよかったのに。
ふたりが、互いの王家に生まれて来なければ。
人でなくてもいい、あの、春の花を舞うふたつの蝶であったなら――
[それは、かつての自分が初めて主演として舞台に立った時の演目の一節。(>>3:196)
自分にとって、2つめの人生のスタート地点と言えた、あの舞台。
そして今――吸血鬼として、3つめのステージに立った。
その最初の公演においての演目もまたこれしかなかった。
何の縁か、偶然か、狙ったボウガンの持ち主は――この台詞をもちろん知っている。
姿をはっきりと現さなくとも、演目と声で、彼女の心の支えのひとりと分かるだろう。
そしてこちらももし相手がシェリーであると分かっていれば、オーケストラが音楽を奏でてくれないことを悔やんだろう。]
――…
[唇から零れたのは、小さく掠れ、声にならない悲鳴。
―――…怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
頭の中が、これ迄感じたことの無い、変異への恐怖に犯されてゆく。
思い浮かんだのは、緑の瞳を持つ妹の姿。]
私が人のままであったなら、君たちを倒して糧を得ようとはしなかったろう。
ましてや、一度は面を通し、友誼を結んだ相手なら。
しかし、陽光から隠れ闇に棲むようになった今の私の美しさは、君たちが垣間見るのは少し困難になってしまった。
世界から太陽を失えば夜となるように、世から私が隠れれば人々は私の美しさを失うことになる。
私がしてやれることは――これからも、君たちにこの美しさを見せてあげられるように努力することだ。
……約束を果たせないのは謝る。
[さらに歩む。
やがて狩人達からも自分の姿と美しさが理解できるだろう]
[何があったのか単刀直入に問う言葉
ゆるうく首を振った。
何がとも言わない、ただのジェスチャー。
NO 唇は、ちょうどその形に歪められ、引き結ばれる。
眉を寄せ微かに笑えば――皮肉気な、意味の無い 表情だった。]
なぁんで ノー なの?
殺すしか、無いでしょ
柘榴石、取りに来た んでしょ?
[クイズといった通りに、のびやかな言葉。]
馬鹿な、話を聞いたんだよ
すごく 馬鹿らしい
吸血鬼にころされに来て
[「吸血鬼に されちゃった奴の 話」
妙に落ち着いた声は、音は、何も意味しない。
ただ翡翠だけは 揺れて、ゆれた]
[射線を遮らぬよう弧を描く動きで二人へ駆け寄る]
(――矢は!)
[何かの衝突音>>251は振り返れない。
飛来し、吸血を妨害するはずのボウガンは沈黙を保ったまま。
松明の灯りが踊る中、 吸血鬼の動きが完全に止まり、アレクトーの華奢な背が撓るように見えた]
…っく――!
[駆け寄る勢いのまま、
振りかぶられた棍は、致命となる頭部を避け、吸血鬼の肩を打ち抜くように振り下ろされた]
[愛している――最後に残った女の言葉。
彼は返せなかった。
抱える命を一つ増やす。その感情が「愛」なのかが分からないままであったから。
彼の刀が消した命の方が、抱える命より多かった]
[妙に空いた言葉の空白に
単発の思考が入り込む]
[あつい] [あつい]
[あつい]
[服のうち、見えないはずの傷跡は膿んでいるかのように熱い]
[身体の力が、抜ける。
右手に握った剣が、音を響かせて地面に落ちた。]
(たすけて…)
[恐怖で喉が渇き、声が出ない。
ジェフやシェリーには、彼女の唇の動きが見えただろうか。
彼の肩に、棍が振りおろされたのはどのタイミングだったか。
縋る様に、震える手で彼の衣服を握った。]
[震える身体と微かな悲鳴すら 恍惚に変わる
溢れる赤を啜り、どんな美酒よりも鮮烈に思考を蕩かして]
……いーこだ。
[息継ぎの合間、暴れない娘の耳朶に囁いた
抵抗しなければ、まだとどめは刺さずに済む]
[この場で知らない顔は1つ。
フードの同胞が糧を得ようと。
とすれば自分は……相手は、どちらも自分の知己。]
やはり君に決めた。
私のデビューを知る君こそが、私の"初めて"の相手を務められるに相応しい。
[シェリーの姿を見て取ると、ゆっくりと歩み寄り……跳ねて、舞って、回って、妨害をかわして彼女に肉薄。
シェリーの身体を抱き上げると、その場をフードの同胞に任せて通路の闇の奥に引き込んだ]
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