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[私は喉をだいたいうるおすと
男の「吸血」を打ち切る
これ以上すったら「死んでしまう」
だろうと思ったからだ
城主は「仲間をふやせ」と命じた
それに反するわけにはいかない]
ごちそう、さま……そして
……おいしい「生き血」を、ありがとう……**
メイド シンデレラは、ここまで読んだ。 ( B15 )
[伸ばされた手は、彼の背嚢を掴んだ。
あらん限りの力で引き、彼の肩に手を掛けた。]
なんで…
[食いしばる口の隙間から絞り出す様にして漏れた声は、彼の耳に入っただろうか。]
…っ
[しかし肩から背嚢が外されると、大きくバランスを崩して地面に倒れ込んだ。]
― 地下2階 (>>57) ―
[自分を縛る赤い手が緩んでいき、どうにか身体が動かせるようになって。
凝りをほぐすように手首や足首を軽く振ってから]
……私の美しさは人助けに使われるものではないのだと言ったのだがね。
けど、君がそう言ってくれるのなら"血の代償"として良としよう。
……っと。
[拘束は、同時に支えでもあった。
赤い手が離れていくと、力が抜けて身体のバランスを崩してシンデレラのほうにぐらりと。]
すまないね……でもさすがにちょっと疲れた、私は少しここで休んでいくよ。
君もいったん下がるといい、私の後方からまだ何人かやってくるはずだからね。
[そのままずり下がるように床に腰を落として崩れ、壁を背にして座り込んで――彼女がどうしたのか見送る余裕もなく。
左のハルパーを抜くときに床に置いたランタンを少し離れたところに見ながら、やや呆けたように身体を休ませて、そのうちリュックから水筒を取り出してヤギの乳を口にして失った水分と栄養をいくらか補充した。**]
[轟音、それを機に走り出す男。]
待って…!
[制止の声を発した瞬間、少年が崩れ落ちた。
少年に駆け寄り、体重をかけて圧迫する。
走り去る彼の白いフードが、はっきりと見えた。
今頃見えても、もう遅いというのに。]
ナバールさん!
[その背に、もう一度名を呼ぶ。]
[カークの身体が鞘であるように、確実にその身体に沈む。]
おやおや。若しかして初めてですか?
それなら優しくして差し上げた方が良かったでしょうか。
[俺を選んだ目的は、殺すことよりも変化の過程を愉しむ為。
波打つ刃先の為か、少しばかり抵抗を感じるがその感触すら味わうように。
口調だけは穏やかに、突き刺した短剣の柄を更に押し込む。
蠢く彼の唇が何か言葉を紡ごうとしていた。
その唇から漏れる音が、触れるほど顔を近づける。]
何をおっしゃりたいのでしょう?
聞かせてください、貴方の声。
どんな気分ですか?
[クククッと哂い、傷口が広がるようにわざとゆっくり短剣を引き抜いていく。]
/*
わー
超楽しい。いいの、いいのコレ
本気幸せなんですけど
うわああ。いつぶりだろう、こんな丁寧に一撃入れられるの。ありがとうね!
なんで…、なんで…
[べとつく、生温い感触。
自分が、気付いていたら。
この少年は、吸血されてしまった。
何故、彼は吸血鬼になってしまったのだろう。
やがて、少年の出血が止まればその場に崩れた。
横に転がる、彼の背嚢が赤い瞳に映し出された。]
[金属のけたたましい音を上げてフリントロックが地面に落ちた。
それに伸びる手は今はなく、代わりに、縋る様に肩に伸ばされる。]
[熱がある。
思考を焼き尽くす熱が心臓部から生まれて、中から焼き殺そうとしているようだった。
あの時逃げた、振り払った炎が中にある。逃げたことを苛むように。]
[ぐ、と一押し加えられる重みは、冷たさを一時的に肉に共有させた。
それを気持ちいいと思う前に新たに生まれた熱が焼いていく。
視覚も聴覚も、大きすぎる痛覚に追いやられて――何を話されているのか理解できなかった。]
――ふ、 っ、……う
……ぃ ね 死 ね 、あ゛
[ヒュ と呼吸の漏れる音の方が大きい。それぐらいの声が絞り出される。
押し込まれた刃物の質量に、慣れた――わけではないが
引き戻される痛みは、入れられる時よりなお、大きい。
周りの肉を引き込んで、ゆっくり外へ逃げ出して
それに抗うように、もしくは従うように、弛緩した体は緊張を取り戻し胸部が張った]
あ゛あ゛ああぁ、――……っ ぐ、ぅ あ
[初仕事がココでは、少年は運がなかったとしか言えない
口に出来た血は少量だが、切迫した渇きは鎮静した]
[助かった、と正直思う]
[5年前に、一度吸血鬼に噛まれ、発症せずに済んだ事と
餓鬼だと揶揄されながら最初の吸血鬼を狩った事と
少年は、どちらの頃の自分よりも幼いが
昔を想起する記憶がないまぜになって、重なる]
[口にした血は少量だから――彼もまた、己と同様に
ヒトとして、まだ助かるような事があるのだろうかと]
/*
本当にいいの、ぼく今超笑顔なんですけど
無理矢理突き合わせてないよね、
嫌だったらやめていいからね
そこらへんペイってしてくれていいんだからね……!
どうしようどうしよう とても幸せだ。
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