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― 地下2階(>>193) ―
うむ。
私も神を信じていないよ、なぜなら私は神よりも美しいのだからね。
[振り回される鞭。
自分のハルパーで薄い傷ができても問題ない彼女とは違い、美しい自分は一撃たりとも受けるわけにいかず、攻勢と防戦のターンがはっきりする。
彼女の鞭を捌き、捌き――それが続いている限り防御に徹することになり……]
ははッ!
いいね、超メイド、そういうのは私にとって好ましい。
私がいつか自分で脚本を書くことがあれば、王都大劇場で公演してやってもいいッ!
[笑う彼女、名乗りを上げる彼女。
つられて自分も笑い、お互い笑顔をこぼしながら鞭と刃をぶつけあっている]
[女性らしく振る舞っているつもりはなかったので、シェリーの驚きの声には、誰かに似ていただろうかと思った程度で。
リアンを助けた理由を恬淡と告げる彼女に微笑みかける。]
自分自身のためと思ってもいいのですよ。
あなたの人助けを、天におられる方も喜んでいると思います。
/*
そいえばそいえば
血人と村側でバトったときに
決着つかなくても吸血しちゃっていいのかしら。
どうなのかな
積極的に吸血に向かってくださいとは
wikiにあった気はするんだけど。後で見に行こう。もいもい
―B1 大扉前―
[扉の奥にはやはり、うっすらと肌をざわつかせる温度がある。
これが望みの叶うことへの期待なのか、それともあの時と同じなのか――]
…… ……――
[決まりきっている答えに爪を噛む力が強くなる。
ぎり…… との音を最後に手を放して
フリントロックを構えた。
一発撃てば装填の時間が必要な、使い勝手の難しい銃。
かつての名残に従って何丁かは所持している。
けれど実戦で使うには、やはり面倒くさいもの。]
[拳銃を祈る様に顔に寄せた。
眼鏡に当たる、硬質な音。
ひやりと冷たい温度はとりあえず、落ち着かせてくれた]
/*
一応ジョセフを待ってみるけどさ
もしかして日付更新後に動くつもりだったりして
そうだったら申し訳ないなあ…
メモで聞いたらいいのかしらん。
そう。
[肯定されて悪い気はしない。口調は先ほどよりも穏やかで明るく]
あの子もなんとかなったことだし、先に…すすみましょうか?
[「あの子」を含む三者に前進を促す]
[突きつけた焔は女の腕の間合い外まで下げ、
余裕の笑みがくるり翻って涙に潤むを見つめ返す。気配は冷ややかなもの]
勘が鋭いか。便利でうらやましい
なら俺の証などいらんのだろう?
[カークのように、触れたら破裂しそうなほど張り詰めて見えたら、あるいは心底怯えているように見えたら、容易く気を許したはず。
でなければ、一度会って話したことのある相手であれば、警戒はより緩いものだったが。
女はそのどちらでもなかった]
お前が人間なら……行け
身を護れるか心細いなら、上の階にベースにした水場がある。そこで待っていればいい
道を失ったなら、上まで連れて行くくらいはする
[判断に確信がない、から自分から攻撃は選べずに]
吸血鬼なら――くだらない茶番はやめて襲って来ればいいだろう
いい加減、面倒だ
[これ以上問答する気はないと告げた。
水場に行くというなら、10歩ほど先を歩ませて大扉までを案内するつもり*]
[時間が惜しかった。
「無茶をするな」と声が届いたが、他に罠がないことは一度通った折に確認している。
少々手荒な手を使ったが。その先に少女の姿を確認する。
感謝の言葉を述べる少女に何でもないというように頭を振って。それよりも。]
シンデレラが古吸血鬼に攫われた。恐らくはもう――
[それ以上は言わずとも分かるだろう。]
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