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何かを期待して世辞を言うなら、花のひとつも持ってくるさ。
記憶にあるよりも、美しくなられたと思うのは、偽りないところだ。
[もっとも、燃え尽きる蝋燭の最期の輝きに近いものなのかもしれないが――とは思えども]
しかし……よく慣れた猫だ。
確か、以前にこの屋敷にお邪魔したときも、似たような猫がいたと思うが。
お好きなのかな、猫が。
[こちらに視線を向けてくる猫を、じっと眺めて]
其れもそうですわね。
でしたら、素直に受け止めておきますわ。ありがとうございます。
ええ、この子はあの時いた猫の子供だったかしら、孫だったかしら。
猫は好きですわ。…気ままで、無邪気で。
わたくしも、こうあれたら良かったのにとは思います。
[視線は、膝の上の猫へ。
少し寂しげな笑みを、口元に浮かべて。]
いけないいけない。お嬢ちゃんだったねぇ。
あたしもそろそろ戻るかねぇ。
…お嬢さんのお顔は、明日見に行くとしようか。
[欠伸を漏らすと、煙草盆を持ち、自室に戻った]**
いや、失礼などは。
なんのかのと言いつつも、私たちの相手をきちんとしていたよ。
それに、若い子はあのくらい元気なほうが、話していて楽しくていい。
あの歳であれなら、大したものだよ。
[避けがちといっていた紅緒のことを浮かべ、ひとつ笑んで]
切った張ったをさせたいのなら、家督を継がせる必要はない。
高い報酬を示して、私兵として雇えばいいだけだろう?
[才の話には、そう応じたが。
花穂の深い笑みをじっと見たあと、肩を竦め、息を吐いた]
まあ……、
会議も始まっていないのに、私の才を心配しても仕方がないな。
[踏み込まないほうがいいと、どこかで判断して。誤魔化すように、そう笑った]
[長い睫を数度瞬かせ、ゆっくりと目を開く。
ソファーに沈んだ身体には、いつの間にか誰かの上着がかけられていた。]
あら……あたしったら、寝ちゃってたのかい。
うぅぅ、気付けばじき話し合いが始まるのかね。
ん、この上着、誰のだろう…。
探してお礼を言わなくっちゃ。
[そう言うと身を起こし、かけられていた上着を手際よく畳んだ。]
[広間を見渡し、ポツリと呟く。]
んん、難しい話はあたしにはよくわからないけど。
何とも面白そうな人達だねぇ。
ま、話し合いの余興の際には、一曲くらい舞ってあげようかな。
[くすくすと笑みを浮かべながら、巾着に手を伸ばす。
微かな鈴の音を響かせ、キヤラメルを取り出すと、それを口へと運んだ。]
/*
うにゃーーープロゆっくり顔出せてなくてすみません;;;
やっぱり本参加諦めて正解だったな。
まったりと応援させていただきます…!!
でしたら、よろしいのですが。
あの子、悪戯好きですから…。
[真崎の言葉に笑みを返す。
先程の寂しげな色は、何処かに失せたよう]
家督相続の仕組みについては、後々皆の前でお話させていただきますわ。
其れまでお待ち頂けませんこと?
……気侭で無邪気か。確かに、自由で良い。
[妹の紅緒がそうだとは思ったが。寂しげな表情に、口には出さなかった。
憧れるということは、望んでも出来ない生き方だったのだろうから]
……、そうだな。
無論、抜け駆けをするつもりはない。
あとで説明があるのなら、それまで待つさ。
どうして私が呼ばれたのかが、相続それ自体よりも気になってはいるがね。
[と、応じて]
まあ、騒がしく前に、お会いできて良かったよ。
さて……それでは、そろそろ失礼するかな。
[...は膝から崩れ落ちそうになる]
おっと・・・。
(いかんいかん、少し休憩させてもらおうか。
難しい話やお伽話が多くて右から左だぜ)
[周りを見回せば、先ほどより、広間に居る人数が減っていることを確認した]
[使うはうっすらと琥珀色の入った、透明な硝子の器。楕円形の大皿にした。
中央には土台として白い印度栴檀を珊瑚のように二つ。その手前には、岸辺の海のような鮮やかな青を湛える勿忘草を据える。
珊瑚の岸辺から海にかけて、長い蔓のような茎が特徴の、浜香という花を置いた。海側に置かれた儚げな薄紫の夜明けの色は、その名の通り、幽かに甘い香りを放っている。
すなわち蔓が漁師の網となり、その先の花が人魚と見えるように。
次に薄紅色の、牡丹に似た一輪の浜茄子の花を海側、人魚に添えるように。真っ赤に熟れた浜茄子の果実を数個、岸辺に配置した。
若々しく瑞々しい花は海に浚われた子供に、酸いも甘いも知りつくした果実を大人に見立てて。
そして彼岸花の一種である、純白の浜木綿を無造作に子供に被せた。それは子供を呑みこんでいく無慈悲な波を表す如く]
[最後に、造っている過程で散ってしまった勿忘草の花びらを、最前にいくつか散らす。]
――ふう。……本当は琥珀色の花の持ち合わせがあればよかったのですが。
[最前に蒔かれた海の色と同じ、人魚の涙を見て呟く]
これで完成、とは参りませんが。
[もしかしたら、相続会議で当主に会って構想が変るかもしれない。今は、皆が口々に行っている「人魚のよう」という言葉を元に、想像を膨らませているだけ]
とりあえず。これで大丈夫、なはずですわ。
[今すぐ琥珀の間に持って行こうか迷ったが、いかんせん集中力が切れている]
少し、休憩させていただきましょう。
――御当主様はこの花に込められたもうひとつの見立てに、お気づきになるかしら?
[帰る時に、こっそり当主にだけは伝えておこう。そう思って草月はそのまま部屋で目を閉じた]
――草月のもう一つの見立て。それは、相続会議に呼ばれた御伽噺の人物。
中央の珊瑚の岸辺は「特殊な割符を持った人物」
敷かれた青い海は「普通の人間」海から少し離れた涙も「人間」を表している。
海を覆う網は人間の領域に踏み込む「魔術師」その先にあるのは琥珀の身体を求める「人魚」。
子供の純粋さは「真名探り」、そして果実は期が熟してから力を発揮する「好事家」。
波を表し、網の上から海を覆う花は「琥珀の妖精」。
その花に添えられた葉は二つ。片方はぴん、と伸び、もう片方は少し萎びている。
その護符の様な形状から「護符職人」に見立てた。
人間が混じっているのは、決して間違いではない。人間も、御伽噺には登場するべきものなのだから――。
/*参考文献
浜香http://ja.wikipedia.org/wiki/%...
浜木綿http://ja.wikipedia.org/wiki/%...
印度栴檀http://www.caracoles.jp/000278...
勿忘草http://ja.wikipedia.org/wiki/%...
浜茄子http://ja.wikipedia.org/wiki/%...
季節が違うのは桂家ではびにいるしいとを所有しているからです(キリッ*/
/*珊瑚を模す栴檀は(人間と人魚の)「意見の相違」
網と人魚を模る浜香は(人魚の得た)「愛の喜び」
子供と大人たちを形作る浜茄子は(人魚の)「美しい悲しみ」
そして波を創る浜木綿は(人魚の心)「どこか遠くへ」
というのを入れようかどうか迷ったです。*/
では、後ほど。
[花穂に一礼して、退出しかけ]
ああ……君もな、猫くん。
[抱かれている猫に、軽く手を振ってみせる。
言ったあとで、雄だか雌だか知らないなとは思ったが]
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