女学生 チヱコ

わたしが、容疑者…？
絶対、何かの間違いだと思いますけど。

傀儡師 曙紅

春眠不覚暁…

まだ春じゃないという突っ込みは受け付けない…

髪結い 和泉

あぁ、どうもどうも。
あっしは渡瀬和泉というケチな髪結いでさぁ。
何やら妙な事件の容疑者にされちまったんだが、あんた達もそうかい？

傀儡師 曙紅

ハテサテ何のことやら。
儂は来いと云われたから来た迄よ。

髪結い 和泉

へえ、そうですかい。
…ふあぁ。今日はそろそろ寝かせてもらいますか。

弟子 香紫

困りましたね。
お師匠も見つかりませんし。

芸者 紅玉

お客が最近姿を消すって言われてねぇ。
なんか呼び出されちまったよ。

芸者 紅玉

まぁ、こんな時間だし、また後で顔出しに来るよ。

令嬢 ワコ

私に何の御用でしょうか？

弟子 香紫

やんごとなきお方までいらしているのですね。

令嬢 ワコ

すぐに帰していただけないのですか？
困りましたわ。

芸者 紅玉

ふわぁ眠いわ。
お客が減って商売あがったりなんだけど。
いったい何が有ったの？

髪結い 和泉

なんでも、神隠しだとからしいですぜ。
しかし、それで何故あっしらが呼ばれるはめになったのやら。

写真家 キジノメ

やれやれ、久しぶりにまとまった休みがとれた矢先にこんなところに呼び出されるとは……。

芸者 紅玉

>>12和泉
神隠し……ねぇ。

確かにウチらが呼ばれる御座敷で、ちらりと聞いた様な気もするけど。

神隠しの目撃者でも探そうっていう話かい？

写真家 キジノメ

神隠し、ねぇ……。
実体のない怪異は当然写真にも写らない。こっちとしては商売あがったりだな。
これが実体ある人の仕業なれば――主犯を捉えればいいんだが。

弟子 香紫

お師匠が見つからないのは、神かくしに遭ってしまわれたせいなのでしょうか？

…あんな手のかかる大人を好き好んで隠す輩がいるとは、到底信じがたい(ぼそ)

髪結い 和泉

おや、写真屋さんに身分の高そうなお嬢さんまで。
容疑者の目星はあまりついていないのかねぇ…？

実体のない怪異だと思われていないからこそ、あっしらが引っ立てられたのかもしれんね。

髪結い 和泉

…お師匠さんかぁ。
お嬢ちゃんは、職人か何かですかい？

モガ ベニヲ

もう、あたくし、明々後日の歌劇はぜったい観にゆかなきゃならないのに！
それまでには帰してくださるのかしら？

うふふ、でもなんだか、神隠しだなんてお芝居のお話みたい！

モガ ベニヲ

身上書？ 面倒だこと。
大体、どうしてあたくしが呼ばれたのか、心当たりがないもの。

うちへ来た警邏さんは、お祖父ちゃまが宝飾職人だからどうのと仰っていたけれど。……退屈で古臭い職人仕事ですのに、神隠しと関係があるなんてばかげてるわ。

髪結い 和泉

おや。
…お嬢さん方ばかりがやってくるねえ。

あっしと写真屋さんは肩身が狭くていけねえなぁ。はっはっは。

モガ ベニヲ

はい、出来ました。これで文句はないわね。

お師さま？ ふぅん、香紫さんと仰るの、あなたは探し人をしてらっしゃるのね。
ね、どんな方？ 素敵なひと？

あら、髪結いのお兄さんまで。
とても、神隠しと関係なんてありそうにないけれど……ほんとうに不思議！

髪結い 和泉

んー。なんでですかねぇ。
髪結いにやってきたお客さんが知らないうちにふっと荷物だけ残して消えたことは何度かありやしたが、ねえ。

あっしがそんなこと出来るわけがねえですわ。
と言ってもまあ聞いてくれんわけで。

モガ ベニヲ

まあ、たしかに殿方は少ないのね。
ふふっ、髪結いさんと写真家さんは、お喜びになるといいわよ！

でも、警察の方たちは、ぜんたい、なにを考えてこんなふうに人をお集めになったんでしょう。女の方の目撃談でも…と思ったけれど、神隠しでは目撃もなにもありやしないし。
探偵小説かなにかだと、この辺りで探偵さんが登場なさるところでしょうけれど。

…呼ばれてくる方たちは、まだもう少し増えるものかしら？

モガ ベニヲ

荷物だけ残して消えてしまう……まあ怖い、怪談話みたいね。
子供の時分に、お祖父ちゃまから夜ひとりで出かけないように…って、そんなふうに脅かされたものですわ。

でも、警察の方々なら、きっときちんとお話を聞いてくださるはず。
心配は要らなくてよ、髪結いさん。

芸者 紅玉

おー寒い寒い。
次のお座敷の時間まで、甘酒でも飲んで体温めようかねぇ。

おや、和泉。そちらのべっぴんさんは？

髪結い 和泉

うん、まあそう願いたいもんでさぁ。
集めてから一人ずつ聞くんかね、警察の人は。

やあ芸者さん。
そこのお嬢さんはさっき来たばかりの…ええと、紅緒さん？だったはずですぜ。
ちらっと身上書が見えたんでさぁ。

甘酒、はちょっと苦手でねぇ。洋酒はないんですかねぇ。

芸者 紅玉

紅緒さんかい。ウチの名前と同じ色やね。
ウチは紅玉や。宜しくな。

和泉、飲みたいのだったら、お座敷でウチ呼んでくれたら、幾らでもお付き合いするわよ？仕事でも無いのに、洋酒とか、持ち歩く訳ないでしょ？

髪結い 和泉

ああ、仕事で。
いやあ…頼んだら出てくるのかと思ってねぇ。

警察で酒は出ねえわな。うん。

モガ ベニヲ

綺麗な方…。お座敷というと、芸子さんでらっしゃるのね？
ええ、あたくし、二宮 紅緒と申します。
おんなじ色が名前に入っているなんて、何だか初めてお会いする気がしないわね！

お酒は飲めないけれど、あたたかい飲み物があればよいのに。警察とはいえ、お紅茶くらい出してもらえないものかしら。

髪結い 和泉

紅茶くらいは頼んだら出るんじゃないかねぇ。
ああ。あっしは渡瀬和泉。しがねえ髪結いでさぁ。

…おっと。熱いほうじ茶？
じゃ、ありがたくいただきやす。
そこのお嬢さんは紅茶が好みらしいですぜ、警察の旦那。

芸者 紅玉

ウチの手持ちの甘酒、紅緒ちゃん飲むかい？

和泉はごめんよぉ。今日は暖取り用の甘酒しか持って無いんよ。明日はお座敷から洋酒こっそりくすねてくるわ。

じゃぁ、そろそろ次のお座敷の時間が近いから、行くわね。

モガ ベニヲ

…あら、ほんとうにお紅茶を出してくださるの？ うふふ、頂くわ。
和泉さんも、お願いしてくださってどうもありがとう。

随分と鮮やかな色だこと。
まるで、お祖父ちゃまが扱う上質な琥珀の色のよう……。

弟子 香紫

おや、ほうじ茶。寒いので嬉しいですね。

お師匠のことですか？
いえ、職人さんのような立派な方とは違います。
うーん、学者、なのですかねえ。
口伝をね、各地で蒐集して、回っているのですよ。
僕にはお師匠の考えは到底分かりようもないのですが。

…素敵？
（一瞬口元が不機嫌そうに歪むが、すぐに袖で覆い、誤魔化す）
まあ、見た目は。上流階級のご婦人にも、受けがよろしいようですよ？

髪結い 和泉

おっと、芸者さんはまた明日。
寒そうだねぇ。
昨晩は粉雪がちらついて、今朝になったら霜びっしりでしたぜ。
風邪引かないように気を付けてくだせぇ。

冬は苦手なんだがねぇ。
此処は隙間風が吹かない分、ましかもしれんね。

髪結い 和泉

…性格に難ありなんですかねえ、そのお師匠さん。
いやなんでもねえですわ、聞き流してくだせぇ。

弟子 香紫

…ああ、すみません。
お師匠は、もちろん尊敬しておりますよ。
…ただ、すこうし、周りへの配慮が欠けると申しますか。

ええ。
「ちょっと行ってくる」
と書きおいたひと月後にふらりと戻ってくることなど、珍しいお話ではないのですよ。そう、あの時も…

髪結い 和泉

…なんか、其の件に関しては神隠し実は関係ないんじゃねえかと思ったのは気のせいでしょうかねぇ。

うん。なんというか苦労してるねぇ。お疲れさん。
あっしも今日はそろそろお暇しますさ。

写真家 キジノメ

おや、……確かに。よく見れば淑女の方が多いんだな。

…………。

写真家 キジノメ

うん。
美味い。

しかしこうしてお茶を飲んでいると、この集まりの意味を失念しそうになるな。

写真家 キジノメ

香紫さんの師匠はそのうち蒐集した口伝を本にまとめたりするんだろうか。
本に載せる肖像写真なら是非自分に……と言いたいところだけど、風景ばっかり撮ってるからなあ。ははは。

傀儡師 曙紅

ふぁ…眠いね、寝ててもいいかね…

傀儡師 曙紅

>>40
既に失念した儂に三文で説明を。

令嬢 ワコ

神隠し…人だけでなく琥珀もなくなっているそうね。
その件で私達は呼ばれている…。一行足りませんわね。

行方知れずになっている方のご家族は、心配で夜も眠れないでしょうね。
私も兄様がそうなったら…と思うと。

令嬢 ワコ

でも、心配なら、こうして呼ばれている私の方こそ
かけているかもしれませんね。

あ、私はほうじ茶を。
宜しくお願いいたします。

芸者 紅玉

今日も寒いねぃ。

和泉、お待たせ。ちょいとお得意様におねだりして頂いて来たよ。ただね、流石に洋酒は値が張るからって。
これで我慢してくんな。
[和泉に電気ブラン（オールド）のボトルを手渡した]

芸者 紅玉

今日のお座敷予定は、まだだいぶ後だねぇ。
暫く居るから、こんな所だけど一緒に飲んでもいいよ。

芸者 紅玉

>>43曙紅

神隠しが多いらしい
琥珀も消えるらしい
何故ウチらが集められたのかはまだ分からない

じゃないかい？本当に何故集められたのやら。まぁ、最近人が減って商売上がったりだからねぃ。暇つぶしには良いかもしれないけど。

髪結い 和泉

ああ、こりゃどうも。ありがたいねぃ。
…おっと、口調うつっちまった。

電氣ブランはあっしの好物だから問題ないですぜ。

んじゃ、お座敷の時間まで一緒に飲みますかい？

芸者 紅玉

あぁ、良かったよ。
ウチも電氣ブラン好きやねぃ。
どうせ別のお座敷入ってる時は、呑んで次のお座敷に行く事も多いから。
多少呑んでも平気やね。

髪結い 和泉

まあそうだろうなぁ。
客が飲んでるのに素面ってぇのはしらけるものなんだろうし。
酒には強い方かい？

芸者 紅玉

ん？強いよ？
でなきゃこんな仕事やってられんね。
ウチを酔いつぶそうと思ったら、相当の労力が要るねぃ。
[くすくすと笑いながら]

髪結い 和泉

いやあ、潰そうなんざ思ってねぇですよ。
芸子さんてぇのはみんな酒強いのかね、とは今思ったりしたが。

んー、この独特の風味がたまらないねぃ。
…またうつった。

髪結い 和泉

…何かつまみがほしくなってきやした。
ちと買出しに行ってきますわ。

芸者 紅玉

良いつまみを頼むよ和泉。
いってらっしゃい。

弟子 香紫

>>48紅玉さん
琥珀…？
お師匠は、とあるお屋敷にありました紫琥珀をまじまじとお見つめになったあと、奇声を上げて走り去ってしまったのです。
o0（そのあと僕がどれだけお屋敷の方に謝ったか…）

それを警察の方にお話したら、こちらに連れてこられてしまって。
何かかかわりがあるのでしょうか。

…こちらは、お酒を飲んでも大丈夫なのでしょうか？

弟子 香紫

口伝を本に、ですか。
この前、キャラメルの包み紙にお書きになった書付をまだ清書していないことを思い出しました。
ああ、お歳暮の熨斗紙の書き付けも、まだ。

お嬢様には、お兄様がいらっしゃるのですね。
素敵なお兄様なのでしょうね。

若旦那 モチヅキ

こんばんは。

遅くなってしまいましたね。

若旦那 モチヅキ

逃げませんから悪人扱いは止めていただけませんか？

......ええ。
私が無実であることは、話せばわかってもらえるでしょう。

若旦那 モチヅキ

それでは店に戻ります。
ここにずっと居ろ？

後で必ず戻ります。
私がそんな浅はかな嘘をつくと思いますか？

若旦那 モチヅキ

世の中そんな人ばかりだと。

哀しいことですね。

芸者 紅玉

あらあら、賑やかしい事。

モガ ベニヲ

素敵、それじゃ、香紫さんのお師さんは美男子でらっしゃるのね！
それとも、女の方だったかしら。

何にせよ、うつくしいひとはそれだけでひとつの価値なのよ、そうじゃなくって？ ああ、あたくしも早く、舞台の上のあの方にお会いしたいものだわ…。

香紫さんご自身も、学問をなさっているの？

芸者 紅玉

ベニヲちゃん、退屈そうね。
何故かここに居ると、時間が進むのがゆっくりに感じられるねぃ。

モガ ベニヲ

あら、紅玉さん。もうお仕事はお仕舞い？
甘酒、ご馳走さまでした。とてもよく温まってよ。

……あの方は？ 角の小物屋さんの若旦那に似てらっしゃるけれど。
ええ、あのお店、あたくし時たま寄るのよ。

芸者 紅玉

いいや、座敷待ちよ。
最近とんとお呼びが掛からなくてねぃ。

あぁ、何処かで見たような顔だと思ったら、小物屋の若旦那かい？ウチもうろ覚えやでなぁ。

写真家 キジノメ

ふう、三文を提示してくれた淑女の面々に感謝を。一文足りない方は「お茶が美味い」とでも補っておけば良いかな。

おや、……芸者さん、君は何故ここに呼ばれたか分からないのかい。
かくいう僕も、………二つ三つくらいには絞れたんだが、まだ確信には至っていない、といったところだ。

芸者 紅玉

あら、写真家さん。
全然見当がつかないのだけれども。貴方は絞れた？

良かったら教えて欲しいわぁ。

写真家 キジノメ

分かった教えてあげよう。……といってもさわりだけだがね。

ここに集められてるのは、琥珀と何らかの形で関わりを持ってる面々が多い。
かくいう僕も先日、お得意先の人から琥珀を貰ったんだ。今は部屋の片隅ですっかり猫のおもちゃになっているよ。

芸者 紅玉

琥珀、ねぇ。

あぁ、そういやウチもお得意様から頂いたのが一つ有るねぃ。あんまりにも綺麗だから、家に飾ってあるねぃ。それが何か関係あるのかい？

写真家 キジノメ

……成程貴女もか。

いや、その時お得意先の人から面白い話を聞いてね。
なんでも――「人の入った琥珀を作っている輩がいる」、と。
その時はそんなの作れるわけがないと一笑に付したんだが、ここにきて「もしかしたらその話は本当なんじゃ……」という思いが芽生えてね。まあ、笑ってくれても構わない。

芸者 紅玉

人の入った琥珀……？
あんな小さな物に人が入る訳無いじゃないかい。


……、って。ちょっと待ってさ。もしかしてそれが神隠しの真相とか言うんじゃないだろうね？

写真家 キジノメ

僕もそう言ったんだけどね……そしたら「魔術で人を小さくして入れたんだよ魔術で」って大仰に言い返すと来た。


………ああ。そんなところだよ。
荒唐無稽だけどただの“神隠し”よりは実体を持っている。

助手 カヲル

ちょ、ちょっと！
僕は犯人探しの手伝いをしにきたはずなんだけど！！
なんで、僕まで容疑者なんだよぉ！

おっと、ご歓談中失礼。
少々取り乱してしまったようだ。

モガ ベニヲ

そうね、ここは何にもないのだもの。挿絵の鮮やかな雑誌も、きらきらしたお洋服のお店も。
…なにか、面白いことはないかしら。

人の入った琥珀、ですって？
子供だましのお伽噺みたようなお話だわ。お祖父ちゃまから子どもの時分に聞いた、古臭いお話みたい。
けれど、写真家さんが嘘を仰っているようにも見えないし…。

芸者 紅玉

魔術……。なんだか怖いねぃ。
そんな得体の知れないモノを素直には信じれそうに無いけどねぃ。

おや、助手さんも容疑者かえ？

助手 カヲル

どうやら驚かせてしまったようだ。
普段から声がでかい、落ち着けと先生に言われていたのに……

話の腰を折ってしまって、すまない。
えっと、琥珀がどうのって聞こえたけれど……

芸者 紅玉

なんだか、せっかくのほろ酔い加減が冷めちまったよ。

さて、ウチはそろそろお座敷の時間やねぇ。
また明日戻って来るねぃ。

写真家 キジノメ

ベニヲお嬢さん、僕は人から聞いた話をそのまま伝えているだけだからね。信じるか信じないかはそちら次第だよ。

芸者さんのように怖いと思うか、あるいは闇に惹かれてしまうか、それらも含めて、ね。

助手 カヲル

>>76 紅玉さん
実に失礼な話だ。
この名探偵の助手たる僕を容疑者だなんて……！

おっと、また取り乱すところだった。
しかし、魔術やらと怖い噂が流れているようだね。

写真家 キジノメ

おっと君は探偵の助手をしてる…………んー、どうも最近物忘れが酷くて困る。

というのは冗談さ。カヲル君だろう。
そ、先程まで怖い噂話をしていたところだよ。

髪結い 和泉

おっと…つまみを買ってきたが入れ違いになってしまったねぃ…だめだ癖になるこの語尾。
とそれはおいといて。

容疑者がまた増えたらしいねぇ。聞き覚えのない声が室外から聞こえると思ったら。
…へぇ、他にも小物屋の旦那が。容疑者の範囲が随分広いねぃ。

髪結い 和泉

で、琥珀が神隠しに関わってるって？
ああそういえば、ちょっと前に人入り琥珀を仕入れに来たとか与太話する客の髪を結った覚えが。

お仲間と思われたんかねぇ。

モガ ベニヲ

そう、……なんだか、すぐには信じられないけれど。
でも、そうね。そんな不思議なお話がほんとうなら、この退屈で仕方ない生まれ故郷も、すこしは面白く思えてきそう！

キジノメさんは、どちらでいらっしゃるの？
人入り琥珀のお話に怯えるのか、それとも魅入られるのか。

あら、和泉さんもお帰りなさい！ なにを買ってらしたの？

助手 カヲル

>>81 睦月さん
むむ、この僕を忘れるなんて……
ぬ、冗談か。覚えていてくれてほっとしたよ。

しかし、あまり御嬢さん方を怖がらせちゃいけないよ。
まぁ、魔術だなんだは、きっとただのお伽噺だろうがね！
べ、別に僕は怖いだなんて思っていないよ！

髪結い 和泉

電氣ブランに合いそうなつまみをちょいとね。
チーズを何種類か、といったところでさぁ。

ま、真偽がどうあれ警察連中は人が琥珀にされるとかいう話を本当だと思ってるんじゃないかねぇ。

助手 カヲル

紅玉さんは、いってらっしゃい。

さて、来たばかりだが僕も一旦失礼するよ。
犯人を捜し出すには、地道な聞き込みが大事なんだ！

それでは、皆また明日会おう！**

髪結い 和泉

ああ、どうも助手さん。
いつもと違って吟田センセイは一緒じゃないんだねぇ。
センセイには不在証明があったとかそういうことかい？

モガ ベニヲ

…探偵の助手？
この街に、探偵さんがおいでだなんて。
大きな街か、あるいはご本の中にしかいらっしゃらないものと思っていたわ。

ね、ね、カヲルさん。色々お話を聞かせて頂戴な。
今までも、こうした不思議な事件には沢山関わっていらしたの？

芸者 紅玉

……。お座敷上がったら、偉い先生の消息が不明って、帰されちまったよ。本当に商売上がったりだよ全く……。

髪結い 和泉

ありゃ。それはまた災難で。
随分大事になってきた感じかねぇ。

芸者 紅玉

あらあら、助手さんと入れ違いになっちまったねぃ。

和泉、帰って来てたのかい。仕事なくなっちまったから、呑みなおそうかねぃ。

写真家 キジノメ

んー、ベニヲお嬢さんは刺激をご所望中、か。
でもね、いつもと変わらないと思ってる街並みの中にも、よーく探してみれば退屈を紛らわす何かは存在してるものだと思うよ。

で、怯えるか魅入られるかについてだけど。
もう怯えるような歳じゃあないからね。ただあまり関わり合いにはなりたくないと思うだけだよ。
琥珀に人を入れて何がしたいんだろうか、とも思うし。

モガ ベニヲ

お忙しい方なのかしら、カヲルさん。いってらっしゃい！

それにしても吟田先生と仰る方、有名な探偵さんでらっしゃるのね。
和泉さんもキジノメさんもご存知なんて、すごいわ！

うふふ、和泉さんが買ってらしたチーズの出番といったところかしら。あたくしはお紅茶でも頂きながら、お二人の酒盛りを見ていましょうか。

髪結い 和泉

帰ってきたのはついさっきでねぇ。
チーズをちょいちょい、とあとはナッツ類。

いいねぇ呑みなおし。呑もう呑もう。

傀儡師 曙紅

…そういや金払わないまま現れない客が二、三人いるねえ…
一人は人形の引き取りすらまだだったような。

傀儡師 曙紅

酒ならちょいといい貴腐葡萄酒があるけどいかがかい？

甘いものがお嫌いでないなら。

髪結い 和泉

あのセンセイ、時々うちに客として来るからねぇ。
さっきの助手さんも一緒に。

まあ、紅緒のお嬢さんくらいの歳だとわかりやすい刺激が欲しいということじゃないかい？
そういうお年頃というあれ。

芸者 紅玉

>>93キジノメ
本当に人入り琥珀なるもんが有るなら、一度この目で拝んでみたいとは思うけどねぃ。

ベニヲちゃんは好奇心旺盛なお年頃かねぃ。やっぱり流行りのモガは違うねぃ。

髪結い 和泉

貴腐葡萄酒。それはいいねえ。
チーズにぴったりの酒じゃあねえですか。
是非ともおすそ分けしてもらいたいもんだ。

芸者 紅玉

>>95和泉
チーズにナッツとか、ハイカラやねぃ。遠慮なく頂くよ。

傀儡師 曙紅

ほうらよ、Sauternesの一級だ。（四合瓶どーん

流石に儂の財布じゃあ特一級は無理であった。
猪口でちびりちびりやるのが一番じゃの。

写真家 キジノメ

ベニヲお嬢さんがそういうお年頃というあれ、なら僕は。
……そういうお年頃の気持ちは分かると自負してるからかえって口を出したくなる複雑な写真家心というあれ、かな。

あ、呑むってなら僕も付き合う。
貴腐葡萄酒とはこれまた珍しい……。

モガ ベニヲ

……よーく探してみれば…、あたくしにも、見つけられるかしら？

だって、お父さまやお母さまが仰るように、この街で当たり前に生きて当たり前に死ぬのは厭なのよ。
歌劇や小説に出てくるような素敵な恋や、思いがけない冒険がしてみたいわ。

だから、ここへ呼ばれたのも、なんだかほんの少しわくわくしているの。

芸者 紅玉

曙紅もなかなか珍しい酒を持ってくるじゃないかい。後でご相伴に預かろうかねぃ。

令嬢 ワコ

>>67
ええ、そうですね。美味しいお茶ですわ。
…少しホッとします。

[そういいつつもついため息がこぼれる。
人が増え、噂話が飛び交うのを不安そうな面持ちで眺めていた。]

傀儡師 曙紅

青黴の乾酪<ちぃず>もあるかい？
貴腐葡萄酒にはぴったりじゃぞ。

芸者 紅玉

しかし、今夜も冷えるねぃ。酒が進むね。

箱入り シノノメ

･･･困ったね、何故私はこんなとこに呼ばれたのだろうねぇ･･･
･･･お前様達も、同じようなものかえ？

傀儡師 曙紅

何かの容疑者らしいぞ？
お前さんとこも行方知れずの者が近くにおらんか？

髪結い 和泉

ああ、あるよあるよ青黴チーズ。
あっしはチーズの中でも此れが一番好きでね。

人形師さんも通だねぇ。

髪結い 和泉

冒険はともかく、恋は相手が必要だねぇ。
…此処にいるのは殆どお嬢さん方ばかりだったような………。

はっ。
あれですかい、お嬢さん同士でいちゃいちゃするという手があるとか。
……………うん、呑みすぎと言われてもしゃあないねぇ。

箱入り シノノメ

行方知れず･･･？いや、私は酷い弱視でね、滅多に屋敷からは出ない･･･出られないんだよ。だから誰がいなくなった、とかは知らないねぇ。
父上も兄上も何も教えてくれやしない。だからこんなところに呼ばれるのは心外だ。

･･･ん、いい匂いがするねぇ。食べ物かい？私にもおくれよ。

髪結い 和泉

弱視。
ああ、それで眼鏡を。

チーズとナッツはあるが、食べられるかい？

箱入り シノノメ

>>114なんの慰めにもならないけどね。こんなもの意味なんてありゃしない。
ふふ、嫌いなものはないよ。おくれ。

髪結い 和泉

まあまあ、そう怒りなさんな。
とりあえず身上書でも書いておくといいんじゃないかい？

弱視で書けないようだったら、代筆しやすが。

写真家 キジノメ

なんと、……滅多に外に出ない人まで呼びだすとは。
見境ない気はしていたけどここまでだったというのか。

………。
ま、ひとまず呑みなさんな。上手くいけば一時の間全てのわだかまる思いを吹き飛ばすことが出来るだろうね。

箱入り シノノメ

怒っちゃいないさ。今更だしねぇ？
ふむ･･･少し時間はかかるが、書けない事はないよ。多分ね。

ありがとね、お酒も少しいただこうか。

髪結い 和泉

…写真屋さん、未成年かどうか聞く前に勧めるのはどうかと思いやすぜ？
あとはいけるくちかどうかも問題、かねぃ。

髪結い 和泉

なんだ。ちゃんと成人してたのかい。
取り越し苦労だったようで。

箱入り シノノメ

･･･ふふ、どうにも幼く見られるのは慣れてるさね。日光もあまり浴びないから兄上達のようには育たなかったようだ。

傀儡師 曙紅

髪結いの旦那は意外と真面目じゃのう…
儂なんか七つの頃からウワバミであったぞ。

写真家 キジノメ

おっと、……失礼、先走ってしまった。
成人していると言う見立ては間違ってなかったから結果万事良好ではあったが、以後気を付けるとするよ。

髪結い 和泉

いやあ、普段ならあっしも気にしやせんがね。
…警察の面々が目ぇ光らせてるかと思うと、ねぇ。

箱入り シノノメ

ふっ･･･あはは、慣れてるからいい。元より弱い体で生まれてきた私が悪いのさ。

･･･あんまり見られているというのはいい気がしないねぇ･･･[小さく溜息]
本当に。

髪結い 和泉

まあ、そういうこった。
神隠し事件の容疑が晴れても別件逮捕、なんて洒落にもなりやせんから。

ま、呑んでも問題ないとわかったところで。
改めて、乾杯。

箱入り シノノメ

････････････別件、か･････[小さな声で]

ふふ、そうだねぇ、そんな事になったらたまらないよ。私は早く家に帰りたい。
しかしこんな状況で酒宴とはねぇ、豪胆だよねぇ？ふふ

戯曲家 安吾

…何だ、こんなところに連れてきて。
琥珀？事件？…知らんよそんなもの。

俺は次の舞台の稽古があるんだよ。
とっとと帰らせてもらえんかね。

箱入り シノノメ

おや、お前様もかい？難儀だねぇ
多分、そこら辺に食べ物があると思うから好きに取っていっていいんじゃないかい？

軍人 マサキ

ふむ。
大尉殿からの会合に参加せよとの指令に従って来てみたが、
ここは・・・警察署？
こんなところで何の会合を開くと言うのだ？

芸者 紅玉

ぼーっとしてる間に、随分人が増えたじゃないかい。

随分と人選が広いじゃないか、警察も何を考えてるのだろうねぃ。

助手 カヲル

捜査には地道に聞き込みが大事だが、さすがの僕も
夜通しは疲れてしまったよ。

少し部屋の隅で休ませてもらうとしよう。
おやすみなさ……ぐー**

芸者 紅玉

あらあら、こんな所で寝たら風邪引いちまうよ？
仕方ないねぃ。
[カヲルに半纏をかけた]

女流作家 コノハ

一体なんだい？
暇じゃないんだが。

女流作家 コノハ

ふーん、神隠し。
それに琥珀かい。

・・・・あれは誰に聞いたのだったか。

芸者 紅玉

おや、有名人じゃないかい。
コノハさんおはよう。

芸者 紅玉

何か思い当たる節が有るなら、また教えておくれよ。


魔術……ねぃ……。

令嬢 ワコ

琥珀…、父が蒐集しておりますね。
父の書斎は、琥珀部屋といっても差支えがありません。

神隠しの話はこちらに呼ばれて、初めて知りましたわ。
ああ、でも急に辞めた使用人がいましたわ。
故郷に帰ったと聞いていましたけれど、もしかしたら…？

令嬢 ワコ

それにしても色んな職業の方が集められたのですね。

軍人さんがいらっしゃるのは心強いかしら*

戯曲家 安吾

…ったく、知らんものをいくら訊かれてもわからんもんはわからんよ。
そりゃ脚本(ホン)では琥珀はよく使うがね。
琥珀に魔術なんて舞台の上の話だ。

それにしても手当り次第に集められたんだなこりゃ。

女郎 ユウナギ

なんざんしょう、この騒ぎ。なんやて、琥珀？

ウチが琥珀を貰うことはあっても、盗んだりするわけあらへんがな。

神隠しとか訳わからん。ウチにそんなんでける訳ないやろ、まったく…。

モガ ベニヲ

うふふ、和泉さんの仰るとおり、もしかしたら恋に男女の枷など要りやしないのかもしれないわね。
去年、少女歌劇の舞台を観たの、殿方の役も女の方がおやりになるのよ。ほんとうに、颯爽としていて。

あたくしを夢中にさせてくださるのなら、殿方だって女の方だって、…いいえ、人間かどうかすら些細なことだわ！
…あ、恋に恋する娘のたわ言とお思いね？ あたくし、本気よ？

女郎 ユウナギ

恋に恋するお年頃、ね。

恋は遊びや、お嬢ちゃん。夢中になるものやあらへんで。
夢中になったら火傷しますよって…、くすくす。

モガ ベニヲ

あら、またひとり。ずいぶんと大勢の方が集められたこと。
写真家さんの仰るように、魔術をなさりそうな仰々しい雰囲気の方は、とてもいらっしゃるように見えないけれど。

恋は遊び、……そう、なの？
火傷の痛みも、退屈な毎日に心が渇いて死んでゆくよりは、ずっとよいでしょう？ そう考えるあたくしが、間違っているのかしら…。

モガ ベニヲ

大橋、安吾さん……。
ね、ひょっとして、あの…脚本家の？

あああ、あの、あたくし、観てます！ いつも！
こんどの新作も、もう切符を取ってありますわ！

…ああ、もう、どうしましょう！

弟子 香紫

いつの間にか随分と人が…
皆様、ご災難ですね。（会釈）

探偵助手さん、箱入りのお方、戯曲家さん、女郎さん、おや、軍人さんまで。

紅緒さん、どうかなさいました？お紅茶でもいかがです？

新人文士 ヨコミゾ

ですから、何だとおっしゃるのですか！！！

[言い争う、正確には独りが一方的に文句を申し立てている声がだんだんと近づいてくる]

幾ら、ご公務とはいえ横暴に過ぎます！！！
確かに私の書いている作品ではしばしば無能な警官が登場します。ですが、それは作品の性質上仕方のないことです。
第一、キチンと検閲を受けて出版されている雑誌に載せていただいているということは…

わぁ！？

新人文士 ヨコミゾ

女性が、沢山…に、軍人さんまで？？？

え？
これは？？
恐れ入ります、実にスイマセン。我々は、一体如何言った件で集められたのでしょう？
私は何やら勘違いをしていたようで…。

それとも、私は間違った部屋に入れられてしまったのでしょうか？

箱入り シノノメ

おやおや･･･あわただしいねぇ？大丈夫かい？

ふふ、随分と多感なお嬢さんがいらっしゃるようだねぇ。
危険な火遊びもいいじゃないか、何もできないよりはね？
････羨ましいね

ふぁ･･･私はまだ眠い･･･**

傀儡師 曙紅

ふあ。良い天気じゃのう…
起きているのが勿体無い。

おやおやお兄さん。あんたもなんぞ神隠しのヨウギシャというやつかい？

箱入り シノノメ

あぁ･･･ふふ、此処は最近騒がれているらしい事件の容疑者が集められているようだよ？
なんだっけ･･･琥珀と神隠しだったか･･･あぁ、琥珀なら今私も持っているなぁ[真紅のネックレスを取り出し]
この中に人が入っているのかえ？

Zzz･･･

新人文士 ヨコミゾ

神隠し…
ああ。そういえば一昨日出版社の担当さんとの話題にも上がりましたね。
神隠しを下敷きに一本書いてみてはどうかと言う話になったんです。今が旬のネタだからと。

ですが、まさか自分がその容疑者とされてしまうとは！！

軍人 マサキ

神隠し・・・琥珀・・・？
そういえば、先日訓練中に行方知れずとなった先任殿が
最近、珍しい石を拾ったとか言っていたが、
何か関係あるのか・・・？

若旦那 モチヅキ

皆さんにお知らせがあります。

説明に苦慮しましたが、私が潔白であることを証明することができました。まだ容疑が晴れていない方々には申し訳ありませんが、退出させていただくこととなりました。

若旦那 モチヅキ

事件が解決することを祈っております。

煙草屋 セン

ちょっと、次の仕事があるんだ。
こんなところに連れて行って何するんだい！
[うんぬん事情を警察から聞いて]

っは、琥珀?
なんのことやら。さっぱりだね。
[最後には諦めて適当に椅子見つけてどかりと腰を下ろして煙管を取り出すが]

おっと、外で吸った方がいいかい?
[誰とでもなく、許可を求めたり**]

助手 カヲル

ふぁ、良く寝た……
おや、この半纏は……んん、ぴんと来た！
紅玉さんのもののはずだ！

美人なうえに気遣い上手とは、さすがだね。
ありがとう。

助手 カヲル

そうそう、昨晩のことだが
僕としたことが声を掛けられていたのに慌てて立ち去ってしまい
申し訳なかった。
探偵は冷静に優雅にと、日々言われていたのに……
えっと、もう一度話を伺おうか。
ふむふむ…。

>>88 和泉さん
実は、先生が行方不明になってしまったんだよ。
僕の地道な聞き込み調査の結果、どうやら、
最近起きている神隠しと関わりがあるようでね。

一番弟子たるこの僕が、犯人を見つけてやると意気込んで
来たというのに、なぜか容疑者にされてしまったんだよ。

かよわい女性まで引っ張ってきて、警察は何を考えているんだか。

助手 カヲル

>>89 紅緒さん
好奇心旺盛な方のようだね！
そういう人は探偵に向いているよ。

うんうん、不思議な事件。血生臭い事件、色々な事件を
解決してきたよ。先生が
でも、先生の閃きは僕のおかげなことが多いんだよ。
穴に落ちたり、井戸に落ちたり、犬に追いかけられたり

いやはや、名探偵の助手は大変だよ。
[うんうんと何度も大きく頷いた]

助手 カヲル

しかし、一人容疑が晴れたようだが……また一人容疑者が
増えたようだね。

警察は、手当たり次第集めているという感じだね。
まぁ、不平不満、不安もあるだろうがしばらくの間
宜しく頼むよ、皆！

芸者 紅玉

あれ、ユウナギ姐さんまで。どうなってるんかいこれは。


あれあれ、センまで居るじゃないかい。セン、悪いけど今手持ちの葉有るかい？丁度切らしてねぃ。

芸者 紅玉

へぇ、若旦那は容疑が晴れたんだね。良かったねぃ。ウチらが釈放されるのは何時になるんかねぃ……。

女流作家 コノハ

>>136
おや、紅玉かい。
お愛想が上手だこと。

いや、話に聞いたってより、古い文献でもみたんだったかね。
このところ家にこもってることが多くてとんと世間様のことには疎くて。

芸者 紅玉

>>163コノハ
そうなんやね。古い文献に残る様な話しやったら、案外夢物語や御伽噺って訳でもないんかねぃ。

箱入り シノノメ

おや、容疑が晴れた人がいるようだねぇ。それはよかったこと。
私も早く･･･と言いたいけども、久々の外の空気もなかなかよいものだね。この状況も案外楽しいものさね。

煙草屋 セン

こんなものだけど、よろしくお願いするよ。
>>160
ほんとーに、手当たり次第に集めるのはいい迷惑だよ。
真面目にやってくれって･･･。
こちらこそよろしく、お嬢ちゃん。

>>161
おや?誰かと思ったら紅玉さん･･･、姐さんじゃないかい。
姐さんもここに連れてこられたのかい。
ん、葉かい?あぁあるよ。
[懐を探り、刻みタバコの葉の包みを渡す]

女流作家 コノハ

>>164紅玉
さあて。
それ自体が御伽噺かもしれないよ？

にしても、なにやら警察は核心でもつかんでるんだろうか。
こんだけ人を集めてくるってことは。

[ぽつりとこぼす]

写真家 キジノメ

ふう、随分と人が増えたみたいで。
賑やかなのは割と好きだけれど……本当に絞れているのかという気にもなる。

曙紅さん、……惜しい。
「雉ノ眼」ではなく「雉乃眼」なんだ実は。あとで身上書にも書き加えておくけど。

女流作家 コノハ

ああ、そうだねぇ。
その魔術師とやらが本当にいたとして、どうやって見つける気なんだか。

写真家 キジノメ

若旦那さんは容疑が晴れたのか、……また街のどこかで。

そういえば僕に人の入った琥珀の話をしたお得意先の人も、「古い文献にその方法が記されており」とかなんとか言ってたっけ。
………案外、御伽噺が現実化したのが現在の状況なのかもしれないね。

写真家 キジノメ

やあコノハさん。

んー、見つけるには手がかりが必要だよね。
警察の人達のことだから、この中に魔術師とやらが何人いるかくらいは突き止めてると思うけどそれでもまだなぁ……。

女流作家 コノハ

方法が・・・。
それが本当なのだとしたら・・・。

書き記さずにはおれぬのは人の性か。
紐解かずにいられないのもそうなのかねぇ。

女流作家 コノハ

最近いい写真はとれたかい？

ふーむ、警察の話が本当だとして、ひとりだと思い込んでいたが。
そうさね、どうやらあちこちで神隠しが起こっているようだから、複数人の？

いや、考えたってしかたないさね。

華族 ヤマシナ

何か起こりそうな気がするんだけど気のせいかい？

写真家 キジノメ

人の性、……そうだろうね。

そして僕等がこんな事態に巻き込まれてるのも、
まわりまわれば人の性、のせいなんだろうね。

女流作家 コノハ

何義なものだ。
だが、それを失っては生きているともいえまいね。

おや、華族様まで？

物売り ネコヤ

噂の事件の容疑者が集まっているって此処かい？

物売り ネコヤ

物騒な事件とは聞いちゃあいたが、それの容疑者さんたちとはね。

さてさて、どうなる事やら。

容疑者って言うわりには美人が多くて、悪い事をするようにゃあ、見えないねぇ。

[…は笑いながら顎を撫でた。]

写真家 キジノメ

………傍聴席が埋まったか。これも人の性なのかね。
まあ、賑やかなのは良いことだ。

[静かに考え込む素振り続行中**]

女流作家 コノハ

あたしは賑やかなのはどうも苦手だね。

[ひとりに慣れすぎたかとひとりごち、集まった人々に目をやる**]

芸者 紅玉

>>166セン
ありがとうねぃ。これが無いと生きてられん。
[苦笑を浮かべつつセンにお代を渡すと、早速一服]

芸者 紅玉

あらあら、傍聴人も増えたねぃ。

しかし、今から何が始まるのかねぃ？まさか警察が一人一人尋問とかでもするのかい？それはそれで時間かかって面倒だねぃ……。

助手 カヲル

>>166 センさん
[お嬢ちゃんという言葉に顔を上げた]

おや、お嬢ちゃんというのは僕のことかな？
一目で僕が女だと判別できたのは、君が初めてだよ。
口調のせいか、男とよく間違われるんだよね。
まぁ、僕にとって性別なんて関係ないが……

探偵は、不思議な部分があった方が魅力的だろ？

[得意げに、にこりと笑うとまた、手帳に視線を落とした**]

記者 サクラ

やあ、とりあえず挨拶だけ。

煙草屋 セン

ん、傍聴人が増えてるね。よろしく
[新たに増えた人へ手を軽く振って]

>>181
毎度。
いいや、こちらも財布が多少潤うから助かるさ。
[お代を懐へしまいつつ、こちらも一服]

>>183
おや、まぁ。
[お嬢ちゃんと言ったのは勘からなのだが、どうやら当たったらしい。]
ふぅん、私が初めてとは嬉しいね。

まぁ、探偵の仕事は大変なんだろう?
無茶しないようにするんさね。
[見ている手帳はなんだろうと気にしながら]

芸者 紅玉

センの店で買う葉が、一番美味いねぃ。また頼むよ。

煙草屋 セン

ありゃ、サクラんじゃん。
[気安く呼ぶセン]

ほんとーに手当たり次第につれてきてるなー。
大丈夫か？警察･･･。
[面倒事も嫌だなーとぼやいて、サクラへもご挨拶]

煙草屋 セン

>>186
ええ、また利用くださいな。
[美味しいと褒められて、嬉しそうににっこり]

芸者 紅玉

あぁそうだ。センに渡すものが有ったねぃ。

[綺麗な細工の施された煙管を手渡した]

いつもの礼だよ。また良い葉を頼むよ。

女郎 ユウナギ

あら、紅玉はんもここにいはったんやね。
お互い災難やなー。

本当、どういう基準でここに連れてこられたのやら、わからしませんな。ほら見てご覧なまし。べっぴんさんに好い殿方。

あら、こんな可愛い男の子まで…。ボク、琥珀盗んだんか？

[…は、カヲルの顔をじーっと見つめた。]

煙草屋 セン

ん？私に？なんだい？

[煙管を受け取って]

これは･･･いや、こんな良い物をいいのかい？

女郎 ユウナギ

あら、紅玉はん気風がよろしいでんな。
センさん、もろときなはれ。遠慮する方が野暮やさかい。

芸者 紅玉

>>190ユウナギ
なぁ〜本当に迷惑千万やねぃ。仕事もままならんわ。

>>191セン
構わんよ。センの為に用意した煙管やでねぃ。

煙草屋 セン

>>192
ん、それもそうね。
では、ありがたく。
･･･大切に使わせてもらうわ。
[今はまだ使うつもりはないようで、煙管入れにいれて大事そうに懐へ]

煙草屋 セン

>>193
おや。
それを聞いてますます大事にしたくなるわね。
ありがとう。
ゆっくりあとで堪能させてもらうよ。
[と今はまだ使っている煙管をみせつつ、あとで使うと言いたげ。]

記者 サクラ

>>187こんにちはセンさん。
いやはや、仕事柄妙なことに巻き込まれるのは慣れているけれど、さすがに今回は驚いたね。

記事を書かれるほうになってどうする！と最前まで説教を受けていたよ。こうなれば、逆にこの立場を使ってよい情報を得られないか頑張ってみようか。

助手 カヲル

>>185 センさん

探偵に男も女も関係ないからね。そんな気にしていないんだが
分かってもらえると存外嬉しいものだね。

[手帳を見つめる視線に気づき]

この手帳が気になるのかい？
聞き込み調査の記録だよ。神隠しにあった人物は
皆、この町で姿を消しているようでね。

町の人たちに聞きまわっていたんだ。
誰もが魔術だなんだと言って、あまり情報にはならないが
一応、手掛かりになるかと思って……

助手 カヲル

おや、やはり僕を男だと思っていた方が多いようだ。
お気になさらずに慣れているからね。

>>190 ユウナギさん
可愛い「男の子」という表現が、僕に適切かどうかはさておき。
子と呼ばれるほど、幼い齢でもないのだよ！
これでも僕は19歳なんだ！子ども扱いはやめてくれ。

そ、れ、に！
名探偵、吟田一の一番弟子たるこの僕が、盗人のような真似を
するはずがないだろう！
むしろ、犯人を捜している側だ！

っと、いけない。また取り乱してしまった。

女郎 ユウナギ

おや、村長さんがちょちょいのちょいと何かしたそうやね。
そうそう、役職（言い換え）でわかりにくいものがあったので、wikiか天声で教えてもらえると助かるわ。

色々お手間かけるけど、堪忍なー。お疲れさん。

ウチも今日はお疲れさんやさかい、寝させてもらうわ。**

助手 カヲル

最後の容疑者は、サクラさんか。
何度かお会いしたことが……先生の取材に来ていたよね？

新人文士 ヨコミゾ

はっ！？
普段の生活ではお会いしないような方々が沢山いらっしゃるので、つい。
人間観察は文士の性です。ご容赦ください。

新人文士 ヨコミゾ

少し、夢中になっているうちに人が増えて…

サクラさんまで！？
あの事件の取材の折はお世話になりまして。

新人文士 ヨコミゾ

そして、カヲルさんは探偵助手さんだったのですか！！

恐れ入ります、このゴタゴタが片付いてからで構いませんので少々取材に付き合ってはいただけませんでしょうか？

物売り ネコヤ

[…は席に座ったまま腕を組んだ。]

へぇ、これで容疑者が勢揃い？
随分と面白い面々で。
色んな職種の人がいる。

その上、自殺志願者？
はぁ、またよく分からんのが紛れ込んでる事で……。

助手 カヲル

むむ、わざわざ容疑者に紛れ込んでまで死にたがるとは……
理解し難い人がいるものだね。

家事手伝い 鈴

[会場の入口から顔を出し、辺りを恐恐見回した]

こ、こんばんは。
こちらで、屑琥珀の消失と神隠し事件についてのお話し合いが行われると伺ったのですが…。

す、…いえ。わたしも、傍聴、させていただいても？

記者 サクラ

>>200ああ、カヲルちゃん久しぶり。
七墓村事件のとき以来かな？あのときの先生の推理は素晴らしかったね、おかげで僕の記事の評判も上々だったよ。

助手 カヲル

>>203 ヨコミゾさん
もちろんだよ！
ごたごたが片付いて、先生を無事見つけ出せた
その時は、心行くまで取材に付き合うよ！

記者 サクラ

ユウナギさんはおやすみなさい。こんなときだけれどゆっくり休むといいよ。

>>202ああ、これはお久しぶりです。いやあ、あの事件があんな話になるとは思いませんでしたよ。やはり作家の先生は違いますね。

鈴ちゃん、いらっしゃい。ううん、君は容疑はかかっていないのだね。僕は何を疑われてしまったのだろうな。

女給 アオイ

こんにちは、ご注文のお茶と菓子を配達に参りましたわ。

助手 カヲル

>>207 サクラさん
僕のことも覚えていてくれて嬉しいよ。
陰惨な事件だったけれど、あの時の先生は最高に素敵だった。

あの時、戸惑うばかりで僕は何もできなかったしね。
今回の事件、先生がいない分、僕が頑張って見せるよ！

女給 アオイ

はい、こちらの傍聴席の方々に振舞えばよろしいのですね、しばしお待ちを。

助手 カヲル

容疑者だー！とか言って、引っ張ってきた割に
待遇が良いね。お茶とお菓子を用意してくれてるなんて

女給 アオイ

（……この方々があの事件の？
　いろんな方がいらっしゃるのね）

髪結い 和泉

ふぁ…ねむ………。
ちと昨晩呑みすぎたか。

おっと。容疑者が随分増えて、傍聴人…？まで来てるって？
で、助手さんとこのセンセイが神隠しだったっけ。
事件が終わってから、見つかるといいねぇ。

記者 サクラ

…自殺志願、ねぇ。その気持ちは理解できそうにないな…。

おや、これは驚いた。お茶はともかく菓子まで出るとは。事件の容疑者に対して随分丁重な扱いだ。…（ぐるり、と周囲を見渡す）まあ、倉橋家のご令嬢までいるくらいだ。警察も少しは気を使わざるを得ないということなのかな？

髪結い 和泉

むしろ、容疑者として引っ張ってきた負い目があるんじゃないかねぇ。そこそこ待遇がいいのは。
この面々全員が犯人とも思えやせんし。

家事手伝い 鈴

>>209
あっ、サクラさん…？こんばん、は。
サクラさんは、取材に来たのではないのですか？お話をきかれる方…？

[ゆるく首を傾げ]

鈴は、…じゃなくて、…わたしは、特に何も言われなかった、です。
うちに、警察のひとは来たのだけれど。
祖父の屑琥珀が、何処かに消えてしまって。

そんな折にこの招集の話を聞いたものだから、…。

家事手伝い 鈴

[配膳される菓子とお茶を見て、姿勢を正した]

…は、う…！き、恐縮です。
あ、あの、あの、鈴も何かお手伝いしましょう、か…？

[アオイに向けてあわあわと]

令嬢 ワコ

皆さん、お知り合いの方が多いようですね。

[羨ましそうに溜息をひとつ。]

…死にたがり、の方。
殺されたいだなんて、物騒なお話ですわね。

容疑が晴れないままだと殺されてしまうのかしら…。

女給 アオイ

えっ？
ええと……名札を見ますと……カヲルさま？　かしら(>>213)

ごめんなさい、注文受けてるのは四名分しかありませんの。
容疑者の方々のお食事は自費なんですって。
ドラマ等で出てくるカツ丼も自腹だそうですよ。

髪結い 和泉

しかし、戯曲家サンに作家サンに記者サンもかい。
警察の面々は現実と作品の区別、ついてるのかねえ…。
いや、記事は現実だろうけども、さぁ。

女給 アオイ

何かご注文あれば承りますので現金払いでお願いしますわ、メニューはこちらにございますので。
茶菓から軽食までお好きなものをどうぞ。

助手 カヲル

なるほどなるほど。
警察にも負い目が……まぁ、出されたものは遠慮なく頂くよ。

記者 サクラ

>>218うん、そうなんだ。今回は話を聞かれるほう。とはいえ、逆に関わらなければ分からない話が聞ける機会ではあるし、取材はさせてもらうつもりだよ。

そうか…見つかるといいね。



…琥珀…琥珀か。よもやあれが関係あるのかな。それならば僕よりむしろあの人のほうがよほど縁があるように思うのだけれど…。

箱入り シノノメ

ただいま。
･･･ふむ、大分人が増えたようだねぇ？まるで見世物のようだね？うふふ

物売り ネコヤ

[アオイに向けて会釈する。]

お茶と菓子なんてこれまた丁寧な。
そっちの探偵のお嬢さんには悪いが、遠慮なく頂こう。

……何かの見世物のつもりなのか、ねぇ？

[…は呟いた。]

女給 アオイ

あら、ありがとうございます(>>219)
お申し出はありがたいけれども、お客様にお出しするまでがお仕事ですからお気持ちだけで。

そうですね……どうしてもというのでしたら、皆様から何かご注文がありましたらそれを取りまとめていただければ助かるかしら？

助手 カヲル

>>221 アオイさん
がーーん！！！
傍聴人の人たちの分だけなのかーー！

むむ、茶だけ頂こう。
[お茶の代金をアオイに手渡した]

箱入り シノノメ

[声のした方をぼんやりと見て]
あーそこのお嬢さん、お茶を御願いできるかな？お金は「嬋娟」っていう呉服屋に請求しておくれ。

髪結い 和泉

見世物にしちゃあ、趣味が悪いとは思うがねえ。
…で、記者サンには何か心当たりがおありで？（>>225）

新人文士 ヨコミゾ

>>222
実に同感です。神隠しということは一種の誘拐事件ということですよね。
神隠しの被害者には成人男性も少なくないと聞いています。

正直女性に出来る犯罪とは思えません。
ですがここに集められた方々で女性は半数を超えている。
正直、警察が本気で神隠しの容疑者を集めているなんて私には信じられませんよ。

助手 カヲル

>>227 ネコヤさん
む、お気になさらず、遠慮なく召し上がれ！
探偵は、常に冷静に優雅でなくてはいけない。

これしきのことで、怒ったりなどしないよ。
[さっきのこと(>>229)はなかったことにしている]

家事手伝い 鈴

>>225 サクラさん
わ、流石お仕事熱心ですね…？
容疑者としてお話をきかれる、なんて、怖くはないですか…？

[見つかるといい、との言葉には頷いて]
はい。…おじいちゃ、…祖父は、随分と気を落としていて…。
金品としての価値はあまりないのだけれど、祖母との思い出の品だそうだから。

…こはく、何か心当たりが？

記者 サクラ

>>229ふふ、甘いものは頭の働きを良くするというから（未来の）名探偵の活躍のためにここは一つ投資しておこうかな。
何が好みだい？

女給 アオイ

はい、ありがとうございますカヲルさま。　承りました(>>221)、少々お待ちくださいね。

すみません、シノノメさま(>>230)私の判断ではどうにもいえませんので店主に伺ってきますわ。

髪結い 和泉

其処で魔術がどうのこうの、って話になるんだろうねぇ。（>>232）
まあ、あっしも驚いたさ。呼ばれるのはお嬢さん方ばかりだったから。

家事手伝い 鈴

[人が増えた部屋をあわあわと見渡して、誰かと目線が合う度に何度もお辞儀を繰り返している]

>>228 アオイさん
あっ、…は、はい！分かりました！
注文を、伺って、きます。

ま、まずはそちらの…探偵、さん？にお茶をひとつ。
[と、カヲルを見た]

それから、呉服屋の…えっと。
[シノノメの名前が出てこず、曖昧に語尾を濁して首を傾げ]
お茶を、もうひとつ。

箱入り シノノメ

[サクラとカヲルに小さく会釈]

>>232どこかで呪術、とかそういう単語を聞いたよ。そういうことなのかもねぇ？噂も噂だし、あながちありえなくもないんじゃないかえ？

>>236おや、お手数取らせて申し訳ないねぇ。私は自分で財布を持たないものだからね。

写真家 キジノメ

甘いものよりは肉料理を食べた方が力がつくと思うけどね。まあ僕が甘いものあんまり好きじゃない、というのもあっての意見だから聞き流しても良し……、

……あれ、サクラさん。
わざわざこちらまで出向いて事件の調査に？

記者 サクラ

>>231幾分前にとある悪趣味な好事家の一族の取材をしてね…。まさか関係あるとは思えないんだが。

>>232それが傑作なんですが、この事件は魔術によるものだから女性にも可能、とこういうことらしいですよ？



人入りの琥珀…。しかしあの好事家は死んだはずだしあの琥珀は先輩が処分したはずなんだが…。

助手 カヲル

>>235 佐倉さん
ぬ、佐倉さん良く分かっているじゃないか！
糖分は脳の働きを良くするのだよ！
名探偵……
[言葉の響きに浸っている]

ふふ、任せたまえ！(未来の)名探偵たるこの僕にどーんっと！
僕はね、金平糖が好きなのだよ。
きらきらと綺麗だし、甘くて美味しい！
ちょっとずつ楽しめるのも良い点だな。
[冷静さとはかけ離れたはしゃぎっぷり]

髪結い 和泉

あっしは甘いものも肉も好きですぜ。
ただ、山葵は苦手でね…。寿司頼む時はさび抜きでないと食えねえんでさぁ。

髪結い 和泉

ああ、金平糖なら持ってやすぜ。
あっしも仕事の合間につまみ食いするんでねぇ。

家事手伝い 鈴

>>240 >>243 キジノメさん 和泉さん
あ、あのっ、あの、ごはん、注文されますか…？
女給さんに、きいて、きましょうか。

助手 カヲル

おお、和泉さんとはなにやら、好みが合う気がするな！
つまみながら仕事ができるのも金平糖の良い点だな！
うんうん。

[にこにこと笑いながら頷く]

新人文士 ヨコミゾ

>>237
まじゅつ…。確かにそんな話もありましたね。
確かに昔から、呪い（まじない）を能くするのは女性だと言いますが…。
このご時世魔術なんて冒険活劇や幻想戯曲の中でしかで出て来ない言葉じゃありませんか？
どれだけ不可能に見える犯罪も裏面を見れば人の手による絡繰り（トリック）によって行われているとA.C.Doyle氏の著書はいっていますよ。

弟子 香紫

おや、一息ついている間に人が随分と。
好奇の目線に晒されるのはあまり面白くありませんね（ひとつ、ためいき）。
お師匠なら、逆にこのような場における人間心理を興味深く観察なさるのでしょうが、僕はそこまで心胆座ったものにはなれそうもないですね。

カヲルさんは僕と似たような境遇なのですね。
探偵さん、早く見つかるとよろしいですね。

箱入り シノノメ

>>241それで集められるのが女性ばかりなのは、やはり対象が美しい琥珀だからかねぇ？
[呟きながら胸元のペンダントをゆっくりと撫でる]
趣味の悪い好事家なんて、いくらでもいるものさね。

>>242おやおやはしゃいでしまって･･･金平糖、食べるかい？

家事手伝い 鈴

…まじゅつ。
まほう、…ですか？

人攫いや、盗難の事件だときいていたのだけれど。

髪結い 和泉

いや、ちょっと今は頼む気ねえですわ。（>>245）
食べてる途中で寝そうな気がしやす。

悪趣味な好事家、ねぇ。（>>241）
…で、その人入り琥珀ってぇのはどうやって処分するんで？
まさか普通の琥珀と同じように燃やしたりはしねえですよな？

弟子 香紫

甘いもの、ですか。
キャラメルなら持ってますよ。

よろしければどうぞ。
お師匠の秘蔵ですが、別に構いやしないでしょう。

助手 カヲル

魔術で人を琥珀にねぇ……

そんなこと本当にできるんだろうか。
僕にはただのお伽噺にしか思えないよ。
警察の連中は、何を考えているのやら……。

弟子 香紫

魔術の関わること、というのがこの事件の概要なのでしょうか。
それでしたら、僕よりはお師匠を聴取するべきだと思いますよ。
民間の口伝、その中には魔術のルーツとされるような「まじない」の類もございます。

しかし、人を琥珀に変える魔術、ですか。
僕は聞いたことがありませんが…

新人文士 ヨコミゾ

佐倉>>241
…。私たちは、その傑作な笑い話に付き合わされているという訳ですね。やれやれ、です。

シノノメ＞
あ。実にスイマセン。その、シノノメさんは、目が……ええと。
いえ。申し訳ありません。何でもないんです。

助手 カヲル

>>248 香紫さん
おや、お嬢さんもなのかい？
お互い、大切な人を見つけ出せるようにまずは
自分の容疑を晴らすために頑張ろう！

僕は絶対、自力で見つけ出してみせるよ！

>>244>>249むむ、なにやら子ども扱いされているような？
だが、金平糖は頂こう。金平糖は悪くない。うん。

煙草屋 セン

おやおや･･･思案してたらまた増えたね。
[煙管しまいしまい]

なんか甘いもののやり取りしてるんかね?
[金平糖を渡すのをﾁﾗｯと見て]

甘いものといえば、カステラとかもいいよさね。
･･･高いけど。
[ため息]

写真家 キジノメ

うん。食べ物談義に耳を傾けていたら小腹がすいてきた。

お手伝いさん、女給さんに肉うどんは出せるかどうか、訊いてきてくれないだろうか。

髪結い 和泉

いやいやいや。
別に子供扱いはしてやせんぜぇ？

金平糖はうまいねぇ。

箱入り シノノメ

>>255ふふ、あぁ、あんまり見えてないよ。座敷の奥まで来た者に好奇の目で見られる事はよくあるから気にしないでおくれ。
それにしても
[ヨコミゾの顔を間近で見つめて頬もゆっくり撫でる]
随分綺麗な顔してるねぇ？うふふふ

>>256素直なのは良い事だね。はい、どうぞ。
お手伝いさんもどうぞ。

助手 カヲル

そうか、子ども扱いしてわけではないのなら気にしないでおこう！
うんうん、金平糖は美味しい。
幸せの塊だな！

弟子 香紫

>>256カヲルさん
（「お嬢さん」、ね。…まあ、わざわざ言うことでもない）

（前半部分はさておき）ええ、お互い、容疑を晴らすべく最善を尽くしましょう。
[と、微笑む]

未来の名探偵さんの活躍に期待してますよ。

家事手伝い 鈴

>>258 キジノメ
は、はい！かしこまりました。
少々、お待ちくださいね。

…えと、あなた、も、この事件のお話し合いに参加されるのです？

箱入り シノノメ

>>257お前様もどうだえ？[金平糖を差し出しつつ]
カステラね･･･食べたいならこれが終わったら私の家に来るといい。私の友人だと言えば父上は喜んで用意してくれるのではないかな。

弟子 香紫

お勝手があれば炊き出しもできるのですが。
確認して参りましょう。

煙草屋 セン

おや、では頂くよ。
[金平糖を貰いつつ]

おや、いいのかい？
友人といいつつ、カステラお持ち帰りしちまうかもしれないぞー。
[そんなに軽く誘っていいのかい？といいたげ
無論冗談だが]

家事手伝い 鈴

わ、わ、ありがとうございます…！
[シノノメから金平糖を受け取って>>260 、深々とお辞儀した]

あ、あの、女給…さん！
ご注文、いただきました。肉うどんが、ひとつ、です。**

写真家 キジノメ

お手伝いさん>>263
有難う、じゃあお言葉に甘えて少々待つとするよ。

その通り、……こんな普通の写真家が事件に関わってるわけがないじゃないか、と主張したいところだけれど、必要なのはもっとちゃんとした話し合いでの潔白証明のようで。

髪結い 和泉

文士サンは純情だねぇ。
…まあ、あっしでも驚くかもしれんが。くっくっく。

煙草屋 セン

>>268
ちゃんとした話合いでの潔白証明ねー･･･。
潔白証明をすぱっとさくっとできたら、楽なんだがねー。

弟子 香紫

ああ、外注制なのですね。
とりあえず牛乳がありましたので、ココアを淹れてみたのですが、
よろしければどうぞ。傍聴の方も。

先ほど警察の方がお話になっていたのですが、この中に自殺志願者がいらっしゃるとか。
なんとか思いとどまらせて差し上げたいものですね。
どうしていらっしゃるのかは分かりませんが。

箱入り シノノメ

>>266構わないよ。どうせそのくらいで財布が痛むような家じゃない。
それに私は家族や客以外の人間と話が出来て結構嬉しいんだよ？


本当に文士さんは初心だねぇ？ふふふ
こうでもしないと相手の顔すらもわからないのだから堪忍しておくれ。

記者 サクラ

すみません、件の先輩の奥方から連絡があり、先輩が昨夜から帰っていないらしいのです。
ずいぶん取り乱してみえるようなので、少し顔を出してきます。



…ああ、朝には勿論戻りますよ、ご心配なく。

…え？分かりました、そうでないとここから出さないというなら仕方ないですね。
（…は警官二人に両脇を固められて出かけていった）**

助手 カヲル

さて、さらに詳しい話がされるまで
もう少しあるようだし、僕はちょっと休ませてもらうよ。

夜明け後にはまた、元気に優雅に話させてもらおう！

[元気と優雅が両立できると本気で思っているようだ。
…は、椅子に腰かけると静かに目を閉じた**]

髪結い 和泉

ああ、記者サン行ってらっしゃい。
…んー？
あっしがつまみを買いに行った時は其処まで厳重じゃあなかったんだが………あっしがあの時呑んでたからかねえ。

女給 アオイ

はい、おうどんも大丈夫ですよ。

ご注文は以上ですね。
カヲルさまと、キジノメさま少々お待ちくださいませ、シノノメさまは店主に伺ってまいりますので。

モガ ベニヲ

いけない、先はあたくしとしたことがずいぶん動揺してしまって。
香紫さんに淹れていただいたニルギリをいただくわ。どうもありがとう。

新しくいらした方も、仲良くしてちょうだいね。
…容疑者だのに、仲良くなんて妙かしら。うふふ、まあいいわ！

それにしたって、自死だなんて物騒なお話だこと。
死んでしまっては、綺麗なお洋服も着られないし、お芝居も見られないっていうのにね？

写真家 キジノメ

>>270
これはこれは煙草屋の――…センさんじゃないか。
……君等みたいな店を構える商売人としては、一日も早く店に戻りたいという思いもあるんだろうね。

>>271
ココア有難う。一杯頂くとしようか。

煙草屋 セン

自殺志願者とか･･･ふむ。
死にたがりなヤツもあれだねー。
楽しいのが見出せていないってやつかい。

>>272
ふむ、じゃあ今度カステラを食しつつ、お茶でもどうだい。
私も誰か話すのは好きさね。
客以外のヤツと話すのも滅多に無いしね。

ありゃ、サクラん。
いってらっしゃい。

箱入り シノノメ

記者さんは行ってらっしゃい。探偵さんと髪結いさんは風邪を召されぬよう。

>>276手間をかけさせるね。ゆっくり待つとしよう。それまでのお代だ。[金平糖を手渡す]

>>277ふふ、ごもっともだ。･･･お嬢さんの目には、とても世界が鮮やかに見えているのだろうね

煙草屋 セン

>>278
そりゃね。
ちゃっちゃと終わってちゃっちゃと帰ってのんびり一服したいわー。
[一服したいのは変わりないようで]

写真家 キジノメ

[警官に脇を固められて出て行くサクラ>>273を見送った後、]

んー、……こう、知り合いが混じってると、色々と複雑になりそうだね。

箱入り シノノメ

>>279ふふ、いいね、楽しみだ。あぁ、そうとなったら早く此処を出たくなったよ。
たまには外に出るのもいいね。

煙草屋 セン

･･･毛布ってあったかな。
あったら借りたいんだけど、なけりゃいいよー
[あったなら一枚は机に突っ伏して寝てる和泉にばさっと被せるだろう]

さって私もちょっと寝てくるかー
[適当に寝れそうな場所で仮眠**]

モガ ベニヲ

警備も厳重になっているのね、…なんだか、こわいみたい。出てゆかれる方は、お気をつけになってね。

あら、シノノメさん…と仰ったかしら。
そうでもないわ、…この街は、あたくしには退屈なことの方が多いもの。
そういう意味では、自死を希うような方の気持ちも、分からないではないけれど。

でも、あたくしね、もっと大きな街に行ってみたいのよ。
どなたかが、連れて行ってくださらないものかしら！

写真家 キジノメ

>>281
ははは、それはなんというか、……君らしい意見に思えるね。
僕も帰ったら、溜まった写真の整理を済ませてのんびりしたいものだ。

さて、おうどんを迎える心の準備、……っと。

箱入り シノノメ

>>285おや、そうかい。これは失礼。

そうだね。それが普通なのだろうね･･･

女給 アオイ

――　署の斜向かい、喫茶アンバァにて　――

ただいま戻りました。
お茶の二人と肉うどんのご注文を承ってますわ。
ただ、お一人シノノメさまが嬋娟まで御代を請求して欲しいとの事でしたけど、こちらいかが致しましょうか？
騙りではないのは確かなようですが。

はい、わかりました、では確認いたします。

モガ ベニヲ

……い、いまのは、その。なんでもなくってよ！

いいえ、シノノメさん。失礼だなんて。
でもね、お芝居や雑誌の中の世界は、ほんとうにきらきらしていて、あたくしの憧れなの。きっと、大都会にはあんな世界が広がっているのだわ！

シノノメさんは、この街がおすき？

女給 アオイ

もしもし、交換手さん
嬋娟まで繋いでいただけますか？　お題はあちら持ちで。
シノノメさまの件とお伝えくださいますか？

……ええ、そうです。

女給 アオイ

……もしもし、シノノメさまのお兄様でございますか？
わたくし喫茶アンバァの従業員でアオイと申します。　そうです、署の斜向かいの。

実は、先ほど……

写真家 キジノメ

ベニヲお嬢さん、……その。

………。

いや、貴女が「なんでもない」と言うなら間違いなく何でもないんだろう、うん。そうに決まっている。

女給 アオイ