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おっと……。
[一瞬、落としそうになったが、何とか持ちこたえた]
こういう危険もある……
聞いている……のか?
[抱えたそれに呟きながら、微かに溜息**]
[もう一度門の方をサッと振り返る。]
……あたしにいたずらしたいなら、
先にイタズラされることね!
[誰もいない空間にぶつくさつぶやいた。
ダイヤモンドダストみたいな氷のつぶのきらきらが
そこにただ残っていただけ]
…さむくないけど、寒い気がする。
なか、ハイロ
[そそくさと、教会の中へ*]
/*
かけまはりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぶへっくしゃい!!!
[その冷え込みはほんの一瞬。
男の盛大なくしゃみと共に、過ぎ去った。
後に残るのは、ベッドを押し潰すでかいたまご達。]
やべえ、これどうしよう…ベッド壊しちまったよ。
こんな立派な教会なんだし、司祭さんとか居るよなぁ…
俺壊したわけじゃないけど、見覚えはないけどある
俺のガラス細工だしな。
よっこらせ。
[桃色の光は彼女の傍を付かず離れずで、
でもやっぱり付いて来る。]
ぶへっくしゃい!!!
[男からの独り言は筒抜け。
彼女からの声も、きっと男に届くのだろう。
それに気付くのはそろそろ。]
[笑いながらロランを見送って彼の姿がみえなくなればくったりと頭をたれて一人佇む]
念じたら
遠く、思い人に伝わる
雪だるま…
かぁ
[じっくりみようと屈んだとき…
くいっ
何かが服の裾を引いた]
雑貨屋 ヴァレリーは、ラビ にうしろゆびをさすことにしたよ。
森の魔女 アリョールは、雑貨屋 ヴァレリー[冷気は追い払ったのに、光はついてくる]……何かの生き物…?―――ヒッ[くしゃみに驚いて声をあげた]
[振り返るとカエルのようなトドのような
…それにしては大きな生き物]
うわぁっ お前 ぶちゃいく!
[不細工といわれたことに抗議するかのように
『きゅぴっきゅぴぃ』
と鳴き声をあげながらシッポ(?)で床をパンパン鳴らしている]
怒ってんのかよ
なに…お前この教会についてる化物?
触っても大丈夫かな
[つんと指でわき腹をつつくとポヨヨンッとした弾力が跳ね返る]
うわっ…結構 くせになりそう
[くすり…思わず笑った]
[男はおよそ50cm程の高さになる透明なたまごを抱え、
一路ホールへと降りて行く。
そこなら誰かが居るだろうと踏んで。
一応新作だから見てもらおうと、そう思って。]
どういう結論に持っていけばいいペアなんだ…。
こちらサイドとしては
「実は住んでる樹でしたー」っていう
おちもありかなってかんじもするけど
それはヴァレリー的にどうなんだ…
[ふぅ、と溜め息ついて]
さすがに、こんな所で雪は払えないか…。
イライダさん、美味しいアップルパイを
どうもありがとうございました。
[普段通りに背負うわけにもいかないので、
雪まみれの鞄を両手で抱える。…冷たい。
イライダにぺこりとお辞儀して礼を言うと、
ひとりでに開いた扉から廊下へと出てゆく。
雪を落とすなら、裏口か正面出入口あたりが妥当か]
ん?
[気付くと、男の傍にも桃色の光。
そこから何かに怯えたような声が聞こえたものだから、
一度足を止めて光を指で突付いて]
誰だ?
[一つ問うた。]
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