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花屋 オリガは修復師 レイスにまかせようとしてだめだった!
宿屋の女将 イライダ は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
修復師 レイス は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
雑貨屋 ヴァレリー は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
隻眼の黒狼 は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
細工師 メーフィエ は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
居候 リディヤ は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
花屋 オリガ は 雑貨屋 ヴァレリー をうしろゆびさしたみたい。(ランダムとうひょう)
キリル は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
ナタリー は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
傭兵 ダニール は 細工師 メーフィエ をうしろゆびさしたみたい。
森の魔女 アリョール は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
死に損ない ロラン は 花屋 オリガ をうしろゆびさしたみたい。
雑貨屋 ヴァレリー は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
細工師 メーフィエ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
花屋 オリガ は 10にんからうしろゆびさされたみたい。
花屋 オリガ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
ナタリー がどこかにいっちゃったみたい。
のこってるのは、宿屋の女将 イライダ、修復師 レイス、雑貨屋 ヴァレリー、隻眼の黒狼、細工師 メーフィエ、居候 リディヤ、キリル、傭兵 ダニール、森の魔女 アリョール、死に損ない ロランの10にんだよ。
隻眼の黒狼は、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
……もしかして、ここが『楽園』なのかな。
[――そんな話、だれに聞いたんだっけ?
<<森の魔女 アリョール>>? それとも<<傭兵 ダニール>>?]
隻眼の黒狼は、森の魔女 アリョール をおそっちゃうことにしたよ。
――――ちょっと、なにをやっているの?――
[唇動かさず紡がれるのは、娘のものとは違う声。]
――――迷子になった、ですって? はぁ?
……まったくあんたは、ドジでまぬけね!
いいからはやく、次の子のところへ向かいなさい。
いいわね?――
[苛立たしげなその言葉が届くのは、妖精の耳(?)にだけ――]
―HAPPENING!―
妖精さんたら迷子になってしまったみたい。
間違えて、ほかのだれかのところに顔を出すかも?
{運試し! *10末小吉*!
[[ omikuji ]]を振って、この天声と同じかそれより上の結果なら
今日の襲撃先に選ばれた人は 襲撃を回避することができます。
振るも振らぬも、あなた次第。
襲撃先以外の人が振った場合は、天声と同じかそれより上の結果で
妖精さんの姿がちょっとだけ見えるかも?}
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
キリルは 隻眼の黒狼に せきにんをまるなげしたよ。
君はどこへいくの?
ねえ…!
[カエルの妖精はナタリーを気にしながら、前をかけていく。
どんどん。
どんどん ]
あ。
[気づけば教会の外に行っているのがわかった]
居候 リディヤは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
ロラン…ありがとう。
僕も会えてうれしかった。
[とてもうれしそうに、笑った]
ではお願いだよ。
[リディヤに借りたケープは、ロランに託して]
ナタリーは、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( b0 )
傭兵 ダニールは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
傭兵 ダニールは、森の魔女 アリョール をおそっちゃうことにしたよ。
森の魔女 アリョールは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
― 教会裏庭 ―
[なんとなく行き場をなくして建物の裏手にまわっていた]
…この扉…
[見覚えがないはずなのに、何故かこの扉を見たことがあるような気がして]
此処の全員皆殺しにしても死なねぇ位は強いぜ?
[ より多くの相手を薙ぎ払った経験からくる自信。]
……ああ、言ったろ、ヘンタイにゃ見えねぇよ。
девушка!
<<お嬢さん>>
ん?聞こえる。
[まだ声≠ェ聞こえるのは、安心して]
森なのかな。イライダ。
カエルを追ってきたら、いつの間にかきていたんだよ。
[ナタリーの声に我に返る]
あ、ナタリー…え…森?
大丈夫なの?怖い人いない?怖い思いしていない?
[何かに怯えるように、必死に呼びかける]
[ ニヤリと笑った後はすぐに、平手や拳の射程圏外へと飛び退く。
目の前の彼女は、出逢う前の印象よりもずっと大人で――それはそれで「ウマそう」だ。
――コイツ、もしかして――――……
「共喰い」をする獣ではない。
ニンゲン、なのだろうか。 と、「同じ」――]**
宿屋の女将 イライダは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
/*
村人→ウートラ
人狼→ダニール・クレスト・レイス
C狂→キリル
共鳴者→フィグネリア・ラビ・リディヤ
天魔→オリガ・?・?
求婚者→ミハイル・?
叫迷狂人→イライダ・ロラン・ナタリー
不明→ヴァレリー・メーフィエ・アリョール
予想ではメーフィエさんが求婚者で
クレストさんに求婚したかな、と。
えぇ…大丈夫…
あなたのおかげで、戻れたみたい。ありがとう
[もう、いつもの声に戻っている]
扉が開かないから、森に行けないわね…
[少し寂しそうに]
[特に何もなく、中に入る。
そして、足はホールではなく2階ヘ。そして、それが当然でもあるかのように12と書かれた部屋に入っていく]
あれ?どうしてここに来たのかしら
[かつてこの部屋を使った男が、今聖堂にいる雑貨屋と別の男を殺し合いに導いたなど、全く知らない女には不思議でならなかった]
でも、すぐ会えるわ。
[何がその自信に繋がるのか分からないが、とにかくそんなことを告げる]
少しの辛抱よ、ナタリー
[オレンジの欠片を握り締めながら語りかける]
そうだね。
[イライダの言葉に、またオレンジの欠片の傍らの石を握り締め]
でもイライダの料理。食べれないのは残念だな。
念じれば出てくるのかな。そういうのも。
[ベッドに腰掛け、ぼんやりとしていると視界の端を動くものが]
…あれは…妖精…?
[ふわりふわりと探しものをするように飛んでいるようにみえる]
……!!
[一瞬目が合った。と思ったら物凄い早さで飛んで行ってしまった。
可愛らしいという形容がぴったりの妖精…]
なん…だったのかしら?
[そのまま横になり、しばらくすると意識が遠のく…――]
[ダニールの余裕の笑み
本当恥ずかしいからあの体操は忘れてください
というかなんで見たんだ!
タイミングが悪すぎる
暫く言われ続けそうな気配
なのに敵いそうにない雰囲気
押されている
なんだか悔しい、悔しい
ぎり、と睨み上げる焦茶]
願えば出てくるんじゃないかしら?
[細かいことは奇跡らしい]
なんだか眠たくなってきたわ…
少し……眠るわ…
[しばらく呼びかけにも応じないだろう]
先生……!
なかなか、やりますね……!
[悔しさを滲ませながら
にい、と笑みを向けて見せる
“あの時”なら この人は “敵”だった]
綺麗な牙だ
でも私はそれを認められないんだよね
[くす、と笑う。強がりのような、精一杯の笑み
曖昧なまま溢れる記憶、蘇る感触]
[全員を皆殺しに
内容は物騒でも、その強さは純粋に憧れの対象だった]
すごい、すごい!
あたしも、なれるかな?
強くなれるかな?
[自信を持つ程強くなれれば、もう逃げなくて済む?
謝らないといけない人が、たくさん居るのに]
“そっち”が 牙で 来るなら
“こっち”は 知識と 銀の弾で 対抗するよ?
[暴く為の力、“敵”を見分ける知識
それを持って、敵を探った]
“そっち”も、いつまでも、余裕こいてられないよ?
それじゃ張り合い無いでしょ?
“人間”も、そんなに弱くない
負けてばかりじゃ、いられないしね
[にやりと笑うは、美少年
弱い弱い 自分の弱さにすら押し潰された
ちっぽけな“人間”]
[挑戦的な焦茶は
次の瞬間、ぱっと人好きのする笑みに変わる]
あはは、先生はやっぱり先生だ!
強いし、かっこいいし
ほんと、なんかもう、全然違うもん
[ひらひらと手を振る美少年]
ありがとうございます
なんか、すっきりした
まあ、とりあえず!
さっきのアレは ぜったいに 黙ってて!
クレーシャにも、レイスにも、言わないでよ!?
[こっ恥ずかしい体操もといストレッチ
こっちはこっちで、結構重要なのだ]
/*
01現人神 02一等賞
03大大吉 04大吉
05中吉 06小吉
07吉 08半吉
09末吉 10末小吉
11凶 12小凶
13半凶 14末凶
15大凶 16回答拒否
回答拒否ってwwww
そういや神社でおみくじを引いた事がほぼ皆無なんだけど
そこでも大吉より上って出るの?
わ……
[しゃら、と鈴のような音を立てて
きらりきらりと舞い散るは銀の粉
本で読んだ、童話の妖精そのもののような、まばゆい光]
――――――……?
[その中で、小さく、微かに
でも確かに、あたたかい声がした
懐かしいような、くすぐったいような、そんな声]
こうかな。
[森をさまよっている中。イライダの料理を念じて見る。
するとアップルパイが、目の前に現れる]
うん。おいしかったものね。
[アップルパイを食べながら、少し元気を取り戻していた]**
…………
[また、数瞬
意識が何処か、別の場所に繋がるような
そんな感覚]
……こわい話、ばっかりー
[自分でもわからない部分を抉じ開けられるような
壊れていくことすら認識できないような
そんな]
きゅうん。
[狼は起きあがって、ぶるぶる頭を振る。
耳と鼻を、ひくひくさせて。
しばらくなにか思案でも巡らせているように
臥せたまま、じっとしていたけれど。
やがて、立ち上がって歩きだす。 *09末吉*]
!?
[やばい、なんかいる。
見たこともないようなのが、角のむこうに這ってった。
ぶわわ、と全身の毛を逆立たせ、
うーうー牙剥き唸りつつ
見たこともないようなのの後を追う。
やがてホールに辿り着いたなら、人間の手が扉を開けた。]
[メーフィエの話をふむふむと聞く。シンプル素朴だったヨールカが、幻想の教会にふさわしく、とりどりの光でデコレートされていく]
……手伝うわ
[メーフィエの顔を見て、それからヨールカを見て、ポケットの中身を気にして、ひとしきりもたもたしたあと、告げた。多分もう飾り付けは終わりかけかも]
[それから、普通に飾りつけを終える]
ねぇ、
あたし思ったのよね
もしかしたら一番魔法を信じてないのは
あたしだったんじゃないのかなって
祖母は、殆ど覚えてないんだけど、
いろんな魔法をつかえたらしいのね
だからみんな信じていて――
なによりバブーリャ自身がそれを信じてたから――
信じられる、って、少し怖いことなのね
[誰も信じてくれないときは、虚勢をはって、嘘だと解っていてもこうなのだと言いはれば。それで自分でいられた]
だって、みんなの信じる気持ち
全部抱えなきゃいけないわけでしょ
それを抱えてでもじっと立っていられる強さ
それがきっと魔女かくあるべき ってことなんだわ
[ヨールカのてっぺんを見上げる。
1日目に降った銀の星がまたふればいいのに、と思って+表+
表:ふる 裏:ふらない]
― ホール ―
[其処にはだれがいただろう。]
[扉を開けたのは、茶がかった金髪の
黒い、裾の長い服を着た少年。
歳の頃は、先刻よりも五つ六つほど上か。]
……? あれ……
[首を傾げ、
だれかの姿があったなら、問い掛けただろう。]
いま、変なの来ませんでした?
ここは変なことばかり起こるから、
みんなに「見せて」って言われたわ。
故郷ではずっと、ずっとそう言われたかったはずなのに、
ここで、みんなに「見せて」っていわれて。
下手くそでもなんでも「いいわよ!」って言えられなかったの。
また出来なかったらバカにされるしって
そういう気持ちだったんだけどさ…
[足元の小石をける。]
そんなんじゃできるわけがなかったのよね。
でもあたしさっき飛んだの。
―――
[拗ねたような顔から、上げた顔はぱっと輝いていただろう。
そもそも、メーフィエはこんなだらだらした独白を聞いてくれるだろうか]
と!ん!だ!の!よ!
[ポッキリ折れた、柄付きブラシ―が、ヨールカのてっぺんに誇らしげに刺さっていた**]
森の魔女 アリョールは、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( B7 )
……………………?
[キーラと共に、椅子に座りながら。
虹色のなにかを見つめていると、その中から
光のようなものが現れたた気がした]
[きょろきょろ、辺りを伺うように見える光。
だれかを捜している? どこかを捜している?]
あの、…………?
[一瞬だけ目が合うと、光は
『この子は違う』とでも言いたげにに
ふるふる、横に揺れながら、消え去ってしまった。]
……………………????
[どこかで、今のものとよく似た気配を
感じた事があるような気がしたけれど――――]
[少女の知る気配の持ち主は、人間の女の子のような
姿をしていたと思うし、やっぱり人(?)違いかなと]
[再びヴァレリーへ視線を戻した]
[少女の小さな手は、無意識に
キーラの手へと伸ばされる]
[手が触れ合えば、ほっとしたように
小さく笑みを浮かべただろう**]
[どこか懐かしいこの場所は、主を失って枯れ果てた女と親友のはじまりの森のようで]
……。
[駆け回ったわずかの時をおもいだす。
畏怖をもって語られた森は、彼女にとっては親友が愛した愛しい場所――**]
[すう、と触れる小さな手
あたたかい
染み渡る
一瞬躊躇って、そっと、握った]
何、作ってるんですか?
[不躾ながら聞いてしまう
ガラスロッドが、形になる
それは、奇跡のような、魔法のような―――]
[自分にも力があればいいと語る少女に、
灰青をはたりと瞬いて]
え、でもオリガは――……
[私の声を聞いて、それに返してくれたじゃないか。
そんな言葉が喉から出かけ、すんでの所でとどまった。
我ながら、何をわけのわからないことを
言おうとしたんだろう。
この教会にいる者たちとだって、ごく普通にやり取りできる。
そんなの当たり前だ。
…………本当に、"当たり前"?]
…花屋も数えるくらいしか利用したことはなかったけど、
君の花選びのセンスは素敵だと思ってたよ?
それにレイスさんだって、
オリガといるととても幸せそうだ。
そういうのも、人を幸せにできる力って言うんじゃないのかな。
[口にしかけた核心のようなものを避けるように、
なんとか当り障りのない言葉を探して続ける。
間の沈黙は、誤魔化せるものではなかったけど]
[アリョール(名前はオリガ経由で今知ったようです)に
手伝ってもらいながらヨールカを飾り付けている間にも
小さな光に触れて、そこから聞こえてくる声に頭の中で返す。
不安気に語る少女の様子。
自分も、ふとした瞬間に過ぎるのに深く思い出せない記憶には、
もどかしさに似たものを感じていた]
[そういえば、この宝石のような青い光に最初に触れた時に
オリガともアリョールとも違う声が囁いてきたのだ。
『せめてこのひと時だけでも、
違う"声"に耳を傾けてごらんなさい。
あなたの紅い世界は、
記憶と共に眠ったままなのだから――――』
紅い世界が意味する所はわからない。
忘れているものと関わりは、あるのだろうか]
この手の傷…これほどの怪我なら
忘れられるはずもないのに、
どうしてついたのか思い出せない。
誰かと話したり、食事をしたり
当たり前のことでも、長い間できていなかったような……
そんな懐かしい気分になって。
弟…クレーシャのことにしても。
あの子が突然狼の姿で現れたっていうのに、
それに何の疑問も持たなかった自分がいるんだ。
何が抜け落ちているのか、思い出したいけど…。
思い出すのが、少し怖くて。
………………あ。
いつのまにか弱音になってたね…。
あまり上手い言葉をかけてあげられなくて、ごめん。
[申し訳なさそうな表情になると、灰青を伏せた]
みんなの期待を背負うのが怖かったり、
失敗したらどうしようと臆病になってしまうのは…
私もわかります。
でも、ただ我慢しなければいけない決まりもないのでは?
魔女だって、魔女である以前に一人の人間なんですから。
誰かに不安な気持ちを打ち明けるのが悪いことだと思わないし、
潰れないためには必要じゃないかな。
[この部分は、親しい間柄が相手ほど意地を張りがちな
自分も直さないといけないところだったりするけど]
オリガも、あなたへこの言葉を伝えて欲しいと言ってました。
『小さな奇跡でも、起こせるなら素敵な事だと思うから。
魔法、是非試してみて欲しいな』
『何が起こるのか、見てみたいよ。
私は、何かが出来るっていうだけで、凄いと思うんだ』
…………って。
[ヨールカに降る銀の星。
星を受けて輝く、てっぺんの折れた柄付きブラシ。
眩しそうに、眸を細めて見上げた**]
/*
共鳴→フィグネリア(桃)、ラビ、リディヤ
叫迷→ロラン、イライダ、ナタリー
赤→クレーシャ、ダニール、レイス、キリル
天魔→メーフィエ、オリガ、アリョール(桃)
求婚→ミハイル、ヴァレリー
これで▼キリル ▲アリョール 後追ヴァレリーで
狼三の残り七人、ただし私いるので今日最終日で糸冬了
[ふと、柄付きブラシの上で小さな影が
もぞもぞ動いているのに気がついた。
何だろうと、少し背伸びし目を凝らして。
すると自分の視線に気づいたのか、
慌ててそれはぴょいーんとヨールカから飛び降りて
様子の窺えない反対側へと隠れてしまった。
飛び去った拍子にてっぺんから落ちてきた銀の星、
そっと掌で受け止めて首を傾げた**]
ミーシャ、集めてくるわ。
[さまざまな色み帯びたそれらをミハイルの腕に手渡しつつ、今にも駆け出しそう。
これらをあしらったドレスはどれだけ美しかろうと、夢見る眼差しで]
[霞を片腕に集めながら虹を追えばいつしか視界は晴れて教会のそば]
やっぱりはいれないのね。
[ルサールカが告げたように、門は開くことなく]
大丈夫とはいっていたけれど……。
[悪意のないイタズラを疑ってはいないけれど、直接はなせないもどかしさにちょっぴりうろうろ]
ミーシャ、やっぱり教会にははいれないみたい。
門が開かないわ。
カエルの妖精さんにも困ったものね。
(いや、蛙っぽいだけでカエルの妖精ではないのだろうが)
[カラカラと軽やかな音をたてる水車。
水車の上から凍りついた湖面をみつめたことがあった気がする――]
あのときは……、
[湖面になにをみたのだったか。
誘われるように波打つ水面をのぞきこむ]
―聖堂―
もがもっふ。
[案の定、プリャニキは1つで収まるはずも無く
リーリャにもう1つとおねだりして同時に咥えている男。
蜜菓子を2つも口に入れて甘すぎやしないか、などという心配は
この男には無用なのだ。]
ほーほはお、ふふひょーほひふぇんはほ。
[キーラとリーリャ、2人の質問に答えようにも
全く意味を成さない。]
で、えっとな。
なんて言えば良いんだろなァ…
扱った事の無い素材を使ってるから失敗続きで疲れたっつか
誰かの為に細工すんのは初めてだから、調子が出ねぇっつか。
[男にしては珍しく、弱々しい笑顔を見せて
背後に出来た失敗作のくすんだ虹色を指した。]
ガラスの中に、オーロラを創りてーんだよ。
/*
メーフィエさんがオリガさんと天魔っと
イライダさんが叫迷COしてて、ナタリーさんが襲撃された+後追いもない事から多分叫迷、ロランさんとナタリーさんがやっと会えたとか言ってるので多分繋がってる
ということはアリョールさん・ヴァレリーさんが
天魔と恋天使?
どっちがどっちでしょうね、はて。
[波紋を広げる水面がうつすのは夜空の色、きらめく星々。
すいと、手のひらを差し入れれば濃紺に小さな星の散る夜色の布地がうきあがる。
ほぅとため息がこぼれた]
方法は色々ある…はずなんだけどよ、
やった事ねーし何度やっても失敗するしで。
[仕方なし、と別の何かを作ろうと思い描いたのか
男の頭上にまた違う色彩のガラスロッドが現われては
落ちて来る。]
……ガラでもねー事、やってるからかね。
[手に取ったガラスロッドの色は、無色透明と虹色。
熱して溶かして、楕円形を象って行くこの瞬間は
いつもなら凄く楽しいひと時のはずなのに、
今は焦りばかりが募っているようだ。]
ミーシャ、夜色の布だわ。
ドレスは透明感のある白でまとめて対の衣装もいいし、この布に薄布を重ねるのもはえるかもしれないわ。
[弾むように]
あ、ミーシャの衣装もいるから。
[ドレスは当然自分が着るき。
男の衣装も作れと当然のようにいいきった]
でも、何べん失敗しても諦めるかコノヤロウ。
成功するまで続けてやる。
2人とも頭良いし、なんか良い案があったらまた教えてくれや。
俺はしばらくこっから動かねーと思うし。
[チリチリリとうっかり前のめりになって
前髪にパーマが掛かっていても気付かないまま、
自分を奮い立たせるかのようにいつもの子供のような
笑みを見せた。**]
[>>36に、にんまりとした。まるでこどものように]
それはよかった!
―――そう、いうものかしら。
[>>37の言葉に、僅かに首をかしげる。
かつての魔女たちもそうだったのだろうか?
自分であるがための不安なんて、あったのかしら、と思いを巡らせる。
契約しちゃう方ではなくって]
そうなのか……――。
[噛み締めるように]
オリガが…?
[言伝を聞くと、相手とは逆にやや視線を下げて目を細めた]
何かができるのは、なにも魔法だけじゃないのにね。
オリガだって、大切な人のためになら奇跡を起こせる―いや
あの様子だと…「起こしてる」のにさ。
[小さく呟いて、笑った]
[触れる手が、身体が、体温を持って傍に居る。
それが、涙が出そうなくらいに、うれしい。]
オリガ、声、……
なかないで
[彼女の声が聞けた事が嬉しくて、穏やかに笑う。
それでも、落ちる涙を拭おうと指を出して ]
[残された花の名を、知らない。
ランの一種だろうか、と形状で考えるくらいしか、わからない。]
[花のことは、彼女が居たから知っていたのだ]
オリガ、…
[残された花を片手に、目から涙が落ちる。
――“また”、手を離してしまった]
[それから、ヨールカの美しい飾り付けを見なおして、]
あなたもそうでしょ?
この輝きって、きっとそう。
[相手が誰なのかは自分は知らないが、きっと――
オリガとレイス、あと不躾な男と無茶を言う女性、
それからメーフィエと誰かさん―重ねあわせて]
よし、ともかくアレ取りに行かなきゃ。
[さて、折れた柄付きブラシは直さなくては。
気合を入れなおすと、メーフィエに別れを告げただろう。
そして足元にぺったんぺったん 何かがついてくる―]
[彼女に飾った、銀の薔薇。
こんどは、彼女の傍にあればいい。]
[ああ、喉がぴりぴりする。呼吸が辛い。
嗚咽をあげてしまいたくて、何も言いたくない]
[アングレカムを手にとり、目を閉じる。
―― その拍子に、涙の粒がまた落ちた**]
[ぱたぱたぱた。…――ぺったんぺったんぺったん]
……
[くるっ ――シーン]
……。
[くるっ!]
みぃ〜〜つぅ〜〜〜け〜〜た〜〜ぞぉ〜〜
[カエルのような。妖精のような。
そんなのが廊下で振り返った足元にいたのであった。
やや悪い顔でニヤニヤとしながら捕まえようとする]
あんたの仕業だったのね、全部!
[「全部」が何をさすのか不明だが。ひょーい、と「それ」は手の間をかすめて、からかうように消えた。]
……またからかって!
[かつかつと廊下を行く彼女の後ろを、またぺったんぺったんとついてくるものがあるのであった**。]
へん、なの…?
[きょろきょろとホールを見渡すと。
ぺたぺた音をたてながら、彼からは死角になっている扉を通っていく、何か。]
……………
あれ、はじめて、見ました。なんて言う、生き物ですか?
もしかして、お、お探しの、生き物、でしょう、か?
[少し緊張したような声が、ホールに少し響く]
でも、あなたがそう言ってくれるなら、
ほんの少しぐらいは自信を持ってもいい気がしてきたよ。
…………ありがとう。
ヴィエーディマ・アリョール。
[いつのまにか(というよりはやっと)敬語は抜けていて。
どこかに去る彼女の背中に、感謝の言葉を紡いだ。
アリョールが去った後、少しの間ヨールカを眺めていたが。
やがて自分も、教会の中に入ってゆく]
[プリャニキを咥えてもごもごと口を動かす
ヴァレリーに、蜂蜜ホットミルクのカップを差し出す。
美味しそうに食べてくれるのは嬉しいけど
喉を詰まらせたら大変だ。]
硝子の中に、オーロラ……?
[どうにもピンと来ない。
けれどとても難しいのだろう事は、
ヴァレリーの弱々しい笑みから読み取れた。]
いえ、あの、頭良くはないです。
勉強はしているけど……こういう時に
力になれるかどうかは。
[自分に出来るのは、行き詰まりそうになったときに
温かい飲み物を出す事くらい。
もう一杯どうですかと、ホットミルクをカップへ注いだ**]
[鋭く目を細め。
すぐに、やたらとぎこちない笑みを少年へ向ける。
ひと目で作り笑いとわかるそれ。]
いえ、先生とかじゃないですけどー。
あれですか?
俺も初めて見たもので、なんなんだか。
[壁に手を付き右足を引きずり、歩きだす。
多少不安定ではあるが、
先刻とは違い、その動作には明らかに慣れが窺える。
片方だけの灰青で、ぐるりとホールを見渡した。]
………?
先生じゃ、ない?
[こてり、と首を傾ける]
それじゃあ、祈りにいらっしゃったんですか?
[ここは、もう廃されたはずだけれど…、と続けながら。
頭の中で、誰かの声がする。]
………おとなが、あなたをクレーシャだと言ってる。
僕は、たしかにレイスですけれど。
………あなたは、クレーシャなのですか?
アリョールさんと私??
[女じゃないとい男の思考には気づかない。
はてなが飛び交う]
……かぶくは、ミーシャには縁遠そうだものね。
[まぁいいじゃないと笑う。かぶきものにまざる男なんて想像しがたい]
[後を追ってきてくれたらしい男にくすぐったそうに笑う]
うーん?用というほどのことはないのだけど、せっかく賑やかだったのにさみしいじゃない?
[いや、肯定が帰ってくるとはおもってもいないが]
いえ、全然。 そういうの、興味ないです。
[視線はキッチンに近い扉で止まる。]
ああ、失礼。
探しもの、こっちに行ったみたいで。
[上辺だけは笑顔で返しつつ、
壁伝いにゆっくりと出口まで向かう。
その扉の向こう側へと。]
はあ?
面倒だなあ、あんたも。
あんたがそう呼んだんだから、そうなんだろ。
[苛々と、喧嘩でも売るように。
このすっとぼけ野郎にも、
突っ張ってた時期ってあるものだったんです。]
/*
なんせ目が合っただけでぶっ殺した人間もいたそうですからね
突っ張ってたっていうより、ただの厨二ですね。
あとこれはまたキリルのこと気づかず終わる予感
せん…じゃあ、クレーシャって呼びますね。えへへ。
[喧嘩ごしをものともせず。
少年の言う”おとな”の方が、むしろびびって震えていたり。]
クレーシャお兄さんは、とっても楽しいな。
[くすくす笑う]
[あんまり人に関わらないと、打たれても笑えるものだったり、する]
ぶっ
お前さん達、なんでそこに反応するんだっての!
そんで兄さん正解、願うだけで材料が降って来るのは
すっげぇ有難いんだけどなぁ。
まだ見習いみたいなもんだから、
思った通りの細工が出来ねぇんだわ。
[ミハイル、フィグネリア両名の反応の良さに
噴き出しながらも、興味を持ってもらえる事には
素直に喜びの感情を表に出した。]
それにしてもよ。
カエルの妖精とかこっちに戻って来れないとか
あんま穏やかでないような話も聞こえてっけどよ、
そっちはなんともねーのかよ?
[ぜんぜん違うだの、なんだのといわれれば、
どうせピンクの病にやられているんでしょうよと
わかってはいても、「いーだ」をした]
まったく。
[カップルが、工作について食いついているのを、ぼんやり聞いている]
………興味ないのに、…
[む、と口を噤み]
お兄さん、あいつを捕まえてどうするんですか?
[テーブルの上のカップを片手に、一口。
紅茶にはブランデーが数滴、レイスの好みの味だった。]
[むすっとした男にさっとすまし顔。
余韻はのこっていたろうが]
そうねぇ。
薄手のドレスなのだから、厚手の布地じゃないほうがいいわよね。
でも、あんまりぴっちりしたのも肩がこりそう。
[あれやこれやと真剣に頭の中を検索中]
/*
ほんとーに桃ログと墓しかよんでない俺です。
地上何が起こってるのか全然…… 死んでてよかっt
いや地上にいてもネーリャと桃しかみてなかったかもしれn
[>>@9大丈夫かと問う男には気負った風もなく大丈夫と安請け合い。
目の前にいたらぱたぱたと手でもふってみせたろう]
さみしかったんですって。
[いや、そんなことは精霊の女は一言もいってないのだけど。
女の意訳である。]
雑貨屋 ヴァレリーは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
[屋根に登る。ゆるいあぐらをかいて、ぽっきりいった柄付きブラシを見比べて]
―――いいこと、お願いね?
[柄付きブラシにいったつもりなのだが、
気づくとそこにカエルの妖精が。くるりと回転して]
……よし
[かくて、柄付きブラシは元に戻った]
― キッチン ―
[足を踏み入れたとき、
其処にパイのひとの姿はあったか、なかったか。
どちらにしろ、あのわけのわからないのから
辛うじて嗅ぎ取れた匂いは、其処で終わっていた。]
……いなくなってしまったのかな。
[ありがとうを、言っておきたかったのだが。
特になにも無ければ、そのままホールへと踵を返す。]
修復師 レイスは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
修復師 レイスは、森の魔女 アリョール をおそっちゃうことにしたよ。
……だめですか?
[それでも聲に混じる笑いが、わざとそう呼んだのだと示し。
“おとな”が、ぴーぴーわめいていたり、した。]
クレーシャは、思っていたよりとっても面白かったんですね。
がんばって部屋を出たらよかった。
[テラスから、樹に向けて飛べば。その一歩が踏み出せなかった。]
ほぉん?寂しかったってまた…こんな場所でそういう感情が。
ほぉほぉ……。
話し相手になって欲しいなら、こっちに来れば
手っ取り早いのにな?
ま、大丈夫ならいっか!
[フィグネリアと同様に、解らないかも知れないが
にぱっと笑ってみる。
実際に見る事があったなら、男の背後から
後光すら差して見えるかも知れない。]
そうね。
レイスって人はわからないけど、メーフィエは―――
多分、その魔法に気づくのはこれからだと思うわ。
もうすぐね。
[そっと、静かに答えた。魔女は屋根の上で]
もっと――ね
優劣はないと思うけれど。
[いろいろといわなければいけないことがあったきもしたが、タイミングを失ったので、それは胸にしまったまま。]
何を作っているの?
前にいってた、たまご?
― 控え室 ―
ヴァレリーさんから頼まれておいた銀細工、
今のうちに済ませておくか。
[バーナー、各種ヤスリ、作業台などの工具。
研磨剤や硫化防止剤などの薬品。
それらを慣れた手つきで作業鞄から取り出していく。
自分の工房のような、本格的な焼成炉が
無いのはさすがにやむを得ない。
今回はごく小さなものなので、何とかなるか]
[ふわり。ブラシが浮いた]
さ、ちゃんと仕事する所に行きなさい。
背骨折って悪かったわね。
[す、と人差し指でなでると、柄付きブラシはあるべき場所にかえっただろう]
それで、あんたは――
[カエルっぽいものをつまみ上げた。じたじた。]
[うーん、うーんと唸りつつ]
柔らかい布で、でも形はきっちり軍服みたいなたった襟かなー?短めの。
縁取りをするの。
ゆったりしたたわんだ首もとよりはそっちがいい気がする?
[道具の脇に広げた紙は、
ヴァレリーの天使のたまごを
ペンダントにした時を想定したイメージスケッチ。
鎖や天辺の飾りの図案の横には、
細々とした文字で何かが綴られている。
ちなみに、後者については形が構想当初から少し変わっていた]
…………。
[そもそもこれまでヴァレリーと話したこと自体は
大して多くなかった気がするが、
天使のたまごのことを知ったのはどこでだったろう。
試作品を見た記憶と、
それに自分の銀細工を添えてみたいと口にした記憶は、
確かにあるのだが。
とにかく、彼の作品に関わる以上
ちゃんとしたものに仕上げなければ。
作業開始と共に、灰青の眸が常より鋭さを帯びた]
[ふわあ。あくびの声と一緒に]
そういえば、カエルならさっき見たわ――
[どこかでそう付け足したと思われる**]
― ふたたびホール ―
ずいぶん料理が並んでますねー。
だれかの誕生会か何かでしょうか。
[戻るなり、口から出てきたのが其れだった。
用意したのは、パニーニの女性だろうか。
まず彼女の顔が浮かんだ。]
だめ。
落ち着かないから。ほんとうに。
[自分だってダニールを先生呼ばわりしていたくせに、
棚にあげる。]
……おもしろい?
なにが? どこが?
[ぎょっとした。どころか、ぞっとした。]
あ、今日は、クレーシャさん。
[一人席について、へらりと笑う]
お姉さんが、新年の御祝いに作ってくれたんじゃないかなって。
[いつの間にか、テーブルにはシャンパンも。]
クレーシャさんも、一緒にどうですか?
[どうやら、すっかり懐いてしまったらしい。
くすくすと子供らしい笑い声がする。]
はぁい。
[くすくす。]
えっと、おとなは、クレーシャは大人しいって言いますけど
今のクレーシャさん、近づく人みんな叩いちゃいそうで
[無論、この聲のやりとりで、懐いたのである。]
― 聖堂 ―
――失礼、邪魔をしている。
[キッチンを出て、途中に何かあったりなかったりしながら*06小吉*、こちらに来ていた。
元狼の人とは16奇:会えていた。偶:ニアミスしていた]
[メーフィエの魔法はもうすぐ。
そう聞けば、もしや天使のたまごの銀細工かと思い至る。
例えそうでなくても、彼が何かを創り出そうとしているのに
期待は高まるわけで]
あいつが動き出したか…
[そんな謎なセリフを吐いた。]
優劣はなあ、どうしても作ってしまうもんだよ。
それぞれなりの感性、それぞれなりの技術があるんだから
決して比べられるもんじゃねーけどよ。
創ってんのは……へへへ、今は内緒だな。
新年の……ですか。
[顎に手を宛て、]
うーん、そうですね。
戴いちゃいましょうか。
[にこりと固い笑み。
ゆっくりとテーブルへ歩み寄り、向かい合う席に着く。
無意識に手を祈りの形に組んだ。]
[聖堂ではヴァレリーの灯油の香りとリディヤのホットミルクの香りが仄かに香り、ヴァレリーら男女三人の姿を捉えただろうか]
ガラス……か。
[誰にでもなく、そう小さく呟きながらリディヤの元へ歩み寄ると]
先ほどぶり、だ。
[一度会ってからどれぐらいの時が経っていたか。つい先ほどのことのようにも、数時間のようにも感じられる。そして時間の経過ほどどうでもいいものはないという錯覚さえも――]
[女が思い浮かべていたのは男性のチャイナ服のようなものだったらしい。前あわせの、ゆったりとした]
幅広の布を軽くよじったものか、細い紐を編んだものを腰に巻くとアクセントになるかしら?
[男はいやがりそうだが、着せ替え人形をしてみたいものであるw]
死に損ない ロランは、コミットボタンを「ポチっとな!」
カエル!捕まえといて!
[みたいみたいとばかりにアリョールにねだった。……ねだったというほど可愛いものだったかは知らないが**]
死に損ない ロランは、キリル にうしろゆびをさすことにしたよ。
……楽しそう、だな?
[自分にとっては仕事かつ唯一興味のある話だが、彼女にとってはそれ程のことではないはずで。
楽しげなようすに、首を傾げたが]
………………ふむ。
[真剣に考えていれば、片手は自然とペンを握る。
女の出した案を形にしようと動き、こんなかんじか、と尋ね、自分も首をひねった。
自分に似合うかどうか考えるのは、意外と難しい。**]
其処まで見境なくは……
いや、いくらなんでも
其処まで自制きかなくは、ないから。うん。 ……と思う……
[かつて重ねた罪の数々は、覚えているのかいないのか。]
えへ、ありがとう。
[にこりと笑う様子が、ひと時だけ“いつものレイス”で。
クレーシャと同じように手を組んだ時には、子供の姿だった。]
『主、願わくはわれらを祝し、また主の御恵によりて
われらの食せんとするこの賜物を祝したまえ。』
[幾度となく、一人で行った祈り。
いつしか、声に出すことをやめていきそうだったから
向かい側に座る彼に、幸せそうな顔を向けた。]
遠くて近い――俺の知人から託された。
[そう言って、キッチンに残されていた赤いフード付きケープを彼女に差し出した]
今も尚――届いている、が……
此れを君に返すことはできないらしい。
[蛙を追って去った彼の姿は消えても、言葉は未だに耳朶の奥に残っている。これも悪戯か、奇跡か]
感謝の意は渡した時に聞いているだろうが――
ありがとう。
[代行は慣れているつもりだが、過度の御節介はあまり経験がない。些か礼を言う姿は不器用だったかも知れず**]
叩いたひとも、手が痛くなるって言うから
クレーシャさん、沢山ぶつと、とても痛いと思います
[何処で、如何レイスを助けたのかは、知らない。
それは、おとながそう言うから、そうなのだと思うだけで。]
クレーシャさんに、僕は助けられるそうです。
ありがとうございます。
[おとなと呼ぶ相手に、言われるままに、告げる。]
[イライダとナタリーの声は今は遠く。ただそれでも――]
無事であれば、それで……。
[消えていくことと欠けていくことは同義ではないのか。
思い出すことが苦しみに繋がるのなら、忘れる事は苦しみから救われるのか――]
(ラビはどうだったのだろう、な――)
[暫しに邂逅に思考を馳せる**]
[祈りを終えてから、ローストチキンにナイフを入れ
見慣れない串焼きに首を傾ける]
これ、初めて。
おいしい。
[一つ一つ口に運び、感嘆し。]
[グラスにシャンパンを注ぎながら]
クレーシャさんも、シャンパンは如何ですか?
[彼が頷くなら、同じくグラスにシャンパンを注ぐつもり。
暫し、料理に舌鼓を打つつもり**]
無事ではいるよ、ロラン。
心配ありがとうね。
ただ誰にも会わないんだ。
カエルもどっかいっちゃったし…
[うーんと少し小さい声で唸って]
ロランも気をつけてね。
/*
?????
レイスどうなってんの???退化した?
しかしクレストが成長したから幼稚園は終わりだなぁ
やさぐれとるしw
キーラどうしようか
一緒に遊んでた時代のクレストは知ってるけど
やさぐれ時代は知らないからただの知らん人でしかない
先生まじかっこいい
そしてアリョが可愛すぎる何回目これまじ可愛いよ絡みたいよ!
[ 対峙して「敵」だと睨む癖に、赤い囁きでは強くなる方法を無邪気に問う。そのギャップが面白い。]
強くなりたい、だって?
――――――――そうだな。
[ 指した指の先には、十字架。
彼自身は、これっぽっちも信じていないけれど。
去っていく背中に爪を引っかけたい衝動に駆られたが行動に移す程強くはない。
此処では獣の本能が抑制されるのだろうか。
無性に煙草が吸いたくて、外に向かったその先に――*11凶*。]
これ……?
確かナタリーさんに……
[手渡されるケープに、
不思議そうに青年を見上げる。
どうしてこの人が持っているんだろう?]
[彼の言っている意味は、よくわからない
どうして彼が礼を述べるのかも]
[――それでも
あの少年に逢う事はかなわないのだと
それだけは、なんとなく理解した。
少なくとも、今は。]
……………………
つたえて、もらえますか?
また料理作るから、
よかったら食べにきてください
新年料理と
今度はスコーン作って、待ってます
って
[代行者の青年に、伝言を頼んで。]
あの……
伝えにきてくれて、ありがとう
[まだ微かに温もりの残るケープを
胸元でぎゅっと握って]
私、リディヤです。
おにいさんは、お名前、なんていうんですか?
[プリャニキの籠を差し出しながら問うてみたり**]
/*
やだもう先生かっこいいwwwwww
一応水車3の時点で、教会嫌いの不信心&超リアリストなのですよよよ
今でこそ色々はっちゃけてファンタジーやってるけど
基本的には現実しか見てないリアリスト
……へぇ。
[ 言い切れるのもまた「強さ」だ。
その想いに気紛れが働いた。]
じゃあ「強い自分」を信じろ。
弱いかもしれないなんて考えンな。
[ きっと求められたのは、物理的な強さよりも精神面だと思ったから。]
[引っ掛ければ良い
去りゆく背に、傷を遺せば良い
既にキーラの背中には、傷が有る
“人狼”に刻まれた、傷が有る
死にたい、と願ったキーラに対して
生き延びる道を残す為に、刻まれた傷]
[人間を生かす為に、爪を振るった幼馴染
彼は、ここには居ないけれども]
――――アドバイスを、ありがとう
肝に銘じるよ
[答えるその言葉は、もう幼い声ではない
子供のままでは居られない
時が経てば、子供は大人になっていく]
一つ、聞いても?
ダニール先生はさ
“人狼”である自分を呪った事は、無い?
[それからまたいくつか失敗した頃、
くすんだ虹色を後ろ側へぽーんと投げ]
よし、疲れた。
なんか別の奴作る。
[休憩だとばかりに なんとなく 形作る]
そうだ、天使のたまご。
そういやあいつ、何色が良いって言ってたっけ……
[それはやっぱり たまご型]
[ 独白の心算の呟きが、赤い世界に流れる。
吹き荒ぶ風が掻き上げた髪の毛、その左耳に。
対を成すように、小さな紅い石がある事には、彼はまだ気づいていない。]**
[案を出してから何度も何度も試作を重ねたものだから、
流石にそれは失敗しない]
……あれ。
なんか変な色付いてやがる。
[気泡の一切無い、透明なはずのたまご。
よくよく見れば、光の辺り方によってはうっすらと、
変化する色彩を浮かべてもいて]
あー…こいつに付いてやがったな!?
ちっくしょ、これじゃあ………
[聞こえた声に、あはは、と笑う
なんて気高く、真っ直ぐなのだ
こうして悩んで巻き戻して苦しんで
何度も何度も死にたいと願う
そんな生き方が、なんてちっぽけなのだろうと思わされる
大切な妹リディヤを“溶かした”
ただそれだけで、心が焼けるように痛いのに]
うーわ、かっこよすぎでしょ
そこまで賭けられて、そこまで言い切られて
素敵な相方なんだね
/*
先生かっこよすぎてもう!これしか言ってないよ!
というか愛が凄いな、らっぶらぶだな本当に
リーリャもヴァレリーも居るじゃん
表動かせよ
リソース無いよ
寒いし
[原因は恐らく、作業に使う千枚通しに付着していた虹色。
光を通して覗き込んで見れば、かなり薄いが
色の変化は見られるようだ。]
――――――…。
[一先ず、仕上がったそれは失敗作とせずに
誰かへの贈り物のつもりで自分の傍へ転がしておいた。
意識すればもっと良いものが出来るのではないか。
そんな事もまた考えながら。**]
[ひとときだけの、“いつもの友人”の姿。
それから、少年の祈りの言葉にはっとして――
困ったように眉を寄せたが、組んだ手はそのままに。
向かい側に座る彼が、とても幸せそうだったから。]
どれも美味しそうです。
パニーニも美味しかったですからねー。
あ、これはえーと…… ヨールカ、かな。
[そして、問われたなら、]
……ん。 戴きます。
[グラスを差し出す。]
相方、つか共犯者だな。
[ 手を繋いで歩く関係ではない。
背中に信頼を預けて進む。
その道が正しくなどなくても。]
オマエは、後悔してンのか?
[ 聞き返す。そして畳み掛ける。]
俺はキーラと会って愉しいぜ?
ん……そうだな。
殴ったほうが殴られたほうより痛い
なんてのも、よくあること……
[言い終わるより先に、
続く言葉に、きょとんとして]
助け―― えぇ?
[そんなことが、あるものか。
いつだって だれも助けられなかったじゃないか
あのひとも あのひとも あのひとも あのこも
大切なものは みんな!
――ああ、だけどこれは一体いつの、だれの記憶?]
……俺はそんな出来た奴じゃない。
誰かを助けられる器なんて、ないさ。
[自嘲にも似た笑みほど、自然に零れるもので。]
変な踊りじゃない!
[この人は、キーラの弱さなんか
全部見透かしているのかもしれない
見ず知らずの初対面なのに
『愉しい』
ただそれだけの言葉が
泣きたいぐらいに、嬉しかった]
/*
認めて欲しいだけじゃんw
人を殺すのは悪だと思ってるから
殺しに行こうとした事は後悔してない
殺してしまったリーリャが恨んでるんじゃないかとか
暴いてしまったクレストに憎まれてるんじゃないかとか
そういうのが怖いだけ
なんてかまってちゃん精神!
ガラでもないかは、分かんないですが
『出来ると信じろ』だそうです
[先程の受け売りの言葉を、少し改変して伝えた
色々と試みては失敗しているらしい
エンドレスに材料が降ってくるので、物理的に挑戦は可能だが]
精神力勝負、かぁ……
[創作にも、心が削られる時が有るのだろうか]
[注いでもらったシャンパンに、口を付けて。離す。
しばらくは、手を動かすでもなく、
向かい側の彼の様子を観察していることだろう。]
[そして、ふと、片方だけの灰青を細める。]
……レイス。
あんたは、此処をどう思う?
[それなりに気を許したのか、
口調は紅い聲とおなじ
ただの摩れた少年のものになっていた。]
ひとも獣もない場所――
『楽園』ってものがあるなら、こういうところかと思ったけれど。
……でもきっと、違うな。
いちばん、聴きたい声が聴こえない。
[あのとき、たしかに かれの声を聴いたと思ったのに。
いくら耳を澄ませても、
紅い世界にあのきんいろの姿はない。]
俺じゃないだれかが、ずっと何処かに居るんだ。
外側から鍵を掛けて閉じ籠めてる。
扉が開きかけたら、見えないなにかがまた押し戻す。
そうやって、夢から醒めないようにしてる。
――そう、これは夢なんだと思う。
[食事にはまったく手を付けないうちに、
いつの間にやら空になっていたグラスを置く。]
夢が終わったあとには――……
なにが待っているんだろう?
[だれかのように、待つものでもあるのかもしれない。
だれかのように、執着するものでもあるのかもしれない。
それともなにひとつ、ないのかもしれない。]
[自嘲にも似た笑みほど、自然に零れるもので。
聞いてどうなるものでもない、とはわかっていながらも
目の前の彼に、問わずには居られなかったのである。**]
[優劣はつけてしまうもの、と聞けば、首をかしげて]
らしくないわね
[彼の何を知っているというのか不明であるが――そんな感想を述べた]
だってあのたまごはあなたが作ったんだから
中の「奇跡」もあなたの一部でしょう。
つまり、そういうこと。
[奇跡と言うよりかは混沌だったけど]
(何をないしょにする必要があるのかしら…?)
[ヴァレリーはオーロラを再現しようとしているであろう(違うかも)ことは知る由もない。]
早めに見られるといいんだけどね。
ホールを見たけど、人がいっぱいだったから
手伝いに行けそうにないわ。
[見かけた旨も告げ]
んー……
[カエル。帰る 還る―]
えーと、あと、
…怒鳴ってごめん
[ぼそぼそ。もしかしたらヴァレリーは霊のごとく聞いてないのかもしれない]
[さ迷う森。しかしそこは悲しげではなく、どこか神秘的なものを感じていた]
…妖精?
[カエルの正体や、奇跡の起こるわけを考えずもしなく、導き出されるのに、そんな違和感はわかなかった]
りんご食べたいな。
[そう思うとりんごは出てきて、かりっとかじりながら散歩するかのように森を歩いてゆく]**
寂しくはないんだけど、不思議ではないんだけど、こうして声は感じていたいんだよな。
[そう何に訴えるわけでもなく、りんごを食べながら森を散歩しているかのように歩いた]**
[ナタリーの声で目を覚ます>>C19]
ナタリー大丈夫?寂しくない?
[ゆるゆると起き上がり、ぼーっとする頭のまま尋ねてみる。
答えがあればしばらく会話しただろう**]
― 12号室 ―
[オレンジの欠片からの声で目を覚ます]
……。
[とりあえず、頭をしゃきっとさせたくてシャワーを浴び、服が欲しいなと思えばパッと色の違う服が現れる]
まぁ、いい色。
[黒がベースだった服から青がベースの服へ。
着替えると部屋を出て、ゆっくりと1階に降りていった**]
寂しくはないよ。
でも誰もいないんだ。
[辺りをきょろきょろ見渡して]
森はずっと続いているみたいな。
でもどこなのかが、わからないな。
うっせー。
[らしくない、と聞こえれば唇を尖らせて抗議した。]
大体な。俺の、とか言うが…
最初のも三回目のも、無難なのが出たのはお前さんが
横に居た時だぜ。
二回目の時は散々だったんだからよ。
[キーラが割ったものもまた然り]
……俺はそれを見て、お前さんの魔法が効いてんだって
思ったし、今も思ってら。
[出来上がった銀細工の研磨作業を終え、
包装してから道具と一緒に鞄に詰める。
ひとつはヴァレリーに見せるため、持ったままで。
本来なら結構な時間が経過しているはずなのだが、
この空間においては時の流れもひどく曖昧。
彼を探しに、控え室を後にした。
聖堂の開け放たれている方の扉は通りがからなかったため、
そこで硝子細工を作っていることには気づけずに]
― ホール ―
失礼します。
[食事をとっているのだろうかと、
聖堂をスルーして訪れたホールの扉を開けて。
灰青の眸が見開かれる。
ヴァレリーがいないことはわかったが、
そこには先程の弟と同い年ぐらいの少年と]
…………。
[前見た時より数歳ほど歳を重ねた、クレーシャ]
食事中に邪魔してすまない。
……ケープとマフラー姿の、男の人を見なかったかい?
傍に、長い髪の女の子がいるはずなんだけど。
[言葉は、本来の探し人とは違う特徴を紡いでいた。
いや、幼い少年にその面影は残っているのだが。
あるべき少女の姿はなく、その傍らには花だけなのが不思議で。
そこまで考え、視線は幾分大きくなった少年の方へと。
十歳頃からは離れ離れで育っていたため初めて見る姿に、
ついじっと見つめてしまう**]
……オリガ。
今きみは、どこにいるんだい…?
[目の前の少年は幼くなったレイスに見えるが、
まだはっきりそうだと聞かされていないので
そのことは伏せたまま。
青く染まる世界に、呟くような問いかけを残す。
光自体には、異変はない]
――
[そうだったかしら、と言葉を失ってややしばらく。
褒められたような気がしたのか、それが気のせいなのか、ほんの僅かに照れたような]
べつに、
ろ、ロシアンルーレット的なものかと思ってたけど。
[付け足したのは]
その、
あまり効かないんだ
あたしのって
信じてくれるのは、うれしいけど
[ぽつりというと、歩き出した音が聞こえるだろう**]
イライダさんの料理……
わかりました、ありがとう、ロランさん。
[きっと自分の料理など比べ物にならないくらい
美味しいんだろうなぁ……と思いつつ]
[ロランがプリャニキを口に入れる様子は
嬉しそうに見上げていた]
……おねえちゃん??
[キーラの小さな謝罪に、ゆるく首を傾ぐ。]
なんで どうして、謝るの?
だって だって、 ……………………
[そこから先は、言葉にならず**]
だって だって、
おねえちゃんは、あたりまえのことをしただけで
わたしが
わたしが……
おねえちゃんにつらい思いをさせたんだもの
…………あれ?
なんでつらい思い、させたの……
ああ、そうだ……
わたし、病気で死にそうになって
妖精さんと、契約して……
お父さんとお母さんに、捨てられて……
おねえちゃんが、暴くって……わたしを暴くって
こわかったんだ……
……おねえちゃんにまで捨てられるのが
でも おねえちゃん ずっと
さいごまで、わたしと一緒にいてくれた
それからもずっと……
わたしのことを思ってくれて
おねえちゃんが、つらそうで……胸が痛かったんだ
ちょうど……ラビさんの痛みが
伝わってきたときみたいに
ごめんね、わたしのために
―――― ありがとう おねえちゃん
[メーフィエがホールへやって来たなら、軽く会釈して、]
ケープと、マフラー?
いえ、見てないと思います。
長い髪の女の子……
[ともだちの姿は、幼いもので上書きされてしまっていて、
いなくなった人の姿は、おぼろげだった。]
……なにか?
[此方をじっと見つめる灰青に、
不思議そうに首傾いだ。]
縄ごと喰ってやるよ。
[ 此方もくすくす笑いを。]
喰って欲しくなりゃ何時でも言え。
さんざ連れ回して飽きた頃に喰ってやるから。
[ つまりは「生かす」と言っているようなものだ。]
変とは誰も言ってないぜ?
[ 戦争で極東の彼の地には行った事がある。其処では朝必ず2番までやっていたのだが、狼狽えるキーラが面白いので言わない。]
……連れ回して、か……。
[ 自分を敵だと認識してくる彼女に告げた言葉。
死んでいると思いつつ、生きている前提で話している事に気づいて苦笑した。]
……………………。
[キーラの手を握ったまま、暫く黙り込む]
[その眸はてのひらの中の石をじいっと見つめつつも
どこか遠くを見ているようでもあって
傍から見たら、てのひらを見ているようにしか
映らなかっただろう]
[やがてキーラへ顔を向けて]
ね
私、スコーンの練習しようと思うの
おねえちゃん、ジャム、作ってくれる?
紅茶も新しく淹れるから……一緒に飲もう
美味しく出来たら、ヴァレリーさんやロランさん
みんなの分もまた、配りに来るね
[そう笑いかけて
キーラが是と答えたら調理室へ向かおうとするだろう]
[少女の笑みは、ほんの少しだけ寂しそう**]
― ホール ―
[いつの間にか皆がホールに集まっていた。]
あら、皆さんおそろいなのね。
[時間が経っても冷めていないのもひとつの奇跡であろう。
キリルの言葉に微笑み>>106]
それは愛情がこもっているほうが美味しい筈よ。
[首を振るリディヤにウインク一つ>>109]
さっきのブリャニキは美味しかったから、きっと料理も上手なんだと思ったわ。
[リディヤのブリャニキは優しい味がした。]
味気ないの?イライダも一人??
[リンゴはすでに食べ終わって投げると、リスが寄ってきたので新しいリンゴをあげると、警戒しながら受け取って、どこかへ消えてしまった]
リスだけか。
[そうぽつりと呟いた]
[蒼と茂る森の中に拵えられたお茶の席。
半透明の女と森の番人で、子供にとっては少し高い椅子に両足をぶらぶらさせてちょこりと座っている。]
ねぇ、その木苺のジャムとってくれる?
[暖かそうな湯気を上げる熊さんの絵のついたティーカップにジャムをたっぷり入れてスプーンでかき混ぜたり。焼き菓子にマーマーレードをぺたぺたぬったり格闘中]
― メーフィエの現れる前 ―
[す、とナプキンを片手に、口元を拭って。]
ここが貴方の夢なら。
次に見るときに、その声の主を夢見ればいい。
[グラスを片手に持ち、口元へ運びながら]
ここが『楽園』なら。
迷っているだろうその声の主の手を引いてあげればいい。
[少年に、味がわかるのか、わからないのか。
穏やかに笑ったまま、テーブルにグラスを戻し。]
もしかしたら。
貴方の記憶に、廃教会の亡霊と、遊んだ記憶ができるかも。
[冗談のように笑いながら]
楽しいゆめは、起きればとても悲しい。
稀に、ずっと眠っていたかったと思うくらい。
覚めれば、辛いばかりだというなら。
この夢を、思い出せば、いい。
クレーシャが楽園だと錯覚するくらい、優しい夢なのだから。
[背を、椅子に預ける。]
それから……
[再び、おなじ灰青の眸に向き合って]
………………ううん、何でもない。
[結局彼にかけようとした言葉は飲み込んで、
苦笑いにすら満たない表情に。
背を向けると、握られた銀の鎖が揺れる。
そのままホールの扉を静かに閉じた]
[目を開けば、少しずつ視界が蘇ってきた。
が、視界はどこか不明瞭で。
ここが新しい教会なのか、それとも古びた教会なのか。
自分の良く知る村はずれの教会か、それともあの不思議な教会なのか。
どちらも合っているような、違うような。そんなあやふやな認識]
(……あれ、私…?)
[言葉はやはり声にはならず。ただ、口を動かすのみ]
[誰かに呼ばれていた気がした。
だが、それが誰だったのか。
キョロキョロと辺りを見渡しながら、小さく首を傾げた**]
……此処は一体、何処なんだろう…。
[気付けば、また違う光に包まれていて。
青い光は未だ残っているが、果たしてその光は他からも見えるのだろうか。
人の気配はするが、こちらでも未だ声は出ないまま。
青い光の中に身を投じながら、ぼんやりと呟いた]
……メーフィエさん、どうしてるかなぁ。
私、どこに来ちゃったんだろう…?
クレーシャさんに、その気がなくても。
[くすくす笑う聲が途絶え]
ひとりぼっちのレイスを、助けてくれたのは
紛れもなく、クレーシャさんなんです、よ?
[今、なのか。先、なのか。レイスにも、解らないまま。]
レイスは、あの人に薔薇を渡したかったと。
自分は、楽園に入っていいものではないから
奇跡が、彼女に会わせてくれたのだと、言っていました。
[小さい頃は、こんな風に年上と過ごすのは当たり前で
物怖じなんてしなかったのに。
いつから、言葉をなくしていったのだったっけ。]
また、会えたら、いいと、思います。
[俯いた顔から、ぽたぽた音をたてて、涙が落ちる。
質の良い布に、少しだけ染みをつくって、消えた。]
教えてくれて、ありがとう。
[ぎゅ、と手を握ったまま。]
僕はナタリー。君は?
僕もこれもらっていい?
[ラビに自己紹介をしてから、焼き菓子を指差してラビがいいようなら一緒の席についていただろう]
[ぴょんこぴょんこ。カエルのようなものがついてくる]
―――あら
[廊下をいく彼女が足を止める。カエルが見上げて、
彼女の肩にひょいと乗る。
カエルは彼女の顔を見てから、その視線の先へ]
あ、良かった!!
声、聞こえてるんだ…。
[反応が返ってきた事にホッと胸を撫でおろしつつ。
メーフィエの言葉に、キョトンと首を傾げる]
教会というか…えぇっと、目の前に教会はあるのだけど。
これは……どの、教会なんだろう…?
[薄ぼんやりとした視界の中。
浮かび上がる教会は、よく見知った村外れの古びた教会のものなのか、それともあの不思議な真新しい教会のものなのか。
誰か他の人の声もする気がするのだが…未だ状況の把握が出来ていないようだった]
[キラキラと聖堂のステンドグラスが輝いていた。
その下で、何かを一生懸命作ってる
なにやらボロっとした疲れたおおきな背中
周りで、キーラや少女がのぞき込んでいる]
なにしてるのかしら…。
[聖堂なのに]
ひとまず、なにか危ない目に遭ってるとかはなくて
無事…なんだよね。
[その様子からも、性質の悪い何かに
巻き込まれたわけではなさそうで]
…………目の前に、教会か。
その中には入れそう?
[飛ばされたのはここのすぐ外か、それとも全く別の場所か。
この青い光を介して互いの視界までは共有できない以上、
直に確かめる術はない]
ああ、それと…レイスさんは、まだここにいるよ。
少し話したけど………やっぱり、君に会いたいみたい。
[身体の時が戻っても、想いは変わらないらしい。
他にも、オリガについて語る言葉はあったけれど。
それは自分が伝えるべきことではなく、
きっと二人が再会した時に彼が直接言うべきなのだ]
―ん?
[少女とすれちがい、不思議そうに会釈を返してしまうと、]
…あ、もしかしてあなた―
[言う前に、彼女は行ってしまった]
あれがあの…あの人の言ってた女の子かしら…
呼び止めればよかったわね…。
ふーん。
[魔法の力について、何か不安なものがある事は
男もなんとなしに理解はしていた。
そこへ、改めて彼女の口からその事を告げられたが
鼻から抜けるような返事をするのみ。]
「あんまり」って事ぁ、「ちょっとは」効くって事だろ。
そんじゃあ別に信じてても悪かねー。
素敵ね。
この場所は分かりやすい奇跡には満ちているけれど。
[何かを作るのに苦慮しているらしき男に、見たいわと穏やかに告げる]
因んだものって言うか……
[一旦作業の手を止め、休憩だ休憩!とひとつ伸びをして
ステンドグラスを見上げる。
たまごと交互に視線を遣り、それからロランへ。]
そんなに大きくなかったけど、俺が住んでた村の教会の
ステンドグラスを見たらこれを創りたくなったんだよ。
別に熱心な信者ってわけでもないし、
絵の意味だってよく解っちゃいないがな。
お、さんきゅ。
[差し出されたカナッペは、やはり頂く。]
[いくつにも薄布を重ねたドレス、隣に並ぶのはシンプルなものがいいだろう。男にはきっとすっきりしたものがよく似合う]
ドレスの色は?
[どんな生地に薄布を重ねるのだろうと、首をかしげる]
[少し遠巻きに、壁に寄りかかってにぎやかなのを見ている。そのうち、暇になったのかオルガンに座っていた]
ステンドグラス。ねぇ…
[ステンドグラスを見上げた。カエルが飛び降りる。オルガンの鍵盤に触れて]
…あんたもピアノひくの?
[カエルを見て笑った。]
[いつの間にか客人は増えて]
あら?ラビ?
それと……、お名前きいてた?
[小さくなってしまった少年と、もう一人。
姿はみかけたことのあるけれど、記憶はあいまいで名前を問う]
[自分の名を告げると、男の方にも自己紹介というように視線をやって]
あら、手がベタベタね。
[ラビに消えたつながりの話をきりだそうかと思ったけれど、幼い頃に返ってしまったその姿にそっと頭をなでるにとどめる]
[チラ、と入り口へと顔を上げるとアリョールの姿が見えた。]
いよーう。
[何故か小声の呼びかけ。
勿論彼女に届いた気配は全く無い。]
[>>133の言葉かけは、やっぱり聞こえなかったのだろう]
(なんでステンドグラスをつくろうとしてんのかしら。
たまごじゃなかったの?)
[とかなんとか、思わないこともなかったが。
近づいてどれどれと見てもいいのだが、
なぜだかそれが出来なかった。]
あんたのせい?
[カエルが、「なんでですか」という抗議の表情を浮かべた]
[>>+31鮮やかに脳裏に色彩が広がる。
この場に立ち会えるのはなんて幸せ]
ふふ。
貴方にはやっぱり濃い色かしら?
[ 赤い問いに返る言葉はない。]
それも願った結果、か。
[ 本人に自覚があるかは不明だが。
唇の端についたクリームを親指で拭うと、口を開けて見せた。赤い舌の上には、鋭く光る牙。]
教え子を持った記憶はねぇんだがな。
[ポシェットから、ハーブを一枝。
片側のポケットからマッチを取り出してする。
あぶって]
――……。…、…。
[唱えるのは、呪文と言うよりも「おねがい」だったかもしれない]
信じるなら、
かけてやってもいいわ。
[横柄な言葉とは裏腹に、その声はかすかに震えていて]
それがなんなのか知らないけど、
<彼の者の行く道に幸あらんことを。>
[カエルっぽいものの目がキラリと輝いて。
それが自分の力であるか、妖精の力であるか。
なんて、この場ではどうでもいい、ささいなことに感じられた]
…“それ”を。
彼の者の思うように。
[誰にとっても行く道に楽園がありますように。唱えると、
教会のステンドグラスが、カエルっぽいものの
目が輝くのに合わせて、ぴかぴかと光った。
だって、普通の男女にもできるのだもの。
あたしにできないはずがないじゃない!**]
ありがとう、そう言ってもらえると心強いわ。
[ナタリーの言葉にフッと笑みを浮かべる]
触れられないのが寂しいけれど
[誰に言うともなく呟く]
スコーンのこと?
[ナタリーの焼き菓子に答える]
そうねぇ…こっちで念じてそちらに送れるのかしら?
できたらすてきだけれど
[好奇心に満ちた笑みは少女のようである
(あくまでもイメージです)]
[>>+35男のイメージが出来ていくのがとても嬉しい]
腕がなるでしょう?
[願えば服は姿を表すかもしれないけれど、それでも男のてになるものにはかなわない]
[聖堂でリディヤ達と会話した後、ホールで食事をした]
いつまでもここにいても仕方ないわね。
[フラリと立ち上がると外へ向かう]
触れ…!?
[イライダにそう言われ照れてしまい、少し黙りこんで]
歌うくらいしか、今はできないけど。
[うる覚えだが聖書の一節を、少し甲高い少年の声で歌っていた]
>>+37
私も会いたいのに。
[いいなーと子供じみた調子で]
教会は見つけたのだけど、しばらくは戻れないみたいだわ。
[ねぇと半透明な女を軽く睨むように。
本気ではなかったけれど]
[外に出て、おもむろに雪玉を丸める]
ふふっ、スニェークアヴィクなんて何年ぶりに作るのかしら。
[ひとりごちながら雪玉をころがす]
― 少し前 ―
[しばらくの間、少年の言葉を聞いて。]
………… はぁ。
[わかったような、わかってないような。
いや、確実にわかってない顔をした。]
楽しい夢――なのかね。
俺には、わからない。
それがわかるのはきっと、目が醒めたあと……なんだろうな。
く ど い。
俺は魔法に憧れてる。
どんなものでもそれが使えるお前に憧れてる。
いいじゃねえか、そんな難しい事が出来なくても。
今お前さんが出来る魔法で良いんだよ。
[彼女が紡ぐ、それこそ男が初めて見る魔法と
手元のガラス細工達とを慌てて交互に見つめ]
信じない方がどうかしてるっての。
何よ――――ッ…
[くどいと念押しされ、すこしふてくされる。]
ばかねぇ。
憧れなくても、そんなもの。
誰の手の内にもあるというのに。
[ねえ、とカエルに。カエルがうんといったかどうかは定かではない**]
うん。誰かいたみたい。
心配してくれてありがとう。
元気になった?
[綺麗な声と褒められ照れながら、イライダが少しでも元気になったらな。と願ってやまなかった]**
なあ、お二人さん。
今ヴィエーディマの魔法が見えたような気がする。
これで、俺の望んだ天使のたまごがかんせ………
かんせい……??
[つるん、と砂の上で眠るガラスのたまご。
ペンダントの為に作ったのなら、それを下げる為のものが
必要で……]
あ!!
[何かに思い至ったのか、慌てて個数を数え始めた。]
[カエルが気になる?
ネーリャとの会話中も、じーっと見てきたり、服を引っ張ったのは気になったが。]
…… 変では、あったが。
[それも妖精の誘いの魔法なのだろうか。
焼き菓子を見れば、自分もと手を伸ばし、もぐもぐし始めた。
次に口を開くのは、飲み込んでからだ。**]
[魔法に天使の卵と女の興味を引くものが目白押し]
ほんと!?
[歓声をあげるが、なにかに思い至ったようにあがる声にどうしたの?と訪いつつ**]
[ジャムを上手に塗るのに一生懸命で少年から声を掛けられたのにしばらくは気づかないまま。
それでも自己紹介されればにっこりわらって返事を返す]
ここ…どこだろうね?
ぼくにもわかんないけど
ここは静かでとっても気持ちいい場所だよね
きっとここで待ってるといいと思うんだけど
[どうかな?…と両隣にすわっている精霊や番人の顔を見つめた。
返事がなければなくても子供は気にしない様子]
カーエールー?
――みたようなみてないような
[子供らしくカエルの話題には興味を示す。そもそも自分がちらりと目にとめたあのへんなのがカエルだったか自信がなかった]
そうだな……渡せればいいのだが。
[奇跡も悪戯も、こちらに比べればナタリーらの居る所には限りがあるのだろうか]
そう言ってしまえばままならないものだが……声が届く方が、越えているのかも知れない、な。
さぁて、仕上げに後一個。
メーフィエの銀細工があって、ようやく完成するんだ。
永かったなあ。
[灯油バーナーの火を止め、周りに居るチビメーフィエには
「泣くから触るな」と言い聞かせて、ロランとアリョールの傍へ]
[メーフィエを見送りながら、呟く。]
…人も狼も無い場所を、夢に見たなら。
少なくとも、その場所は、…楽しいと、思う。
[少しだけ、おとなの声がした。]
…………ありがとう、ございました。
あの子があんなに楽しそうにしている所、
すごく久しぶりに見られたような気がします。
[淡い灰青が、男性の鋭い眼光を見つめ返す。
丁寧に会釈すると、扉に手をかけて出ていこうとして]
ヴィエーディマ。
確かお前、鶏料理が食いたいって言ってたよな!
[約束を果たす、と言いたかったのだが
この幻想的な光景の中で言うべき言葉では……無かった。
どうして肝心要な所で通常運転なのだろう、この男。]
[完成したら、渡そう]
[誰かさんの為の、小さな女神様]
[何処かの神話によると、女神の名が由来となっているらしい
オーロラを纏わせた、小さなたまご。
喜んでもらえるだろうか、そんな不安はいつだってあったが
今このひと時の不安は、何故だか今まで以上の大きなもの。]
/*
むろんガジガジと食事的な意味です
おっとおれは人狼だった!(ry
あとだにーるせんせいに大笑いされてとっても嬉しくなったのは
おれだけじゃないと信じてる
[水の妖精は、たおやかに笑う
呼ぶ声が、紡ぐ歌が、耳に心地良い]
こんな顔してるけどさ、私、女なんだよ?
魅了する相手、違うんじゃない?
[憎まれ口を叩きつつも、嫌な気分ではない
むしろいつまででも聞いていたいような、深い深い音
リディヤと共にキッチンへ向かいつつも
独り言にしか聞こえないだろう声を、漏らす
リディヤに変な顔をされたとしても、ま、いいかと笑う]
リーリャ?
……もしかして、話が終わるのを待っていてくれたのかな。
ごめんね。
[キッチンの扉を開くと、真ん前に気配。
驚きかけたが、それがリディヤのものと知れるとほっとした]
…………キリルも。
その、さっきはごめん。
私が先に誤解を解いておくべきだったから、
言い過ぎたかもしれない。
[少女の隣にいるキーラには、庭で彼女に怒ってから
姿がいつのまにか見えなくなっていたことを
密かに気にしていたらしく。
詫びる時の表情は、少し幼げなもの]
[楽しそうに笑うその姿は幼い頃のまま変わらないもの]
リーリャは、魔法って使える?
どうやったら、使えると思う?
[エプロンのポケットを探る
出てきたのは、紅茶の缶]
これ、ずっと飲みたいと思ってたんだ
西の、高級品
偉大な事を成した人に送られる紅茶なんだよ
[コトリ、と缶を振って見せた *07吉*]
そっ、か。
それ、…さっきの人の、名前なんだ。
[いつの間にか、食事が終わっていた。
それでも、周りの料理は温かそうなまま。
すこし、いびつな時間。]
[聲は、ほとんど“おとな”の聲が、する。
オリガが消えていないと知って、探しにきたのか
それとも、少年が消えかかっているのか。]
/*
北欧紅茶のセーデルです
ノーベル賞の授賞式で出されるんだとか
この前セーデル買ったので
ずっと飲んでみたかったんだ
爽やかフレーバーな感じ
/*
子供レイスの中に大人レイスが居て、対話してる?
ということなのかな?
寝たらあかんで私
部屋の掃除するんだ、徹夜で。。。
村が有ると頭動くから少しは眠気が飛ぶ気がする
[クレーシャにとっての奇跡がこの喪失なら。
邪魔は、しない。]
ずっと、二人を見てみたかった。
ほんとは、二人だけじゃ、ないけど。
手をつないで、笑いあってるところが見れて
よかった。
[兄弟が、二人で仲良しなのが。
とても、すきだった。]
[キッチンの扉が開けば、出てきたメーフィエに目を見開く
謝られて、え、と声を上げた]
なんで、メーフィエが謝るの?
[むしろ狼狽えた]
悪いのは私だよ!
いきなり、かっとなって……馬鹿みたいだ……
[親しき仲にも礼儀有り
相手に甘えて、やり過ぎて、失敗を繰り返す]
そう、かな。
[もはや作り笑いすらする気もないのか
ひどく、曖昧な表情を浮かべて。]
[たいせつな思い出も
だれかへの想いも
少年のなかには欠片も残っていない
開けてはいけない扉は、開けてはいけないのだ。
鍵が開いたら、きっとそれは、
帰るとき]
頑張れよ、オニーチャン。
[ 彼には肉親の記憶がない。
だが、誰かを大切に想う気持ちを知った今は、その相手から「忘れられる」痛みを想像する事は出来る。
揶揄うような口調の裏に、本気の応援を込めて見送ろうと――したら、誰かと鉢合わせしたようだ。
特に気にも留めず、冷蔵庫から酒瓶を取り出した。
極東の果実を漬けた酒は彼の好みで、思わず口笛を吹く。そのまま咥えて液体を流し込んだ。]
さっきの人……、 ふうん。
…………
[続くことばの意味は、ほとんどなんのことだか
さっぱりわからなかったけれど。]
そう。
[口の中は、紙のような味。]
…………。
[どれだけ悪戯されて泣かされても、
絶交を一度も口にしなかったのは。
きっと、彼女の芯は優しくて仲間想いであることを知っているから]
じゃあ、もうお互い引きずるのは無しってことで。
[狼狽えるキーラを安心させようと、微笑を浮かべた。>>157
この言葉を自分から言えるようになったのは、
子供の頃よりは成長していると思ってもいいのだろうか]
ところで、ヴァレリーさんを知らないかい?
頼まれていた銀細工が完成したから、
見せに行こうと思ってるんだ。
[ヴァレリーの居場所を教えてもらえれば、
礼を言ってまっすぐ聖堂へと向かった]
まほう …………?
私は……どうなんだろう
私の作ったお菓子とか食べて……
誰かが笑ってくれると
ちょっとだけ、 あ 魔法使えた って、思うかな?
どうやったら使えるかは……
たぶん つかう人次第だけど
私の使い方は……多分そんなかんじ
うまくいえないけど……
……偉大な事を成した人に?
なんだかすごい紅茶なんだね
[ほわ、と銀の粉が舞う紅茶缶を
ぱちくり、目を丸くしながら見つめる]
すごく美味しいんだろうなあ……
でも私は
おねえちゃんと一緒に飲める紅茶なら……
きっとなんでもおいしいや
― キッチン前 ―
……あ、メーフィエさん……
ううん、だいじょうぶ
[中から出てきたのはメーフィエで
表情をほころばせる]
これから、スコーン作るんです
美味しく出来たら、メーフィエさんにも
たべて、ほしいな
[照れたように笑いかけて
キーラへ詫びる姿は不思議そうに見つめた
何か、あったのだろうかと]
嫁さんの次に、美味しいと言われるなら
本望かな
[なんか肝心な所を猛烈に勘違いしていた
根底はちゃんと理解しています]
私をご賞味の際は、ご予約のオファーを
お待ちしてます
喜んで縄持って捕まえに行くからさ
[某体操に関しては、スルーを決め込む事にした
まさか彼がそれを知ってるとは思わず
ちなみにキーラのそれは文化書籍より得た知識
ただし、2番の存在は知らないのだった]
…まーたオルガンかよ。
今度は何を弾いてくれるんだ?
[傍の椅子に腰掛けて、チラとオルガンの鍵盤へ視線を投げた。
なんとなく、なんとなくだが。
何かが其処に居るような、そんな気配だけは感じられる。]
…なんか居るのか、そこ。
[引きずるのは、無し
そう言われて、少し安心する
問題はメーフィエよりもむしろあの少年だが
会えたとしても、きっと猛烈に気まずい]
[ヴァレリーは聖堂で作業中、と伝えた]
ここがあんたの夢なら
あの子に会わせてくれて、有難う。
[ずっとずっと、とても長い間。
彼女にあの薔薇を渡したかったと思っていた気がする]
一人ぼっちの子供と、食事をしてくれてありがとう。
[記憶に残らないかもしれない。
でも、それだけで幼い頃の自分が、夢を見られた気がして]
[席についているのは、“おとな”の姿だった。]
[リディヤの言った、お菓子の魔法
いつかアリョールに聞いた、笑顔を願う魔法
創作する人々が編み出す、『楽園』の魔法]
私の魔法は――……
[強いと信じる、弱いなんて考えるな
使えると信じる、使えないなんて考えるな]
リーリャ。
スコーン、焼きあがったらまた食べに来るよ。
楽しみにしてる。
[去り際、再びお菓子作りにとりかかるらしい少女に
にっこりと笑いかけて手を振った]
……ンだそりゃ。
オマエのカラダは罠かよ。
[ けらけら嗤う。
「嫁」は特に否定しない。]
やっぱ面白ぇなオマエ。
予約札でも貼っとくか。
[レイスとクレーシャの話は、何となく聞いていた
いきなり声が変わったようで
時々、よくわからなくなるけれども――]
あはは
メーシェンカ、懐かしい名前
[漏れる言葉を、耳が拾う
メーフィエの幼名
キーラは使わなかったが、ずっとそう呼んでいた声の想い出]
が がんばり ます
[にっこり笑うメーフィエに、若干顔を俯けて
小さく手を振り返す]
[そうして、ようやく調理場の戸を小さく叩いて
中へと――――]
失礼します……
[メーフィエが誰かと話をしていたのなら
まだ中には誰かがいる
控え目に戸を開いて、室内を覗いた]
― キッチン ―
あ、さっきの……
[キーラと話していた黒服の男性
辺りへ漂う香りから、きっとその手にあるのは
果実酒の瓶なのだろう]
……………………おねえちゃんの彼氏さん……?
[小さな呟き]
[キーラがこのひとに向けていたまなざしは
他の男性へ向けるそれと明らかに異なるもので]
[そんなふうに、認識していたのだった]
/*
しかし。
今年最後の役職が桃ってどうだね……。
11連で跳ねた瓜600村から始まって
32歳の桃で終わった2011年か…激動やね。
― 聖堂 ―
[足取りは自然と早足になっていて。
最後はほとんど駆け込むようにして、聖堂の中へ。
入って真っ先に目を奪われたのは、
光り輝くステンドグラス。
思わず足を止め、暫くじっと見上げていた]
ヴァレリーさん!
お待たせしていたら申し訳ありませんでした。
……銀細工、仕上げてきましたよ。
[本来の目的を忘れてはいけないと首を振り、
オルガンの傍らにある椅子に腰掛けた男へ呼びかける。
彼の近くにはアリョールと、初めて見る黒髪の青年の姿。
二人にも軽くお辞儀した]
[ 去った男(結局名前も知らない)の陰から少女がおずおずと顔を出す。]
彼氏?そう見えるのか?
[ 意外な言葉に眉を上げる。そんな甘い会話を交わしていた心算はない。]
[キッチンの中には、ダニール
アルコールの匂い]
彼氏?
[突飛な言葉に、驚きの目を向けた
ずいぶんませたものである
色恋沙汰を好む、という意味では普通の女の子らしい
自分のように育たなくて良かった、とある意味安心した]
先生は立派な嫁持ちなんだよね
残念、かっこいいのに
[あっけらかんと笑って見せる]
よ、メーフィエ……の親玉。丁度良かった。
これからお前を捜しに行かなきゃなーって思ってた所。
[椅子に凭れて、手を挙げて
細工師の先輩として見上げるメーフィエを迎える。]
……こっちの準備も整ってるぞ。
悪ぃな、なんかタダ働きさせちまってよ。
また良い仕事が入ったらそっちに回すなりなんなり
すっからな。
[気休めにしかならない約束。
でも、これ以外にらしい事が浮かばなかった。]
[ふ、と、思わず噴出した。]
おれ、あんたのそういうとこ、すごくすきだ。
[くすくす笑いながら、紅茶を飲んで。
からん、と音をたてて転がる、鈴。]
あ。
………わすれてた。
[狼になった事にはしゃぎまわって、慰み程度に飾ろうとしたそれを、未だ手に持ったままだった。]
あ あれ
違いまし、たか
……ご、ごめんなさ い
[黒服と姉、両方に問われ
気まずそうに口を抑える]
[しかも黒服の方には嫁が居るらしく
ますます気まずかった]
[赤くなった顔を隠すように
キーラの後ろへと隠れる]
[ 少女の横から更に人。]
キーラ。
早かったな。もう「喰えない縄」とやらは出来たのか?
[ 少女に向かっては]
今から予約札貼ろうかって思ってたトコだ。
何処齧ろうかな……っと。
[ 視線が品定めをするように移動した。]**
わお
[レイスの声(多分きっとレイスだ)に、声を上げる
彼もそういう話に興味が有るのか
意外だった
ちなみに未だレイスを誰か認識出来ていない
例のオリガ旦那とは、まさか思わず]
えー?
[片方だけの目を見開いて。
ただでさえ、さほど大きくない灰青が、
よけいに小さく見えるのは昔から。]
はは。 ありがとうございます?
[よくわからないが、悪い気はしなかった。]
……ん。
なにか忘れ物でも?
あはは、やっぱり、たのしい。
[なんだか、ツボにはまってしまったらしい。
レイスには珍しく、声を上げて笑う。]
いや、…ヨールカに、飾ろうと思ってて。
狼になったりしてたら、…忘れてた、んだ…。
[ひとしきり笑ってから、問いに答えれば。
なんだか気恥ずかしくなって、苦笑。
鈴の淡い光は、何時消えたのか。]
まあ、いいか。
[指先でつつけば、しゃらん、と少し変わった音。]
気が早いよ、先生
がつがつしてると、嫁にも愛想尽かされるよ?
乙女心は秋の空のごとし
[直ぐに縄なんて出来るわけ無く
弱いから完成までまだまだ掛かるだろう
そして勘違いもそのままに
品定めの目付きに、ぐ、と拳を握る
細身だが、女性らしい体つきではないので、あんまり見ないで欲しかった
そんな事を考えたら、自分で刺さった
ちょっとへこんだ
それなりに気にしてるのだ]
何、って……
レイスさん、何か不思議な感じしてた
ちょっとかけ離れてるというか、ぼんやりしてるというか
なーんか、違う世界の人? みたいな感じで
[酷い一言はしっかり健在]
案外 普通の人なんだなって 思ってさ
[親玉と呼ばれてまさか、と周囲を見渡すと
作業跡の近くにミニサイズな自分が四人。
ヴァレリーたちに迷惑をかけていないだろうなと
じとっとした目をそちらに向けて、すぐ彼へと戻す]
いえ…お金のことは、気にしなくていいんです。
むしろ、この作品に関わることができただけで
もとは十分とれているぐらいですから。
[謝られれば、気にしなくていいのにと首を振って。
オルガンの元へと歩いて行く]
…………これが。
今回の天使のたまごに合わせて作った銀細工です。
[広げた掌の上に乗っている、鎖と小さな飾りを差し出す。
ネックレスチェーンは作品の繊細なイメージから
華奢なものに、カットに工夫を加えて
チェーン自体もきらきらと光るようになっている。
天辺用の飾りは花を逆さにしたような形、
花弁はひとつひとつにレースのような透かし模様。
また飾りはバチカンと一体型で、バチカンにも拘って
光の花――フルール・ド・リスの百合の花を刻んでいる]
ペンダントトップが『天使のたまご』なら、
これは……『楽園に咲く花』とか。
………………えっと、いかがでしたか?
[問う声はおずおずと。
いつまで経っても、自分の細工を同業者から
見られている時は堂々と構えていられないのだ]
ヨールカに?
[またたいた。
摩れた少年の目にも、あれはきれいなものに映ったらしい。]
って、いいんですかー。
[ちょっとがっくりきた。
けれどかれのペースは、なんだか嫌いじゃない。
寧ろ心地よさすら感じるかもしれない。]
[自分も紅茶に手を伸ばして――
なんとなく、ついでに林檎のジャムを取った。
きっと味はわからないのだろうけれど。]
[ませた事は言うものの、“予約”“齧る”といった
単語の意味など知らず、首を傾ぐばかり]
[背後から少し顔を出してキーラを伺うと
なんだか少しへこんでいるようだったので
ぽんぽんと背中を叩いてみたり]
あ、の
これから、スコーン作るんです
邪魔にならないようにするので……
先生……?も、よかったら食べてください
……美味しくできたら
[そう言って、キーラから離れ足早に調理台へ]
[ジャムを付けて食べるなら、
シンプルなものが良いだろう]
[ひとたびお菓子作りに集中し始めれば
先刻の羞恥も忘れ、没頭する]
[あまり作り慣れないお菓子だけど、
さくさく、しっとり
思い描いたとおりに作れるかしら
食べたひとが笑ってくれたらいいな
元気になってくれたらいいな
魔法は、生地にちゃんと掛かるかな**]
――――――……。
[メーフィエが広げた掌の上、ステンドグラスの光を弾いて
輝く銀細工に、吸い込まれるように顔を近付けた。
『楽園に咲く花』の名の通り、細やかな装飾と輝きは
いつまでも見つめて居たくなる程、美しかった。
これが自分のガラス細工と一対になるのかと思うと
喜びと同時、少しばかりの申し訳なさがチラついた。]
いかがもなにも。
ほんっと、お前って思い描いたものを正確に形に
出来るんだなって思うよ。
最高だ、むしろ俺のが大丈夫かって思うぐらいだぜ?
はー……永かった。
やっとお前と合作が出来て、これ以上の喜びったらないぜ。
[どのくらいの「ながさ」かは言わなかったが、
それはそれはしみじみと感慨深く]
こっちはヴィエーディマが魔法を掛けてくれたから…
絶対に、小さな幸せが来るぞ。
どんなのかは、これからのお楽しみって事で。
[接続するその前に、と
小さな羽根の生えた無色透明なたまごをメーフィエの手に]
これ、頼まれてたやつ。
でも…ひとつで良いのかよ。
[何故ひとつなのか、だとかは少し考えて
もう一つ必要なら渡す心積もり。]
それじゃ、付けてくか!!
[ガラスと銀と魔法、花に囲まれた楽園で孵るのは小さな幸せ。
ひとつ混ざった、淡い虹色のたまごは
完成したら真っ先に渡そう。
作業が終わるまで、後僅か――…。**]
[背中を撫でられた
曖昧に笑って見せた
スコーン作りを始める妹
楽しそうなその姿
それは、リディヤの魔法]
ジャム、何にしよう
[対するキーラは、ジャムの材料すら考えて居なかった
何が良いのか、思い浮かばない
探して来るね、と、キッチンを後にしようとして――]
あ、先生
リーリャには、絶対に 手 出さないでよ?
― ヨールカの下で ―
らん ら ら
[歌いながら、木の枝先にリボンを結んでいく
みどりの みっつ
だいだい みっつ
あお みっつ
あか みっつ
ももいろ ふたつは
どれかのリボンにかさねて結んで]
――そろそろ、奇跡も終わっちゃう?
[寂しげな呟きにも、舞い散る白はこたえてはくれない。
さいごに残ったのは、金と銀。
ふたつ繋げて、てっぺんの星に結んだ。]
お星様だけが 知ってるのかしら、ね。
アリョールの魔法、きっと効果的面でしょうね。
[大きな掛け声と共に始まる
硝子と銀の溶接作業では、ヴァレリーを手伝うだろう。
天使のたまごに宿る幸せを、
"魔法"と"魔法"が重なって生まれる『楽園』を、
確かに心の中に感じながら――――**]
―――ヨールカの下―――
[食料庫に行く筈だったのに
あまりにも歌が綺麗で、それにつられるようにふらふらと]
わ、飾り増えてる?
凄い
[最初に見た時よりも、あっと驚く程に華やかになったヨールカ
銀細工と、色とりどりのリボン
カチューシャの黒いフレアがふわふわと舞い
リボンを結んでいく様子は
響き渡る歌声に合わせるかのように
それとも合わせているのは、奇跡の方かもしれない]
[きらきらと輝くヨールカ
新年まで、あと少し
樹の根元のプレゼントを開くまで、もう少し
はらり、はらり
降り注ぐ雪は、妖精の粉のようなきらめき
暖かい雪、幸せのひかり
空から、降り注ぐ、奇跡の色
響き渡る、優しい優しい、揺籃のような唄]
[ゆっくりとヨールカの回りを、巡る
ヒイラギ、ポインセチア
緻密な銀細工は、雪と星と月の光を弾く
唄声が、重なる
不思議な音階のハーモニー
高い音も低い音も
積み重なり、ひとつになってゆく
あれ、と首を傾げて
オレンジのラインの入った、赤いリボンをひとつ
空いた枝先に、そっと加えた]
[ヨールカは そこに有る
焦茶の瞳は、聳えるそれを ただ映す
雪はまるで、花のよう
純白の花弁が、舞い散る
綺麗な綺麗なヨールカの下で
心を込めて作られた料理を食べて
笑顔になって、そして―――]
[呼ぶ唄声に合わせて、ハミングを合わせる]
до свидания
Как навсегда
Волны на
перерыв
[決して上手くも綺麗でもない唄声だけれども
妖精と共に紡ぐハーモニーの一端である事が
とても、嬉しかった]
/*
Origaの唄、ロシア語だから意味がよくわからんー
翻訳なんて適当さ
花が散るようなさよなら
音を形にするのは難しい
絵への変換はまだイメージが湧きやすいけれど
文字変換は本当に、全然駄目だ
聞けば聞くほどシンプルな音色なのね
派手な音入れてないのに、すっごい綺麗
コーラスが響くと透明感が増すね
Origaの曲はポーリュシカポーレとRiseしか知らないが
この人の声は重ねた時が一番綺麗だなと思います
Enyaとかを彷彿とさせる透明感
/*
今気付いた
金と銀のリボンがカチュとウートラだよねこれ…
はみったの私だけやんwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
『きゅるる きゅるるるっ ぴあ』
楽しそうに笑う妖精の声は、
だれの耳にも届いただろう。
遠く遠く―― 森の中の人々にまで聴こえたかもしれない。
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