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!!!
あ、っありが、と、う……
[差し出された布を受け取り、そして広げ。
――硬直した。]
[エプロン。男。全裸。]
[ああ、ただでさえ響く怒声が、ものすごい大きさになりそうだ。]
………………………
[語気を荒げたのもつかの間。とっても静かになった。]
………えぷろん……………
[ぽつりと呟いたそれは、意図せず欠片に吸い込まれ。]
―現在・ホール―
[レイスがエプロンを受け取るのを見て、ホッと安堵の息を零す。
受け取ったまま反応が無い事に首を傾げつつ。
じっと彼の反応を待った]
(ど、どうしたのかな……)
[心配して、思わず覗き込もうと身を乗り出した]
[彼女がヨールカから降りるのを確認したら、
続いて下りて再び脚立状に戻し]
ええ、もっと飾りがほしいって声があったので。
とりあえず手持ちから使えそうなのを
何作か見繕ってみたんですけど…。
[鞄を探りまず出てきたのは、銀細工のトナカイ。
ぽんっと軽快な音と共に、それは手の中で1(8)匹に増える]
[彼女がヨールカから降りるのを確認したら、
続いて下りて再び脚立状に戻し]
ええ、もっと飾りがほしいって声があったので。
とりあえず手持ちから使えそうなのを
何作か見繕ってみたんですけど…。
[鞄を探りまず出てきたのは、銀細工のトナカイ。
ぽんっと軽快な音と共に、それは手の中で2(8)匹に増える]
……割と昔の作なので、拙い部分もあって
お見せするのが少し恥ずかしいですね。
でも、ヨールカには似合うかなと。
[鞄からは他にも細工が出てくる。
葉が銀で、実が柘榴石でできているヒイラギの飾り。
大輪の苞を咲かせる銀のポインセチア。
(ヒイラギは9(10)個、ポインセチアは4(5)個に増殖)
これらのモチーフの聖夜における意味も説明しながら、
ヨールカにひとつひとつ配置も計算して飾りつけ]
[最後に取り出したのは、
長い以外には何の特徴もない銀の鎖。
ヨールカを囲むようにぐるりと巻きつけていく。
すると、鎖の上に飴玉のような形をした
色とりどりの石がちりばめられて
地味な鎖はきらきらとしたガーランドへと変身した]
最後は、今までとは違って
イメージだけで飾りを付け足してみました。
その……ヴィエーディマから見て、いかがでしたか?
[これでどれだけヨールカが煌びやかになったかは、
装飾した自分だけではいまいち判断できない。
使い終えた脚立を消しつつ、魔女に尋ねてみた。
内心は傍から見るとおかしなセンスだったら
どうしようと、少しばかり不安**]
[普通につければ、後ろが大変であり。
反対につけたら、全く意味が無い。
オリガの好意だ、できるかぎり着ようと努力した結果。]
[いつも服を着込み、顔もほとんど表にださず。
幼少期もほとんど日に当たらなかった肌は、白くきめ細かい。
なぜか薄いらしい体毛は、ほとんど見えず。
スリット状態どころか丸出しになった左側から、足が覗く。
それだけ聞くと、とっても魅力的にも思えた。
―― が、男だった。]
………ジェット・マロース、お願いします。
おれに、…服を、ください………
[半分だけエプロンを装着した成人男性が
テーブルの下で手を組んで祈った。]
[ジェット・マロースにしてみても、いい迷惑であった。]
ちがうもん!
あたし変態じゃないもん!
ねえ、ダニール先生?
あたし、変態じゃないよね?
[子供特有の甲高い声
少年だか少女だか区別の付かない声
話し方の端々は女の子のものだが
如何せん内容のやんちゃっぷりは
クレーシャに男と間違えられるレベル]
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